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世界は広い!

ようやく梅雨らしい一日になりました。
とにかく湿度が高くて、日射しが無くてもじっとしていても
汗ばんで来る感じです。
予報よりも早く雨が落ちて来ましたが、
しばらくはぽつぽつという降りで、本降りは夕方になってからでした。

今日は子供の球技大会(ドッヂボール)で
写真撮影記録を担当していましたので、カメラは市民体育館の中でしか
使っていません。写真は昨日撮影のカットです。

写っている小さな昆虫はハラビロカマキリの幼虫。
体長11ミリの、まだふ化して日の浅い個体です。
ハギの茎に横向きに止まって時々脚をむずむずと動かす様子が、
踏み出したばかりの広い世界に戸惑っている様に見えました。

一部のカメムシやハサミムシの例外を除けば、昆虫に育児はありません。
生まれたその日から自分の人生を自分一人の脚で歩き出します。
命がけの冒険が始まり、もう既に数十時間を経過していると思いますが、
こうして今生きている確率がどれほど低いかを考えると、
少しばかり自信を持ってもいい頃合いです。

しかし、実際のところはまだ補食するよりも捕食される確率の方が
ずっと高い立場ですから、ここは謙虚に一挙手一投足にも慎重を極めます。
このハギの枝先にはアブラムシが付いていて、
それ自体は得やすいエサなのですが、取り巻きのアリが厄介です。
近くの葉裏にはオスのキタヤハズハエトリがいますが、
こちらは今気になるメスを追尾中で、さしあたっての危険度は低そうです。
最も危険なのは隣のススキの上にいる同業者、オオカマキリの幼虫。
ハラビロカマキリより一足早くふ化しているので、
既に2回目の脱皮を終え体長は30ミリを超えています。

・・・と、私が撮影時にざっと見回しただけでも
50センチ以内にこの位の気になる相手がいました。
この小さな体にとっては我が家の庭も宇宙の様に広い!
そしてそこには星の数ほどの危険がいっぱい!!

樹上性の彼等が徐々に目指すのは木の高い場所です。
さあ、クヌギの先端に辿り着くまで生き抜いて大きくなれよーっ!

Harabiro_baby

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