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梅雨の穀倉地帯

今日は仕事の打ち合わせで利根川沿いの小さな町、
稲敷郡河内町に出掛けました。
わが町牛久市からだと概ね車で30分ほどのところです。
河内町はお隣の稲敷市と連なる、霞ケ浦南岸を代表する早場米の産地、
そして北関東有数の穀倉地帯です。
まあ、言っちゃナンですが水田:集落が9:1で存在し、
他には何も見当たらないくらいの風景です。

今日は一日湿気をたっぷり含んだ空気に包まれ、鈍くもやった曇天。
しかし、一面の水田は陰ってなお力強い若緑色をたたえていました。
延々と続く緑の絨毯と、それを延々と覆う鉛色の空・・・
そんな中、至近距離にこつ然と現れた鉄塔のオレンジが
ちょっと不気味なサイケデリックさで、
ツートーンの景色に干渉していました。
不思議な事に、これはこれで美しいと感じてしまいました。
今日の特別なロケーションがそう思わせたのでしょうけどね。

打ち合わせの余談に、
このあたりの稲作のお話をちょっと伺ったりしました。
お邪魔した地区では、自分の家の田んぼを自分で耕作しているのは
二十数軒の農家のうちわずか六軒だけで、あとはみな委託耕作とのこと。
ほとんどの若い世代はサラリーで生計を立てているそうで、
稲作に未来を感じられずにいるのは、中山間地域と何ら変わりません。

これほど圃場整備が進み、機械耕作向きな環境であっても
やはり日本の稲作は大きく揺らいでいるようです。

Tanbo_in_kawachi

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