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発芽力あるじゃん!

えらいさむおましたね。
未明に降った雨で外が濡れていたのですが、霜も氷も全く見られず
朝だけは温かめだと感じました。
でも、こういう時って日中上がらないんですよね〜・・・
午前のうちにまた冷たい雨が降り出し、以来やまずに降り続いています。
案の定最高気温は5.5℃止まりでしたー。

写真は落羽松(ヌマスギ)の発芽。
先月水戸市植物公園で翼の付いた種子を拾って1月12日のブログで紹介した
あの三角形のちょいとへんてこりんなタネです。
形が面白いのであのままとっておこうかとも思ったのですが、
例の「実生症候群」の発作がむずむずと起こり、
全数を1月18日に播種し、温室内で管理していました。
最初の発芽を確認したのが2月の5日だったでしょうか。
2週間余りで発芽が始まった事になりますね。

現在までに4本が発芽しました。播いたのは5粒ですから、
発芽率は80%!まあ、身が入ってそうな種子を選んで拾った訳ですが、
それにしても思いがけない発芽本数でした。
いくつかの文献でこのラクウショウという木はなかなか結実しないという
事前情報を得ていたからです。
ですからほとんどダメもとという気持ちで播種してみた結果の発芽には、
少々驚きました。

発芽の初期はぐぐっと腰を曲げた様な茎の、カーブの頂点が見えます。
写真をよく見るとピントがはずれてボケていますが、
4本目の発芽がこの状態でチラッと見えますね。実に力強い曲線です。
やがて種皮をかぶったまま頭を持ち上げ、
針の束のような最初の葉を伸ばし始めます。一番右の発芽がこの状態です。
次にその左隣の発芽のように、針の束を広げて種皮を抜け出そうとし、
さらにその左の発芽の状態、葉の一部がやっと種皮から抜け出て
放射状に広がり始めました。

マツなど、多くの針葉樹がこれによく似た発芽形態ですね。
広告などのイメージビジュアルに、カラマツのそれがよく使われます。
ラクウショウの場合、質感や色がヒマラヤ杉に似ている気がします。
メタセコイアによく似た平べったい本葉が現れるのは
いつ、どのような形からになるのか楽しみです。

ところで、発芽したのはいいけれど、これどうしようかな・・・(笑)
マツ以外の針葉樹は直幹に従って樹形が成り立ちますから、
多くの広葉樹の様に剪定でスタイルを保って小さく鉢栽培するのは
ちょっと難しい様な気がします。
でも、カラマツなんかは盆栽にもできるくらいだから、
これも何とかなるかなー・・・なんて気楽に考えてますけど(笑)
実生症候群でしばしば現れる後遺症です・・・

Rakuusho_hatsuga

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栽培と飼育」カテゴリの記事

コメント

ラクウショウの発芽で検索し、こちらにたどり着きました。
写真の実生は、ヒマラヤスギのように見えますが、いかがでしょうか。

投稿: やまなし | 2012年10月30日 (火) 23時20分

やまなしさんコメント有り難うございます。
恐れ入りました。ビンゴです!

私自身もこの記事の事をすでに忘却の彼方においてしまったままでしたが、
その後の出葉から、ヒマラヤスギであると確認しました。
種子を拾った場所は右手にラクウショウの列植があり、左手の
ゆるい坂の途中にヒマラヤ杉の点植栽があったのですが、記事の種子は
どうもそちらのものだったようです。

この実生にはじつは後日談があって、
あらためてラクウショウ側の列で拾った6種子から
2本の発芽があり、これは葉幅があるのでおそらくラクウショウ。
しかし、程なく病気に罹って枯れてしまいました。
オレンジ色の菌核が出たので多分さび病なのではと思っています。

ラクウショウは発芽率も悪そうですが、そもそも結実率も低い様で
種子を探すのにも苦労しました。

投稿: ぐりお | 2012年10月31日 (水) 00時12分

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