« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月

日向のチャンピオン

ここ数日にくらべたら、今日は気温が低めでした。
最低/最高気温はそれぞれ19.5℃/26℃。
でも湿度は高くてムシムシは相変わらずでした。

写真はシソ科の多年草、ウツボグサです。
この草、元々当地のものですが、最初は造成したあとに残された切れ端から
数本が生えていた程度でした。
それが3年目ぐらいから群落になり、今では匍匐枝から増えた株に
実生で出て来た株が加わり、池のある庭の東側全体で
日向から半日陰のところに全面的に広がっています。

植物の勢力は次第に遷移していくものですが、見たところここしばらくの間は
ウツボグサが日向のチャンピオンということになりそうです。
ちなみに半日陰から日陰のチャンピオンはホタルブクロ。
こちらも栄養繁殖と実生が相まって無敵の勢いです。

何の要因でウツボグサがこれほど占有するのかわかりませんが、
当然ながら何かしら条件が良いという事には違いありません。
まあ元々丈夫な植物ですが、ヨモギやハルジョオンのように
底の道端にも咲いている・・・という草でもありませんから、
何か好みのツボがあるのでしょう。
知り合いの方が庭に咲かせたいと言って何度も持って行かれたのですが、
未だに定着はしていないようです。
その方は植物に詳しく、多分栽培に関しては私より数段上級だと思います。
我が家では、逆に何の管理もしていません。
というか、唯一の管理として、増えすぎた分を間引いています(笑)

ウツボグサはこの時期の蜜源植物としても重要な役割を果たしているようで
沢山のチョウやハチが訪れます。
チョウは日中専門ですが、日の長いこの時期、
ハチの仲間は足元が見えるかどうかという暮れなずみの時刻まで
活発に花にやって来ます。むしろ日中より夕方の方が多い様ですね。
クマバチ、トラマルハナバチ、クロマルハナバチと
このあたりで見かけるマルハナバチの仲間がそろい踏みです。

昨年あたりからうんざりするほどの数が咲きますが、
家人に言わせるとラベンダー風に見えなくもないとの事。
なるほど、北海道の方には笑われそうですが
ウツボグサの花はいかにもシソ科らしい特徴を持っていますが、
それは案外そのままラベンダーに通じるものがあるかもしれません。
この規模ではちょっと無理ですが、畑一面ぐらいに咲いたら
ちょっと見ラベンダーに見えない事もないかも?(笑)

でも、問題は花が終わったあと。
名の由来ともなった靫(うつぼ=弓矢を入れる筒状の武具)がやたら目立ち、
それは程なく茶枯れてしまいます(故に別名夏枯草=かこそう、といいます)
そうなったら刈り取らないときれいじゃなくなってしまうんです。
この欠点さえ無ければ、いいグランドカバーなんですけどね〜(笑)

Utsubogusa2010


| | コメント (2) | トラックバック (0)

Target1&2

Target12

今日もムシムシ〜・・・でも、梅雨前線はまだちょっと下気味で
九州南部ばかりがひどい目にあって、こちらは雨量がごく少ないですね。
しかしこのへんのからくりがよくわからないのですが、
太平洋高気圧の力が弱くて梅雨前線が下がっている割には
気温が高いですよねー。昨日なんか最高気温が33℃でした。
昨夜の日付が変わる頃はまだ25.5℃もあって、朝方23℃まで下がったので
ギリギリ熱帯夜は回避されましたが、昨年よりは間違いなく暑いです。
猛暑になるのかな〜・・・ちょっとコワい(笑)

写真の方は池のウシガエル。春先に11匹いましたが、
先週この写真を撮影した時点では2匹。
どちらも一昨年池に産みつけられた卵からふ化した個体で
昨年の秋にお馴染みの巨大オタマから子ガエルに変態しました。
なかなか愛嬌があって可愛らしい顔つきですが、駆除対象です。
脅威の外来種ですので、在来の生態系を復元しているさくら上池には
気の毒なのですがいてもらってはいけない生き物です。

まだ春の水温が低い時期には、ごくたまに呼吸に上がって来るだけなので
見付けるのが大変困難ですが、上手く遭遇できれば、
まだ動きが鈍いので比較的簡単に捕獲できます。
暖かくなると岸に上がる事が多くなり、どこにいるかすぐにわかるのですが、
今度は俊敏になっているので、そうおいそれとは捕まりません。
しかし、夜間に強力なライトで顔を照らしたまま近づくと
幻惑状態になるらしく簡単に捕獲できました。
これらの方法で11匹中5匹を捕獲。残るは6匹ですが彼等もいよいよ
警戒心が強くなり、幻惑作戦も照らす前にこちらの気配を察して
水中に姿を消す・・・といった具合で膠着してしまいました。

そうこうするうちに彼等の食欲に火が付き、
目の前を飛ぶホタルにまでぱくつく始末。
さらに先週あたりからへたくそながらも「グォーッ」と鳴き始め、
このままでは声を聞きつけてやって来たメスにまた産卵されてしまいます。
これはなんとかしなくては・・・
という訳で正直これだけはやりたくなかったのですが、最後の手段、
「2階からエアガンで狙撃」作戦。ゴルゴしてしまいました・・・
普段池の定点撮影を行う窓から、東京マルイ社謹製のイスラエル軍制式拳銃
デザートイーグル50AEを構える姿は、
普段生き物を愛するぐりおさんとは思えぬ驚愕の光景かもしれません(汗)
取説の冒頭の方に「人や動物に向けて撃たない」って書いてあるのに・・・

ターゲットまでは10メートルあまり離れていますが、
上から下に撃つ事もあって威力は相当なもの、当たれば気絶です。
でもそう当たるもんじゃありません・・・っていうか、私ドヘタでした(爆)
結局現在までに4匹に命中。うち2匹は気絶では済みませんでした。合掌。

そんな訳で残るは2匹ですが、さすがに生き残った精鋭だけの事はあり、
今では銃に初弾を送填するためにブローバックのスライドを
「ガシャ!」とバックしただけで池に潜ってしまいます。
2階から一を確認するところまではできるのですが、そこまでなんです。
戦いはまだ当分続きそうです・・・

| | コメント (3) | トラックバック (0)

マテバシイも開花!

蒸し暑いのはまあ仕方がないとして、結局今日も降りそうでいて
ちゃんと降りませんでした。ポツポツッとは来るのですけどねー。
もちろん乾いた感じはみじんもないのですが、
なんだか灰色の空のもと、ここまで湿っぽいのに落ちてこないというのは
私としてはフラストレーションです(笑)

以前にも書きましたが、
庭の植栽として、可能な範囲でドングリの仲間をコレクションしました。
その中には自分で拾ったドングリから育てた木も何本かあります。
そうしたドングリ(ブナ科)コレクションのうち、
初めて花が咲いた!という種類が今年は複数ありました。

カシワ、アラカシ、スダジイ・・・そして写真のマテバシイです。
カシワとアラカシは風媒花ですが、スダジイとマテバシイは虫媒花。
どちらもクリによく似た花を咲かせます。
開花に気付いたのもベニカミキリやコアオハナムグリが集まって
何となく木の上の方が賑やかだったからです。

このマテバシイは、大田区の野鳥公園に出掛けた時に
ドングリを拾って来て実生で育てた苗です。写真には写っていませんが、
隣のクサギをはさんだもうひとつ奥に植えてあるウバメガシも
同じ時に同じ場所で拾ったドングリでした。
でも、ウバメガシの方はまだ花が咲いていません。

マテバシイって、ブナ科の中ではとっても南国的な印象の木です。
おそらく葉の形や色、表面光沢、それに独特のボリューム感のある
ダイナミックな繁り方がそう見せるのでしょう。
じつはこの木、一年おきぐらいに樹液も出すんですよ。
ちゃんと発酵して美味しくなるらしく、
カナブンやスズメバチがやって来ていました。
当地に自生が多いシラカシが時々樹液を出すのは知っていましたが
マテバシイも出す事があるのですね。

公園や街路の植栽でお馴染みのマテバシイですが、
元々は海岸沿いに多い木で、
房総半島の方に行くと自生数が圧倒的に多くなります。
こうした地域では甘い樹液は貴重ですから、
海岸沿いでも分布が見られるヒラタクワガタなどは、
このマテバシイの樹液があれば頼っているのかも知れませんね。

私的にこの木の魅力は少しスマートな砲弾型をした大きめのドングリ。
これが上を向いた房状にならんで成ります。
花が咲き、虫がたくさん来たのですから、ドングリも成るかもしれません。
ちょっと楽しみです・・・

Matebasii_hana

| | コメント (3) | トラックバック (0)

焦らす・焦がれる

Kitayahazu1006osu

今日はほとんど曇りだったのですが、最高気温は29℃に達しました。
すごく蒸し暑い・・・
23時頃から雨になっています。
明日からも蒸し暑い日が続くようですね。気温より湿度が辛そうです。

上の写真は北やはずハエトリのオス。成体になったばかりと思われる、
少々小振りで腹部も小さい個体です。
昨日掲載したチビ助ハラビロカマキリがいるハギのすぐ脇に生えている、
オカトラノオの葉上にいるところです。
このお腹の様子では相当腹ぺこなはずですが、カマキリには目もくれず
少し先の一点を見つめながら、太く長い第一歩脚を振り上げています。

彼の見つめた先にいたのが下の写真の彼女、
同じキタヤハズハエトリのメスです。
オスとメスでは色も模様も体型も、えらく違って見えますが
ハエトリグモではよくあることです。
こちらは見つめるオスよりひと回り大きく、パンと張った腹部には
おそらく成熟した卵がたくさん入っているものと思われます。
自分を見つめるオスのラブコールには気付いているらしく、
彼女もまたオスの方を見てはいるのですが、微動だにしません。

オスの方は一段とラブコールに熱が入りますが、
一向に反応しないメスを前にして、
振り上げた第一歩脚はむなしく空を切るばかりです。

やがてメスはくるりと体の向きを変え、
ぴょんぴょんとオカトラノオの群落を先に進みます。
オスがすかさず距離を変えずにあとを追うと、
またくるっと振り向きオスを見ています。
まさに「ここまでおいでよ」っという感じ。
これ、まんざらじゃないってことですよねえ。そうじゃなかったら
あんたは相当な悪女だ・・・(どっちにしろ悪女と思えるけど:笑)

女はみんな悪女だと誰かが言ってたなああ(確か女性)
生きてるって素晴らしい・・・けど、生きてるって苦しい。
オスが自分と重なって、こぼれるのは苦笑とため息・・・

Kitayahazu1006mesu

| | コメント (0) | トラックバック (0)

世界は広い!

ようやく梅雨らしい一日になりました。
とにかく湿度が高くて、日射しが無くてもじっとしていても
汗ばんで来る感じです。
予報よりも早く雨が落ちて来ましたが、
しばらくはぽつぽつという降りで、本降りは夕方になってからでした。

今日は子供の球技大会(ドッヂボール)で
写真撮影記録を担当していましたので、カメラは市民体育館の中でしか
使っていません。写真は昨日撮影のカットです。

写っている小さな昆虫はハラビロカマキリの幼虫。
体長11ミリの、まだふ化して日の浅い個体です。
ハギの茎に横向きに止まって時々脚をむずむずと動かす様子が、
踏み出したばかりの広い世界に戸惑っている様に見えました。

一部のカメムシやハサミムシの例外を除けば、昆虫に育児はありません。
生まれたその日から自分の人生を自分一人の脚で歩き出します。
命がけの冒険が始まり、もう既に数十時間を経過していると思いますが、
こうして今生きている確率がどれほど低いかを考えると、
少しばかり自信を持ってもいい頃合いです。

しかし、実際のところはまだ補食するよりも捕食される確率の方が
ずっと高い立場ですから、ここは謙虚に一挙手一投足にも慎重を極めます。
このハギの枝先にはアブラムシが付いていて、
それ自体は得やすいエサなのですが、取り巻きのアリが厄介です。
近くの葉裏にはオスのキタヤハズハエトリがいますが、
こちらは今気になるメスを追尾中で、さしあたっての危険度は低そうです。
最も危険なのは隣のススキの上にいる同業者、オオカマキリの幼虫。
ハラビロカマキリより一足早くふ化しているので、
既に2回目の脱皮を終え体長は30ミリを超えています。

・・・と、私が撮影時にざっと見回しただけでも
50センチ以内にこの位の気になる相手がいました。
この小さな体にとっては我が家の庭も宇宙の様に広い!
そしてそこには星の数ほどの危険がいっぱい!!

樹上性の彼等が徐々に目指すのは木の高い場所です。
さあ、クヌギの先端に辿り着くまで生き抜いて大きくなれよーっ!

Harabiro_baby

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ジュンサイ満開

梅雨の中休み・・・っていうか、中休みの方が多いんじゃないですかね(笑)
九州南部は豪雨が続いて大変だというのに、こちらはやや空梅雨気味です。
完全に空梅雨とも言えないのですよね。
梅雨晴れの中休みにババッと降る・・・みたいな陽性梅雨です。

写真は池のジュンサイ。今ちょうど満開です。
こんな地味な花でも満開となるとそれなりの存在感で、
水面から立ち上がる様に花を咲かせる様子は
上からではさほどボリュームを感じませんが
横から見るととても賑やかです。

花を見ていると、コハナバチの仲間やマメヒラタアブなんかが
けっこう来ているんです。これでも立派な虫媒花です。

そういえば、水生植物の多くは
水域で生活していても花は空気中に出しますね。
イネ科やカヤツリグサ科、アマモなど
風や水流で花粉を運ぶ一部の例外以外は、殆どが虫媒花だということです。
水面に葉の一枚も出さない沈水植物のフサジュンサイやオオカナダモでさえ
花は空中で開きます。
注目すべきは、水中生活に特化した水生昆虫なるものがいるにもかかわらず、
彼等の中にポリネーターが存在しないという事。
ポリネーターがいないから水生植物が水中で花を咲かせないのか、
水中に花が咲かないから水生昆虫の中に
ポリネーターが存在しないのかわかりませんが、
昆虫と植物は水の中ではそういう契約を結ばなかったようです。

もしも・・・もしも水中に美しいお花畑が存在したら、
マンタよろしく水中を優雅に羽ばたくチョウがいたのでしょうか?
水底に一大構造物をこしらえて社会生活を営む
水中ハナバチがいたのでしょうか?
いや、ひょっとすると花の蜜を集めて回る
魚類やエビが登場したかもしれません。

植物が花をつけることは、昆虫をはじめ陸上生物の多くに
生活史の多様性を生み出しました。
これが水の中で展開されたらどうなっただろうと考えると、
ワクワクする様な景色が頭の中に広がって来て・・・かなり楽しいです。

Junsai_hana2010

| | コメント (2) | トラックバック (0)

子羊誕生!

朝から晴れました。
午前中は時々曇ったりもしましたが、午後からは快晴。
空気もこの時期にしてはカラリとしていて割合快適。
実際、気温も予報ほどには上がらず、当地の最高気温は26.5℃。
朝の最低気温が19.5℃でした。

写真は排水路に素焼鉢を沈めて管理していた日本の原種スイレン
ヒツジグサのベビーです。
このヒツジグサ、当ブログによく遊びに来て下さる
「こーさん」に種子をいただいたもので、埼玉県産とのこと。
昨年の初冬に種子を播いて、そのまま排水路に沈めて冬を越しました。
今年の冬は寒かったので、種子が無事に発芽してくれるのか
とっても心配だったのですよ。今のところ13株発芽しています。
ハート型の初期葉は薄い質感の水中葉ですが、あと数枚後には
やや厚みのある浮き葉が出てくれると思うのですが・・・どうかな?

ヒツジグサの羊っていうのは、「羊の刻」を指します。
その時間帯に花が咲くという意味ですが、園芸種のスイレンも
花が開いている時間は限られていますね。
昔母がアルバイトしていた英国大使館にお勤めの方のお宅では、
お庭のスイレンの花が完全に開いたら午前のティータイムなのだそうで、
その時刻になると少し大きめのティーポットに入れたお茶を
ガーデンテーブルに運ぶ・・・うう〜む、なんとも優雅(笑)

ところでこのヒツジグサ、大きくなったら池に移植するつもりです。
そしてその時は、今便宜上池で育てている白い花のスイレンを
池から出さなくてなりません。・・・スイレンどうしよう(汗)
しゃあない、もひとつ池作るか・・・って、そんな場所ないですね(笑)
何事も無計画はいけません・・・

Hitsujigusa_mishou

| | コメント (2) | トラックバック (0)

アゲハキアゲハ

Ageha_youchu

今日は当地も雨降りです。梅雨っぽいお天気が続いていましたが、
じつはちゃんとした雨はちょっとご無沙汰で、
6/18の金曜日以来となりました。

今日の写真は昨日に続いてアゲハの幼虫2種。
上がアゲハ(ナミアゲハ)の終令幼虫、下がキアゲハの終令幼虫です。
アゲハの方は、昨日前蛹を掲載したクロアゲハによく似ています。
アゲハでは地色の黄緑よりも濃い緑色の帯が、
クロアゲハでは焦げ茶色をしていますが、
模様や全体的な雰囲気は共通したものを感じます。
しかし、成虫(チョウ)の姿は全く異なり、アゲハとクロアゲハを
見間違える人はまずいないと思います。
食草はどちらもミカン科の植物ですので、
同じ木に両種の幼虫が見られる事もしばしばあります。
ほかにもモンキアゲハ、オナガアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハなど、
ミカン科を食草とするアゲハ類の幼虫は、
みな似た様な、緑色の体に目玉のある顔の模様を持っています。

一方、キアゲハの幼虫・・・アゲハとは全く異なる模様をしています。
まず、明確な顔の模様が見当たりません。
そして頭からお尻まで連続する、
黒線にオレンジ色のドットを配しただんだら模様・・・
この幼虫は、一度覚えたら他種と間違える事はない独特の姿です。
食草もキアゲハだけがミカン科ではなく、セリ科です。
よく庭に植えたパセリやミツバ、フェンネルなどが
丸ボウズにされることがあるでしょう。あの犯人はキアゲハです。

アゲハの幼虫の緑色+縞模様は保護色、目玉の模様は鳥等を威嚇する
警戒色の機能だと考えられています。
キアゲハは、目玉模様を持たないかわりに全身が毒々しい警戒色、
といったところでしょうか?
でも、頻繁に捕食されているところを見るとあまり効果は無いみたいですね。

ところで、図鑑等で成虫(チョウ)を見比べた時、
ほとんどの人がアゲハに一番似ているのはキアゲハだと答えるでしょう。
この2種の成虫はそれほどよく似ています。
むしろ、他のアゲハ類の面々に比べアゲハ(ナミアゲハ)だけが
妙にキアゲハに似ていると言った方がいいのかもしれません。

成虫はとてもよく似ているこの2種ですが、
幼虫は姿も食草の系統も全く異なります。
種分化の道筋で、この2種が一体いつどのように分かれたのか
非常に興味深いと思います。

Kiageha_youchu

| | コメント (2) | トラックバック (0)

困ったな・・・

Kuroageha_zenyou

写真を見て下さい。タイトルの通りです(笑)
井戸のポンプの脇にはユズの木があり、そこで育ったクロアゲハです。
一昨日見たときはまだユズの葉っぱをしゃくしゃくと食べていました。
昨日姿が見えなくなったなあと思ったら、こんなところに・・・

これは池に水を入れる際に使うホースなんですよ。
井戸ポンプの小屋に掛けてあります。
まあ、滅多に使わないものなのでよかったですけど、
もう一本の方(庭の散水用)だったら大変でした。

この状態を前蛹(ぜんよう)っていいます。
幼虫の皮をかぶっていますが、すでに中身は半分以上蛹になっています。
明日の朝にはこのうり坊の顔みたいな模様の皮を脱いで
無表情な蛹になっていると思います。

ユズの木には、アゲハとクロアゲハの2種類の幼虫が付いています。
はじめは両方ともたくさんいたのですが、天敵に補食され、
終令幼虫にまで至ったのはアゲハが2匹、クロアゲハはこの1匹だけでした。
厳しい世界です・・・
加えて言うなら、ここまできてもまだ未来はわかりません。
蛹になったはいいけれど、そこから出て来たのは
チョウではなくってハチだった、なんて事もよくある話です。
だから応援しているのですが、これはちょっと困ったなあ・・・(笑)

このところの暑さで池の水温も上がり、
そこの落ち葉から油分が出て来たので
注水して流しちゃおうと思っていた矢先です。
しょうがない、散水用のホースを池の奥まで引っ張って使う事にします。
だからせめて、立派な夏型の黒いチョウになってちょうだいな。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

池の初夏2010

Ike2010shoka

Ike2009jun

今日は夏至。一年で一番昼が長い訳ですが、
当地での日の出日没はそれぞれ4:26/18:57となっています。
ちなみに明日と明後日は日の出は同じで、日の入りが18:58ですから
実際には明日と明後日の方が、今日より1分昼が長いことになりますね。
しかし夕方の方はともかく、明け方の明るさは
惰眠を貪る身としてはいかにも有効に使っていません(笑)
早起きして朝方の涼しい時間を庭の手入れに使えたら、
夜も早寝で健康的なのでしょうが、う〜〜〜〜ん・・・理想ですけどねー。

さて、今日の画像は月に一度の定点撮影。
例にならって一応昨年の画像をならべてみると・・・
おやおや、間違い探しかという位、同じ様な状況になっています。
寒さのぶり返しがしつこかった4月5月でしたが、
暑さが到来して以降は植物の生育も順調に暦に追いついた感じですね。

左側の池畔にノハナショウブの紫色が確認できます。
今年はやっと咲いたという印象だったのですが、
昨年の画像にも開花の様子が確認できますね。
昨年の画像に見える白いスイレンは今年も咲いていますが、
ちょうど今花が切れて次の蕾が明日開花しそうです。

昨年あたりからクヌギの木が鬱蒼とした感じになっているのですが、
そろそろ切ろうかどうしようか迷っています。
クヌギの木は幹をずばっと切ってしまう事で、
そのあとに出て来たひこばえから新しい幹を育て、
木を若返らせる事が出来ます。いわゆる萌芽更新です。
切った幹でキノコを栽培しようと思っているのですが、
クヌギの下草や土壌がちょうどいい感じになってきているので、
もう1〜2年待とうかとも思っています。

池の様子は外見も水の中も例年とあまり変わりありませんが、
駆除し切れていないウシガエルの小型個体が2匹いて、
いろいろと悪さをしています(笑;)
やつら、ヘイケボタルを食べるんですよ!光っているので
簡単に見つかるってことらしいです。
普通、在来のカエルは軽い毒性を持つホタルはまずいらしく、
ほとんど食べないのですけどね。

例年とくらべるとチョウがやっぱりまだ少ないでしょうか?
ハンノキに住み着いているはずのミドリシジミも
まだ1個体しか見ていません。これから出て来てくれるのだとは思いますが。
昆虫の方は、まだ植物の生育不良の影響を受けているのかも知れません。
例年だと、そろそろニイニイゼミとヒグラシが出て来る頃です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

夏の花へ

風があるけれど、ムシムシとした空気でした。
20℃/30℃・・・気温の方はわかりやすくすっきりとした数字(笑)

ガマズミが終わり、イボタが終わり、クリも終わり・・・
初夏の白い花は園芸植物のアスチルベと写真のヤマアジサイに移りました。
もう初夏から夏へと季節が動きつつあります。

このヤマアジサイは挿し木で作った株ですが、
植え付け3年目、今年は沢山花を咲かせました。
この花より少々小振りで装飾花が無く、薄青紫の花を咲かせる
コアジサイも大好きなのですが、
ヤマアジサイよりちょっと気難しいと聞いているので、
今のところ庭への導入は躊躇しています。
今年は挿し木に挑戦してみようかな・・・

ヤマアジサイの花も虫を呼ぶのですが、今年の白い花リレーは例年にくらべ
訪ねる虫の数が明らかに少なく、ちょっと寂しいものでした。
いつまでもぶり返した低温が影響したのかもしれません。
それでも、季節はだいぶ追いついて来たようで、
クヌギの樹液には、コクワガタに混じってノコギリクワガタが
姿を見せるようになっています。

咲き始めたホタルブクロ、ノハナショウブ
あと少しのオカトラノオ、ヤマユリ、カワラナデシコ・・・
気が付けば夏のお品書きになっていますね(笑)

Yamaajisai100618

| | コメント (0) | トラックバック (0)

負け組じゃない

今日は基本的に曇りのち晴れだったのですが、とても不安定で
朝のうちは雨が残り、その後時々降ったりパッと晴れたり・・・
午後3時以降は概ね晴れました。
気温は最低/最高がそれぞれ18℃/27℃でしたが、湿度が高いため
気温以上に蒸し暑く感じました。まあ、この時期らしいのかな。

写真は今やすっかり見慣れた庭の住人、ヘイケボタルです。
見慣れたと言ってもそれは夜の姿で、昼間にこの虫を確認できるのは
案外まれです。このため当ブログに登場するのはこれが初めてですね。
撮影個体は落ち葉の裏に潜んでいたものですが、
お尻隠して頭隠さず・・・
ピンク色の前胸部が覗いていたので見つかりました(笑)
昼間は光を放つお尻よりも、目立つピンク色を隠した方がよさそうです。

体も光の強さも勝るゲンジボタルの方を、勝ち組の源氏にたとえ
それに対して小さいので負け組の平家が本種に付いた訳ですが、
両種とも見られる豊かな環境で、自然度が低下する様な自体に見舞われた際、
決まって先に姿を消してしまうのは、じつはゲンジボタルの方です。

ですから都市近郊の里山に残っているホタルのほとんどはヘイケボタル。
東北や北陸をはじめ、都市部でゲンジボタルが見られるところもありますが、
こういった場所は水質の良い少し大きめの河川で
蛹を作ったり産卵したりといった場所が充分にある場合か、
きれいな湧き水を水源とする沢と自然の岸辺がある場所に限られます。
どちらも、幼虫時代のエサであるカワニナの生息も必要条件いえます。

ヘイケボタルは、肥料を入れ富栄養な水質な上に、
浅く流れがほとんどないので日中の水温が上昇する水田の中でも
幼虫が育ちます。
幼虫時代のエサもカワニナに限らず、マルタニシ、ヒメタニシ、
モノアラガイなどまれ含まれ、許容条件が緩くなっています。
このため、里山の風情が残る近郊の水田環境でも、
まだまだ見る事が出来るのです。

環境悪化への耐性では、圧倒的にヘイケボタルの方に軍配が上がりますが、
それでも、蛹になるための上陸が可能な水辺や
アメリカザリガニなどの密度が高く、補食されてしまうところでは
生息は難しくなってしまいます。
もっとも、昨今ヘイケボタルにとって一番の脅威は、
交信手段である光を消してしまう「今どきの田舎の明るい夜」ですけどね。

Heikebotaru100618

| | コメント (6) | トラックバック (0)

野バラのフィナーレ

すっかり梅雨の鬱陶しい天気が戻って来てしまいましたが、
朝のうちは晴れて暑くなりました。
「のち雨・・・」とわかっていたので、朝一で猛然と洗濯ダッシュです(笑)
気温があれば短時間でほぼ乾き、天気が変わる直前に風が吹くはず・・・
今日のところはこの見込みが大当たり!実にいい気分です(笑!)

洗濯物を取り込み終わった昼過ぎには空がネズミ色でしたが、
晴れの名残りを惜しむかのように、
フェンス際にヤエヤマノイバラ(カカヤンバラ)が咲き競っていました。
こうして写真で見るとなんちゅうこともない白い野バラですが、
じつはこの花、一輪の直径が100ミリを超えます。デカイのですよ(笑)
だからこうして輪数が揃うと結構な迫力になります。

決して強くはないけれど匂いも悪くないですね。
欠点は花がたった2日しか保たないことです。
2日目の花は花弁の純白はそのままですが、雄しべの集まる花の中心部が
くすんだ黄色に変わってしまいます。
こうなるともう明日には、はかなくはらっと散ってしまうのです。
ただ、とっても気真面目な植物なので、
花が大輪だからといって数を減らすような手抜きはせず、
短い花期の間に力の限り次々に開いて来ます。体育会系?(笑)

ハマナスでスタートした我が家の野バラリレーは
このヤエヤマノイバラでフィナーレを迎えます。
花火大会の最後にまとめて上がる、
スターマインみたいなバラかも知れません。

Yaeyamanoibara2010

| | コメント (2) | トラックバック (0)

庭の蝸牛 -ミスジマイマイ-

今日はとうとう当地も最高気温が30℃を超え、32℃に達しました。
最低気温は18.5℃です。
日射しがもう真夏のそれかと思えるほど強く・・・っていうか
日射しそのものは真夏よりもむしろこの時期が一番強烈なんですよね。
目の性能が追いつかず世の中がハレーション気味に見えてしまいました(笑)
全く暑くても寒くても、暗くても明るくても年齢を感じてしまいます。

朝のうちは涼しかったので、写真のカタツムリ、ミスジマイマイが
庭の樹上で何個体か見られました。
当地で見られるカタツムリで一番木登りが好きなのはなんと言っても
ヒタチマイマイですが、ミスジマイマイもよく登ります。
写真の個体はクヌギの枯れた古枝でこれまたちょっと古くなった
タマキクラゲを食べていた個体です。

撮影時の気温は24.5℃、そろそろ暑くなって来たので
日中も直射光が当たらないこの場所で、殻に引っ込んでしまいそうな気配。
夕方もう一度見に行ったら、案の定同じ場所でまだ寝ていました。
気温を確認するとやはり24.5℃で、
起きるまでにはあと少し時間が掛かりそうです。

このクヌギにはヒタチマイマイも時々見かけるのですが、
この2種類の強い樹上性は、やはり捕食者対策なのでしょうか?
おもに地上を徘徊するマイマイカブリやオサムシ、ゴミムシが
彼等にとって一番の脅威のようですから・・・

でも、昨年興味深いシーンを見かけました。
マイマイカブリがこのクヌギに登っていたのです。
今回ミスジマイマイを撮影したよりもずっと高い枝にいました。
捕食の現場は見ていませんが、
やはりカタツムリを求めて登ったのだと思います。
樹上だからといって、必ずしも安心してはいられないみたいですね。

Misujimaimai100615

| | コメント (10) | トラックバック (0)

大健闘・・・だと思う

昨年末に新しい車、スズキエスクード2.4XGに乗り換えてから
あと少しで半年が経過します。この間ガソリン価格が高目だった事もあり、
車での外出を極力控えたため、これまでの走行距離は3000km余り。
給油は概ね月一回のペースで来ています。

どうしても動かさなければならないときは、勿論エコドライブ。
といっても別にトロトロ走る様な事はしていません。
徹底的に無駄なアクセルとブレーキを控えることと、
定速走行ではトルク特性を生かして無理のない範囲でギア比を高くし
なるべくエンジン回転数をセーブ気味にすること、
この2点に絞ってのエコドライブです。

その甲斐あって納車時に7.7km/Lだった平均燃費は、
先月から11.0km/Lにまで伸び、先日ついに11.1km/Lに達しました。
エコカーだらけの今の世の中、そんな数字で何を言っているんだと
叱られてしまいそうですが、なんとこれ、
カタログスペック(11.0km/L)よりいいんですよ。
アテにならないどんぶりメーターだろうという指摘もありそうですが、
実走行距離と入れた燃料で計算すると11.23km/Lでした。

購入当初は9km/L〜9.5km/L走れば充分、
10km/L行ったらもう言う事無しぐらいの覚悟だったんです。
ディーラーの方からは「行く人だと9km/L台に乗りますよ」という
セールストークをいただいていましたから・・・
実際2400cc、166ps-22.9kg・mのエンジン、
1600kgの車重を持つフルタイム4WD車であることを考慮すると、
大健闘と言えるのではないでしょうか?

ここへ来てさすがにそうぽんぽんと数字が伸びる事は無くなりましたが
ひょっとするとあと0.1〜0.2km/Lぐらいは伸びるかもと期待しています。
この数字を見ちゃうと多少暑くてもエアコンのスイッチになかなか
手が伸びて行かないのですが、
さすがにこれからの数ヶ月はそうも行かないでしょう(笑)
そうすると今度は数字が下がってしまうのでしょうねー・・・
ああ〜、また変な数字の魔物に取り憑かれてしまいました(笑;)

Escudo100615

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ゼニタナゴの稚魚2010

今日はまたくわっと暑くなっちゃって・・・28℃行きました。
梅雨の晴れ間というにはまだ早い感じですが、日射しがキツかったですね。

今日の写真は今年生まれたゼニタナゴの稚魚なんですが、
ちょっとわかりにくいでしょうか?
けっこう沢山写っています。30匹以上は見えると思います。
なにぶん池なので浮上した全数を正確に把握できないのですが、
50匹以上はいるようです。

5月の23日に書いた通り、今年はちょっと残念なトラブルがあったのですが、
それでも池に残った貝から去年並みの浮上があったので、
本当に救われました。
浮上から一ヶ月余り、稚魚は12〜13ミリほどになりました。
ジュンサイ等に付いた藻類を食べながら順調に大きくなっています。
ジュンサイの葉影から体の後ろ半分が覗いている魚は
モツゴ(クチボソ)のメスの成魚です。
くらべてみると、まだまだチビ助なのがわかると思います。

あと3ヶ月ほどで、昨年生まれた沢山のゼニタナゴが産卵期に入ります。
今年生まれの稚魚も特に成長が早い個体に限っては、
繁殖に参加するかもしれません。昨年もそうでしたから・・・
積極的に殖すのであれば、今池にいるドブガイだけでは
産卵母貝が足りないはずです。
㈳霞ケ浦市民協会の在来魚プロジェクトのメンバーと相談しながら、
ドブガイの補充と池のセキュリティの追加を検討してみたいと思っています。

Zeni_chigyo100615

| | コメント (7) | トラックバック (0)

葉上の小さな宝石

Micro_moth1006

今日は関東甲信越、そして東北の南部まで一気に梅雨入りしましたね。
当地もまさにそうなんですねと言わんばかりの雨降りでした。
昨日まで乾燥気味だった地面の事を考えると非常に有難い潤いですが、
予報によるとこの先続くみたいですね。このぐずぐず天気・・・

6〜7月というと、植物の成長が少し落ち着いて、
かわりに昆虫がわっと増える季節です。
その先がけともいうべき存在のひとつに、
葉上に見られる小さな蛾の仲間がいます。
分類学的にはひとつの仲間ではなく、いくつもの科に渡っていて、
こういうちっちゃい蛾類を蛾屋さんは「ミクロ」なんてくくりで呼びます。

止まったときの見かけの体長が1センチに満たない位
本当に小さい蛾たちですが、
素晴らしい色や模様を持ったものが少なくありません。
今日は先週庭で見かけた何種類かを紹介します。

写真左上、まるでカクレクマノミみたいな色合いですね。
マルハキバガ科のシロスジベニマルハキバガっていいます。
脚や触角の細かいシマシマまで、実に繊細な美しさです。
熱帯っぽいコントラストですよね。

写真右上、マイコガ科のセグロベニトゲアシガっていいます。
くし状の触角よりも目立つ、節ごとに刺状突起が突き出した後脚が特徴。
これを写真のように左右上方に反らせて上げるのが
お決まりの静止ポーズです。ぐりおの勝手な想像ですが、
この蛾はクシヒゲベニボタルに擬態しているのではないでしょうか?
ホタルやベニボタルの仲間には、体内に捕食者がまずいと感じる
ごく弱い毒性分があり、補食されにくいものがありますので・・・

写真左下、トガリホソガ科のギンスジトガリホソバ・・・だと思うのですが
クロギンスジトガリホソバという近似種もいるようなので、
ちょっと気になるところ。この蛾はコブシの葉の上で逆立ち姿勢のまま
くるくると回転を繰り返すダンスを踊っていて、
これがなかなか上手なのですが、
サービス精神旺盛でちっとも止まってくれない・・・
で、微妙にぶれた写真になってしまいました(笑)
黒って他のアクセントカラーを実に美しく見せる色だなと、
この蛾を見ていてあらためて実感しました。
ルビーの瞳が可愛いな♥

最後に右下、これはマルハキバガ科のクロモンベニマルハキバガ。
これも繊細で美しいミクロさんですが、この蛾の模様は
なんかまとまり感が無いっていうか・・・人間臭い気がしてなりません。
名前にベニと付いてますが、オレンジですよねえ。
オレンジ色はだいだい色とも言いますが、この色名を和名に使った動植物は
実際にこの色をした種類よりもずっと少ない様に思います。どうして?
そういえばシジミチョウにはベニシジミとアカシジミというのがいますが、
どっちもオレンジ系の色です。ベニシジミの方は百歩譲ったとしても、
アカシジミの明るい柿色を、どうしてアカって言っちゃうかな・・・

ま、それはともかくミクロに話を戻すと、こうした小さな種類が
庭で年々種類数を増やしています。こうした小さい蛾類の中には
幼虫が落ち葉や地衣、コケ、キノコを食べる種類も多く含まれます。
庭の環境の充実を繁栄しているのだとしたら、
これはとても嬉しい事です(笑)

| | コメント (7) | トラックバック (0)

迷い蛍!?

暑い風ばかりで、結局予報にあった雨はまだ落ちて来ていません。
今日の暑さは少々ムシッとする暑さでしたのですが
まどを開けておいたら床が砂っぽくなってしまいました。
最低/最高気温は16.5℃/28.5℃でした。

さて、6月も半ばを迎えたさくら上池、今年はヘイケボタルが多いです。
19:30を回った頃から光り始め、飛び回るのは20:15頃までがピーク。
それ以降は光るものの、それほど動きません。
昨日も今日も20匹以上が光っているので、シンクロしたときには
まあまあ見応えがあります。
それでも一度に20匹ということはないので、
10前後が光っている感じで見えます。そう考えると、
多産地でわーっと群舞している個体数というのは相当なものですね。

でも、年々ちょっとずつ増える方向にはある様です。
この小さな池で生きていける最大の個体数がどの位なのかわかりませんが、
とりあえず今の倍ぐらいになってくれると、
どのタイミングで見てもそこそこ数がいる様に見えるのではないでしょうか?
まあ、そこらへんが目標です(笑)

で、昨日も家族して眺めていると、たったひとつだけやたら明るいのが
ボワ〜ん・・・エエッ!?見応えがヘイケボタルじゃないぞ(笑;)
「あれ、ゲンジボタルじゃないの?」と、子供も気が付いた様です。
しかし池にいるのはヘイケボタルだけなはず。
どこからかやって来たとしか考えられません。

今夜もう一度現れたら採集して確認してみようと思っていたのですが、
日中池の濾過流入水路の草を間引いていたら、「あ、見〜つけたっ!」
16〜17ミリもある大きな体と胸のピンクに浮かぶ十文字、
いましたいました!間違いなくこれはゲンジボタルです。
一体どこから?・・・
ここから一番近い生息地は牛久自然観察の森、
次に近いのがO第一病院の池、どちらも自然分布ではなく飼育ですが、
確かに野外でゲンジボタルが見られます。
O第一病院の線は距離的に言ってまず無いと思います。
牛久自然観察の森は至近、とはいえ直線距離で1.1キロメートル。
これはゲンジボタルが移動可能な距離なのでしょうか?
しかし、今のところここが唯一考えられる飛来源です。

まったく思いもかけない訪問者ですが、当地に自然分布のないこの昆虫、
さてさてどう取り扱うか・・・
やって来た個体はオスなので、直ちに繁殖する事はありません。
それなら、あまり神経質にならなくてもまあいいか・・・と思いますが
うちの家族はちょっぴり残念そうです。確かにゲンジボタルは、
光の大きさ、明滅の優雅さが全く違いますものね(笑)

Genjibotaru100613

| | コメント (0) | トラックバック (0)

6年振りに橘薫る

今日はいきなり29℃まで行きました!
強い日射しもまぶしく、一年で一番強い紫外線を満喫(!?)しました。
暑かったですけど、今日までだって言う事ですから・・・(笑)
九州と山口県が梅雨入りしましたね。
こちらも明日は曇り、そして明後日からはずっと雨降りの予報です。

写真は庭の井戸ポンプの脇に植えてあるユズの花です。
このユズ、前に住んでいた家から持って来たものですが、
こっちに来てからガタッとコンディションを崩し、
今年になるまで花を見ることすら出来ませんでした。

引っ越し当初のさら地の時は吹きっさらしの風で痛めつけられ、
酸性の重い粘土質の土に根の成長を妨げられ、
ようやく少し枝葉が出る様になったら今度はアゲハの大襲来!
それでも何とか引っ越し前の姿に近い状態まで回復し、
引っ越し7年目に入る今年、やっとやっと花が咲きました。

咲くとなったら驚くほどの大開花で、どの枝にも花がびっしり。
受粉も良かった様なので、これは少しばかり摘果が必要になりそうです。
それにしても、強くはないけれど香りの良い花です。
気持ちがよくなる香りなので、ひと枝切って車に持ち込みました。
このまま上手く実が育ってくれるか楽しみです。
上手く収穫できたらユズ湯に、年越し蕎麦の薬味に、
明けてお正月のお雑煮の香り付けにと、大活躍してもらわなくっちゃ!
そうそう、ゆべしとユズゼリーに、ユズマーマレードも・・・(笑)

Yuzu_hana2010

| | コメント (2) | トラックバック (0)

green on white in the green

昨日に続いて暑くなりました。
最高気温は27℃、最低気温は14.5℃でした。
昨日よりもやや空気が湿っぽかったように感じました。

庭の昆虫もだいぶ夏の種類が顔を出し始めましたが、
他の昆虫が賑わう頃にようやく孵化し、活動を始めるのが
カマキリやキリギリスの仲間。
庭のあちこちで、今これらのチビ助を多く目にします。

写真はその中でも早めに登場した幼虫で、
もう2センチに近い大きさまで成長しています。
種類はハッキリわからないのですが、
おそらくキリギリス・・・じゃないかと思います。
とまっているのはカンボクの花ですが、せっかくの保護色のグリーンも
さすがにこのコントラストではよく目立ちますね。
でも、この幼虫が花にとまっているところを目にしたことがある方は
結構多いのではないかと思います。

実際に花を食べているのか、
現場を押さえたことがないためよくわからないのですが
成虫に近づくほど昆虫食性が強くなるキリギリスでも
この時期はまだ花に来た昆虫を食べる・・・ためではないと思います。

我が家の庭では他の花でもちょくちょく見かける事がありますが、
ハマナスのショッキングピンクの中にいるところなどは
色の取り合わせは美しいものの、両方の色をキレイに出す様な露出が
うまく決まらず、なかなかいいショットが撮れません。
結局、目にやさしい(?)色の取り合わせのこちらをアップしました。

Kirigiris_youchu

| | コメント (2) | トラックバック (0)

狐-兎-♥-満月

また爽やかによく晴れちゃって、
でも最高気温は26まで行っちゃって・・・(笑)
日中は庭の植物がしおれ気味になっていました。
それほど地面は乾いてます。

写真はプラスチックの大鉢に水を張って育てているオニバスです。
今年は低温の影響か、例年より遅くやっと初期葉が出て来ました。
この初期葉、概ね最初の2枚がキツネ、
3枚目あたりからウサギの形になります。ウサギが2〜3枚出ると、
次はぐっと大きなハート形、
そしていよいよ満月の様にまあるい大きな葉が次々に出て来ます。

写真では1〜2枚目のキツネがほとんどで、
ウサギが2つほど見えるでしょうか。
一緒に写っている細かい浮遊物はオオアカウキクサです。
水が黒緑色なので宇宙に浮かぶ星雲みたいに見えますね。

なぜこんな水の色かというと、それは肥料分がたっぷりだからです。
オニバスって、ハスと同じ位肥料を必要とするんです。
いや、もっと少ない肥料で育てると、葉の形の進化はハート形止まりで、
満月が登場しません。
それでも花は咲くのですが、さすがに数は僅かです。

オニバスを毎年栽培するには、なんとか丸い葉を出す様にして、
閉鎖花も含め、花を沢山咲かせる必要があります。
なぜかというとオニバスは蓮根を形成しない一年草なので、
種子がないと翌年に命がつながりません。
しかもこの種子の発芽率がすこぶる悪いので、
より多くの種子を得るために、
ひとつでも多く花を咲かせる必要があるのです。

写真には6株の苗があるのですが、
去年結実して鉢の底に眠っている種子、じつは何十個もあるんですよ。
その何十個が、みんな翌年に発芽するのではなく、
2年目に発芽する、3年目に発芽する、もっともっと掛かる・・・
という具合に、個別の時限爆弾になっています。
リスク回避のひとつの方法なのでしょうけど、とても面白いですねー。

Onibasu_shokiyou

| | コメント (2) | トラックバック (0)

エビネの誕生

お天気の予報は昨日よりいいはずだったのですが、
むしろ昨日より頻繁にぽつぽつ来ました。
でも、ちゃんとは降りませんでした。
そのうち・・・多分もうすぐ、いやというほど雨が降るのでしょうけど、
だいぶ地面が乾いていますから、ここでひと雨欲しいところです。

庭のクヌギやコナラの下も、
ここ数年はしっかりと落ち葉がたまるようになり、
それが分解してごくごく薄っぺらですが「土壌」らしいものを
形成しつつあります。
これはとっても望ましい事で、こうなってくると植物は生育がよくなり、
キノコや地上の小型生物たちもぐっと増えてきます。
樹下のスペースは明るい日陰になりますから、
生えて来る草の種類が変化します。

あれほど厄介だったセイタカアワダチソウやヒメジョオン、ススキ、
メヒシバ、オオバコ、カタバミ等のいわゆる「強雑草」の勢力が弱まり、
かわってそれまで生育が今ひとつだったシラヤマギク、ノダケ、ミツバ、
アキノタムラソウ、オトコエシ、ホタルブクロなどが新たな「強雑草」として
台頭してきます。「こいつらって、こんなに強かったのか」という感じです。
こうした下草は、春から秋の間に1〜2度刈り払いますが、
春に刈った直後の地面からは、色々な植物が『チャンス到来!』とばかりに
発芽してくるので、こうした芽生えを見付けるのも楽しみです。

これは昨年からなのですが、
写真の小さな芽生えがほんの数本見られる様になりました。
これ里山の野生ラン、ジエビネの実生です。
ランの仲間の多くは発芽するのに特別な条件を必要とするため、
普通に種を採り播いて苗を得るのは困難です。
ほとんどの植物は発芽時からしばらくの栄養を胚乳に持っていますが、
ランの種子はこれがありません。埃の様に細かい種子を大量に散布し、
ラン菌と呼ばれる種ごとに決まった特定の分解者と出会い、
その生産物の提供を受けられた種子だけが発芽に至ります。
菌類との共生関係が契約成立することで発芽できるのです。

じつはラン菌との共生関係はこの後もずっと続くため、
成長した大きな株でも、ランはその根に大量の共生菌を住まわせています。
菌類の安定した居場所を提供し、かわりに彼等が作り出す糖類などの
栄養を利用しているのです。
もちろん光合成もしますが、菌類への依存度はランの種類によりさまざまで
実際に完全に菌類に頼った生活となったため、葉緑体を一切持たない
腐生ランと呼ばれるグループもあります。

とにもかくにもエビネが生えて来たということは、
ランが発芽する菌類環境が表土の中に出来て来たということなのでしょう。
ちょっぴり本物の里山になってきたような気がして
思わずニンマリなのでした(笑)

Jiiebine_baby

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ポンプ槽からヤゴ2種

今年の初認から5日が経ち、
池のヘイケボタルが徐々に数を増やして来ました。
交尾しているペアも目立つ様になったので、
早いメスだとそろそろ産卵に入ります。

ヘイケボタルはゲンジボタルと異なり、
環境に求めるハードルがそれほど高くありません。
ゲンジボタルだと沢や湧水など、動いているきれいな水域に生息しますが、
ヘイケボタルはそういうところばかりでなく、
止水や多少栄養分の多い水域でも、
その他の条件が満たされていれば生息する事が可能です。

さくら上池のヘイケボタルも、池の畔のコケなどに産卵するのですが、
やはり完全に止まった水よりも、部分的にポンプアップしている
流れの縁に好んで産卵するようです。
だからこの時期、万一ポンプが目詰まりして止まったりしない様に
毎年ポンプ槽の点検を兼ねてオーバーホールします。

すると、エルボになったポンプ槽の底の部分に沢山のヤゴがいました。
取水口から入ったのでしょう。
取水口には一応軽石を網袋に入れたストレーナーが仕込んであるのですが、
ヤゴもカワニナも隙間から出入り自由な状態です。
ただしポンプユニットの吸水口にはネットがかぶせてあるので、
ヤゴやカワニナがポンプに吸い込まれる事はありません。

ヤゴは2種類で、合わせて10匹いました。
写真がその2種類です。左の種類が2匹、右の種類が8匹でした。
左は見慣れたヤゴなので、ショウジョウトンボだとすぐにわかりました。
右のヤゴはあまり見慣れないものなので調べてみると、
どうやらコシアキトンボのようです。
コシアキトンボは例年だとそろそろ羽化が見られる種類です。

そういえば、コシアキトンボの羽化が見られるのは、
いつも決まってポンプ槽がある、池の一番奥のあたりに集中しています。
ここは深くて木々に覆われているため暗く、当然底には落ち葉が多いため
池の中でも比較的低酸素な条件です。
あまり生息条件としては良いとは思えないのですが、
ここで羽化やヤゴが集中して見られるということは、
コシアキトンボはこういった環境を好むのでしょうか?

確かにコシアキトンボは、開発が進み生態系が極端に貧弱になった
外来魚だらけのコンクリート張りのため池等でも見られるトンボです。
これは、濁った水の底の泥に潜む事で、ブラックバスやブルーギルなど
底性でない魚に補食されにくい事が理由のひとつと言われている様です。
今回見つかったヤゴを観察すると、
水底にぴたりと張り付くのに都合が良さそうな、
とても薄くて平べったい体型をしています。

一方のショウジョウトンボも、やはりコシアキトンボがいるような
コンクリートため池で一緒に見られる種類です。
こちらはさくら上池全体でヤゴが見られ、ある程度の水深がある止水域なら
比較的幅広く環境に順応できる種類と言えそうです。
トンボの生態は、ヤゴも成虫も非常に多様で興味が尽きません。

Yago2shu

| | コメント (6) | トラックバック (0)

よぉし、いくぞよつば!

何をかくそうぐりおはマンガ小僧でした。
そしてそのまま大きくなってしまいました(笑)
かなり色々なものを読んでいる・・・という訳ではありませんが、
やはり好きな作家、好きなジャンルというのがあって、
そういうものには今でも何となくアンテナをはっています。

そのひとつが「元気な子供」がいきいきと描かれているもの。
古いところだとじゃりン子チエとかが好きなんですが、
他にもおじゃる丸、ちびまる子ちゃん、クレヨンしんちゃん、
いまどきのこどもなどなど・・・
で、最近だといわゆる萌え〜系の作品が目立つ「電撃コミック大王」
に二つほどお気に入りの作品があるのですが、そのひとつが
あの「あずまんが大王」のあずまきよひこ氏が描く「よつばと!」。
ほぼ萌え〜じゃござんせん(笑)
最近といっても、現段階で単行本が9巻まで出ている位ですから、
もう連載はずいぶん長い作品です。

主人公のよつばちゃんがとにかく元気元気!
天真爛漫だし、テンション高いし、ショートしてるし・・・
喜怒哀楽がズバッと直球だし(笑)
よつばちゃんは「変な子」という設定なんですが、
普通は「実際に言葉や行動にしない」というだけで、その言動そのものは
実に理解しやすいものです。つまりとことん素直だって事。
現実には周囲の大人がそれをどう受け止めるかってことなんですが、
その辺のやり取りがとっても気持ちの良い作品です。

決してげらげら笑う様な質のギャグではないのだけど、
読むと元気貰えるんですよー。ひとつ描き方を間違えると
とっても疲れるマンガになりそうなテーマですけどね。
やはりあずまきよひこ氏はすごいな。と・・・

時々なんもかんもぶん投げて、
よつばちゃんと思いっきり遊びに行きたいと思ってしまいます。
(↑こう書くとまるで不審者以外の何者でもないですが:笑)
「よぉし、いくぞよつば!」って誘ったら
「おぉーっ!」と返してくれる気がするんです。きっとね・・・

Yotsuba

| | コメント (0) | トラックバック (0)

青いシラン2010

今日もまた爽やかで、最低/最高気温は10℃/23.5℃。
まあ、日射しのもとでは暑さを感じますが、
朝夕なんて、やっぱり少し肌寒い位です。

写真は昨年も紹介した「青いシラン」。
まあ、本当に青い蘭というのは存在しない訳で、これも
通常個体のシランとくらべると、青味が強いといったところです。
今年はせっかく花芽が沢山上がったのに、遅霜でやられて
多くの花が傷んでしまいました。

早くに咲いた傷んだ部分がようやく終わり、
ちょうど今、遅霜以降に膨らんだため
寒さの難を上手く逃れた蕾が開花をはじめたところです。
まだ成長途中の小さな蕾もあるので、
今月の半ばぐらいまで涼やかな花を楽しめそうです。

でも、蒸し暑くなり始めた頃に咲いている姿は涼しげなのですけど
今年はなかなか気温が上がらないので、
なんだかちょっと寒そうに見えない事もない・・・かなあ(笑)

Blue_shiran

| | コメント (10) | トラックバック (0)

蛹化や〜めたっ(笑)

曇天で明けた今日は午後からお天気が回復し、日射しが少々暑かったのですが
夕方から冷たい北風が吹き始め、薄着ではいられないほど寒く感じました。
最高気温も21.5℃止まりでした。今年は特に気温が低めですが、
例年この時期って妙に夕風が冷たい事がありますよね。

写真は子供が飼育している(はずなんだけどいつの間にか私が世話を・・・)
ノコギリクワガタの幼虫です。
一昨年の秋遅くに生まれた幼虫で、同じ頃に生まれた兄弟は
早いものでは昨年の夏の終わりに成虫になり、そのまま蛹室で冬を越し、
先月からもう活動を開始しました。
この1匹だけが、まだ幼虫のままです。

しかしだてにグズグズしている訳ではないようで、大きいです。
間違いなくオス、そして間違いなく70ミリを軽くオーバーしそうな気配。
ところがしばらくの間放りっぱなしにしてしまい、昨日久し振りに見ると
もう菌糸オガを食べ尽くしてしまい、完全に食べるものが無くなって
しょぼくれたまま蛹になろうかという状態でした。

まだ蛹室までは作っていませんでしたが、すでに動きは鈍く、
体が全体的にブヨッとして黄色味が強く、
しかもやや透明がかって来ています。
このまま蛹にさせるのが順当とも思えましたが、
ちょっと確かめたい事があったので、(また)実験してしまいました(笑)

確かめたかったのは
「この状態でエサのある環境に変わったら、再び動いてエサを食べるのか?」
ということ。以前、外国産の別の種類を飼育していた時に
少し黄色味がかった幼虫を新しい菌糸ビンに移したら、
白っぽい体色に戻ったことがあったからです。
セッティングはブラケースの下半分に切り出した菌糸ブロックをはめ込み、
上には発酵マットと普通のクヌギマットを半分ずつ詰めました。
これなら蛹室と作ろうと思えば上半分で難なく作れるし、
食べる気があれば深くもぐって行くはずです。

で、結果は写真の通り(って言ってもよくわからないですよね:笑)。
黄色っぽい透明がかった部分は、少し黄色味は残るものの、
通常の3令後期の体色に戻りました。現在菌糸部分を掘り進んでいます。
食べ物が与えられた事で、蛹になる事を延期した様です(笑)
彼等は、状況に応じて変態への対応を変えられるのですね。
今回はまだ蛹室をつくる前だったからだと思います。
蛹室を作る時には消化液で蛹室の壁を固め、体も収縮が始まりますので、
この段階に入ってからの変更は不可能でしょう。

この幼虫はまだしばらく菌糸オガを食べ、もう少し栄養を蓄えてから
夏の終わりから秋に蛹になるのではないかと思います。
成虫での活動は来年の初夏という事になるのかな・・・
ノコギリクワガタの成虫は1シーズンで寿命を迎えてしまうので、
この幼虫は他の兄弟たちとは成虫の姿で対面できない事になりますね。
あ、でも兄弟たちの子供と会えるのかな・・・おじさん、という訳だ(笑)

Noko_youchu100605

| | コメント (5) | トラックバック (0)

白い黄菖蒲2010

今日の最高気温は26.5℃でした。各地で夏日だったようですね。
注目は最低気温。13℃でした。
最低気温が10℃を下回らなかったのは6月に入って今日が初めて。
しかも、前回最低気温が13℃以上だったのは、
5月25日の15.5℃が最後でした。

昨年の5月23日にレポートした白いキショウブですが、
今年も無事に咲いてくれました。
芽数(茎の本数)は昨年と変わらず、少し小振りなのも同様でした。
やはりレギュラータイプと比べると、ちょっと性質が弱い様です。

今年は茎にテープを巻いて、花が終わったあとも見分けがつく様にしました。
種を播いてみるつもりです。
キショウブの花には結構頻繁に昆虫がやって来ていたので、
自家受粉ではいかもしれません。
そうなると発芽した苗から白い花が咲く可能性はかなり低くなりますが、
今ある白花個体も私が無作為に巻いた中から出たものなので、
ちょっと期待しています。

期待と言えばやはり菅直人新総理でしょうか。
こちらはかなり期待しています。
勿論、このご時世誰が首相を務めてもそう急に世の中が良くなるとは
到底思えませんが、少なくともマニフェストに沿いつつ
直近の現状に合った政治判断がされる事を願います。

この8ヶ月、内閣のコンプライアンスの取り方にはかなり「!?」でした。
そりゃ子供手当ても嬉しいですけど、財政の健全化が置き去りでは
ただのバラマキと言われても仕方がありませんよね。
世論調査で反対の方が多いにもかかわらず、妙なところで
杓子定規にマニフェストに忠実で、ここだけは守ってくれなきゃという
肝心なところがマニフェストと食い違ってる印象の8ヶ月でした。
「政治と金」の問題でも、
クリーンなところが自民党と違うと言って来たのですから、
グレーな時点でしがみつくような事は避けるべきでした。
しがみついてまで出した沖縄の結果がアレでは、どうにも仕方が無い・・・

実際のところ今回の首相交代劇も、参議院選が戦えないという理由で
党内からの吊るし上げがキツくなった結果という側面もあるのでしょうが、
とにかく私としては、
民主党にまかせるのならこの人を核に据えなきゃという人が
ようやく動ける立場で前に出て来ました。
あともう少し、応援しながら行方を見守りたいと思います・・・

●ビオトープメモ
昨日、さくら上池で今年のヘイケボタル(♂4♀1)初認です。
今日は(♂4♀3)うち交尾ペア1でした。初夏ですね。

Kishoubu_alba

| | コメント (4) | トラックバック (0)

変わってほしい、見せて欲しい

鳩山首相の辞任を受け、いよいよ新しい党首・・・次の内閣総理大臣が
選出される事になりましたね。
現在午前10時、先ほど党代表選挙の立候補が閉め切られ、もう秒読みです。
政権交代を果たし、鳩山政権が誕生したのが8ヶ月前、
私も民主党に期待した一人でしたから、これまでの経緯には満足どころか、
バランスのとれた最低限の政権運営すら出来なかった事に
非常に腹立たしさを感じています。

多分、多くの国民が衆院選で民主党に投票したのは、自民党以外で
政権運営が出来そうで、なおかつこれまでのしがらみを断ち切ったところから
国づくりを進めてくれそうなのは、
民主党以外になさそうだったからではないでしょうか?
国民が国政にある種の諦めみたいなものを感じている中で、
一縷の望みだったということでしょう。

しかし、政権を執った直後の閣僚体制や、いわゆる「政治と金」の問題で
潔い対応が出来なかった時点で、今回の結末は予想できました。
むしろ随分遅い位です。少々はしょった言い方をすると
それほど、民主党の内的実態に小沢一郎の影響力が大きかった訳ですが、
おそらく国民が期待した民主党の顔の中には、
小沢一郎は含まれていなかったと思います。

今回、小沢力のあまり影響しない菅直人が後任の本命となっています。
しかし、票の数で言うと、小沢系の方が多いのだそうですね。
間もなく結果が出ますが、菅直人が当選したら、
もう少し民主党の政権というものを諦めずに見てみたいと思っています。
昨日の時点で彼を指示すると表明したリーダーたちこそが、
私たちが民主党に掛けてみたいと考えた面々だったはず・・・
実現すれば、自民党からの本当の政権交代は、ここから始まります。
どうしてもここで変わってほしい!見せて欲しい!!
でないと参院選で、白票以外の選択肢が無くなってしまいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

見られてる!

最高気温が25℃になりました。
けどやっぱりカラリとして爽やか〜(笑)
ただ、こう続くとだいぶ地面が乾いてきましたよ。
そろそろ雨が恋しいところかな。最低気温は9.5℃でした。

写真は仕事部屋の窓の周りに住み着いているミスジハエトリさんです。
窓の開け閉めの度にぴょこんと姿を現して、じっとこちらを見る・・・
こちらが動くと体ごと向きを変えて追いかけ、また見る・・・

なにしろこのまんまる目ですから、眼力スゴいです(笑)
クモでこれだけ「見られてる!」って気がするのは
やはりハエトリグモの仲間ですねー。
なんか言いたそー・・・

こちらももういる前提になっているので、窓の開け閉めの際には
挟んだりつぶしたりしないように、気配りするようになっちゃいました。
だから、そお〜っと開けたのにいなかったりすると
結構さみしいです(笑)

Misujihaetori

| | コメント (2) | トラックバック (0)

植え付け完了!

また爽やかな一日だったばい(笑)
最低/最高気温は8℃/19.5℃。
まあ、過ごしやすいのだけど・・・いいのかこんなんで?
田んぼのイネは、ちゃんと分けつするんだろうか。心配・・・

先日、北海道の草友こーさんからミニ原種アヤメの
イリス・メリタ・オウレアの分け株が届きました。
素敵な花なんですよー。
花はこーさんのブログ↓にバッチリ掲載されています。
http://blog.goo.ne.jp/chawanmushi7/1

荷物を開封し、あらためてその小ささにビックリ!
こーさんの栽培法を参考に、ワクワクしつつ早速植え付けてみました。

最初はロックガーデンに植えたらお似合いだろうなあと思っていたのですが、
まだ当地でどういう気性を見せるか不明な種類ですから
管理の自由度が高い鉢植えにしてみました。
株の根まわりの様子を見ると、
太い地下茎から細い根が長く伸びそうな印象を受けたので
丈のある鉢を選びました。

鉢の種類は朱温鉢、一見素焼鉢に見えますが性質は駄温鉢に近いです。
ただ、この朱温鉢は底穴から出た水を周囲に逃がす
「かまど」がないので(欠陥商品なり)、
下の角の部分に8カ所、ディスクグラインダーでスリットを入れました。
このスリットを入れる方法は、スリットの大きさや数を調節する事で
鉢を使い勝手に合わせ改良できるのでとても便利です。
ただ、行う前に鉢を充分水に漬け、水分を含ませないと割れやすいので注意。

用土はこーさんのお話をもとに礫質の混合土に腐葉土を混ぜたものを使用。
下3分の1は粗目の軽石で、とにかくいくら水をやっても
過水分障害が出ないような鉢内環境にしました。
個人的な意見ですが、よくわからない植物は水保ちよくするより、
絶対にこの方が栽培しやすいと思っています。

用土を入れる際に、株と一緒に大きめの石を入れました。
ちょっとだけロックガーデンのテイストになりますが、
これ、単なる飾りではないのです。
比熱の大きいこの手の石は、水のやり方次第でラジエーターになるのですよ。
朝、気温が上がる前にたっぷり灌水すると、
冷えた石が鉢内の温度上昇を押さえてくれます。
夕方〜夜、もう一度たっぷり灌水すると、温まっている石が冷やされる際、
気化熱を奪い一気に鉢内の温度が下がります。
でも、この夕方の灌水ができないとかえって逆効果!
日中熱を蓄えた石が一晩中鉢内をあったか〜くしちゃいます(笑)

さて、これで来年春の開花を期待するのみ。
無事に夏を乗り越えるか、そしてあの淡黄色の大振りな花は見られるのか、
ドキドキワクワクの栽培開始です。
こーさん、大きな楽しみをありがとうでしたー!

Iris_mellita_uetsuke

| | コメント (2) | トラックバック (0)

アゲハと天敵

今日もまた、日射しは暑く感じるものの、最高気温は20.5℃。
今朝の最低気温は9℃でした。23:30現在の気温が10.5℃ですから、
明日の朝はまた10℃を割り込むかもしれません。

昨年はアゲハ(ナミアゲハ)の個体数が少なくて、
どうしてこんなにいないのだろうとこのブログにも何度か書きましたが
今年はというと、異常低温もなんのその
「去年のアレは何だったの?」という位、普通に見られます。

我が家にはユズやカラタチをはじめ、いくつもの発生木があるのですが、
6年振りにユズの開花がとてもいいので、是非実を採りたいと思い
ユズについたアゲハの幼虫を小さいうちにイヌザンショウに移しています。
幼虫の生育も順調なようで、最初の頃の産卵で生まれた幼虫は
終令幼虫へと進む時期に差し掛かりました。

・・・ところが、終令幼虫へと脱皮をすると、次々に天敵に襲われ、
現在無事に葉を食べている幸運な終令幼虫は1匹のみ、
同時の産卵で生まれた・・・つまり兄弟姉妹の全てが
天敵に補食されてしまいました。

アゲハの幼虫には2つの姿があります。
すなわち、黒白の姿をした1〜4令と、緑色をした5令(終令)幼虫です。
白黒の姿は鳥の糞に擬態したものと言われています。
5令の緑色はもちろん食草の枝葉に紛れる保護色ですが、
これになったとたん襲われるケースが目立つので、
あまり擬態効果は高くない様です。

写真の左側には白黒の姿をした4令前期の幼虫が見えますが、
その右上の葉についたべっとりとした感じのものが
アシナガバチに襲われ、肉団子にされた終令幼虫の残骸です。
黒く変色した体液の中にわずかに緑色の部分がありますが、
これが終令の表皮です。

ここ数日、このような残骸がほぼ毎日見られ、
幼虫が終令に脱皮したそばから襲われている様子が見て取れます。
こうした鉢の襲撃の他、ヒヨドリやムクドリにも食べられている様です。
終令には緑色の体色の他、ヘビ的な目玉模様があるのですが、
これはヘビを恐れる小鳥類には一定の効果があるようで、
シジュウカラやスズメが幼虫を捕まえるところは見た事がありません。

しかしそもそも、なぜ終令幼虫だけが
それまでと違った色や模様を持っているのでしょうか?
これはアゲハ(ナミアゲハ)だけでなく、クロアゲハやカラスアゲハ、
キアゲハなど、多くのアゲハ類に共通の特徴です。
鳥の糞で騙す作戦では、サイズが大きくなり過ぎて無理があるのでしょうか?
自然選択の末に現在残り得ている方法ですから、
何か合理的な理由があるはずなのですが、あまりに高い確率で
天敵に襲われる様を見るにつけ、「なぜ!?」と思ってしまいます。

Youchu_hoshoku

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »