« 盆花 -ミソハギ- | トップページ | 電柱の味わい »

灯台下暗し?

最高気温33.5℃!曇ってるのにですよー!!
西の台風8号が南の空気を引っ張り込んでいるみたいです。
でも関東は降らない・・・霧雨みたいなのがほんのちょっと舞いましたが。

写真はバラの小枝に巣を掛けたコアシナガバチです。
今年は7月に入ってから庭に来るスズメバチ類の数が
どういう訳か激減したため、庭で営巣しているアシナガバチの仲間が健在。
今確認できているだけで、コアシナガバチの巣が2つ。
フタモンアシナガバチの巣が1つ。

よく人に「ハチの巣があってコワくないの?」と訊かれますが、
それは全く無いですね。彼等は先ず自分たちから人を襲うことはありません。
こちらが「そこに巣があること」を公式に認めてあげればいいだけです。
ハチとのトラブルは大体こちらのうっかりか、
たまにある出会い頭の衝突的な事故。
向こうだけが一方的に問題を起こすことはまずありません。
つまり、保険的に言うと概ね過失割合はこちらの方が高いのです。
もちろん、前提として対等な関係を認めてあげているからですが・・・
(あ、でも時々干した布団や洗濯物についているのは向こうが悪いな:笑)

ちょうどこの時期は女王が一人で産み育てた働き蜂の第一陣が成虫になり、
まさに働き手となってファミリーの勢いを盛り上げています。
働き蜂の通常業務は主に2つ。
樹皮などを齧り取って唾液と混ぜ、それでしっかりと巣を増築することと、
増築部分に女王が産んだ新しい卵を守り、孵った幼虫の世話をすることです。

写真の巣の場合、左端の枝からぶら下がった支持部分から作り始められ、
右側に向かって増築されています。
中央部分の下の方に白いキャップがされているのが、
大きく育った幼虫が既に蛹になっておさまっている部屋です。
右端の方はまだ部屋の基礎部分しか出来ていないようです。

右の2匹の蜂の口元にご注目。お団子くわえてますね。
これ、芋虫を捕まえてミンチにした幼虫のためのフードです。
幼虫はこれが主食なため、働き蜂は必至で芋虫を探しまわります。
観察していると、30分間に5個のお団子を調達していました。
見つけた芋虫が大きい場合、数回に分けて持って来ることもあるようです。

ところで、本日のタイトルの意味に
お気づきの方はいらっしゃるでしょうか?
写真をよ〜く見て下さい。
じつは、巣がぶら下がっているバラの枝には、
とても上手に枝を演じている大きなシャクトリムシがいます。
アシナガバチにしてみたらすっごい御馳走なはずなんですが・・・
なんと大胆な!でも世の中って、
案外こういうこと、よくあるんですよねー。

Koashinagabachi_su

|

« 盆花 -ミソハギ- | トップページ | 電柱の味わい »

庭のphotoログ」カテゴリの記事

コメント

 アシナガバチには、毎年困ってます。
なんだか、とっても魅力的らしいですよ、我が家のベランダ。
5個も6個も支柱部分が出来てしまうので、巣が完成する前に、
主が留守のときを狙って殺虫剤噴霧で防衛、結界張ってます。
「よしよし、そこにいるんだね。わかったよ~」
とは思っていても、やっぱり洗濯物を干しているとウッカリって事が。
共存って、街中だと結構御互いストレス溜まりますね。
 アシナガバチが肉団子を作ってるのを見るのって面白いですよね~。
不思議な魔法を見てるみたいです。
むっちりした芋虫がアシナガバチの顎の中でころころほぐほぐされてるうちに
いつの間にか丸いお団子になっていくんですから。
なんで!?どうして!?どうやって!?
以前どーしても最後まで見届けたくて、とうとう会社に遅刻して
大目玉食らった事があるくわでんでした。

投稿: くわでん | 2009年8月 7日 (金) 20時57分

くわでんさんどーもです。
ベランダですかぁ。それは困りましたね。
軒先や雨戸の戸袋はしばしば見かけますが、
ベランダというのはあんまり経験がありません。
相当建築向きの良物件なんでしょうね(笑)
でも、笑い事じゃありませんでしたね。
文中にも書きましたが、
洗濯物や布団の例が一番厄介で危険ですからね。
少々可哀想ですが
女王一匹で作業している早い段階で留守中に巣を落とし、
建築を諦めて貰うしかないかなー・・・

芋虫肉団子ですが、
適当に唾液を混ぜたり余分な水分を吸い取ったりと
彼等なりにいろいろ工夫している様に見えます。
愛情育児ですねー。

投稿: ぐりお | 2009年8月 9日 (日) 00時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/30860926

この記事へのトラックバック一覧です: 灯台下暗し?:

« 盆花 -ミソハギ- | トップページ | 電柱の味わい »