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池内部の造形

Ike0409032

今日は台風一過の見事な青空になりましたが、
予報通り西風がやや強く吹きました。
幸い風に寄る被害はありませんでしたが、折角雨で潤ったのに
それもどこかに飛ばされて爽やかになっちゃいました(笑)

さて、ブログは昨日に引き続き池の工事です。
本日アップの写真は2004年9月3日の様子、池の内部の造作工事です。
これまで何度か書いていますが、さくら上池は
掘った大きさよりも実際の開水面が小さくなっています。
一体どの部分が掘ったあとに再度埋め立てられたのか、
上の写真を見るとよく分かります・・・でしょ。2カ所です。

ブルーシートは上から土で押さえつけて安定させますが、
さくら上池の場合、縁の傾斜がやや急勾配の部分が殆どなので
造作の際は土嚢を活用しています。
土嚢だと土を手軽にまとめる事が出来るので、積み重ねたり
もたれかけるように置いたりと、自在に配置できるのです。
もちろん土嚢は永遠の耐久性があるわけではありませんが、
どうにかなる前に植物の根が造形を固めてくれると期待しています。

土嚢で岸に向かう傾斜部分を抑える他、埋め立てる部分の仕切り壁として
使用する部分は、ほぼ垂直に積み上げました。
埋め立てる部分は2カ所。奥のポンプ槽と向かって左側の浅棚部分。
ポンプ槽のエルボパイプは、垂直と水平の各先端部分を除いて埋まります。
この部分は池の周囲の地面と同じレベルまで埋め立てるので、
完全に陸になり、ポンプアップした水が池に戻る流路だけが
浅く細い流れとなって現れる予定です。
左側の浅棚部は、池の底からはかなり立ち上がりますが、
いくら浅くても水面よりは下になります。

写真は浅棚部はほぼ仕上がりの高さまで土が入っていますが、
ポンプ槽の方はまだ途中で、高さにしてあと40センチほど土が入ります。
下の写真にポンプ槽のエルボ部分に当たるコンクリート升が見えていますが、
垂直に立ったパイプの左のシートに注目すると、
岸の高さにはまだまだ達していないのが分かると思います。
そしてブルーシートの上を斜めに走る黒いラインが
ポンプに電気を届けるコードです。途中部分は土嚢で抑えてあるのが
上の写真をよく見るとわかると思います。
ここに更に土がかぶさる訳ですから、
コードは池の中の斜面の土中を走るということになります。

この段階では既に池に底砂を敷いてあります。
砂はホームセンターで安価の川砂が売られていたのですが、


利根川の河口に近いところのものだというのでそれは使わず、
ちょっと高かったのですが、桜川の中流産のものを使いました。
なぜなら砂には大量の微生物が住み着いているので、
出来るだけ当地に近いものを選ぶのが理想的、という訳です。
この段階で池にはもう雨水が溜まり、
たくさんのウスバキトンボやシオカラトンボのヤゴがいる他、
ハイイロゲンゴロウやマツモムシもやって来ていました。
こつ然と現れた水域を目ざとく見つける彼等の逞しさに驚くと同時に、
池の完成への期待もぐぐっと高まりました(笑)

Ike0409033

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さくら上池のできるまで」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
先生、いつもありがとうございます。
ミルワームの粉がふすまとは初めて知りました。先生はなんでも知っていて本当に凄いです。ふすまか…。

☆池が完成してなくて、しかも雨水がたまったくらいでもヤゴやゲンゴロウが来るんですね。エサは後に考えるんですかね?ボウフラはいつでもわくだろ!って考えるのかな?ヤゴやゲンゴロウがボウフラを食べるかどうかもわからないコメントでごめんなさい。でもユスリカの幼虫なら食べますよね?ユスリカの幼虫狙いですかね?(笑)
僕も池が欲しくなりました。妹とリリースできないコンビで、たくさん飼育しそうで恐いですが…。

投稿: かぶと小僧 | 2009年10月29日 (木) 23時16分

かぶと小僧さん、それでふすまが何なのかはわかりました?
それがわかったなら、じつは米ぬかでも飼えるという事にも気付くかも知れませんね。
でも、本当は動物質もあげないと蛹がかじられてしまうので、
時々煮干しやドッグフードを入れるとグーです。

池のボウフラやユスリカの幼虫という予想ですが、大正解!
まさにその通りですよ、さすがです!!
ボウフラやアカムシはとてもライフサイクルが早いので、
本当に気が付いたらもういる感じです。
ヤゴなんかだと小さいうちはミジンコやワムシもよく食べますが、
ミジンコやワムシもじつに素早く登場します。

池は楽しいですよ。メダカなどの魚類は飼育という事になりますが
昆虫などはビジターであり、一緒に暮らす家族です。
池を気に入ってもらえれば、いなくなってもまたちゃんと会いに来てくれます。
そちらにはハイイロゲンゴロウがけっこういますから、
シンプルで目立つ池を作ればきっとやって来るでしょうね。

投稿: ぐりお | 2009年10月30日 (金) 00時22分

こんにちは。いつもありがとうございます。
ふすま、何だそれ?と思ったので調べました。三郷ではふすまを探すのが大変のようです。ヌカは「ご自由にお持ち下さい」がたくさんあるので大丈夫です。ミルワームの繁殖試してみます。楽しそう!ありがとうございました!!

☆さいたま水族館の庭の池も先生のような方法で作ったのでしょうか。僕はあそこの池が大好きです。
チョウザメは3メートルにもなるし、アオウオは抱えられないほど太ってます。育ち過ぎて最近エサやりが中止になったようです。
巨大魚には猛烈な興味があります。また教えて下さい。

投稿: かぶと小僧 | 2009年10月30日 (金) 14時36分

かぶと小僧さん
最近は大きなペットショップやホームセンターのペットコーナの
小鳥のエサの売り棚をみるとミルワームを自家繁殖するためのふすまが
売っています。探してみて下さい。

・・・そうですか、猛烈な興味が・・・(汗)
私がよく行く三郷の洋ラン屋さんは、
裏の温室にあるプールの様な池(コンクリート水槽)で
で大きなアロワナを何匹も飼育しています。
以前ジャンプをみて圧倒されました。

投稿: ぐりお | 2009年10月30日 (金) 22時43分

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