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生育さらに順調 -ゼニタナゴ-

今日は午後からつくば市を活動拠点とするNPO法人
「つくば環境フォーラム」の山麓自然学校の行事、
昆虫ナイトウォッチングの講師をして来ました。
夕方の森や草はらでの昆虫採集からライトトラップ体験まで
じつに盛りだくさんの内容です。
生憎の曇天でしたが子供たちのガッツ溢れる採集の成果はまずまずで
バッタやトンボをはじめ、
普通種ではありますがバラエティに富んだ昆虫を観察する事ができました。
ライトトラップでもうちょっと大物が出てくれると盛り上がったのですが、
今日の筑波山麓はここ数日の蒸し暑さはどこへやらの涼しさで、
体が楽だった分、昆虫の出足はいまひとつでした。

さて、写真はさくら上池で成育中のゼニタナゴです。
池の藻類をよく食べて成長した稚魚は、
大きいものだとすでに体長22〜23ミリに達しています。
写真はどちらかというと遅れて浮出してきたまだ小さめの個体で、
大きいものは早くも一人前の敏捷性を身につけているため
たも網で簡単にすくう事など出来なくなりつつあります。
ですから、5月10日の大量浮出から今回で3回目の月報となりますが、
これが最後の報告になるかも知れません。

赤い枠の中に、前回(6月7日)と前々回(=初回:5月10日)の写真も
並べてみました。例によって縮尺比率はだいたい合わせてあります。
浮出から2ヶ月が経ち、だいぶ背中が山形に盛り上がって来ています。
上下方向に高いゼニタナゴ特有の体型にまたちょっと近づきました。

体が透き通っているため、血液が赤く透けて見えます。
腹膜が水銀のようにメタリックに輝いているのがわかりますか?
このギラリという輝きは成魚になってもよく目立ち、
この丸い部分の銀色を銭に例えて
ゼニタナゴという名前が付いたと言われています。

これらの稚魚がこのまま順調に育つと、
この中から秋の繁殖に参加する個体が多数出てくるはずです。
もうそろそろドブガイの準備を考えた方がいいのかも知れません。
昨年の繁殖期に貝を入れる産卵ステージを特設したのは
ついこの間の事だと思ったのですが・・・
こういう生き物と付き合っていると本当に一年が早く感じられます!

Zenitachigyo090711


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