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お豆のさやがなぜ赤い?

今日の最高気温は10℃。底冷えしましたー。
西日本は良く晴れて温かかったみたいですね。
この天気では外に出る気になれず、写真も昨日のカットです。
かわいいでしょ。昨年の秋にも掲載しましたが、庭のトキリマメです。
鞘の中の豆が完熟すると、さやは赤く色付きぱっくり割れて
中から黒い艶のある豆が反転して現れます。

さやの赤色は少しくすんだ赤で、表面に短毛が密生しているので
余計に鈍い色に見えますが、これが逆光で見ると真っ赤に輝きます。
まあるい黒豆(種子)とのコントラストもぐっと冴えるんです。
これによく似た種類にタンキリマメがありますが、
さやが赤く目立つのはこの2種ぐらいのもので、他の豆は
ノササゲがやや紫がかるものの、どれもそれほど目立つものではありません。
トキリマメは、なぜこんなに目立つ色をしているのでしょう?

ふつう赤い実といえば、多くが鳥に対してアピールしているもので、
見付けて食べてもらう事により運ばれ、
フンとして排出される事で発芽のチャンスを得ます。
この場合食べてもらうのはあくまでも「実」で、
種子は未消化のまま排出されなければ意味がありません。
そのために種子以外の美味しい部分をまとっています。(腋果といいます)
でも、トキリマメはそのジューシーで美味しい部分を持っていません。
さやの中身はモロに種子のみです。

もちろん、キジバトのように、
この種子・・・つまり豆が大好きな鳥もいます。
でもその場合、食べられるのは大切な種子である豆そのものなので
これを目的に食べられてしまっては仕方ありません。
私は豆の多くが地味なのは、
こういう鳥たちに見つかりたくないからだと思っていました。
ですからトキリマメが赤く目立つ目的がわかりません。

もしかしたらトキリマメは、
人間が食べるとすごく美味しい豆なのかも知れませんよ。
赤と黒は、人間へのアピールなのかも・・・
人間は、それが本当に有用な植物だと知ると、たくさん食べますが
必ず計画的に一部を残して栽培しますから。
全数の殆どを消費されても、一部が必ず存続されるのであれば、
契約は成立しますものね。
実際、栽培されている多くの穀物は
こうして人に必要とされ、選ばれる道を選んだのだという人もいます。

試しに茹でてみようかな・・・なんてちょっと本気で思ってみたりして(笑)

Tokirimame0911

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