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五つ星の擬態

昨日に続いて一日シトシトでしたね。
冷たい雨と言っては言い過ぎかもしれませんが、少し肌寒さを感じました。
昨日はお天気のせいで、今日はお天気も悪いけど
画像編集の仕事に掛かりっきりで、まったくお外に出ていません。
写真は先週撮影したカットです。

Onagagumo1

これ、何だかわかります?
知っている人にはお馴染みのものですが、
知らない人にはまずわからないだろうと思います。

生物ですよ。
松葉あるいは細い枝の切れ端の様にも見えますが、
そう見せているだけです。
シャクトリムシ?・・・惜しい!
シャクトリムシ級の五つ星の擬態ですが、昆虫でもありません。


では、下のカットでおわかりになるでしょうか・・・


Onagagumo2

そうです!
クモなんですよ、これ。
オナガグモって言います。ほとんど動かないクモなので
見かけるときはまず一枚目のカットの姿です。
二枚目のカットのようにクモの正体を見せるのは、最低限の移動と
居場所の糸を掛ける時、獲物を捕らえる時くらいのものです。

オナガグモは、私たちが見慣れたクモの巣・・・つまり、
広がった網の様な巣を作りません。作る必要がないのです。
オナガグモが捕らえて食べるのは昆虫ではなく、何と他のクモ!
クモ食性のクモなんです。

クモの多くは枝から枝など、ちょっとした移動の際、風と重力、そして
自分の出す糸を使って効率よく動きますが、自分の糸だけでなく、
他のクモが張った糸もよく利用します。
オナガグモはそんなクモ自身の習性を利用し、
いかにも移動に便利そうなところに簡単な糸掛けを施して待っているだけで、
わざわざエサの方からやって来てくれるという次第。
なんだかとってもベンチャーなヤツです(笑)

写真の個体は褐色が乗ったややくすんだ緑色をしていますが、
体色には個体差があり、
若々しい緑色のものから枯れ枝の様な茶色まで見られます。
多くいる場所だと狭い範囲でも結構な個体数が見つかる事もあります。
でもこの姿ですから、気が付けば・・・ですけどね(笑)

葉っぱについた鳥の糞にそっくりなトリノフンダマシ、
網の中央に寄せ集めたチリゴミに紛れて見分けがつかないゴミグモなど、
クモの仲間には五つ星の擬態をしている種類が他にもいますが、
やはりこのオナガグモがチャンピオン級の擬態と言えそうですね。

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コメント

どもです。
そういうクモもいるんですね~。
初めて知りました。
クモも色々な種類があるんだなぁ。
このクモ、生まれたての時もやっぱりクモを食べるのかなぁ。


心ない人ってどこにでも居るんですね。
私の友人は家の前の野草がぽつぽつとなくなっていたので、
何回か張り込んでいたら、なんと!!
犯人は近所のばーさんだったそうです。
文句を言ったら逆ギレされたそう・・・・・。
なんだかね~。

投稿: こー | 2010年5月25日 (火) 07時34分

こーさんども!
クモってねー、いろいろな生態があるんですよー。
面白い生き物ですよ。ちょっと気持ち悪いところもありますけどね(笑)
ほとんどのクモって産まれたては持って生まれた栄養を消化して
1〜2回脱皮したところで分散し、親と同じ様な活動に入るんですが、
その頃はどうなんだろー?きっと他のクモの幼体を食べるんだと
思うのですが・・・見た事が無いから不明ですね(笑)

逆ギレは怖い!本当に怖いです!!でも最近老いも若きも多いっすよね。
本当になんだかね〜・・・
私ねー、うちに入った人のその時の状況を想像してみたんですよ。
貝(ゼニタナゴ)は、ある場所が特定できれば
まあそう難しくないと思うのですが、
アツモリソウは全部7号以上の素焼鉢に植えてあって、
それを11個ですからねー。きっと二人組以上か
仕出しのプラコンテナみたいなものに入れるかしたんでしょうね。
その気合いの入り方がとてつもなくコワいです(汗笑)

投稿: ぐりお | 2010年5月25日 (火) 19時05分

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