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ビオトープコンクール

思った以上にお天気が悪く、乾いたみぞれから始まって、
小雨に小雪と、とにかく一日中降りっぱなしでした。
ところが今、最終的な温度確認のために外に出てみたところ
おやおや・・・いつの間にかきれいな星空になっていました。
最高気温は今年一番低かった昨日の記録をあっさり塗り替えた2.5℃。
最低気温の方は-0.5℃でそれほど低くありません。
関東でこの時期雪が舞うパターンの典型的な温度記録でした。

今日は朝から一日都内にお出掛け。
子供の学校がビオトープの取り組みで2007年度に
「日本生態系協会会長賞」をいただいたので、
その後の経過を発表報告するためです。
それに先立ち2009年度の受賞校上位5校の取り組み発表も行われ
全国各地から集ったビオトープの優秀校の取り組みに
興味深く耳を傾けました。

このコンクール、決してビオトープの優劣を競うものではありません。
評価されるのはあくまでもその取り組みです。
ビオトープというとメダカが泳いだり水生植物が繁ったりする
箱庭的なものを連想する方がまだまだ多いのではないかと思いますが
ここに出てくる学校の取り組みは、
さすがにそういった狭小なものではありません。
むしろ学校だけでなく保護者や地域の組織を巻き込んで展開したり
学校に設置したビオトープを周囲の自然の特徴と絡めたりといった、
外に向かって広がる活動がひとつの評価につながっているようです。

確かに以前はビオトープそのものの規模や完成度に
スポットが当てられていた向きもありましたが、
今日の発表では「ビオトープ・ネットワーク」とか
「ビオ・コリドー(生き物回廊)」という言葉が頻繁に飛び出し、
ビオトープの目的はもはやそこに集まる生き物たちの観察にとどまらず、
地域の生物多様性を保全したり、
生き物と共生する環境を守る意識を共有して
地域のコミュニティを活性化させるというところにまで
視野が広がっていると感じました。

印象深かったのは、ビオトープが出来て行く途中で
ウシガエルが侵入したことをどう捉え、
どう対処していくべきかという課題について率直に悩んでいる学校の発表。
私自身も直面している問題ですが、会場の来賓や審査員の先生方も
この問題にスパッと回答を出した方はいませんでした。
外来種も懸命に生きている命。
それをいきいきとした目で見つめている子供たちには
大人が器用に語る特定外来種の概念の理屈は通用しませんよね。

父親としては我が子の発表がしっかり出来てほんっっと安心しました(笑;)
しかし、子供の学校の取り組みはデカイです。
何しろ学校ビオトープ+学校林+谷津田の耕作一式ですからねー(笑)
とても学校だけで抱えられる規模のものではありません(と、私は思う)。
地域を巻き込んだビオ・コミュニティになれるかどうか、
これからが本当の正念場のようです。
(本人たちは勿論親も多少頑張るけど、先生たちも頑張って下さいねー!)

Biocon2009

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