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すっごく昔の画集

もう寒いという表現もいささかマンネリですが、
雪でも降るかという感じの空気でした。
不覚にもちょいと体調を崩しかけ、この年度末にこじらせたら大変なので
今日はおとなしくいい子にしてました(笑)

庭に出るのも憚られたので、空き部屋に放り込んだままになっている
古い荷物を少しずつ整理しました。
そしたらいろいろ懐かしいものが登場し、ありがちな脱線道中(笑)
写真はその中のひとつで、高校時代に使っていたミニスケッチ帳です。
いや〜ぁ懐かしいなあ!あの頃こんなん描いてたんだっけ・・・
・・・っつーか昔から薄っぺらなタッチは全然変わらないなあ(爆)
ほんっっっと進歩してねーじゃん(恥爆!)

とてもウェブの世界に出す様な代物ではないのですけど
まあ時効っていうか、クオリティはともかく、
この頃から動植物を気にしながら画像化する姿勢があったのだという発見が
何となく自分でも嬉しかったりしてね・・・ついアップしちゃいました。

恥ずかしついでに言っちゃうと、じつはこれを描いていた頃、
結構マジで日本画をやりたいと思っていたんですよ。
で、高校帰ってから夜間のアートスクールに通ったりして・・・
でも、先生と喧嘩してやめちゃいました(これもありがちですね)

私、植物の体に付いた虫食い穴とか枯れ込みが好き・・・っていうか
無視できなくて、そういう部分までなるべく克明に描いてたら
怒られちゃったんです。
「不必要な部分を常識的にスポイルして美を表現しなさい」みたいな指導を
いつも受けるのですが、頑固な性分ですからそれを素直に聞けなくって(笑)
で、毎度課題のバラの虫食い穴やリンゴのシミまで描いて怒られてました。
それも植物の有り様では・・・と、これは今でも思ってますけど。
でも今、図版画や標本画を依頼されてそれを描くかと言われれば、
さすがにそれはありませんよね。
そういう意味では、先生のおっしゃっていた事は至極当然でした。

画像の山吹ですが、これもつくった構図ではなく、
アスファルトに落ちていた様がきれいだと感じたのでまんま描きました。
確か川崎生田緑地の公園管理棟の脇の山吹が手入れで刈られた時の
スケッチだったと思います。
剪定ばさみにスパッと切り落とされ、落ちた拍子に散ってしまった姿が
雨で濡れたアスファルトに固定されていて、とても印象的でした。
でもそれを現場にしゃがんで一生懸命描くなどという事は
とても今では出来ません。デジカメや画像ソフトなんて
無かった時代だからやれたんでしょうね。
今自分が高校生だったとしても、描くという手法はとらないでしょう。
やっぱ人間って、恵まれていない方がいろいろ努力出来ますよねー・・・

Mukashinogashuu

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雑記帳」カテゴリの記事

コメント

こんな技を持っていらっしゃるとは!(枝、って見えるなあ。カタカナの方が良かったかな)
絵を習ったことはないのですが、マンガの助手をやったことはあり(ただしアマチュア)、ネームの中のコマ単位にどこまで描き込んで良いのかわからなくて苦労しました。車のダッシュボードやらビル街やら、パースをとると登場人物との関係がちぐはぐになったり、背景とキャラと、どっちが「主」なのかわからなくなる。
描き込みすぎてはだめなことってありますね。
でも、最近思ったことは、子供の頃に描いた東京タワーなんか、トラスの組み方めちゃくちゃでも東京タワーの「記号」に沿っていれば、とりあえず誰が見ても東京タワーだと認識してくれた。
で、スカイツリーの構造体を見ていて、21世紀の子供たちって、あの複雑な「記号」をどんなふうに解釈して描くのかなということです。それを見るのがちょっと楽しみなんですよ。

投稿: 雷蔵 | 2010年3月29日 (月) 23時39分

雷蔵さんこんばんは!
いろいろ「枝」のあるぐりおです(笑)
折れそうなのもあったりして・・・っていうか、
幹の下の方が腐ってるかも(爆)

へえ〜!そうですか、マンガのアシスタントを・・・
といいつつ、私もあるですよ。学生時代ですけどね。
あ、十数年前もあったっけ!じつは我が連合いは元プロで(4コマですが)
トーン貼りとか墨入れとかやらされてました。今だから言うが辛かったぞ(笑)

スカイツリー・・・ついに本日一番高い建造物になったんだそうで。
なんか見た感じ、東京タワーと比べると、建築物っぽいですよね。
トラスが分かりにくいから、シルエットで捉えて単純化するのかな・・・?
634mになるんでしょー?すごいですね。
タワーと違って、ゴジラがでっかく見えないんじゃないかと心配です。

投稿: ぐりお | 2010年3月30日 (火) 01時20分

いやいや、デジカメにもソフトにも頼らず、まさに自然と向き合い「まんま」を描く。素晴らしいではありませんか!
シミや虫食いのあるがままを描くのにも意味があると思います。加工された美しさにはないものがありますよ、人間と一緒。
確かに先生がおっしゃっていた事は仕事にする上で必要な場合もあろうかとは思いますが、それが全てではないですしね。

学生時代のぐりおさんの拘りに一票!

投稿: 太郎 | 2010年3月30日 (火) 10時29分

太郎さんどーもです。
虫食いも葉焼けも履歴ですからねー・・・
キュウリやナスが曲がるのにも理由はあるはずですしね。
これからも描く時にはそういう個性や経歴を大事に拾おうと思います。

あ、でも太郎さんはそれを許さずビューティフルに株を作るのが
モットーなのでしたよね。まあ、栽培ですものね。
私も栽培については同じなのですが、
庭植えのものはやはり害虫や天候被害も含め、
外的影響との折り合いということになります。
今日の記事のニリンソウも可哀想ですが、これを乗り越えて
開花する頃にはもう痛々しさなんて残っていないのでしょうね。

私も経年変化がかっこ良く見える様な齢のとり方をしたいのですが、
コイツがまたなかなかそういう具合にはいきません(笑)

投稿: ぐりお | 2010年3月30日 (火) 18時32分

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