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黄金の虹色

なーんかうすら寒いですねー。ああ、体調わる・・・
最低気温は11℃、最高気温も、17℃までは達していたのですが
日射しが無いというだけで季節がひと月くらい進んだ感じです。

この天気なので外にも出ませんでしたが、
今日はニジイロクワガタの最初のオスがやっと羽化しました。
小振りな個体ですが、完成体とはまたひと味違う
羽化直後の色彩にビックリでした。

羽化したと分かったのは夕方部屋の照明を付けた時です。
飼育びんの仲で金色に輝く反射で気が付きました。
羽化途中に伸ばした上翅は本当に黄金色!
その上に虹色の光彩が薄くかぶさっています。
最終的には黒っぽいベース色の上に強い虹色の反射がある
おなじみの色合いに仕上がるのですが、
この羽化直後のまばゆい黄金の輝きはすごいですね。
写真では上手く取れなかったのですが、反射しているというより、
自分で光っている様な明るさを感じました。

金色に見えるのは、伸ばしたばかりの翅が
薄黄色いベース色だからなのでしょう。
黄金は、やがて徐々にオレンジ〜赤味が強くなり、
半日が経過した今ではブロンズっぽくなりました。

じつはニジイロクワガタは、蛹もうっすらと虹色を帯びます。
白っぽい象牙色の蛹の表面の各所が、光の当たり具合によって
淡い虹色の光彩を放ち、オパールのように見えるんです。
これもまた、不思議な美しさ・・・

平べったい頭の左右両端から大アゴが突き出したクワガタを見慣れていると
ニジイロクワガタの小さい頭とこぶの様に丸い前胸には
とても違和感を感じていたのですが、
飼育してみてこの様々な虹色を目の当たりにすると
まわりのクワガタファンが「一度は飼育してみるといい・・・」と
言っていた理由がよくわかりました。

それにしても、なぜニジイロクワガタとこの種に比較的近縁な
数種類のキンイロクワガタにだけ、こんな強い金属光沢があるのでしょう。
ホソアカクワガタやチリクワガタの仲間にも多少の金属光沢はありますが
輝きの強さと発色はとうてい及びません。
種分化の道筋に何があったのか、とても興味深く感じます。

Nijiiro_osu_uka_2

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コメント

こっちも書きます。僕もニジイロを飼ってみたくなりました。3日の日にむし社のセールに行くので見て来ます。今回は捕虫網が壊れたので、それが主な目的ですが、くじ引きも楽しです。ニジイロが当たればいいんですが…。

投稿: かぶと小僧 | 2009年10月27日 (火) 21時14分

 ニジイロ無事羽化おめでとうございます。
 ホントに素晴らしい輝きで、初めて羽化したての個体を見たときは
ツタンカーメンの黄金のマスクを連想してしまったくわでんです。
これでスタイルがちびまるこじゃなかったらな~・・・って(^^;)
 構造色の仕組みが説明されたからといって、
その種がその仕組みを選択した理由の説明ではないわけで、
ラビリンスの森は深まる一方。
ほんとに自然って、知れば知るほどわからない事だらけで面白いですね。
 それにしても美しい昆虫です。

投稿: くわでん | 2009年10月27日 (火) 23時28分

>かぶと小僧さん
ニジイロが当たるといいですね。
和ギャではこれからぞくぞくオスが羽化しますが、
どうも目指したほどの大型はいないようです。
当たったら頑張ってアゴがまっすぐに長く伸びた
かっこいい大型個体を出して下さい。

>くわでんさん
そうか!くわでんさんはニジイロの先輩でしたね。
いやー、ニジイロの羽化直後の姿は
ホントに自ら発光してるかと思うほどまばゆい輝きですね。

>これでスタイルがちびまるこじゃなかったらな~

確かに!(笑)でも、ニジイロのそれって、パプキンなんかとは違って、
まあそれなりのかっこ良さになっていると思うですよ。
脚も長いし、アゴも上に反るとはいえ、
前方にも突き出した独特のスマートさがあるし・・・
先端が、むか〜しのオレンジジュースの缶に穴あけるアレに似てるけど(笑)

投稿: ぐりお | 2009年10月28日 (水) 00時13分

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