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スリムな来客

夕方から蒸し暑さがやってきました。
月がかなり丸いのですが、昨日までの風も完全におさまり、
灯火に虫が誘われる条件がまずまず。
こんな日に夜間採集で灯火廻りをすると、いい収穫がありそうです。
仕事部屋の窓にもさっきからいろんな連中がぶつかって来ています。
カブトムシ、ヒメコガネ、コフキコガネ、ミヤマカミキリ・・・
ぶつかる音の大きさで大体察しが付く様になりました(笑)

今しがた部屋に入っていたガガンボを外に出したら、
一瞬の隙をついて、入れ替わりに小振りな甲虫が飛び込んできました。
写真の虫、キボシカミキリです。
体の大きさは大した事ないのですが、長く伸びた触角がとても目立ちます。
スリムな体型によく似合っていて、なかなかカッコいいぞ!

キボシカミキリは確かクワの仲間に付くカミキリだと記憶しています。
子供の頃、イチジクにわんさかいたのをよく捕まえたものですが
そういえば久し振りに会った様な気がします。
ちょっと旧友と再開した気分(笑)

我が家には小苗程度のクワしかありませんから、
周辺のどこかからやって来たのでしょう。
せっかく来てくれたのでちょっと遊んで行ってもらう事にしました。
じつはカミキリムシは子供の時分から好きな甲虫なのです。
別に飼育したり標本を集めたりしている訳ではありませんが、
見つけると無性に嬉しくなります。
長くて、しなやかで、だけどしっかりした印象のカミキリムシの触角って、
やっぱりカッコいいと思います。
サングラスかけたみたいな強面の顔つきもグーです(笑)

カミキリムシは蛾と同様、フローラ(植物相)を比較的良く映し出す昆虫。
カミキリムシが豊かな場所は、フローラも菌類相も豊かだったりします。
でも、最近はどこの山へ出掛けても見る種類数がぐっと減ったようで
とても気になります。
シロスジカミキリやゴマダラカミキリをはじめ
材害虫と恐れられる種類が多いのも事実ですが、
彼等の立ち位置が植生と土壌の両生態系の橋渡しをしている事も事実。
広く自然を見渡した時、いてもらわなくてはならない昆虫だと思います。
林業、果樹、造園の業種に係る各位に遠慮しつつ、
ぐりおはこっそりカミキリムシを応援していまーす(笑)

Kiboshikamikiri

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