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ヒメガマは規模縮小

暑かったですね。湿度がすごかったです。
今日はもう10年近く担当している土浦市主催の環境教育事業
「水の探検隊」の一日目でした。
いつもは暑い日でも土浦港から船で霞ケ浦(西浦)湖心部近くまで出ると
それなりに気持ちいい風が吹き抜けるはずなのですが、
今日は湖の上もムンムンしてました。
湖上では霞ケ浦の水を採水してCODを調べたり、透明度を調べたりします。

午後からはバスで筑波山の中腹に移動し、筑波山から生まれ出た
人間の生活の影響をほとんど受けていない新鮮な沢の水を調べ、
沢に入って生き物調べもしちゃおうという
なかなか欲張りなプログラムです。
夏休みに行われることもあって結構な人気事業のようで、
毎年2日間に渡って行われます。
明日が二日目ですがお天気がちょっと気になるところです。

そんな訳で今日も明日も朝から夕方まで出ずっぱり。
庭の様子は見ることが出来ません。
写真は昨日撮った今年のヒメガマの様子です。
春に大幅に刈り取ったので、穂が出たのはたった3本きりです。
このヒメガマ、風で飛んで来た種子が勝手に芽生えて居着いたのですが
強い植物なので常に勢力の拡大を画策しています。

よく耕作放棄された水田などにもガマの仲間がわっと生えて来ますが、
これは湿地環境が乾燥した原野に変わる草原化の第一歩です。
ガマ類のあとにヨシ、ススキと主役が交代し、
最後はセイタカアワダチソウに覆い尽くされ、場所によっては
その後アズマネザサ(篠)に占拠されたりクズなどの強力なつる植物の
マント群落になって荒廃が進みます。
減反や農家の高齢化が進む昨今では
里山のあちこちに見られる残念な風景になっていますね。

さて、池のヒメガマに話を戻すと、
先述の通りこれがなかなか旺盛なやつで、頻繁に太い匍匐茎を出し
己を群落化しようと頑張ります。
この匍匐茎の先端が非常に硬く尖っていて、
少々の障害ならものともせず突き破りながら伸びて行きます。
これ、シート埋設型のビオトープではかなりの脅威になります。
いずれ機会があったら紹介しようと思っていますが、
さくら上池もシートを二重に埋設した構造になっています。
ですからヒメガマの匍匐系には常に注意を払っているのです。
だったらそんな侵入者は取り除けばいい、ということなのですが
ガマの穂って、やっぱり面白くて好きだし、子供も楽しみにしてますし、
家人も花材に利用したりしているので、末永く
いい(=こっちの都合が良い程度に)お付き合いをしたいなー・・・
なんて考えてるんですよ(笑)

Himegama2009

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