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森のドッキリコーン

この三連休はまずまずのお天気で、行楽日和が続きましたね。
紅葉にはまだちょっと早いのが惜しいところです(笑)

今日はお隣の阿見町にある小池城趾公園で
いばらき森林クラブ主催「秋の植物観察会」の講師をして来ました。
先週の台風で折れた枝が痛々しいところもありましたが、
森林クラブのみなさんが手際良くこりを片付けてくれるので、
見る見るきれいになって行きます。
集めた落ち枝はチップや燃料に使うのですから、全く無駄がありません。

この場所にはハバヤマボクチという立派なアザミがあるのですが、
ここ数年数が減ってしまい、この秋は花を見ることが出来ませんでした。
そこで、昨年ここで採取したハバヤマボクチの種子を
無菌状態で苗にし、その後さくら上池のクヌギの下に植えて育てた
15本の苗を、参加者のみなさんと移植しました。
上手くいけば、来年の今頃は咲いてくれることでしょう。

観察会のあとはかまで焼いた炭を使って、
サンマの塩焼き(だいこんおろし付き、スダチもしぼって最高!)が
振る舞われ、これだけでも来た甲斐があったー!美味しかったです!!
森林クラブの皆様、お疲れさまでした。そして、ご馳走様でした!

で、写真は観察会の途中で見かけたサトイモ科の多年草、
マムシグサの果穂です。すごい色ですね。
実際、林の中ではかなり遠くからでも目立ちます。
近づいてみると、トウモロコシによく似ています。
先端から熟してゆくので、付け根側はまだ緑色をしてますね。
丸い木の実は美味しそうに見えますが、
こういう風にぎっちり並んでいるとなんだかとっても危険な雰囲気。
実際、この実にはサポニンという毒性分があり、食べると嘔吐や下痢を
するだけでなく、症状が重いとめまいや痙攣も起こしてしまいます。

しかし鳥は平気な様で、この実が全部完熟して来る頃に
北から渡って来るジョウビタキやツグミの仲間は喜んでついばみます。
そして、種子を散布する訳です。
森で目立ってるこのドッキリコーン、かなり面白いアイテムですが
みなさんも決して口には入れないでくださいね。

Mamushigusa_mi

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