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そりゃビビるわな(笑)


Suzumebachi_subako

5月も半ばとなり、池畔の巣箱で営巣中のシジュウカラも
いよいよ子育ての佳境です。
見ているとすごいペースで昆虫をくわえては巣のヒナに与えに戻って来て、
その一心不乱振りには全く頭が下がります。

じつは今日は急に筑波山に登る仕事が入ってしまい、
すごく気を揉みながら家路を急ぎました。
何としてもヒナの巣立ちを見届けたかったのに、
もしも留守中に巣立ってしまったらすごく心残りだったもので・・・(笑)
まあ、だいたい巣立ちは朝方なので大丈夫だとは思ったのですが。

で、帰ってみると案の定巣立ちはまだだったのですが、
見ている目の前で面白い事が起こりました。
なんとシジュウカラの巣箱の入り口に、こちらも営巣場所を物色中の
スズメバチの女王がとまったのです。
木のウロに大きな球形の巣をつくるスズメバチですが、
実際のところなかなかそんなウロはないので、
木にそれっぽい空洞を見付けると、とりあえずチェックするのです。

実際巣箱は他にもいろんな生き物に目をつけられます。
その中には巣箱が目的のものもあれば、中のヒナが目的のものもあります。
この間はヒヨドリがヒナを狙って、巣箱をこじ開けようと頑張っていました。
カラスは、それが無駄だとわかっているのか
巣立ちのタイミングを狙って毎日様子を見に来ます。
(でも、カラスが本気でかかれば巣箱が壊れそうな気もしますね:汗)
この時期どちらも自分のヒナを抱える身ですから、
効率よく良質のエサを確保したいのはシジュウカラと同じです。

そういうことを本能的に知っているのか、
親鳥以外の生き物が巣に現れるとヒナたちは物音ひとつ立てません。が、
この時は中のヒナたちが「ジャージャージャー!」と大騒ぎ。
どうしてだろうと思った次の瞬間、
至近の枝に親鳥がヤゴをくわえて戻って来ました。
親鳥が声を出さなくても、ヒナたちには戻って来た事がわかるようで、
私も撮影の時等は、ヒナの声で親鳥の帰還を知るのが常です。
入り口の不審者とエサを持って来た親鳥をはかりに掛けると、
親鳥の勝ちなんですね(笑)

しかし、状況を見て親鳥は愕然としているようです。
そりゃそうですよね。子供に留守番頼んで帰宅したら
玄関で思いっきり不審者が家の中を覗いてたんですから(笑)

通常、こういう場合親鳥は果敢に鳴き声で威嚇したり
飛びかかる追い払いの行動に出たりするのですが、
ヒナに与える大切なエサを口にくわえていますから
一体どうするのだろうと思ってると、
幸いにして「こりゃ営巣できる場所じゃあないね」と悟ったスズメバチが
羽音を残して飛び去りました。
いやいや、よかったよかった・・・
でも、すぐに飛び去らなかったらホントにどうしたんでしょうね。

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