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いっつも腹ぺこ

連休前の天気予報とちょっと変わりましたね。
一日曇天でしたが、どうやら明日以降もさえないみたいです。
気温も低めで、9月という感じではありませんでした。
10月が早くもやって来たような陽気です。

昨日出掛けたスパリゾート・ハワイアンズの近くには
何カ所かゲンゴロウ(ナミゲン)がいるポイントがあるのですが、
今年は出掛けておらず、昨日も寄りませんでした。
というのも今年の春から地元茨城県産のゲンゴロウの繁殖を始めたからです。
繁殖親に利用したのは昨年夏から今年の春にかけて野外採集した、
茨城県産のゲンゴロウ2ペアです。

1ペアは県北部産ですが、もう1ペアは何とビックリの県南部産。
興味のない方には殆どどうでもいい事でしょうけど、
じつは茨城県南部では、ゲンゴロウは絶滅したのではと言われています。
私自身もそう思っていました。
ところが昨年の夏に石岡市の某所の灯火で偶然オスを採集。
そして今年の春、やはり石岡市の某所でもう1匹採集し、
運良く今度はメスでした。

県北部産のペアは春の理想的な時期に繁殖をスタートできましたが、
県南部産のペアはメスの入手タイミングが遅かったので、
うまく産卵にこぎ着けるかとても心配でした。
何とか少ない数の幼虫がふ化し、そのうちの7匹が成虫に育ちました。
ピカピカの新成虫はいっつもお腹を空かせていて、
煮干しやお刺身を与えると群がって来ます。
ゲンゴロウはタガメなどの水生カメムシ類のようにじっとしている事がなく、
しょっちゅう泳ぎ回っているせいか、すぐにお腹が空くみたいですね。

写真は2匹ともメスで、オスは前脚のふ節が吸盤状になっているので
慣れれば見分けは簡単です。
ゲンゴロウ(ナミゲン)はおそらく世界中のゲンゴロウのなかでも
最大級で、大型個体は体長40ミリに達します。
画面の右端に体長16ミリのシマゲンゴロウがいますが、比べると
大きいのがよくわかると思います。
先日救命法を紹介したマルコガタノゲンゴロウと比べると、
腹面の模様がトラ縞なのが特徴です。

それにしてもよく食べる・・・じつは幼虫ももの凄い大食漢で、
しかも生きたエサしか食べてくれないので飼育は本当に大変でした。
これ以上の飼育はちょっと無理なので、来年以降は県南部産に絞って
繁殖に取り組む予定です。

Namigenshokuji_2

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