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大花糸狸藻

池の植物はサワギキョウがピークを過ぎて、
残るはサクラタデのみとなりました。その前に池畔のツリフネソウが
満開を迎えそうです・・・と、これは意図的に植栽した種類の話で、
植えた憶えが全く無いのに池全体を覆わん勢いで殖えているのが写真の花。

この花、オオバナイトタヌキモ(Utricularia gibba)と言います。
可愛らしいライトイエローの小花ですが、こう見えて食虫植物です。
絹糸のように細い茎にたくさんの捕虫嚢を付け、
観察してみるとなかなかいい確率でミジンコやふ化直後のユスリカの幼虫、
ボウフラなどを捕らえているのが確認できました。
春にはヒキガエルのオタマジャクシが生えて来たばかりの後足を
この捕虫嚢に挟まれてもがいているのをよく見かけます。

この植物の生育形態は環境により多少異なるようですが、
さくら上池ではジュンサイの隙間に浮かんでマット状に絡み合い、
水面に厚さ1センチ余りの蓋をする様に群落を作ります。
そしてこの時期になると、写真の小花をたくさん咲かせるのです。

ネットで調べてみたら、オオバナイトタヌキモがいつの間にか殖えたという
ケースが想像以上に多いことが分かりました。
多くの方が「水生植物の●●を買った際に、くっついてきたらしい・・・」
と書いていました。
うちではビオトープとして取り扱っている池に
園芸種苗として売られている水生植物は植えた憶えが無いので、
一体どうして紛れ込んだのかと首をかしげていたのですが、
そういえばありました!とりあえず鉢ごとドボンと入れてしまった植物が。
白い花のスイレンです。ヤツが怪しい・・・って入れたのは私ですが(笑)

しかしまあ、オオバナイトタヌキモのマットのお陰で
夏場の水温上昇と落ち葉の大量沈水が抑えられる・・・など、
助かっている側面があるのは事実です。
この時期大量に咲く黄色い花も、風に揺れる様子はなかなかの風情で
いつの間にか許容する気持ちの方が大きくなってしまいました。

Oobanaitotanu2009

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コメント

どもでーす。
シルバーウィークもあと一日だけになっちゃったね。
はぁぁぁぁぁぁ~、休みってなんで早く過ぎていくんだろ。
絶対、休みって時間の経つのが早いよね。(笑)
オオバナイトタヌキモってなんか大きな捕虫嚢なんだぁ。
オタマジャクシの後肢が入ってしまうなんて。
捕虫嚢に入ってしまった後肢ってどうなっちゃうんだろ・・・・。
オタマはうまく脱出できるのかなぁ。

投稿: こー | 2009年9月23日 (水) 00時22分

どもっ!
その一日ももう午後に突入!あっと言う間ですねー・・・
私、年のせいでしょうか。休みじゃない日も・・・っていうか、
そもそも一年が経つのがすっごーく早く感じる様になって来ました(笑)
こないだ紅白見たのにもうすぐ次の紅白の出場者発表じゃん!!
・・・やばいねこれは(爆)

オオバナイトタヌキモはですね〜、捕虫嚢そのものはとてもちっちゃいんですが
オタマのほんの爪先程度がぱくっと挟まっちゃうみたいなんですよ。
それでもオタマは自分じゃとれなくて、運良く脱出できるものもいますが
つかまったまま疲労して死んでしまうものも多いです。

投稿: ぐりお | 2009年9月23日 (水) 14時06分

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