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掘込み完了、堤体設置

Ike040801

全国的な雨となり、当地も本降りに・・・
昼前には音を立てて降り出しました。
まとまった雨量が降るのは本当に久し振りです。
気温は朝の最低気温が16.5℃、夕方から空気が生暖かくなり、
18:30現在で本日の最高22℃に達していますが、
これからまだ上昇するかも知れません。
しかしこの天気では生き物たちもお休み。という訳で
一昨日に続きさくら上池の工事の様子です。

写真は2枚とも2004年8月1日のもの。
工事を始めて約一ヶ月が経過しました。池の形がほぼ見えて来ました。
ここまで持って来るのに一ヶ月かかってしまいました。
何しろ手作業ですから仕方ありませんが、この作業はとても肝心です。
池の形を掘る作業は彫刻と同じ様なもので、掘りすぎてはいけないのです。

底面ならまだしも、立ち上がりの部分は掘りすぎてから土を戻すと
その部分はどうしても弱くなります。シートを埋設するタイプの池では
コンクリートの様に硬化する材料を用いるのとは違うので、
盛りつける様な造形は禁物です。後々水を張ってからシートの外の
盛りつけ部分が流動したりすると、シートもへこむので
岸の高さがそこから変わり、ひいてはそれで水位が下がってしまうのです。
それから以前にも書いた通り、シートの破損を防ぐ意味で
石や根などの突起物は完全な除去が必要です。

ほぼ形が決まったこの段階で、堤体も設置しました。
奥に行くほど地面が高くなる土地形状なので、
一番低い住宅側に堤体を設置します。
谷津の奥から絞れ出て来る湧き水をせき止めるタイプのため池と
同じ様な形状になります。

下の写真は池の中から堤体を見たカットです。
堤体はご覧の通り重量ブロックで作りました。
ブロック5段積みで、下の1.5段は池の内側から見ても埋って見えません。
ブロック1段が20センチですから、堤体のところで
水深70センチが確保されます。(後で入れる底砂分を引くと60センチ)
反対側から見ると1.5段が地面より高くなります。(=約30センチ)
中央に見えるのは排水パイプで、外から見ると地面よりちょい上です。
つまりさくら上池は満水時の半分までしか水抜きができない構造です。
しかし、底砂が入った時にはこれが水深30センチ足らずになるので、
大抵のメンテは不便無く出来るはずです。
堤体にはもの凄い水圧が掛かりますから、鉄筋はしっかりと入れました。
堤体の上に貼る天板の取り付けネジも、この段階で取り付けています。

ちなみにさくら上池の最大水深は約80センチ。
上の写真を見ると、それがどこだか分かると思います。
そう、奥の方の水たまりになっているところです。
ピンポイントで深みを作ったのは、ここに落ち葉をためて
メンテしやすくするのと、厳寒期の魚のたまり場にするためです。
満水時のウォーターラインも緑色でマーキングしてあるのですが
ちょっと見づらいでしょうか。これが実質的な池の輪郭になります。

Ike0408012


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