これは何でしょう?(笑)
湿った空気と厚い雲に覆われた一日でしたが、雷雨が来たのは夕方遅く。
やはり賭けに出て早めに洗濯したのは正解でした。
日中は弱い風もあり、ちゃあんと乾きましたよ(笑)
さてさて、今日はこのブログ史上(というほどのものでもないですが)、
最も情けない写真の掲載。どうです?すんごいピンぼけでしょ!
一体何が写っているかわかりますか?
あ〜ホント情けない。
これでも粘りに粘ってようやく撮れたカットなんですけどねー。
答えはミドリシジミ、今月6日に紹介したあのチョウです。
画面には2匹写っていて、どちらもオスです。
このところ毎日、夕暮れ時に二階の窓からクヌギの梢を眺める毎日です。
というのもミドリシジミが活動するのは夕暮れ時に限っているから。
夕方でも、日射しが眩しいうちは姿を見せても活発ではなく、
暮れなずむ頃に盛んに梢を飛び回ります。
オスはそれぞれテリトリーを持ち、
隣接するテリトリーのオスが目の前をちらつこうものなら
猛然とスクランブルを賭けて出撃します。
大抵はチラッと絡んですぐに互いのテリトリーに戻るのですが、
しばしば2匹が円舞を舞う様に絡み合って駆け引きが長引く事があります。
まるで差し向かいに螺旋を描く様に登ったり降りたりを繰り返すので
ローカスはDNAの様な二重螺旋になります。
この時の翅のきらめきが凄いんですよ。
それを何とか皆さんにご覧いただきたかったのですが、
私の腕とマニュアルフォーカスの望遠レンズでは、夕方の弱い光と
ミドリシジミの早い飛翔になす術がありませんでしたー(笑)
正直、ファインダーに入れるだけでいっぱいいっぱいッス。
でも、翅の表を彩るエメラルドグリーン、何となくわかりません?
これが日射しを浴びると本当に宝石の様にキラッと光るのですよ。
写真では2匹とも翅をうち下ろしていますが、
左の個体は裏面の白茶色も見えるので、表裏の色の違いが見て取れます。
表面の緑色は、金属光沢を帯びたいわゆる構造色。
南米のモルフォ蝶がメタリックブルーの構造色で有名ですが、
ちょうどあのブルーをエメラルドグリーンにしたような感じです。
それにしても、やっぱりちゃんとしたカットを撮りたいなー!
今シーズン中に、何とかリベンジしたいと思っています。
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