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虹色さん

ここ4日ほどは朝方涼しいです。
で、午前中は曇りで、午後から晴れ間が多くやって来ます。
最高気温は尻上がりに高くなっていて、今日は28℃でした。

写真は今年初めて飼育にチャレンジしたニジイロクワガタの羽化成虫。
もちろん外国のクワガタで、オーストラリアとニューギニアの一部に
生息している種類です。
今のところ羽化した個体はすべてメスで、オスは蛹にもなっていません。
写真の個体が羽化第一号。
6月26日に羽化しましたが、羽化後ひと月近くは動かないので、
先週になってようやく活動を開始しました。

私の周囲ではこの虫を飼育した経験のある人が少なからずいて、
その美しさに感動したという声はいくつも聞いていたのですが、
なるほど!これは確かにきれいな甲虫ですね!!
クワガタとして見た時、形がどうかと言われれば
確かに「う〜む」という部分はありますが、その色と光沢は素晴らしいです。
名の通りの「虹色」な金属光沢もすごいですが、
頭部と上翅の点刻が光を集めて反射するので、スパンコールのよう。
まるで星を散りばめた様に輝いているので一層派手に見えます。
前胸縁部のギザギザも他のクワガタでは見られない特徴でしょうか。
目もくりっと大きくて可愛らしいです。

手に持ってみると、以外に足の力が強いことと、
先端の爪がしっかりしていることに気付きます。
クワガタというより、小さめのカブトムシに近い感覚です。
そういえば前脚なんか、ちょいカブトムシチックですね。
このクワガタはオスも頭部が小さいのですが、
大アゴはクワガタらしく長く突き出します。
そのスタイルは独特のかっこ良さがある、と知り合いが熱く語っていたので、
オスが羽化する日が今から楽しみです。

ところで、この美しい虹の色合いを見るのは、初めてではありません。
じつは日本の甲虫にもニジゴミムシダマシ、ナガニジゴミムシダマシや
オオサルハムシ、アカガネサルハムシという種類がいて、
ニジイロクワガタと共通する色合いの金属光沢を持っています。
甲虫の表現型には、科を超えたこういう共通性が見られ、
以前から興味がありました。
他にも、黒地の体にオレンジの4つの斑紋がある甲虫は、
樹液でよく見るヨツボシケシキスイをはじめ、
シデムシ科やオオキノコムシ科など、
やはり分類の枠を超えてみられる表現型です。
進化・分化の過程を経てもなお強く残ったこれらの形質には
一体どんな秘密があるのか・・・いつかこの目で確かめてみたいものです。

Nijiiro_mesu

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