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さすらう狩人

今日の当地のお天気は、なんだか変なものでしたよ。
特に午前中。曇りベースなんですが、
時折カッと晴れたりやや強い雨が通り抜けたり・・・
10時半頃は、強く照ったまま雨が音を立てて降りました。
午後は曇り時々晴れでしたがちょっと変な北風が吹いていました。
南西海上の台風に吹き込む風でしょうか。

この時期、庭のあちこちで目立って来るのがコガネグモの仲間。
といってもコガネグモはもう姿を減らし、今目立って来たのは
入れ替わりに登場するナガコガネグモとコガタコガネグモ。
どちらもあまり高くない位置の草間に垂直な丸網を張ります。
そして、そんな彼等を狙う狩人も頻繁に庭に姿を見せる様になりました。

写真のスマートな昆虫、狩人蜂の一種として知られるベッコウバチです。
細かな種類はよくわかりませんが、これはベッコウバチ、
もしくはモンベッコウではないかと思われます。
重ねて詳しくないのですが、ひょっとするとベッコウバチとモンベッコウは
同一の種類を指す名前かもしれません。
ノブドウの葉の上でしきりに触角を曲げたり振ったり・・・

じつは彼から見て右後方の約60センチ離れたところに、
一匹のナガコガネグモが大きく網を張っています。
彼の敏感なレーダーは、既にそれを捕らえているのでしょう。

ベッコウバチは、自分の幼虫のエサとしてクモを狩ります。
クモであれば種類は細かく限定しないようで、
コガネグモの仲間のように網を張るクモばかりでなく、
ハシリグモやアシダカグモなど、
固定の網を張らずに徘徊するタイプのクモも狩りの対象になります。
お尻の毒針で見事に動きを封じられたクモはやがて地下の巣穴に運び込まれ
麻酔が効いた状態で保存され、幼虫のエサになります。

彼が狩りをする様子を見たいと思いしばらく眺めていたのですが、
クモを遠巻きにじりじりと距離を詰めながら、
でも一気に近寄る風ではありません。
大きな目をしていますが、意外に視覚に頼るウエイトは低い様に感じました。
相変わらず、触角は頻繁に動かしています。

結局、あまり時間がなかったので狩りの瞬間を目撃することは
叶わなかったのですが、夕方見た時にはもう、
ナガコガネグモの巣は空っぽでした。
庭を訪れたさすらいの狩人は、見事に目標を墜としたようです。

Bekkoubachi

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コメント

狩の瞬間を観察できなくて残念!
前回大手柄の息子さんの手助けが是非欲しかったですね~(^^)
網を張っている蜘蛛をどうやって狩るのか、とっても不思議。
コガネグモって網の中央にドデンと構えているから、
おなか側からプスッとやっちゃうんでしょうか。
ミイラ取りがミイラになるようなヘマはないのかな~、って
素朴な疑問を持つくわでんでした。

投稿: くわでん | 2009年9月 9日 (水) 20時45分

くわでんさんいらっしゃいませ!
今回は残念だったのですが、
じつはその瞬間は随分な回数目撃しているんですよ。
それも数種類のベッコウバチとジガバチで・・・

彼等の行動を見ているとつい時間を忘れてしまいます。
それくらい興味深いものがあるんですよね〜。
だから概ねのシナリオは掴んでいるつもりです。
今日アップする記事で、
くわでんさんの疑問の一部についても触れるつもりですが、
くわでんさんビンゴです!(笑)

ミイラ取りがミイラの方は、聞いたことはありますが
実際に見た事はありません。
自然界のドラマに絶対はないのでしょうけど
その確率はものすごく低そうですよ。

投稿: ぐりお | 2009年9月 9日 (水) 22時12分

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