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2010年3月

買ってはいけない(前編)

Cyptibeticum

やっと気温が戻りましたが、朝は昨日に引き続いて
霜柱も薄氷も見られました。
オオバナエンレイソウが葉っぱまで霜枯れです(泣)

さてさて、今日から3回は以前から問題を感じている案件についての
体験レポートです。テーマは「中国産のアツモリソウ」。
上の写真がその中国産のアツモリソウの一種。種類は微妙なのですが、
おそらくシプリペディウム・チベチクム(Cypripedium tibeticum)
だと思います。
でもひょっとするとよく似た、シプリペディウム・スミスィかも知れません。

このような中国産のアツモリソウは、
もう何年も前から大量に日本に入って来ています。
中国産といっても園芸農業的に生産されたものではなく、
そのほぼ全てが自生地の山からごっそり掘り取られたものです。
中国のフィールドは規模がでかいので
確かにあるところには相当な個体数があるのですが、
壊滅的な打撃を受けている自生地も多いと聞きます。
そしてその行き先の殆どは日本!

で、日本に入って来た株はその後量販流通に乗って
全国の津々浦々で極めて安価に販売されます。
写真の株はよく行く荒川沖のジョイフル○田で求めました。
価格はなんと税込み1290円!
ちょっとした観葉植物よりずっと安い「輸入野生ラン」です。

多くの方がご存知の通り、アツモリソウの仲間は暑さを嫌うため
栽培が大変困難な植物。栽培にはそれなりの知識と技術が必要ですし、
それがあってさえ完全な栽培法は未だ確率されていないのです。
こうして輸入された株の殆どは、死んでしまうでしょう。
そしてまた、来年も大量に入って来るのでしょうね・・・
自生地から株を採り尽くすか、ワシントン条約の付属書に記載されて
国際取引が規制されるまで・・・

こんな事がどうして続くのでしょう?
一番の理由は言うまでもなくこの花の魅力が大きいからでしょうが、
あと二つ・・・すなわち不当と言えるほどの安い価格と枯れてしまう事!
難しいとは分かっていても、この価格なら安易に手が出せるという値ごろ感。
そしてそれは失敗しても深く気に留めることも無く、
欲しければまた手が出せる価格でもあります。

この価格が実現できるのは、
自生地の中国山間部で較差の底辺におかれた人民にとって、
アツモリソウの山採りによる収入は、日本では考えられない位安い報酬でも
極めて効率の良い現金収入になっているからです。
こうした背景のもとで行われる野生個体の採取は、
おそらく相当な勢いでしょう。
いくつもの自生地が壊滅したという話もうなづけるというものです。

ちなみに、我が国のアツモリソウ類は既にレッドデータブックに
記載されるような状況に追い込まれていて、
殆どの自生地は何らかの保護が実施されています。
それでも人気が高く園芸需要のあるアツモリソウ類は、今日では
無菌培養による苗の生産が行われ、自生地に採集圧をかける事なく
生産された良質の苗が流通する様になりました。

しかし、国内で相応の人件費と設備投資の上に成り立つ生産苗の価格は
概ね10000円から45000円ほど(一番高価なのはレブンアツモリソウ)で、
中国から入って来る苗の価格とは桁が違います。
多くの人は、そもそも難しくハイリスクな植物ですから、
万金はたくよりも安い中国産に走るわけです。
自生地の惨劇など想像もできないまま・・・これでいいのか日本!

明日は、中国から入って来た苗は本当に安い買い物なのか、
これらの苗が流通過程で一体どういった扱いを受けているのかについて
ちょこっと触れてみます。
(ところで、写真の株のラベルに注目。なんか気付きません?)

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遅霜

やっっっっっっと晴れてくれました。でもやっぱり寒ーい!
それも今日までらしいですけどね・・・
それにしても今朝の冷え込みはすごかったです。
久々にご立派な霜柱が一面に立ちました。
最低気温は-3.5℃!!最高気温は9℃でした。
最低気温の氷点下は今月11日以来、
霜柱はおそらく2月21日以来だと思います。

この寒さの奇襲攻撃にいくつかの植物がやられました。
写真はニリンソウです。まるでヨモギみたいにわさわさと茂って
元気いっぱいだったのですが、出て日の浅い葉が霜でやられました。
細胞壁がしっかりと堅くなっていない葉は、
自分の体内の水分凍結で簡単に壊れてしまいます。
こうなると細胞が水を含む事も出来ず、乾涸びるだけです。

他にもいろいろ被害が出ました。オオバナエンレイソウやカタクリの花、
ショウジョウバカマ、ジエビネ、ヤマトリカブトの芽、
咲き始めたクサボケの花も、霜が降りた上向きの部分だけ
白く色抜けした花が多く見られました。
ユリ科でも、やはりアマナは丈夫ですねー。
吹きさらしのところに植えた株も、花・葉共に被害無しでした。

ジエビネなんかは弱いからしばしばですが、
これほどいろんな種類が遅霜の被害にあったのは久し振りの事です。
ここに引っ越して来てからは初めてかも知れません。
もうこんな事が無いといいのですが、
今年は寒暖の振幅が大きい様に思うので、油断出来ません。
鉢ものを昨夜慌てて取り込んだのは大正解でした。
あー、良かった〜・・・(笑)

Osojimo100330

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周辺も楽しい筑波山

Tsukubane_guide

もはや寒いという表現は完全にマンネリですが、
ホントに雪が降っちまうような寒さでした(笑)
誰だ、「晴れのち一時雨」とか言ってたのは!
日射しは数回射しましたけど、ほぼ曇り・・・というか曇りでもないですね。
降りは弱いけど小雨が降っている時間の方が長かったです。
でもって、朝と夕方に雪ですもの・・・!!
最高気温は5.5℃。最低気温は現在(23:55)出ている-1.5℃でした。
驚いた事に、すでに氷が張っています。明日の朝は冷え込むとのことですが、
こりゃ本当だと、慌てて植物のいくつかを玄関に取り込みました。

そんな訳で写真も撮れずどうしようかと思っていたのですが、
ずうっと前からアップしそびれていたものがあったので、今こそそれを・・・
写真の小冊子「つくばねの森林を歩こう」は、3年前に手掛けた仕事です。
あ、ぐりおの本業は(最近とんと忘れられがちですが:笑)
グラフィックデザインや編集デザインなんです。
発行はつくばね森林組合と石岡市。
わずか16ページのA5判パンフレットですが、
ここに掲載されているのは、ちょっとマニアックな
筑波山の北側に連なる山塊のトレッキングコースです。

コースは公園の散策程度からちょっとした登山レベルまで含んだ
6コース7ルート。筑波山のような観光地ではありませんが、
自然や歴史、風景などを楽しめる穴場コースです。
制作にあたっては、前コースを実地取材検証しています。
だから掲載内容はぐりおが保証しますよー(笑)

ぐりおの事務所は精鋭二人!(笑)
ぐりおともう一人は何を隠そうブログでリンクのmushizuki氏です。
ぐりおはデザイン、イラスト、マップ制作を担当し、
mushizuki氏が取材執筆、編集、写真撮影を担当しています。
効率いいんだか悪いんだかわかりませんが、二人だけで制作が完結します。
便利でしょ!・・・だから仕事ください(笑)

実地踏破は二人で動ける時は動いて、私が制作に入ってからは
mushizuki氏が主体で敢行しました。
まあ結局、大変なコースをmushizuki氏におまかせしちゃった訳です(笑)
でも、そのとき私はマップのデータをillustraterで作り込んでいて
ほとんど気が狂いそうでした(追笑)

しかし、ひなびてこそいますが、本当にいいところが沢山ありますよ。
筑波山は周辺にも楽しめるスポットがあるということを
是非多くの方に体感して欲しいと思います。
ちなみにこのパンフレット、石岡市(経済部観光物産担当)に
問い合わせると、無料で分けてもらえると思います。

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すっごく昔の画集

もう寒いという表現もいささかマンネリですが、
雪でも降るかという感じの空気でした。
不覚にもちょいと体調を崩しかけ、この年度末にこじらせたら大変なので
今日はおとなしくいい子にしてました(笑)

庭に出るのも憚られたので、空き部屋に放り込んだままになっている
古い荷物を少しずつ整理しました。
そしたらいろいろ懐かしいものが登場し、ありがちな脱線道中(笑)
写真はその中のひとつで、高校時代に使っていたミニスケッチ帳です。
いや〜ぁ懐かしいなあ!あの頃こんなん描いてたんだっけ・・・
・・・っつーか昔から薄っぺらなタッチは全然変わらないなあ(爆)
ほんっっっと進歩してねーじゃん(恥爆!)

とてもウェブの世界に出す様な代物ではないのですけど
まあ時効っていうか、クオリティはともかく、
この頃から動植物を気にしながら画像化する姿勢があったのだという発見が
何となく自分でも嬉しかったりしてね・・・ついアップしちゃいました。

恥ずかしついでに言っちゃうと、じつはこれを描いていた頃、
結構マジで日本画をやりたいと思っていたんですよ。
で、高校帰ってから夜間のアートスクールに通ったりして・・・
でも、先生と喧嘩してやめちゃいました(これもありがちですね)

私、植物の体に付いた虫食い穴とか枯れ込みが好き・・・っていうか
無視できなくて、そういう部分までなるべく克明に描いてたら
怒られちゃったんです。
「不必要な部分を常識的にスポイルして美を表現しなさい」みたいな指導を
いつも受けるのですが、頑固な性分ですからそれを素直に聞けなくって(笑)
で、毎度課題のバラの虫食い穴やリンゴのシミまで描いて怒られてました。
それも植物の有り様では・・・と、これは今でも思ってますけど。
でも今、図版画や標本画を依頼されてそれを描くかと言われれば、
さすがにそれはありませんよね。
そういう意味では、先生のおっしゃっていた事は至極当然でした。

画像の山吹ですが、これもつくった構図ではなく、
アスファルトに落ちていた様がきれいだと感じたのでまんま描きました。
確か川崎生田緑地の公園管理棟の脇の山吹が手入れで刈られた時の
スケッチだったと思います。
剪定ばさみにスパッと切り落とされ、落ちた拍子に散ってしまった姿が
雨で濡れたアスファルトに固定されていて、とても印象的でした。
でもそれを現場にしゃがんで一生懸命描くなどという事は
とても今では出来ません。デジカメや画像ソフトなんて
無かった時代だからやれたんでしょうね。
今自分が高校生だったとしても、描くという手法はとらないでしょう。
やっぱ人間って、恵まれていない方がいろいろ努力出来ますよねー・・・

Mukashinogashuu

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池の早春2010

Ike2010soushun

Ike2009march

晴れました、やっと(笑)
でも明日はまたくずれるようなので、
頑張って洗濯を2クール敢行!何とか乾きました。
晴れたけど、空気は冷たかったですねえ。
最低/最高気温は0.5℃/11℃でした。

今日の画像は月に一度の定点撮影です。
この冬は暖冬だといわれつつ実は結構強い寒波の到来があったり、
桜が早いといわれつつここへ来ての寒気で足踏みしたり・・・
結局のところ庭を見る限りでは平均的な春のあゆみかなあという気がします。
ただ、年明けからそうでしたが、
関東地方の冬としては、あまり強い乾燥が続きませんでした。
これは春植物にとっては追い風だったようで、
庭のニリンソウもキクザキイチゲも例年より元気がいいみたいです。

もう、氷は勿論、霜もほとんど降りなくなって来ていますが
あと1〜2回は寒の戻りもあるかも知れません。
ちょっと寒暖の振幅が大きい様な気がしますから・・・

今回から、写真を一年前のものと比べてみる事にしました。
上が今年、下が昨年の3月下旬です。
撮影時の時刻や天候の影響もありますが、
今年の方が緑のメリハリが効いている様に見えますね。
明らかに常緑樹の勢いが良くなってきました。たった1年の違いですが、
よく見ると落葉樹も幹がひと回り太くなっています。
正面の巣箱を掛けたクヌギで、巣箱に対する幹の太さを見比べると
よくわかります。
あ、ちなみに巣箱は今、シジュウカラが営巣中です♪

池の浅棚と深い部分の仕切りに生えているコツブヌマハリイを
この冬はカットしてあるため、池の水面が広く見えます。
池の手前中央をよく見るとスイレンの葉が動き始め、
すでに水面に到達していますが、このスイレンの生長具合は
昨年も今年も同じ位です。池の水温の環境は、昨年も今年も
ほぼ同じだという事でしょう。

ミヤコザサの勢いに注目!こうして見るとかなり調子が出て来た感じ!
これはちょいとセーブに掛からないとそろそろやばそうな気配です(笑)
しかしミヤコザサは地際の乾燥や風を緩和したり、
クヌギなどの落ち葉を逃がさずにためておくという
重要な役割を担っていますから、仲良く付き合わなければなりません。
庭の畔のクサボケが咲き始めると、景色が一変するのですが
それはもう少し先になりそうです。

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安保の庭(笑)

あーぁ、またまた寒かったですねえ。
最高気温は9℃と予報より低く、お天気そのものも悪かったです。
でも、午前中はほんのちょっと陽が射しました。
ホントにほんのちょっとの間でしたけど。

写真はアマナの群落です。午前中ちょっと射しかけた陽光に
にわかに花を持ち上げましたが、
またすぐに曇ってしまったのでここまででした(笑)
ちゃんと頭を持ち上げて星形に開くと、
花の存在感がぐっと高まるのですが・・・

このアマナ群落は庭で一番大きなもので、毎年順調に数を増やしています。
年々葉の密度が濃くなるし、花も随分咲く様になりました。
でもまだ球根は食べませんよ〜(笑)もっともっと増やします。
それにしてもアマナとは本当に丈夫な野草です。

子供の頃は、田んぼのまわりや川の土手で、
この花を随分目にしたものですが、最近はめっきり見かけなくなりました。
というか、たまに残っている場所があると植物好きの間で話題に成る程です。
決して採取で無くなったのではなく、
自生地の開発と除草剤の使用が大きな原因だといわれています。
七草のホトケノザ・・・コオニタビラコが減ったのも同じ理由ですね。

植物ばかりではなく、昆虫でも鳥でも
大原生林の種類ではなく、身近なところにいるいくつもの種類が
すごい勢いで姿を消しつつあります。
私などにはどうすることもできませんが、焦ってしまいます・・・
せめて自分の庭で、可能な限りのみんなと
仲良く暮らしていくとしましょう。

Amana_gunraku

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最後の一輪

今日も一日冷たい雨が降り続いていますが、3月に入ってからこっち、
「朝から夕方までとにかくお日様の出ている間は晴れ」という日は
5日、11〜14日の四日間、20日、22日の七日だけです。
確かに季節の変わり目ですからお天気も周期的に変化する時期なのですが、
どうも雲がかかりやすくなっている様ですね。

一時的なものも含めて降水があった日は、1日、4日、7日、9日、10日、
そして一昨日から今日までの三日間(23〜25日)の計八日ですから、
晴れの日より一日多いだけ、
特に11日から22日までの間は全くお湿り無しでした。
何となく一度雨が降り出すと続く様な気がしていたのですが、
どうやらそうでもない・・・晴れと雨をここまでの日数から引き算すると
答えは10(日)ですから、やっぱり曇りがちの日が多かった訳ですね。

以前にも書きましたが、春植物は晴天時に勝負をかける種類が多いので
これはちょっと辛いですねえ。今年は若干受粉率が下がるかもしれません。

写真は庭のフクジュソウ。早くも最後の一輪となりました。
最後のエネルギーを振り絞って咲いた一輪なので、ちょっと小振りです。
このカットを撮影したのは22日ですが、それ以降ずっと太陽が出ないので
閉じたまま次の晴天を待っています。
どうやら明日は開く機会が訪れそうですが、
北から冷たい空気が流れ込んでかなり寒くなるようですから、
受粉請け負いの昆虫がやって来るかはちょっと微妙ですね。
それでも陽が射せばすぐに開いて
昆虫たちのホットスポットを用意するのですから
本当に健気なものですよね・・・来週には気温が戻りそうよ、頑張れー!

Fukujusou100322

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冬に逆戻り

ほーんと底冷えがキツかったです!
朝から雨でしたが、午後になって少し降りが強くなったり、
時々しゃらしゃらと音のするものが降ったり・・・
最高気温は8℃でしたがこれは朝の気温で、
日中はおそらく6℃前後だったと思います。最低気温は0℃でした。

今日は仕事で小美玉市に出掛けていました。
なので写真は撮れず、また撮れるお天気でもなかったので
先週のカットから引っぱり出しました(笑)

ノシバに埋もれる様に咲くこの花、シラー・チューベルギニアナです。
最近種小名が変更となってシラー・ミスキスチェンコアナ
(=Scilla mischtschenkoana)という様ですね。
ごく薄いブルーのにじむ花は極めて控えめですが、
枯れ野原に咲いていると結構目立ちます。
性質は強健ですが、シベリカ、ビフォリア、カンパニュラータなど
他のシラーに比べるとあまり見かけませんね。

良く殖えるのですよー。最初たったの5球だったのに、
5年で30球を超えました。
しかし、その5年の間にノシバもはびこってしまったので、
こんな有様です。今年は咲き終わったらエリア内のノシバを除去して
土も新しくしてやろうと思います。
まあ、こういう野草らしい咲き方も嫌いじゃないのですけどね(笑)
でもこの植物は葉っぱの展開する位置が低いため、
これじゃまともに光合成出来ません。ちょっと可哀想ですね。

今日のカットもコンデジでの撮影です。
なんか花びらの発色が妙にTVっぽいというか、違和感があるな〜(笑)
(安っぽい)コンデジにありがちな、独特の表現・・・
あ、ケイタイで撮った画像もわりとこんなですかね。
もうちょっと上手に使えないといけません。
ホワイトバランスの設定かなー・・・
誰か指南してくださいませ(笑)

Scilla100317

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最初の一輪

ぱっとしない、寒い一日でした。
22時過ぎから冷たい雨が降り始めています。
こんな日は庭の春も足踏みでしたが、
今年の最初の一輪を見付けました。

写真の花、庭に数種類あるコリダリスのひとつですが、
他の株がまだようやく葉を展開しきった位なのに、もう満開です。
一度に複数の小花が咲きますから「最初の一輪」という表現は
いささか不適当かも知れません。
種名はですね・・・種名は一応ヤマエンゴサクということにしているんですが
ちょっと怪しいかも知れません。

この株は3年前に林道整備で崩された工事現場で拾ったものです。
この仲間は地下に球形の塊茎を持つのですが、それがバラバラと
掘り返された土の上に露出していました。直径3ミリほどだったでしょうか。
その場で見付けた13個を持ち帰り、春植物を植えた一角に埋め込み
ようやく今年花が咲きました。

我が家ではすでにこれとは別にヤマエンゴサクを栽培していますが、
それはみな小葉が細くてスリム。株の印象もちょっと違うんです。
もともと個体変異には幅がある植物なのですが、それにしてもちょっと・・・
ヤマエンゴサクの近縁種に、ミチノクエンゴサクというのがあります。
ヤマエンゴサクとの区別点は花の大きさ、唇弁の開口角度、小葉の形など
いくつかある様ですが、花の大きさがやや大きめな点を除き
これらの特徴が写真の株にもあてはまる気がします。

ミチノクエンゴサクの分布は日本海側が中心のようですが、
これを拾った近くにはやはり日本海側に多く分布するナガハシスミレもあり
なんだか因縁めいたものを感じてしまいます。
・・・でも、今のところ茨城県内でミチノクエンゴサクの記録は無い様なので
とりあえずヤマエンゴサクにしておきましょう。

自生地に残った株もあるかもしれないので、
今年は自生地の花の表情を確かめに訪ねてみようかと思っています。
まあ、どちらにしても美しい花です。

Yamaengosaku1003

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魚の春

低気圧の余韻みたいな冷たい風がまだ強くて、
午前中いっぱいは外に出ようという感じではありませんでしたが、
午後になってようやく風が弱まったので、少しだけ庭の作業をしました。

ずーっと鉢植えで育てていたブナを、地面に植えました。
枝をカットしながら大鉢に植え続けるか、思い切って庭のメンバーとするか、
随分長いこと悩んでいたのですが、
鉢植えだと夏の間にどうしても水を切らしてしまうことがあったり、
強風が吹くたび倒れたりして可哀想なので、
天敵の脅威はあっても地に好きなだけ根を張らせることにしたのです。
もうすっかり庭も狭くなったので、これが最後の高木ですが、
はたして平地の暑さにもカミキリムシにも負けずに、
本当の高木になるかどうか見ものです。

写真はそんな作業の一休み中に撮影したカットです。
池の中もすっかり春めいて、魚たちが動き出しています。
とくに、春の繁殖期を迎えたマタナゴは、オスが華やかな婚姻色を
表し始め、メスも産卵管が伸びて来ました。
今週中にも昨秋ゼニタナゴが産卵したドブガイを回収して、
マタナゴ用の貝を用意しなくてはなりません。

モツゴもオスとメスの色がハッキリ分かれて来ました。
こちらはスイレンなど浮葉植物が葉を広げてから
その葉裏に産卵するので、本当の繁殖期はもう少し後になります。
池の魚は基本的に池の中で自分のエサを調達しますが、
魚の様子を確認するため、一日一度だけフレークフードを与えて集めるので
事実上餌付けされているということになります。
越冬明けお腹が空いているのでしょうね。一部の個体が
エサを与えるポイントに集まって来ています。

メダカはこの餌付けにはあまりやってこないのですが、
縁の方で「メダカの学校」を形成し始めました。
一足遅れで水の中にも届いた魚の春を感じました。

Sakana_haru

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966!?

いやもんのすごい風でしたねー!!
ここに家を建てて6年ですが、これまでで台風を含めても今日未明の風が
一番すごかったと思います。家がどうかなるかと思いました(笑)
実際どうかなったお家もあったようで、
隣の屋根を見たらどっかからすっ飛んで来た雨樋は引っ掛かってるし
近所ではトタン屋根が梁ごと道路に落ちてるし・・・
おそらく全国各地でも相当な被害が出ているのではないでしょうか?
みなさんのところは大丈夫でしたか?

風は朝に一旦弱まり、昼前からまた徐々に強くなって来て、
今再びごうごうと吹いています。
今朝と違うのは風向きと温度。今朝未明の風は南西でしたが、
現在は風向きが西に変わりました。しかし、一定ではなく
北寄りになったり、東から巻き返したりしています。
今朝ほど強くは吹いていませんが、まだまだ要注意ですね。
で、空気が入れ替わって、風がめっきり冷たくなりました。
こんな時は体調にも気をつけなければね・・・

気になっていた庭の春植物たちですが、
殆どのものは無事にやり過ごしていました。
むしろ自転車置き場やバラのラティスなど、人工物の方が被害が甚大。
後片付けに追われてしまいました。
春植物で唯一花をやられたのが写真のシュンラン。
写真の株は風が強く通り抜けるところにあり、4本立っていた花茎のうち
3本が折れてしおれたり、すっ飛ばされてしまいました。
残ったのはたった1本ですが、これは無傷だったようです。

ところで、タイトルの966って、わかります?
「ケロロ軍曹」のクルル曹長じゃないですよ(笑)
さっきウェブで確認した、今回の暴風をもたらした低気圧の中心気圧です。
966hPaですって!まったく冗談じゃないですよね〜・・・
こちらは置き土産の風ですが、北国の方はまだまだ影響が続きそうです。
どうぞ充分に注意なさってくださいね!

Shunran1003

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おはようさん -ツチイナゴ-

とりあえず気温が上がりましたね。予報通りです。
当地は19℃に達しました。
しかし残念ながら、これも予報通り強風が吹き荒れ、
穏やかにぽかぽかと・・・とはいきませんでした。

それでもこの気温でかなり色々なものが動いていました。
ナナホシテントウ、ナミテントウ、ヒメアカボシテントウと、
3種類のテントウムシ、キタテハ、ルリタテハ、キチョウ、ツマキチョウ
などのチョウ、他にもカメムシの仲間やゴミムシの仲間などなど・・・
カナヘビもちょろっとしてました(笑)

写真は庭のアマナ群落の端っこで日なたぼっこ中のツチイナゴ。
イナゴと付いていますがいかにもバッタらしいバッタで、
顔つきもイナゴというよりはトノサマバッタやクルマバッタと同じ系統、
いわゆる仮面ライダーですね(笑)

この時期にこういう姿で現れるのは、まずツチイナゴで間違いなしです。
多くのバッタが卵で冬を越しますが、
ツチイナゴは成虫の姿で越冬する珍しい種類です。
冬の間も暖かい日にはごそごそやってるのを見かけましたが、
いよいよ本格的に活動開始のようです。

撮影したあともしばらく眺めていたら、
すたすたと動いてノコンギクの新芽を齧り始めました。
厳しい冬を空腹で乗り越えたら、
柔らかくて新鮮な御馳走の季節になりました。長生きしてなんぼです(笑)
あ、でも、アマナは齧るなよ〜(追笑)

Tsuchiinago1003

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女神降臨2010

Katakuri100319

今日も雲が多かったですけど、まあ晴天のうちでしょうか。
風が冷たかったですね。
しかしそんな中、春の女神は今年も降り立ちました。
カタクリ、最初の1輪が無事開花です。

やはりカタクリの持つ気品というか・・・
なにか特別な雰囲気を持った花だという気がします。
我が家には数株しかありませんが、群生している自生地などに行くと
一面のピンク色がスゴいですよね。
風が吹くと一斉に揺れて、くすくす笑っている様に見えます。
単独で見る時の大人っぽさとは、また違ったキャラに見えます。
何だか女子高生的な花かも知れませんね。

しかし、せっかく咲いてくれたのに、
明日から荒天の予報が出ていてちょっと心配です。
ようやく咲いたところで傷んだり折れたりしてはかわいそう・・・
覆いでもしてあげたいところですが、
明日は気温が20℃に達するとの事ですから、それもちょっと無理そうです。
そう言えば、コブシの花があちこちで咲き始めましたが、
コブシの花もよく強風で傷むんですよねー。
春の花に嵐は付きものですが、何とか負けないでと祈るばかりです。

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28ミリの太陽

今日ってちょっと、寒く・・・ありませんでしたか?
最高気温は昨日と同じ13.5℃でしたが、北風が冷たくて
体感的には10℃に届いていない様な感じでした。
だから時々射し込む陽光が嬉しかったです。

写真の黄色い花も、どうやら同じ心持ちだったようで、
日射しの加減に応じて、忙しく開いたり閉じたりしていました。
この花、ラナンキュラス・フィカリア(Ranunculus ficaria)といいます。
一般には「ヒメリュウキンカ」の名で流通している様ですね。
でも、分類の上ではリュウキンカと同じキンポウゲ科ではありますが、
リュウキンカ属ではなくラナンキュラス属(キンポウゲ属)になります。

ラナンキュラス・フィカリアは、とても小さな草体、小さな花。
写真の花も直径28ミリほどですが、鮮烈な黄色には強い存在感があります。
やや厚めな花弁は薄くニスを引いた様な光沢があり、太陽光を受け、
強い輻射熱を発生するソーラーパネルになっています。
このパネルにより花の部分にスポット的に温かい空間を作り、
それを視覚的に伝える黄色い色と併せ、花粉を媒介する昆虫を誘うのです。
ですから太陽が出ていない時はあっさり休業。
お客さんが来てくれそうな時にだけ、効率よく営業しています。
日本の野草のフクジュソウも、全く同じ原理と構造で花を咲かせます。

じつはこれ以外にも、晴れた時にだけ開き、陰るとつぼむ・・・
という花は沢山ありますね。
特に気温が低い春の花には多く見られるようです。

ラナンキュラス・フィカリアのメインのお客さんはコハナバチという
ミツバチを二まわりほど小さくしたようなハチの仲間ですが、
今日は都合良く来てくれなかった様です。
やはりちょっと風が冷たかったかな・・・

ところで、今日の写真は防水コンデジのμタフ6000で撮影しました。
広角のスーパーマクロモードでの撮影ですが、
いつも使っている一眼レフのマクロでは考えられない画角なので
面白いことは面白いですね。ちょっと虫の眼になった感じかな(笑)
これでもうちょっと色や質感の深みというか、
立体的な描写が出来るといいんですけどねー・・・
まあ、まだ使いこなせていないせいもあります。
いろんな虫が出て来たら、もっとこのカメラで遊んでみたいと思います。

Ranunculus_ficaria_up

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ふ化が始まりました

TVでもラジオでも「今日は寒い」の声が繰り返し流れていましたね。
確かに昨日と比べるとかなりひんやり感じましたが、
最低/最高気温は3.5℃/13.5℃でしたから
この時期にあって特に寒いという訳では無さそうです。

曇りがちでしたが、晴れ間も少なくなかったので
いろいろな生き物の動きが見られました。
写真はニホンアカガエルのオタマジャクシ。本日ふ化しました。
これは2月24日に水路で最初に産みつけられた卵塊のものですから
ふ化までにちょうど21日掛かった事になります。

やたらうじゃってますからあまり気持ちのいい画像でもありませんけど
目を凝らしてみるとオタマジャクシの完成度に段階的な差が見られます。
水中に横たわるショウブの枯れ葉に乗っているものは
殆どがオタマジャクシとしてはほぼ完成形になっていますが、
一番左上の細く見える折れたショウブの枯れ葉のところに集まっているものは
まだだるまさんみたいな形をしていますよ。

寒天状の卵からこぼれ出したばかりの状態がこのだるまさんです。
だるまさんはまだ尻尾が短くて、頭とお腹の間がややくびれています。
これが、この後数時間で尻尾を伸ばし、次いで頭とお腹のくびれが無くなり
卵形のボディになって見慣れたオタマジャクシのスタイルが完成です。
まだ体長10ミリ足らずですけどね。

今日のところはこれまでで、まだちょろちょろと泳ぐ動作は
殆ど見られません。体色もかなり黒っぽくて
ヒキガエルのオタマジャクシに似ていますが、これは今のうちだけで
少し成長すると砂のように小さな斑点が散らばる灰茶褐色になります。

これから上陸するまでの間、水の中の有機物をいっぱい食べて成長します。
あまり知られていない事ですが、
オタマジャクシは水質汚濁の元を栄養として取り込んで成長し
やがてカエルになってその栄養分を水域から持ち出す、
浄化を担う大切な存在なんですよねー・・・

Aka_otama100317

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けむっさん

今日は空気が生ぬるかったですね。
最高気温は18.5℃に達し、注目は最低気温。
夜になって出た7.5℃ですが、朝はおそらく10℃近かったと思います。
晴れ間もありそうでしたが、雷が鳴りそうに暗くなったりもしました。
そうそう、未明までに何度かすごい降りの雨が来ましたっけ。
朝起きたら池や水路がオーバーフローしていたので驚きました。

いつのまにか、昆虫を随分見かける様になって来ました。
飛んでるのも這ってるのもいろいろ見かけます。
今日は庭の一角で写真の毛虫に遭いました。
多分カレハガ科のタケカレハの幼虫だと思います。
多分・・・とハッキリしないのは、このカレハガ科の幼虫っていうのは
同じ種の中でもカラーバリエーションや
毛のボリューム感の個体差が大きいので、「ズバリこれです!」
と言い切るのが難しいからです(笑)

庭では以前からタケカレハが棲んでいますが、今まで見たものは
大抵体の中央を通る帯がもっとずっと黄色っぽい個体で、
写真の様に焦げ茶のものは近隣のフィールドではしばしば見ますが
庭では初めて見ました。

きっとここ数日の温かさで、やっとこさ活動を開始したのでしょうね。
活発に動き回るでもなく、枯れ葉の上で日なたぼっこモードでした。

チョウでもガでも、幼虫で越冬するものがいます。
彼等は寒さと空腹を辛抱してここに至っていますから、
目を覚ますとすぐに食べ物を探します。
これがヨトウムシの仲間だと対象となる食草の幅が広いため、
この時期に蕾を出すスプリングエフェメラルや小球根の軟らかくて
栄養のある花は格好の餌食になってしまいますが、
タケカレハはその名の通りタケ・ササの類やイネ科の植物に限られるため
可愛いお花たちは安心です。
この幼虫もおそらく目の前のミヤコザサが狙いでしょう。

毛虫の割に毛のボリュームはそれほどでもありませんが、
カレハガ科はドクガ科に近縁の仲間で、幼虫は毒毛を持っているので要注意!
決して素手で触れては行けません。
色合いがシックな割にコントラストがハデなのは、
彼等なりの「ちょっと控えめな警戒色」なのかもしれませんね。

Takekareha100314

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花リレー2010、スタート!

今日はほぼ一日どんよりでしたが、午前中の少しの間だけ陽が射しました。
このまま予報がいい方にはずれるかと思いましたが、
残念ながらその後すぐにまた雲が厚くなり、
夕方からは小雨まじりの南西の風が強く吹き始めました。
でも、暗い天気の割に気温は高くて、冷えをほとんど感じませんでしたよ。
最低気温は1.5℃、最高気温は16.5℃に達しました。

昨年も大体この時期(3/12でしたね)に、
花りレースタートの記事を書きましたが、
今年も先週の半ばから早咲きのミニミニ原種アイリス、
イリス・レティキュラータ(Iris reticulata)が咲き始めています。

このエキゾチックな紫色、白茶に枯れた一面のノシバの中で
とても目立ちます。
毎年新芽や蕾の1〜2割がヨトウムシの類に齧られるのですが、
それでも負けじと力強く咲きます。
アイリスの仲間には連作障害が強く出るものも少なくないのですが、
この種類は今まで5年間、一度も植え替えていないのに
順調に殖えて来ています。

すぐ近くには寒咲きアヤメ(Iris unguicularis)や
薄水色の小花シラー・ミスキスチェンコアナ(Scilla mischtschenkoana
=別名シラー・チューベルギニアナ)も咲き始めました。
日本のスプリングエフェメラルたちより一足早く、
小球根の花りレーがスタート!これからが本当に賑やかになります。

Iris_reticulata1003

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スプエフェ爆発

昨日には及びませんが、今日も日中は温かでした。
最高気温は13.5℃でした。

そけいヘルニアの手術を無事に終え、昼に帰宅しましたが、
痛い!さすがに痛い!!やっぱ麻酔って偉大ですわ(笑)
こういうお腹の一部分が引きつるような痛みっていうのは初めての経験です。
もちろん我慢出来ないような代物ではないのですが、
馴れるまでひと苦労でした。

こりゃあしばらくは腹圧の掛かる様な事は極力避けて・・・
などと思っていたのですが、
帰宅したらもう庭の様子が気になって仕方ありません。
一巡だけしようと玄関を出た片手にはしっかりカメラ。
腹圧がどうとか思っていた私はもはや大空の彼方です(笑)

驚きました!昨日一日で、スプリングエフェメラルが爆発的に
群落を呈しています。たった一日で・・・
中でも目を見張ったのが写真のカタクリ。
いつも割とゆっくり蕾をあげていたような気がするのですが、
一昨日からの変貌振りに唖然です。
昨日の18℃という気温の影響力でしょうか。

写真左上の○の中が一昨日(3/12)の午後の様子、
葉が展開しているのが今日の昼過ぎです。
この後の気温にもよるでしょうが、これはもうあと数日で咲きそうです。
いきなり覆いかぶせられ、日陰の身になったニリンソウの葉っぱも
さぞ驚いている事でしょう。

そのニリンソウもヤマエンゴサクもキクザキイチゲも
昨日一気に追加の芽をモサッと出しました。
昨日の陽気は春のネジを一気に巻いたようですね。

Katakuri0312to14

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2010紅梅だより4

土曜日(3/13)は手術&入院準備で午前中ばたばたしちゃって、
結局一日遅れで書いてます。でもズルして昨日の日付でアップ(笑)
写真はちゃんと撮ってたんですよ、一応・・・
撮影の時点でもう風が強くなっていましたが、
この後気温は18℃まで上昇し、強風がうなる春の嵐となりました。
おかげで後ろ髪を引かれる事無く、手術を受けられました(笑)

うちの紅梅、紅梅の割に遅咲きで、今五分咲きぐらいです。
咲き始めたのは一週間以上前だったのですが、
たまたま着目していた枝は開花が遅く、今見頃を迎えています。
もっとも本来梅の見頃というのは開花の状態より、
ふっくらと玉の様に丸く膨らんだ蕾にウエイトがあって、
そんな大小の玉のところどころにちらほらとほころんだ花が点在する位が
一番風情のある見頃なのだそうで・・・
特に我が家にあるような「緋梅」とよばれる濃色の紅梅品種は
蕾の風情が珍重されるようです。

この紅梅、今年は今までで一番沢山の花を付けましたが、
この春は花が終わったら大剪定を実行し、気の姿を整えるつもりです。
ですから来年は、一年花を我慢しなければいけないかも知れません。
やっぱり梅の木は、ぼうぼうの自然樹形よりも
折れ曲がった様な樹姿が美しいですもんね。
ちょっと勇気がいるけど、思い切ってばっさり行きましょう!(笑)

Koubai100313

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合戦の果てに

っていうか、まだまだ続いているので「果て」じゃないんですけどね(笑)
しかし、産卵場所はすでにこんな状況です。
うにょうにょ〜って感じですね。

池の浅棚部はほとんどこの卵塊に埋め尽くされました。
これ以外にも岸の2カ所から底にかけて広がっているので、
かなりの面積にヒキガエルの卵塊が見られます。
今までで最多の量になると思います。
この卵塊、触り心地とか質感はところ天みたいなんですが、
見た感じなんだか腸みたい・・・(笑)

腸っていえば私、下腹部と足の境の筋膜から腸が飛び出るという
じつにけったいでかっこ悪い症状に罹ってしまいました(汗笑)
そけいヘルニアっていうんですが、まあ要は昔から言う「脱腸」ですね。
ああかっこ悪い・・・
病気にかっこ悪いもクソもあるかと家人は言いますが、
じゃああんたがドラマを作るとして、ヒロインの彼氏の病気として
コレを設定するかと尋ねたら、「絶対にする訳ないじゃん!」と爆笑。
ねっ・・・でしょっ(涙)

で、明日、その手術なんですよー。
生まれて初めての手術、ちょっとドキドキワクワク(!?)
下半身麻酔なので、手鏡とかあれば開腹状況が
この目で見れるのではないかとちょっぴり期待(!!?)してたりして・・・
という訳で明日はブログの更新が出来ないかも知れません。
あ、でも根性があったら午前中に更新して午後からの手術に向かうかも。
早ければ、明後日には退院なので休んでも1〜2日です。

ちょっと悔しいのが明日、とーっても気温が高くなりそうだと言う事!
今日も温か(15.5℃)でしたが、明日はそれ以上の予報が出ています。
ちょうど土曜日だし、近くの里山を散策するだけで
いろんな出会いがありそうなだけに、残念!!

Kawazugassen_kekka

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合戦はまだ続く・・・

Kawazugassen_3

すいません、またこのネタです(笑)
荒天に阻まれ、今年は長期戦になっています。

今日は寒くは無かったし、よく晴れましたけど西風が強かったー!
朝も冷えましたね。-1.5℃!久し振りに霜柱が立ちました。
それでも、気温・水温が上がった分、今までよりはマシとばかり
蛙合戦は盛り上がりました。最高気温は11℃に達しました。
水温は測らなかったのですが、気温が6℃を超えたあたりから
ヒキガエルたちがもそもそ動き始めました。

写真は池の循環水路の流入部付近の様子です。
相変わらず何匹もでボッチャンバッチャンやっています。
さてさて、一体何匹写っているか分かります?

彼等の活動の環境に対する影響って、
この程度の小さな池だとバカになりませんね。
岸や底の落ち葉とかアオミドロとかオオバナイトタヌキモのマットが
かき混ぜられて、池の水がやや濁っています。
これって、底の方の低酸素状態を緩和して、巻き上げられた有機成分により
植物プランクトンの発生が促されたりしそうな気がします。

そういえば撮影しているときは気が付かなかったのですが、
池の底の方に、緑色のジュンサイの水中葉が随分目立って来ています。
水中の春も、そろそろやって来たみたいですね(笑)

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この子はだあれ

ちょっとだけ、ほんのほんのちょっとだけですが、
今日はお日様がでました。
通り過ぎる低気圧が急速に発達するので風が強まる予報でしたが、
今のところさほどの風は吹いていません。
でも、気温の方も予報がはずれて8℃止まりの寒い日になりました。

写真はほんのちょっと顔を出したお日様に嬉しそうに応えるロゼット。
これ、なんのロゼットかわかりますか?
ヘビイチゴの仲間?・・・・・残念、違います。
ゲンノショウコなどフウロソウの仲間?
・・・・・ちょっとそんな風にも見えますが、それも違います。

この5角形のフォルムに大きく三つに分かれた葉、とくれば・・・
そうです!キンポウゲの仲間。これが分かる貴方はさすがです!
じつはこれ、キンポウゲ科キンポウゲ属(=ラナンキュラス属)の代表種、
ウマノアシガタのロゼットなんです。
覚えてしまえばなんてことはないのですが、
普段気に留める事が少ない種なせいか
意外とこの時期の姿が知られていないようで、
観察会などでしばしば「これは何でしょう?」と訪ねられます。

便宜上ロゼットと表現しましたが、これは春(早春)になってからの姿で、
冬の間は殆ど芽も目立たない状態ですから、
ロゼットと表現するのは正しくないかも知れませんね。
あとひと月あまりで花が咲き始めますが、
その頃に茂っている葉はもっとずっと大きく、
今の様子からは想像がつきません。この状態が見られる時期は短いため、
あまり一目に付かないのかもしれません。
でも、ちっちゃい葉がわ〜っと寄り集まっている様子は
春の喜びを体一杯に感じている様に見え、思わずこちらも顔がほころびます。

Umanoashigata100303

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クルミモンキー!

なんか低気圧が発達しながら来てるみたいで・・・
さっきから雪ですよー!昼過ぎにも一度小雨が雪になりかけました。
さっむう〜!!

気の毒なのは池のヒキガエルたち。
底に沈んだままフリーズしてますが、時々呼吸に出て来ます。
蛙合戦も、一時休戦ですね(笑)

今日は写真も撮れなかったので先日のカット。
かわいいクルミモンキーです。
これ、オニグルミの葉が落ちた痕「葉痕」なんですが、
「お猿さんの顔になっている」ってことで
葉痕界(ってのがあるのか!?)でもちょっと有名。
確かにお猿のトーテムポールみたいになってますよねえ。
見ようによってはヒツジにも見えるかな・・・

先端部の角みたいなとんがりが冬芽になる訳ですが
左右のカバーが外れかかって見えるでしょう。
これは実質冬芽の外皮になっている、
秋遅くに成長を止めた小さな葉なんです。
それが冬のはじめはちゃんと外をカバーしているのですが、
寒が明けるあたりから、乾燥して縮んでしまいこのように持ち上がるのです。
クルミの葉は対生しますから、向かい合っている部分が両方とも
縮んで持ち上がっているのが分かると思います。
そのひとつ内側の部分も新芽が伸びるときは
脱落するカバー役になったようです。

いっぽうお猿さんですが、はっきりと見えるのは
昨年葉が付いていたところのみで、それ以前のものは幹と同色になり
葉痕の痕跡といった感じ。もうお猿さんには見えません。
つまり顔に見えるところだけが、昨年の成長部分ということになります。
写真では完全に顔が見えるお猿さんが2匹、一部が見えるのが2匹。

では、写真のこの枝は昨年何枚の葉を広げたでしょうか?
(クルミは羽状復葉ですが、羽状のひとまとまりを一本とします)

答えは8本、すなはち・・・
見えるお猿さん+対生する裏側のお猿さん=4+4=8
・・・でした。

Kurumi_fuyume

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はや後ろ姿

Setsubunsou2010

あ〜寒かった!今日は空気が冷たかったです!!
さほど強くはないけれど身を切る様な風が吹いて・・・
でも少し日射しがあったので、その点は助かりました。
今日だけみたいですけどね・・・(苦笑)

さて、当地ではサクラが咲くまでにはあとひと月近く、
コブシもまだ開いてはいませんが
もう後ろ姿の花もあるようです。

写真は庭のセツブンソウ。
まとめて植えてあるところはすでに開花が終わってしまい、
少し離れてたった1本だけで咲いている個体。
どうやら数年前のこぼれ種から
知らぬうちにちょっとずつ成長していたようで、おそらく今年が初開花。
まだ花びらがほっそりしていて、本来の花型になっていませんね。
おぼつかぬ力で何とか咲いてみせたといったところでしょうか。

庭の早春の花もフクジュソウとこのセツブンソウははや後ろ姿。
ユキワリイチゲもあと少しで花が終わってしまい、
ニリンソウやキクザキイチゲを待つ事はなさそうです。

それにしてもセツブンソウはやっぱりいい!
この花大好きなんです。
私事ながらじつは喪中でして、今年は年賀状を失礼したのですが
御挨拶いただいた方には寒中見舞いをお返ししました。
その時の絵柄もセツブンソウにしましたよ。(↓)

Setsubunnsou_ill

最小限の体のつくりをしていながら、
花そのものは決して手抜きしていないこの春の妖精。
庭一杯に殖したい位好きなのですが、どうもそう簡単にはいかない・・・

生来の気難しさもさることながら、うちではどうやら
根茎を野ネズミの仲間が食べてしまう様なんです。
他のスプリングエフェメラルもやられますが、
セツブンソウが一番被害に遭うようです。

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合戦は続く

今日はだんだん寒くなる一日でした。
天気予報によれば、一日降り続いた冷たい小雨は
今夜から雪に変わるかもしれないとのこと。
最高気温は7.5℃で、朝方のものです。
今までの最低気温は今(19時15分現在)の2.5℃ですから、
これから一日の終わりに掛けて、もっと下がりそうな勢いです。

池では今日も蛙合戦が続いています。
昨日とはうって変わって底冷えが厳しいにもかかわらず、
池の彼等はボッチャンバッチャンと大騒ぎでした。
しかし、昨日にくらべるとだいぶおんぶのペアが目立つ様になりました。
写真では2ペアが写っているのですが、右側のメス(下にいる方)は
水没していてよく分かりませんね。
左側のペアは2匹とも見えるので分かると思いますが
ヒキガエル(正確にはアズマヒキガエル)はオスとメスで
体色がかなり異なります。

オスは大体キャメルイエローなのですが、
たまーに薄い焦げ茶みたいな色の個体も見つかります。
メスはオスより体色の幅があり、
焦げ茶〜灰茶〜赤紫がかった茶色が見られますが、
オスの様なキャメルイエローの個体は見当たりません。
写真に写っているメスは左のほうは赤紫っぽい茶色、
右の方は(見えませんが)ココアの様な薄焦げ茶です。

産卵はどんな生き物にとっても体力を著しく消耗する大作業。
できれば雪が降り出す前に、無事に終わるといいのですけどね・・・

Kawazugassen_2

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蛙合戦2010

断続的に雨が降る一日でしたが、気温は高めで、
最高気温は14.5℃。最低気温は夜になってから出た6.5℃、
おそらくこのまま日付が変わるまで行くでしょう。

外では日中から蛙合戦が展開されていて、
今も「グッグッグッグッ」と大騒ぎです。
しかし残念な事に今日は暗過ぎてシャッターが切れませんでした。
写真は昨日撮影したもの。隣の竹林からえっこらやって来て
ようやく池に飛び込んだばかりのオスです。
これから戦いが始まるからでしょうか。
心なしか幾分引き締まった表情に見えますね(笑)

ところで、ちょっと気になって昨年の記録を調べてみたら、
昨年は3月18日がスタートでしたから、今年は随分早く始まっています。
今年は結果的に寒い冬だったと言われ、
私の実感としても冷え込みは厳しかったと感じています。
昨年は2月にすごく気温が高い日がありましたが、
単発的で長くは続きませんでした。
今年は気温が高い日が3〜4日続く傾向にありますね。
同様に寒い日もまとまっているように感じます。
明日からまた寒い日が続く様なので
総動員状態のヒキガエル君たちがちょっと心配ですが、
まあ出て来ちゃったからには頑張ってもらうしかありませんから
こちらも一生懸命応援したいと思います。

昨年は池のウシガエルがヒキガエルたちの蛙合戦に巻き込まれ
死亡するという事件が発生しましたが、今年は大丈夫そうです。
というのも、今年はヒキガエルに間違われて抱き付かれるようなサイズの
ウシガエルがいないからです。
今いるウシガエルはまだアカガエルの成体程度の大きさで、
一昨年産卵されてしまった時のものです。
こいつら、昨年の夏の終わりまではまだ巨大オタマでした。
その前年に生まれた個体は昨年すべて駆除する事に成功したので、
昨年はウシガエルの産卵はありませんでした。
ということは、今いる小さなウシガエルさえ何とかすれば、
さくら上池からはひとまずウシガエルを撲滅できたことになります。
小さなウシガエルは全数が無事に越冬したとすれば、13匹いるはずです。

ヒキガエルの蛙合戦が一段落したら、
今度はこのウシガエルと私の合戦が始まります。
手強いけどまだ水温が低めで動きが鈍いうちなら勝機はありそうです。
昨年の激闘の末、夜に懐中電灯を向けたまま近づくと、
幻惑して動けないという事が判明していますので、
ここに秘策有り!です(笑)

Kawazugassen2010eve

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小さな春の目覚め

朝、灰色の空を見た時は思わずため息でしたが、
やがてきれいに晴れて、一日好天が保ちました。ラッキー!
気温もぐんぐん上がりました。最高気温は17.5℃。
東京都内では20℃に達したみたいですね。

こうなると、庭を一巡しただけでかなりいろんなものを発見出来ます。
これまでにもユキワリイチゲ、セツブンソウ、フクジュソウ、アマナなど
特別に早起きな春植物が姿を見せていましたが、
それらに続くスプリングエフェメラルも活動の兆しを見せ始めました。
写真はそんな植物たちから4種類をピックアップ。
どれも似た様な姿をしていますが、みなかわいい花を咲かせる春植物です。
左上と右下がキンポウゲ科、右上と左下がケシ科のメンバーになります。

まず左上、キクザキイチゲです。キクザキイチリンソウとも言いますね。
その名の通り菊花型の白い花を咲かせます。花色は薄紫〜紫まであり、
濃い色の花は日本海側に多く見られます。
茨城県では白い花がほとんどですが、筑波山の上の方に行くと
薄紫の個体を見ることが出来ます。

右上がジロボウエンゴサク。身近なコリダリスの一種ですが、
やはり身近な近縁種のムラサキケマンに比べると
最近見かける事が少なくなりました。
赤味を帯びた茎と若草色のコントラストがきれいですね。
その下に横たわっている赤紫の芽はセリ科のノダケです。

左下はやはりコリダリスの一種でヤマエンゴサク。
こちらは真新しい葉と一緒に、すでに蕾も見えています。
灰赤紫の品のある花を咲かせます。

右下はニリンソウ。キクザキイチゲと同じキンポウゲ科のアネモネ属です。
ニリンソウの若い葉は山菜としても知られています。
クセが無く美味しいそうですが、我が家では一生懸命殖している段階なので、
勿体なくてとても食べられません(笑)

この面々と一年振りに再会する事はとても幸せです。
あ〜また春が来たんだと、心から実感出来ます。
今日はヒキガエルが続々と池に集まって来ました。
昼までも気にせず移動して来るので、撮影中も傍らを通り過ぎてゆきました。
彼等の春もとうとう来たようです。
今夜はアカガエルとの混声で「コココココッ」「グッグッグッグッ」と
大合唱が聞こえています。

Harushokubutsu

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しめどんふんばる

Shime100303

夕方から小雨模様です。これから雨脚が強くなるのかもしれません。
でも、朝のうちだけ少し晴れたし、日中はそれほど寒くもありませんでした。
お昼の予報では、明日も少しだけお天気が
回復するタイミングがありそうでしたが、
それからまた悪い方に変わったみたいですね。

写真は昨日のカット、庭の冬鳥として我が家ではおなじみの
「しめどん」ことシメです。
こうして並ぶとスズメよりだいぶ大きいのが分かりますね。
とくに頭(笑)。あと、觜もですが・・・
体の色彩は渋めですが、品のある取り合わせです。
服を選ぶ時に参考にすると、失敗がなさそうな色合いですね。
他端でも長く突き出した初列風切羽は一見黒に見えますが
ギラリと輝くダークブルー。これがまたカッコいいです。

それにしても毎度ながら目つきが悪い!(笑)
ヒマワリくわえたまま何もそんなに睨まんでも・・・
よく見ると、脚の体勢がちょい辛そう?
やや無理な格好で踏ん張っている感じです。
彼の好物のヒマワリの種子を
エサ台の両脇の僅かなスペースに置いてあるからなんですが、
これにはちょっとした訳があるんです。

ヒマワリの種子は、キジバトも大好きな食べ物です。
そのキジバト、最近は8〜9羽でやってきて、地面に播いたハトエサを
あっという間にたいらげてしまいます。
その後は庭のあちこちをうろついてエサを物色しているのですが、
中の1羽だけが、エサ台のスズメがいるのと同じ並びに置いたヒマワリを
器用に食べる技を取得しました(写真下)。
これが出来るのは今のところ1羽のみです。
しかしたった1羽でも、サイズが大きな鳥ですから、
しめどんの分は全く残りません。
そこで、狭い両脇に置き場所を変えたのです。
さすがのしめどんにもちょっと狭い食事場所になってしまいましたが、
今のところ踏ん張ればヒマワリにありつけます。

こうなると、キジバトの方はどうするでしょう?
・・・ちょっと見ものです(笑)

Yokodorihato

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桃っぽい?

間に挟まる今日一日だけのようですが、
ぽかぽかとした日射しに恵まれほっと一息つける日和でした。
本日のぐりおは仕事もそこそこにお洗濯の2クール(笑)
これを逃しちゃならないと頑張っちゃいましたー。

今日はひな祭りですねえ。
お天気に恵まれよかったよかった・・・
3月3日も5月5日も、やっぱり節句はお天気に恵まれないとね。
近頃は町をあげて古くから伝わるひな人形を訪問客に見せたり
ご当地色の強いイベントに仕立てたりして、
ひな祭りが観光や地域振興に一役買っていますね。
こちらの近辺だと真壁(桜川市)や土浦が知られています。
一度ゆっくり訪ねてみたいのですが、何だか混んでいそうな気がして
いつもおっくうになってしまいます。
年度末に掛かっているというのもネックなんですよねー。

さて、写真は度々紹介している南米コロンビア産の原種洋ラン、
フラグミペディウム・シリミィ(Phragmipedium schlimii)です。
2系統あるうちの白っぽい方ですが、
昨年株分けしてからはこれが初開花、栄養の行き渡りが良くなったのか、
今までよりひと回り花が大きくなりました。
このランは年に1回以上・・・そうですね、2年に3回ぐらい咲いてくれます。
増殖も良くて、3年もすると鉢いっぱいに株が立ちます。

いつも正面の写真なので今日は横顔・・・
こういう角度で見ると、ちょっとアツモリソウを思わせるフォルムです。
丸くて薄紅、ほんわりと微毛に覆われ、何だか桃っぽくありません?
花にはかすかにですが、桃の花に似た芳香もあります。
桃の節句に似合いそうなランじゃないですかね(笑)

もうひとつの系統も間もなく開花しそうです。
久し振りのデュエットになるんじゃないかと期待してます。

Schlimii100303

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ふくらハトさん

寒いひな祭りイヴでしたね。
最低気温は2.5℃でしたから、冷え込みそのものは大したことないんですが、
日中の気温が上がらない!・・・最高気温は5℃。日較差2.5℃!

今日は仕事で坂東市の茨城県自然博物館へ出掛けたのですが、
その時に通る菅沼の南端の橋のデジタル温度表示も5℃でした。
ここ、いつもだいたい牛久より2〜3℃高めで
「うっそー、そんなに高いんだ」と思う温かい場所なんですよ。
しかも今週は明日一日を除いて、ずうっとお天気がぐずつくみたいですね。
先週からですから、またうず高い洗濯物の山が・・・(苦笑)

写真は庭のハンノキで休むキジバトさんです。
もともと高い体温と超断熱性の羽毛構造を持つ多くの鳥たちは、
寒い日でもこうして羽毛を膨らませ、
空気を蓄える事で割と簡単に寒さをしのぐ事が出来ます。
とまっている時に一番熱損失が大きいのはやはり細い脚だと思うのですが、
これもご覧のようにとまっている枝ごと包み込んで一緒に温めます。
下に降りずに枝にいるのは、脚が地面にくっついているより、
この方が熱を失わないということなのでしょう。

でも、表情がいかにも寒そうです。
交差点で信号待ちのコートを着込んだおじさんが、肩を縮めて揉み手しながら
「うぅーっ、さぶいなああ」と言ってるときの表情です。
これ見てるとこっちまで寒ーくなってきそうで、
《あったか〜い》缶コーヒーが飲みたくなってしまいます(笑)

Sokobiekatosan

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アマナ好調

まーたすっきりしないお天気が続いていますね。
今週はこのままぐずつきそうです。
玄関の白梅(白加賀)が開花し始めたのですが、
これではなかなかミツバチに来てもらえそうもありません。

写真は先週撮影したアマナの芽の様子です。
アマナは全部で6つの群落になっているのですが、
掲載のカットは2番目に数が多いところの株です。
パッと見昨年より倍増した感じです。

じつはここのアマナ、ちょっと心配してました。
この場所、シロハラやツグミがやたらほじくるし、
キジバトはここで大喧嘩するし、モグラ(ヒミズ?)も
地中をぼっこんぼっこんにかき回すし・・・と、
アマナの球根的には災難続きの場所だからです。

案の定、モグラがハデに通ったところは芽が出て来ていないので
総本数的にはけっこうあるのに生え方にむらがあります。
写真のカットもまとまって島状に見えるでしょ。
おまけにキジバトが踏んづけるものだから、
多少よじれたりいじけたりしているものもあります。
それでも健気に伸びて来る姿には、生きようという意欲がみなぎってます!

アマナって、じつは開花率はあまり良くありません。
増殖率はやたらいいのですが、出て来る本数の割には花は少ないものです。
育て方とか植えた場所の条件という事でもないみたいで
自生地で見ても本数の割に開花株は限られています。
だから、遠目に見て沢山咲いているアマナの群落というのは
相当な株数の大群落ということになります。
そういう場所って、残念ながら本当に少なくなりました。

我が家で一番大きな群落は200近い株数ですが
一度に咲く花はせいぜい15〜20輪。でも好調に増えている様なので、
あと5年もすれば沢山咲くようになるかなー。
・・・球根を食べなければの話ですが(笑)

Amana_me100223

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