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庭先の俊足ハンター

今日は夕立ちがありました。
生憎出先で遭遇してしまいましたが、この季節らしくていいものですね
日中は30℃になりましたが、
夕立ちのおかげでやんわりとした涼しさを感じます。
できればもう少し量が降って欲しかったのですけどね。

我が家の庭先、玄関先で、小さな甲虫かちょこまかと動き回っています。
写真の虫、トウキョウヒメハンミョウです。
一般に「飛ぶのがへたくそ」が多い甲虫の中にあって、
ハナムグリの仲間とこのハンミョウの仲間は共に飛行達者です。
ただ、ハナムグリが高いところを長く飛べるのに対し、
ハンミョウは短距離を小刻みに飛び回るのが得意。
翅の使い方としては、
ハナムグリよりはバッタやジガバチに近いかもしれません。
ハンミョウの別名ミチオシエ(=道教え)も、山道で出会ったハンミョウが
人を避けて少し先まで小刻みに飛ぶのを繰り返すしぐさを
「まるで道案内をしているようだ」と見なしたことに因みます。

これはハンミョウの仲間が地面付近で狩りをする事に適しているからで、
こまめに離陸と着地を繰り返す際に体の安定を図れるよう、
「ふ節」と呼ばれる脚の先の細かい節の連なりが長く、しなやかに動きます。
また、発達した複眼も優れたハンターの証で、
甲虫というよりはトンボやハチに共通のものを感じます。
まさに庭先の俊足ハンターといった感じ。
動物で例えるとライオンでもトラでもヒョウでもなく
やっぱりチーターのような軽快なイメージです。

ハンミョウの仲間の代表種「ハンミョウ」は
メタリックな赤、オレンジ、緑、青の塗り分け柄に、白い斑点が浮かぶ
それはそれは美しい昆虫です。それに比べるとほかのハンミョウはみな
ダークグリーン系の今ひとつ地味な色合いだと思っていたのですが、
今回トウキョウヒメハンミョウを撮影して良く見ると
じつはなかなかお洒落な出で立ちでした。

頭と胸は紫を滲ませた輝きがあるし、
脚先はメタリックグリーンのきらびやかなソックスです。
そして何より驚いたのは、
一見地味な鞘翅に散りばめられた点刻のひとつひとつが
翡翠の様な青緑の輝きを持っている事です。
画像が粗いのですが、ポチッとつついて大きくしてご覧下さい。
なんとか確認できると思います。
今日は曇天の下でのシャッターでしたが、
今度晴れている時にもう一度撮影してみるとしましょう。

Tokyohimehanmyou

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