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鬼の抜け殻

7月ですねー!子供の頃は一番わくわくする月でした。
押し寄せる夏の気配と夏休みの気配。実にいいものです。
今じゃあただただ蒸し暑いのが憂鬱だわ〜(笑)

以前に今年は春の気候がおかしかった事、
でもその後、花の開花はだいたい季節に追いついた事を書きましたが、
昆虫の方はまだまだ変だと思います。
これまでのところ例年の当該季節より種類数も個体数も少なめで、
クリやイボタノキの花を訪れるイチモンジチョウやメスグロヒョウモン、
昨年の今頃はすでに沢山いたツマグロヒョウモンまでが極端に少ない・・・

トンボではシオカラトンボが出始めたのが
例年よりだいぶ遅かった様に思うし、個体数もいつになく少ないと感じます。
越冬して池にやって来たホソミオツネントンボは
今までで一番多かったようですが・・・

甲虫も例外ではなく、訪花性のハナムグリ各種やベニカミキリなど
種類は一通り見られたものの、数が非常に少なかったです。
まあしかし、これらは見なかっただけとか来なかっただけという
たまたまの重なり合いかもしれませんが、例年と同じ条件で飼育している
ゲンゴロウ、マルコガタノゲンゴロウの産卵数はここまでとても少なく、
交尾・産卵の開始も例年よりかなり遅れました。
ゲンゴロウは7月に入った今日現在でもまだ幼虫が孵化しておらず、
マルコガタノゲンゴロウは先週あたりから
ようやく幼虫の孵化が見られる様になりました。

単に遅れているだけならいいのですけどねー
今年はなんだかツバメの渡来数もずいぶん少ないらしいし、気になります。

写真は池のポンプアップ水路の流入部付近の岸で見付けた抜け殻。
だいぶボロボロですが、独特のマスクをかけたみたいな口のフォルムと
四角い頭部の前角から飛び出した小さい目に特徴があるオニヤンマです。
以前産卵もヤゴも見た事があるのですが、
無事に羽化まで辿りついたのですね。
(ウシガエルにパクッてやられていなければ・・・ですが:笑)

庭で「ヤンマ」と名がつくトンボが羽化したのは
ギンヤンマ、クロスジギンヤンマ、ヤブヤンマに続いて4種類目。
前の3種は一年でトンボになりますが、オニヤンマは複数年を要します。
その年数は生育条件により異なりますが、
水温が高くエサ生物が多いさくら上池では、割合早く育つはずです。
以前ヤゴを見かけたのは一昨年で、その時に2年目ぐらいのヤゴでしたから
3年で羽化に至ったということかもしれません。
元気に夏を過ごし、また繁殖に戻って来てくれると嬉しいです。
Oniyanma_nukegara

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コメント

 こんばんは。
 オニヤンマって、羽化にかかる年数が環境によって変わるんですか。
おもしろいですね~。
他にどんな昆虫がそんな臨機応変な対応が出来るんでしょう。
 『鬼の抜け殻』ってタイトルで、ふとヒシの実を思い出したくわでんでした。

投稿: くわでん | 2010年7月 2日 (金) 19時34分

くわでんさんこんばんは。
オニヤンマの場合、
「流れているそこそこきれいな水」ってのが幼虫の条件でして、
この条件を満たすのは湧水の沢から田んぼの間を流れる用水路まで
環境条件に幅があります。中でも水温は場所により大きくことなり、
エサの量もさることながら、この水温による影響が大きい様です。
他の昆虫で見られる「臨機応変」では、有名なところが
バッタやカマキリの脱皮の回数。厳密に決まっていなくて、
エサや生育の状況で変わって来るようです。
昆虫では無いけど、クモやザリガニもそうですね。

あと、クワガタは同時に孵化しても、幼虫の生長進度や体格で
成虫の活動開始年が1〜2年変わる場合があります。

菱の実ですか、なるほど。
話は違うけど、私が佐賀県に在住の頃、よく菱の実売りが回って来ました。
栗より淡白でしたが、結構好きでした。
今でも見られるのかなあ・・・菱の実売りの光景

投稿: ぐりお | 2010年7月 2日 (金) 23時12分

 なるほど、『臨機応変』は自然界ではけっこう見られるんですね。
ありがとうございました。
なんか、一ヶ月単位の遅れとかだったらストンと腑に落ちるんですが、年単位だと
『・・・大丈夫なのか!?』ってつい思ってしまって・・・A^^;)
温度って重要なんですね、何事につけ。
 で、話は違いますけど、『菱の実売り』っていたんですか?
うわ~、買ってみたかったな~。って、もう勝手に
『そんなもんは今はない!(断定)』状態ですけどA^^;)
宮本常一を連想しました。食べられるのは知ってましたが、
まさかほんとにそれを売って歩いている人がいたとは・・・忍者の末裔!?

投稿: くわでん | 2010年7月 3日 (土) 00時52分

くわでんさんはまだ菱の実を食されたことが無かったのですね。
(ちょっと意外?)
クセの無いでんぷん質な感じなので、実際に食べてみて
あれを嫌いという人はあまりいないのでは・・・と思います。
もちろん、食べる機会があった人のほうが少ないでしょうけど(笑)
西日本には菱の実を食べる文化が盛んなような勝手な思い込みがあったので
何となくくわでんさんにはお馴染みの食材かと思っていました。

忍者の撒き菱は確かに菱の実に似ていますが
菱のみの刺もふんづけたりすると大変ですね。
ギザギザの返しが付いてますから、エラい事になりそうです。

投稿: ぐりお | 2010年7月 4日 (日) 00時37分

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