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クルマの未来・F1の未来

ほとんど曇りの一日は最高気温が15℃、最低気温が5.5℃と、
朝の冷え込みは弱かったものの、気温の上昇は鈍かったですね。
それでも空気がほわっと軟らかくて、昨日の様な緊張感はありませんでした。

先日、古いビデオテープを整理していたら懐かしいテープが出て来ました。
ホンダが無敵を誇ったF1第二期の頃に、
販促のために制作した店内放映用のVTRです。
なぜこんなモノがあるかというと、当時ホンダ系ディーラーの広告企画を
担当していたからです。これ、非売品よ。お宝かしら?(笑)

じつはぐりおは中学生の頃からF1を気にしていました。
ですから今や伝説的な存在のアイルトン・セナよりもずっと前の、
マリオ・アンドレッティやニキ・ラウダ、ロニー・ピーターソンなんかが
リアルタイムのドライバーです。
でも、当時はホンダのF1第一期の活動が既に終わっていて、
日本とF1はあまり縁がない時代でした。

十数年後、給料でクルマを買えるようになった頃がこのVTRの時期で、
ホンダに限らずいろんなジャパンパワーがF1の世界を席巻していました。
中島悟を皮切りに日本人ドライバーも活躍し、TV放映もレギュラー化し、
F1が本当の意味で日本人一般に認知された時期でした。
バブル崩壊でF1と日本の関係は相当淘汰されたものになってしまいましたが
それでも日本のドライバーなり、チームなりメーカーなりが存在し、
日本人として応援したい何かがありました。

ところが一昨年、シーズン半ばにして鈴木亜久里氏率いるチーム
「スーパーアグリ」が資金難から撤退、昨年はホンダが撤退、
一昨日は唯一のタイヤサプライヤーとして活躍しているブリヂストンが
来年一杯での撤退を発表。
そして昨日、ついにトヨタも今シーズン限りでの撤退を表明しました。

これをどう見たらいいのか・・・
世界同時不況とかなんとかっていうのは言うまでもない事ですが、
ホンダはともかく、トヨタについては
F1に参画する事の意義を自問自答した結果のように思えてなりません。
「F1はモータースポーツの最高峰」と言われていますが、
もしかしたら既にモータースポーツにクルマの未来を重ね合わせる事が
出来なくなって来ているのかも知れません。
可変バルブとか、電子制御システムとか、今まではF1で培われて来た技術が
製品としてのクルマの性能向上に繋がっていた面がありましたが、
既にクルマの進んでいる方向が、
F1のそれとは違って来ているのかも・・・そんな気がするのですよ。

F1のファンならだれもが薄々気付いている事ですが、
F1の裏側には実に保守的な力が働き続けています。
それらがF1の適正な変革を阻み続けるとしたら、もはやF1は
騒音と排気ガスをまき散らし、スピードを競うだけの
陳腐な興行に過ぎなくなってしまうかもしれません。
情緒性も含めた色々な意見があるでしょうが、
私個人は小型軽量な超強力モーターで、クルマ社会の
ゼロエミッションを牽引するF1になってもいいのではないかと思うのです。

1989_f1_vtr


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