生返りの朝露
昨日以上に温かくて、最高気温は20℃に達し、最低気温も10℃でした。
昨夜はそれほど濃くはなかったようですが、夜霧が出ていました。
ふんわりと湿り気を帯びた空気は夜中留まり、
重くなった水分はたっぷりの朝露になりました。
写真は池の流入部の石についたハイゴケです。
この時期の低い太陽は石とハイゴケを木陰にする事なく照りつけますが、
先週の雨以降は地面も潤っているし、このところたっぷりの夜露・朝露も
貰えるためか、とても元気に輝いています。
一つ一つの細胞に生気がみなぎり、
朝の直射光を浴びても生き生きして見えます。
日中の日射しは空気もハイゴケもからからに乾かし、
ハイゴケは褪せたモスグリーンに変わってくるくる巻く様に縮れ
必至に乾燥と戦います。
で、また降りた露で復活!
まあ、そんな事が出来るのもあとしばらくのうちで、
本当に乾いた冬の空気になってしまえば、我慢の日々が長く続きます。
さくら上池にははじめのうちしばらくの間コケがありませんでした。
整地したばかりの赤土と風や日射しを避ける事が出来ない更地は
多くのコケが苦手とする環境です。
一部の石をハイゴケが覆う様になったのは数年前からです。
以来、ハイゴケが石の上にゆっくりと緑の絨毯を広げる様子が
楽しみでなりません。
ハイゴケは低温をそれほど苦手としないので、
この時期でも僅かに成長しているようです。
でも、石の半分以上を覆う頃、
見事にべろっと剥がされて、半分ほどが消えてしまいます。
じつはシジュウカラが巣材にするため、持ち去ってしまうのです。
それでもハイゴケは残された部分からまたけなげに成長を繰り返し、
次の巣材採集の時期までに概ね勢力を挽回します。
これって、持続可能な利用をされているってことなのでしょうか?
だとしたら、シジュウカラってすごいですね。
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