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雪解百合

昨日から一転、冷たい冷たい雨・・・憂鬱になってしまいそうですが
明日はまた晴れて20℃超えと聞いていますから、まだ
「こんな日は大人しくいい子にしてよう・・・」と思えます(笑)

気分だけでも爽やかに行きたいので、画像は昨日の花のカットから・・・
この青い花、チオノドクサ・ルシリアエ(Chionodoxa luciliae)
と言います。シラーやヒアシンスに近い春咲きの小球根植物で、
原産地は小アジア、トルコあたりだそうです。

私が栽培しているものはずっと昔、知人から頂いたものなのですが、
正直あまり思い入れがなく、こう言っては花に大変申し訳ないのですが
「枯れない程度」に管理していたといったところです。
元来丈夫な性質なので、それでも毎年花を咲かせていたのですが、
感心が薄い分、なんだかあまり注視していなかったようです。

ところが先日、足元に咲くこの花にハッとしました。
常緑ビバーナムの傍らに植えたチオノドクサの花が
ビバーナムの木漏れ日を受けて
まるで自ら発光しているかのように木陰を照らして見えたのです。
弁先から花の中心に向け、クールな青が純白に抜けるグラデーションが
これほど清々しく見えたのは初めての事。同じ小球根でも
シラーやプシュキニアとはひと味違った主張を感じます。
花が上を向いて咲くせいかもしれません。

アップで見ると、透明感のある青い光が滲んでいるようで、
ちょっと妖精チック?・・・日本の野草には無い雰囲気を感じます。
なんかRPGとかに出て来そうですよね(笑)

「チオノドクサ」なんて、韻があまりに日本的な組み合わせなので
「ちおのど草」みたいに思えますが、
ギリシア語の「雪の」と「栄光」を合わせた造語が由来なのだそうで、
雪の解けたところにまばゆく咲いている様子から付けられたとか・・・
英名も「グローリー・オブ・ザ・スノー」で同じ意味になっています。
和名は「雪解百合(ゆきげゆり)」。こちらも由来を共にしていますね。

我が国で園芸的に栽培される種類はこのチオノドクサ・ルシリアエの他に
チオノドクサ・サルデンシス(Chionodoxa sardensis)、
チオノドクサ・ギガンテア(Chionodoxa gigantea)と、
これらの選抜品種や交配品種のようです。
日本では今ひとつメジャーになれない球根植物ですが、
個人的にはちょっと見直しました。

Chionodoxa

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