« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2010年9月

筑波山も間もなく秋

また雨の一日・・・2ヶ月降らなかったのを取り戻すかの様に
雨ばっかりになってしまいました。
スイッチが壊れたみたい(笑)

今日は、近隣の小学校でビオトープづくりに向けた講座を行いました。
低・中・高学年に分けて体育館に集合し、
それぞれの学年のスキルに応じたメニューで話をしました。が、
時間が短いので、かなり駆け足。
今後この小学校でビオトープの設計・施工まで
ずっとかかわって行くことになるはずです。
ある程度進行したら、ブログで紹介できるかもしれません。

さて、昨日の記事にも書きましたが、昨日は筑波山に登って来ました。
スッキリと晴れたというには及びませんでしたが、今週のここまでで
山登りするなら唯一この日だけ!って感じで雨が降りませんでした。
おかげでしっとりとした空気の中、ブナ林を歩くことが出来ました。

木々はまだまだ緑が濃く、本格的な秋の到来には間がありそうでしたが、
登山道脇の草花はもう秋の種類がほころび始めています。
写真のキバナアキギリもそのひとつ。
キバナアキギリは日本原産のサルビアの中では
亜種も含めて唯一の黄色い花です。
写真の個体はやや花色が薄い個体でしたが、山道のすぐ脇で
この明るいクリーム色はよく目立っていました。

周辺にはもう満開に近いシロヨメナやオクモミジハグマもあって、
平地より1〜2歩進んだ季節を感じることが出来ました。
白いブラシのような花穂が美しいサラシナショウマは
来週あたりから咲き始めそうです。
またすぐに足を運びたい気分・・・現地での仕事もあるし、
来週も筑波山詣でがありそうです。

Kibanaakigiri100929


| | コメント (4) | トラックバック (0)

ナガサキアゲハのロードキル

今日は期待した程のお天気にはなりませんでした。
まとまった雨の後なので、空気がクリアになると思っていたのですが・・・
じつは今日は仕事で筑波山に登りました。
良好なシーイングを期待してカメラも一式担いで上がったのですが、
期待は裏切られてしまいましたー(笑)

写真は下山した時に筑波山神社の大鳥居の下で拾ったナガサキアゲハです。
道路の上でぺたんと突っ伏してこと切れていました。
クルマにはねられた、いわゆるロードキル個体というやつです。
もうボロボロの個体な上、
翅の表にはくっきりとタイヤの跡まで付いているのですが
サンプルとして持ち帰り、展翅しました。

ナガサキアゲハとしては小振りなオスでした。
アスファルトにへばりついていた時は、前翅の付け根に
ナガサキアゲハの証拠である赤い三角紋が見当たらなかったので
「おや?」と思ったのですが、翅の裏側を見るとしっかり小さな赤紋があり
ナガサキアゲハであることがわかります。

しかしここ数年で、このチョウは本当に普通に見られる様になりました。
筑波山麓は食樹であるミカンの栽培が多いので特に見かけるように思います。
常識的に考えると、すくなくともミカン類においては
このチョウが割り込んだ分、他のアゲハが数を減らしていると思います。

ミカンにつくアゲハチョウ類のうち
アゲハやクロアゲハ、オナガアゲハなどはサンショウやイヌザンショウ、
カラスザンショウ、キハダなども食樹として利用するので
まともにかち合って個体数の大きな変動は避けられるかもしれませんが
同じ様に栽培種のミカン類を好むモンキアゲハはどうでしょう?
結構まともにナガサキアゲハと競合するような気がします。
データをとった訳ではないのでハッキリとは言えませんが、
モンキアゲハは数を減らしているのではないでしょうか。
う〜ん、そういえば今年はあまりモンキアゲハを見ていませんね。
たまたまかもしれませんが・・・

Nagasaki_roadkill

| | コメント (2) | トラックバック (0)

池の初秋2010

Ike2010shoshu

Ike2009sep

そろそろ定点撮影の記事を書かねばと思っていたのですが、
なんだか雨続きなもんですっかり撮りそびれてしまいました。
でも明日・明後日は日中不在なので、思い切って雨天撮影としちゃいました。
しかも、どうせ雨天なら思いっきり降っている時にと
雨が特に強かったお昼前の撮影です。
この時の雨量は、おそらく30ミリ/hぐらいはありそうでした。

今日もやや肌寒い感じがありますが、ここ数日の低温は
ちょっと初秋って感じじゃあないですね(笑)
明日以降は少し気温が戻って来そうですが、空模様はぐずつくらしいです。
残暑が長かった分、秋雨も遅れてドカンとやってきたという事でしょう。

下の去年の画像とくらべてみると、このあいだの「もくとり」で
池の浮葉植物が少しさっぱりとしているのが分かります。
あ〜・・・でもスイレンは本当に何とかしないと
まだずいぶんな面積を占有していますね。

池の中ではゼニタナゴが産卵期を迎えました。
昨年沢山誕生した個体がみな繁殖に参加するのに加え、
今年は当歳魚も生育が良く、多くの個体が繁殖に加わる構えです。
来年以降の繁殖飼育池の追加に向け、
少しでも多い産卵を期待しているのですが、困った事に二枚貝が足りません。
本来この池に棲める貝の量に対し、
タナゴの繁殖個体数が大きく上回ってしまいました。
「いかん!こりゃードブガイを一時的に追加しないと」という訳で
地元産の貝を売っているお店に駆けつけたら思いっきり閉店してました(汗)
ああ、こんなところにも不況の波が・・・
どうしよう・・・とりあえず至急どうにか考えましょ!

厳しい暑さのせいか秋の野草の数種類が調子を崩し、
うまく開花できていません。
特にシラヤマギクの花芽がいじけてしまい、
なかなかちゃんと咲けないようです。
今年はセミの声が早くも聞かれなくなりました。
例年なら、ツクツクボウシはまだまだ鳴いている頃なのですが・・・

急な寒さとまとまった雨は沢山のキノコを起こすかもしれませんね。
今週末あたりは、山へ出掛けると目覚めたキノコが賑やかかもしれません。
行ってみるかな・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

途中です

雨が止んでくれないもので、写真もなかなかとれず、
小降りの時を見計らって雑木林エリアで無理してシャッター。
それがこのカットなんですが、色で分かる通りこれ、ヒガンバナです。
まだ開花の途中の状態です。これって、なんか別の花を思い出しません?

そうそう!ヒガンバナと同属のキツネノカミソリです。
どうしてそう見えるのかというと、それはおそらく
花弁(花被片)がちょっとしか反り返っていないからですね。
勿論花色がキツネノカミソリではちょっとくすみ加減のオレンジなので
そこはだいぶ印象が異なりますが、
この2種の基本的な花の作りはごく近いとわかります。

あ、でも雄しべが長く突き出す所もヒガンバナ特有かもしれません。
このパッパッと放射状に広がる雄しべとぐるんぐるんにカールする花弁が
あの独特の花火の様な全体像を作り出すんですね。
でも、この段階の雄しべは先端の葯がダークレッドで
妙に目立つものだと感じました。
完全に咲いて花粉が弾け出してからの印象とちょっと異なります。

ヒガンバナの花は雨に弱くて、濡れると早く傷んでしまいます。
まだこれから出てくる花茎も少し残っていますが、
冷たい雨が早く止んでくれないと気を揉んでいます(笑)

Higanbana_kaikatochu

| | コメント (0) | トラックバック (0)

白いノダケ

このところ毎日気温で「!」してますが、
今朝の寒かった事と言ったら・・・「!!!」ものでした。
最低気温はにゃんと8.5℃!。日中は日射しの後押しで上がったものの
それでも21.5℃でした。
午後は途中から雲が広がり、夜になって雨模様。
今回の秋晴れは短いものでした。

庭の下草は徐々に秋の花が賑やかになって来ました。
そろそろフィナーレのヤマハギと入れ替わる様に
ユウガギク、シラヤマギク、そしてセリ科のノダケが咲き始めています。
ノダケの蕾や花のチョコレート系赤紫は、一見地味ですが印象に残る色です。
そんなノダケの中にあれ?という一株を見つけました。

写真の花がそれなのですが、ご覧の通り真っ白!
どうやら赤紫の色素が抜けてしまったアルバ個体のようで
ノダケとしては非常に奇異に見えます。
ちなみに普通のノダケの花は右下の黄色い枠の花色です。

でも、ノダケの花としては変わり種ですが、
セリ科の花色において「白」は最も多数派なので、
そういう目で見るとむしろ非常に普通っぽく見えてしまいます。

我が家のノダケは庭に植えた植物ではなく、
元々この地にあった株が毎年勝手に殖えています。
やはり数が増えると、こういう個体も発生するという事なのでしょうね。
ノダケは多年草ですが実生増殖の依存率が高く、
多年草としてはそれほど長寿ではありません。
種子の結実率・発芽率は抜群なのですが、
頻繁に虫が来て受粉する植物なのでまず自家受粉はしないと思われます。
ですからこの株にできた種子を実生しても、
白花が咲く確率は相当低いのではないでしょうか。

と、なるとこの白花を保存するためには株分け更新して老化を防ぎ、
別の場所に移植する作業を怠ってはならないという事になります。
さて、そこまでしてこの白花を残すべきか、
この株は天寿に任せ次の奇跡の出会いを信じる事にするか・・・
・・・迷うところです(笑)

Nodake_alba

| | コメント (2) | トラックバック (0)

今日は十八夜・・・かな

台風一過・・・に近い感じでしょうか?
昨日からの雨と強風があっさりと過ぎ去ったあとには
実にクリーンな空が広がりました。
そして、その空を丸い月が明るく照らしながら
あと少しで真南に達しようという所です。

今年は22日から23日の秋分の日が、ちょうど満月だったんですよね。
この時見れたら最高だったのですが、当地は残念ながら雨模様でした。
えーっと、満月を十五とすると十八夜・・・になるのかな?
今日のお月様はまん丸ではないけれど、
シーイングがいいので本当にクリアに輝いています。
写真の撮影は23時12分です。

そういえば今年はススキもヒガンバナも遅いですね。
ヒガンバナはちょっと遅れた感じですが、ススキの穂は
だいたいまるひと月遅れているのではないでしょうか?

しかし南岸をかすめた台風12号が、随分冷たい空気を連れて来ました。
今日の最低気温はあっと驚きの13℃!
まだ転記が回復していなかった正午の気温は14℃!!
午後からやっと日射しが出たものの気温は追いつかず
結局最高気温も19℃止まりでした。

もしかしたらこの後は急に秋がやって来るのかもしれません。
思えば夏も6月10日前後に、急にやって来ました。
それまでの低温は6月だというのに最低気温が7℃とか9℃とか・・・
いつまでも寒い春を引きずっていたんでしたよね。
しかしそれ以降のゆるがぬ猛暑は記憶に新しい所です。
どうも段々と、「温暖化」というより
急変動型の気候になっているように感じます。
平均すると大きな変化ととれなくても、振幅が激しい・・・みたいな。
少なくとも今年のぎくしゃくした寒暖の変化はセミやススキにとどまらず
いろいろな動植物の生理面に影響を及ぼしたようです。
段々に季節が移ろう気候に息づいてきた日本の自然が
壊れちゃったりしないのか、ちょっと本気で心配です・・・

Moon100925

| | コメント (0) | トラックバック (0)

小菜葱の青冴える

残っているセミはどうしたのかと心配になる気温が続いています。
今日は最低気温が14.5℃、最高気温は17.5℃!でした。
体が付いて行きませんよねえ、まったく・・・(笑)

この涼しさで、ひと際色の冴えた花があります。
・・・写真の花、コナギ。
田んぼの強雑草ですが、花はとっても可愛らしいです。
直径12〜13ミリ程度とちっちゃいですけどね。

猛暑の頃からちらほら咲いていましたが、その頃はずっと薄い花色で、
見た目ちょっとねぼけた薄紫という感じでしたが、
今日咲いた花はぐっと冴えた青紫で、親戚のミズアオイのようです。
ちミズアオイの別名はナギ(菜葱)またはミズナギ(水菜葱)ですから、
コナギという名は、ミズアオイと相対的に付けられたものだと分かります。

ちなみに今日ネギに当てられている「葱」という字は
食用の草である事を意味するそうで、古来食べられる草はだいたい
「葱」と呼ばれていたとか・・・
まあそんな次第で、ミズアオイもコナギも夏の貴重な野菜として
広く食べられていた時代もあったようです。

私はまだどちらも食した事が無いのですが、
太い茎の組織が水分と空気をたっぷりと含んだ「シャリっ」という感じは
確かにネギに通じるものがあって、それほど抵抗無く口に入りそうです。
このかわいい花も、サラダのトッピングに使ったら、
ちょっとお洒落かもしれませんね(笑)

Konagi1009

| | コメント (0) | トラックバック (0)

雨の吊舟祭

一日中降り続いた雨は、まだまだ止む気配がありません。
今日の最高気温は22.5℃。なんと日付が変わった直後に出たものです。
朝は18.5℃で、日中もほとんど上がらず結局22.5℃を超えませんでした。
一方午後から下がり続けている気温は既に朝の気温を下回り、
22:10現在で15℃!ここまでの最低気温です。

雨に濡れた庭でヒガンバナとツリフネソウが咲き始めました。
ヒガンバナの方は一週間前後で花が終わってしまいますが
ツリフネソウは10月一杯まで咲き続ける、花期の長い植物です。

50センチ程に伸びた草体の先端近くに
舳先がくるりんと巻き上がったピンクの船がいくつも吊り下げられる様は、
まるでお祭りの飾りの様です。
船の舳先に溜まった蜜が多くの昆虫達を歓迎しますが、
今日のオープニングは生憎の雨天となりました。
それでも写真の花にはコハナバチがやって来ていました。

晴れの祭は日曜日頃までおあずけとなりそうですが、
フェスティバル期間が長いので心配無さそうですね。

Tsurifunesou1009

| | コメント (6) | トラックバック (0)

脳茸

Noutake1009

どうです?なかなか得体の知れない迫力があるでしょ(笑)
ノウタケっていうキノコです。
庭のあちこちに、年に10本足らず程度ですが、必ず登場します。
巨大キノコとして知られるオニフスベと同じホコリタケ科のキノコで、
大きいものだと直径が8〜10センチ程になります。

・・・何とこれ、食べられるんですよ。
ただし幼菌〜未成熟菌のうちだけで(そういう食用キノコが多いですね)
成熟すると中がボフボフ&ズルズルで、匂いも悪くとても食べられません。
写真のものは直径7センチ強ありますが、ちょっと割ってみたら断面が白く、
まだ未成熟のようですので、調理してみることにしました。

まずはよく洗って・・・表面の手触りと見た目が、なんだかパンです(笑)
厚さ4〜5ミリにスライスしてみました。
中は想像どうりふかふかと柔らかく、マシュマロよりもっと柔らかい感じ。
今回はとりあえずスープにしてみることにしました。
スライスしてから少し時間が経つと、キノコの断面から鮮やかな黄色い汁が
僅かに出て来ました。なんだかポップコーンに黄色いバターの油滴が
付いている感じに似ています。
「黄色い汁」というものには、えも言われぬ危険な匂いが漂いますが(笑)
この際気にせず・・・

ベースはコンソメ。具はノウタケの他には
みじん切りのタマネギだけにしました。
出来上がったスープと覗いてみると「あ、黄色い!」
さっきの黄色い汁の成分が溶け出したのでしょうか?
普通のコンソメスープにウコンでも加えた様な色に仕上がりました。
キノコ自体はやはり加熱で縮みますね。見た目4割減(笑)
お味は?・・・

微妙に出汁がでてるかな?いつものコンソメスープよりも
若干コクがある感じです。
キノコそのものはなんだかふにゃっとしていて、
やはりマシュマロというか、はんぺんというか・・・
全然不味くはないのだけれど、反面存在感もほとんどなし。
ただ、子供はこの曖昧な食感が妙に気に入ったようでぱくついていました。
う〜む・・・ひょっとしたら、
このキノコの持ち味をもっと引き出す別の調理法があるのかもしれません。
炒める系か、はたまた素焼きで水分を飛ばしつつ味を引き出すか、
次はこのどちらかで攻めて見ようと思います(笑)

Noutake_soup

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コウホネ絶好調

今日と明日はまた暑いみたいですね。
とりあえず当地は30.5℃でした。最低は21.5℃。
ちょっと気になるのは、明日の方がより暑いとか・・・(笑;)
ランをはじめ、ようやくひと息ついて生長を再開した植物にとっては
また少々ダメージになるかもしれません。

一方、水が干上がりさえしなければ、
今年の猛暑+晴れっぱなしの気象は水生植物にとって追い風です。
一昨日もくとりの記事を書きましたが、他の多くの水生植物も
軒並み絶好調の夏となりました。

写真のコウホネも昨年ちょっと大胆に株分けしたばかりなのですが
すでに昨年と同じボリュームに殖えてしまいました。
水面から立ち上がる長心形の葉と鮮やかな黄色い花がお気に入りなのですが、
今年も少し株を割ってボリュームダウンしておいた方が良さそうです。

ちょうど今、近隣の小学校のビオトープ設計の仕事が動いていますので
そちらに分けるといいかな・・・と考えています。
ビオトープにはその地域の遺伝子を持った植物を植え込むのが基本ですが、
このコウホネは市内を流れる小野川の個体を殖したものなので
問題ないでしょう。
(もっとも小野川にあるコウホネのルーツまでは追いきれませんけどね:笑)

コウホネは、夏の日を受けて輝く姿が逞しくて好きなのですが、
春先に水中に展開する水中葉も美しいものです。
新天地でも可愛がってもらえるよう、早めに株分けして
コンディションを整えたいと思っています。

Kouhone1009

| | コメント (0) | トラックバック (0)

何掴むや 真紅の手

お彼岸ですね。
今日は私もお墓参りに行って来ました。

彼岸と言えばヒガンバナ。庭の株も開花が間近です。
葉も何もない地面から、いきなりにょっきりと現れた時の姿は
キノコの一種かと思うような様ですが、
1〜2日で先端の苞から真紅の蕾が顔を出します。
この頃の花茎の伸び方はものすごくて、
一日で5センチから7センチも高くなります。

写真の株は蕾が5つ。
何だか地中からにゅっと伸び出した手のように見えます。
周りにも同じ様な手がいくつも伸びていて、
まるで天の何かを掴もうとしている様です。
どの手も数日のうちに花火の様にスパークした、
美しい花を咲かせる筈です。一体何を貰って咲くのでしょうね?

Higanbana_tsubomi

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もくとり

Mokutori01

庭の植物達が順調に生育するにつれ、落葉の時期にならずとも
例えば虫に食害された葉や古枝などが常に落ちる様になり、
そこが地面だと豊かな土壌が徐々に形成されるのですが
池に落ちた場合は池の中が徐々に富栄養状態になって来ます。
こうなると水生植物がやたらと繁茂し、
水中の空間がまんべんなく狭められてしまいます。
また、池の底には分解が追いつかない落ち葉や枯れ枝が堆積し
底の部分が常に低酸素状態となるため、二枚貝をはじめ様々な生物に
悪い影響を及ぼします。
このため、池の定期的な管理のひとつとしてもくとり(藻刈り)と
底泥さらいを行う必要が出て来ます。

これは里山のため池でも全く同じで、
かつては地域の住民がこぞって参加する協同作業として行われ
雑木林の下草刈りや畦や林縁の草刈りと並んで、重要な作業でした。
さくら上池もミニチュアながら里山のため池と同じ様な性質を持っているため
今日は重い腰を上げて「もくとり」しました。

上の写真は作業前の池の状態です。ちょっとわかりづらいと思いますが
水面で気になっているのが強雑草のトチカガミ。
トチカガミは水温の低下とともに越冬芽を大量に落とすため、
この時期に除去しないと翌年一挙に10倍以上になります。
今の時期ならまだ間に合うので、浅棚部以外のトチカガミは完全除去します。
また、水中ではオオカナダモ、エフクレタヌキモ、オオバナイトタヌキモが
爆発的に増えているので、これも出来るだけ刈り取ります。

除去の方法は直接池に入って手で刈り取り、
浮かべた発泡スチロールの箱にバンバン放り込むというものですが、
刈り取る水草は見た目以上にかさがあり、発泡スチロールの箱は
わずか10分足らずで下の写真の様な状況になります。

Mokutori02

箱に入れる量はこのくらいが限度。これ以上入れると水面から持ち上げる時
箱自体と私の腰が壊れてしまいます(笑)
これを1時間半程の間に8杯分刈り取り、クヌギ林の奥に設けてある
堆肥場に積みました。
水生植物は分解が早く、いい堆肥になります。
そして沢山のカブトムシの幼虫を育むことになります。
以前はこの分解が早い特性を利用し、
刈り取ったものを直に田畑に入れたそうです。

下は作業後の池の様子。トチカガミは除去しましたが、
水中の刈り取りと底の堆積物の除去はまだ不十分なままです。
こんな小さな池でも、もくとりをしていると
山の落ち葉が水に落ちて水生植物やプランクトンを育み、
刈り取った水生植物をまた山に返すことで、木々や下草が育つ・・・
この栄養のキャッチボールに人間の作業が加わる事で
豊かな里山の自然が成り立っている事を、小スケールながら実感できます。
でも、やっぱり大変な作業ですよね・・・疲れた(笑;)

Mokutori03

| | コメント (2) | トラックバック (0)

若栗順調

今日は暑くなりましたが、もはや「あの暑さ」とは違うものでした。
薄衣を引いたような雲が高く広がり、朝夕もめっきり涼しくなりました。
こどもの小学校で運動会がありましたが、それによく似合ういい日和・・・

庭のクリの実も今年は落ちる若いがが少なく、順調に見えます。
葉張りを抑えるため、今年のはじめに大掛かりな剪定を行い
幹を今までの3本から単幹仕立てに変えたので、
花も実も当然少なくなりましたが、その分枝の充実は良かったようです。

このクリは園芸品種ではないので、実が小さいいわゆるヤマグリ。
甘栗に使うものとほぼ同じか、気持ち小さい目のかわいらしいクリです。
剥く手間が大変ですが、甘味以外の風味が豊かなので
炊き込みご飯にすると美味しくいただけるんですよ。
もう1週間から10日程で収穫できそうです。
楽しみ楽しみ・・・それまで台風なんか来ないでね(笑)

Wakaguri2010

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セルレア2010

今年は暑さで完全燃焼(!?)したのか、
9月に入ってからのセミの声が少なく感じられます。
鳴いている種類はツクツクボウシが一番多く、次いでアブラゼミですが
まだヒグラシやミンミンゼミもわずかに聞かれます。
ニイニイゼミはさすがに姿を消したみたいですね。

このところ雨が降ったりもしたので温室に入っていなかったのですが、
今日三日ぶりぐらいに覗いてみると、唯一栽培している原種カトレヤの
カトレヤ・ボウリンギアナ・バー・セルレア
(=Cattleya bowrinbiana var. coerulea)が満開になっていました。
今のところ私が栽培している原種カトレヤはこれ1株のみ。
今年は大小3本の花茎から合計13輪が咲きました。

今年の花は、今までに無い位色が濃くなりました。
「これならブルーカトレヤって言っても全く違和感ないぞ」という感じです。
いつもはうす〜い藤色なんですが、今年は藤よりも濃い青紫です。

この花色が濃く出た原因について猛暑が関係あるかはちょっと不明ですが、
とりあえず栽培管理で今までと違う点がひとつ・・・
メインの肥料を変えてみたのです。
シプリペディウムに使っていたちょっと高いヤツなのですが、
それを今年の春から洋ランにも与えています。

それは、「アミノアルファ」という発酵生産物の含まれた肥料です。
この肥料についてはもう少し色々な結果を見て記事に書こうと思っていますが
どうやら洋ランとの相性は悪く無さそうです。
パフィオにはまだそれほどの効果が見えていませんが、
今まで花付きが悪かったエクアドレンシスやカリシナムといった系統の
小型フラグミペディウムが、今年は全ての株で開花しました。
それに加えてカトレヤでもこの結果ですから、なるほど
あの万田酵素が含まれているだけの事はあるのかな・・・と納得。

それにしても、カトレヤはパフィオと違い家族からも評判いいんですよねー。
「これぞ洋ラン。これなら室内に飾って見ていたい」ですって。
パフィオやフラグミ・・・そんなに嫌いすか(泣)

Cbowr_coerulea

| | コメント (0) | トラックバック (0)

猛暑を「見える化」してみよう

雨が一日中じっくり降りました。こういう雨天も久し振り・・・
時折雨脚が強くなって、朝と午前中に数回、そして夕方にも
どしゃ降りが来ました。
気温もあれまあという低さで体がついて行きません(笑;)
最低/最高気温は18.5℃/20.5℃。最高気温はこのところの
最低気温ぐらいです。さすがに少々肌寒さを感じました。

さてさて、ご存知の通り私は可能な限りその日の最低/最高気温を
記録する様にしています。
この夏もほぼ毎日データをとっていたので、せっかくですから
113年振り(だったっけ?)の猛暑とやらをグラフ化してみようと思います。
下が、先月・・・2010年8月の当地における気温の記録です。

Temp201008

縦長のバーの上端と下端が、毎日の最高気温と最低気温です。
すなはち、バーの長さが日較差という訳です。
あ、27日は記録の転記を忘れました。ぐやじぃ〜(笑)
う〜ん、高い!当地ではさすがに38や39℃という事は滅多にありませんが、
それでも35℃オーバーもちょこちょこありますね。
時々最高気温が低くなっていますが、そういう日は日較差が少なくて、
最低気温もつられて下がっている訳ではありません。
9日、13日、14日がそうですが、いずれもまれな曇天でした。
真夏日は24日、猛暑日が4日、熱帯夜は5日でした。

同じグラフを昨年(2009年)の8月のデータも起こしてみました。
下がそのグラフです。

Temp200908

昨年はどちらかというと冷夏の部類だったと思います。
真夏日が11日で、猛暑日は1日、熱帯夜はありませんでした。
注目は最低気温が20℃を下回った日が12日あったことと、
下旬に入ってからは暑さのぶり返しがあるものの、
明らかに低下傾向が見られる事です。昨年はいきなり、そしてあっさりと
秋になっちゃいましたっけね。

では、過去の猛暑の8月と較べるとどうでしょう。
最近だと2004年の猛暑が記憶に鮮明です。
じつはこの年は私が当地に引っ越した年で、その8月といえば
さくら上池の工事の真っ最中でした。
ものすごい酷暑の中で、工事を進めるのが大変だったのを良く憶えています。
で、下がその8月のグラフです。

Temp200408

この年は温度計を見ながら、「うわっ!また今日も30℃以上だ!!」と
大騒ぎしたものでした。実際に真夏日は16日ありましたし、
猛暑日も3日ありました。しかし、熱帯夜はゼロでした。
そして昨年同様、下旬には明らかに暑さの峠を越えています。

ちなみに3つのグラフを重ねて見ると下の様になりました。

Temp040910hikaku

2010年の赤色は、2009年、2004年に較べ後半の衰えが無く、
やはり頭も突き出していますね。
ぶれも少なく安定した猛暑だったとわかります。

今年の猛暑を地球温暖化と関連づける報道もありましたが、
もちろんこのグラフだけではそのような判断はできません。
ただ、春から夏に掛けての気温の変化は極端でしたし、
この一週間とそれまでの違いも大きい様に感じますので
ゆるやかにしなやかに季節が移ろう感じではないようです。

このような気温の記録は過去18年分あるので、
それを整理する事で何か見えて来るものがあるのかもしれません。
でも、このグラフを作るだけでも結構大変でした〜(笑)
今日も繰り返される一文にもならないこの記録作業を
家族は半ば呆れた顔で見つめています(笑;)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ねむりはすで見る夢は

Suiren_de_suimin

なんだか〜・・・すっかり秋めいちゃって(笑)
明日からまた少しだけ暑くなるらしいですが。
あれだけ暑さに苦しめられたのに、夏の背中しか見えなくなるというのは
やっぱりちょっと惜しい様な、寂しい様な・・・
特にこの気持ちを感じる様になったのって、
大人になってからだと思うのです。
やっぱり子供の頃みたいに自由じゃないから、
どこかしら夏に悔いを残しているんだろうな〜
・・・って、仕方ないですけどね(笑)

今日の午前中のことです。
生まれてはじめての、おもしろい現象を見てしまいました。
開き始めたスイレンの花がなんだかヘンなのでよく見ると
中に1匹のキチョウがいたのです。
「あー、そういえば昨日この花にキチョウが来てったけな〜」
このスイレンの開花は昨日からで、ご存知の通り
スイレン=睡蓮の名のごとく、午後には早じまいしてしまいました。
どうやらキチョウは、このときスイレンにとまったまま
花の中に閉じ込められてしまったらしいのです。

メルヘンチックに解釈すると
キチョウがスイレンの甘い蜜に酔ってうたた寝しているうちに
スイレンの方も眠りに就いてしまったというところでしょうか。
しかし、朝寝坊のスイレンに付き合わされ、
早起きのキチョウとしてはかなり窮屈な思いをした事でしょう。
とはいえ、スイレンの花を一夜の宿にするとは
なかなか洒落たキチョウさんです。
ひょっとするとキチョウの姿を借りた妖精(ニンフ)さんでしょうか。
スイレンはニムファ・・・ですもんね。

花が完全に開くと、キチョウはフワフワと飛んで行きました。
スイレンに抱かれて過ごした夜に見た夢とは、
一体どんなものだったのでしょう。
キチョウが飛び去ったあとには大きな蜜の雫がありました。
舐めてみると・・・ほんのりとした甘さ。
ガムシロップを半分に薄めたぐらいの感じです。
なるほど、こういう夢だったんだ・・・いいなあぁ(微笑)

■追記:だけど、お泊まりがあと一日遅かったらスイレンは開花を終わらせ
    閉じたまま池の底に沈んで結実を待つことに・・・
    キチョウさんも永遠の眠りになっちゃうとこでしたねー(爆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

9月のオニヤンマ

昨夜の雨のおかげで、気温は抑えられたし潤ってるし・・・
台風以降また暑かったのでこのままだとそろそろ
水撒きを再開しなければならないところでした。

庭も秋らしさが色濃くなって来ました。
シラヤマギクの開花が始まり、マイコアカネもいい色になって来ています。
日が暮れると、アオマツムシの大合唱が
庭の木の枝中に鈴を下げて鳴らした様に響いています。

毎年この時期になると、やっと落ち着いて撮影できるのがオニヤンマ。
今年は雨が少なくて、すぐ下の小川が干上がってしまったためか
初夏から頻繁に庭に姿を見せ、池の流入部で産卵を確認しています。
しかし、ご存知の様になかなか止まってくれないトンボですから
写真が撮れない撮れない・・・(笑)
それが、毎年9月に入るとちょっと飛び方が鈍くなって
止まっている姿もしばしば見られる様になります。

写真の個体は朝に撮影したもの。
鉢植えのブルーハイビスカスに止まっているのですが、
もうちょっと絵になる所だとよかったなあ(笑)
この個体、最近毎朝この近辺に止まっています。
日中は出掛けるのですが、夕方にまた戻って来ます。
朝の出勤もどうやら8時半ぐらいなので、それまではゆっくりとした
くつろぎモードで、慎重に動けば近寄っても逃げません。
初夏のオニヤンマでは考えられない事です。

やっぱり、老化現象ってやつでしょうか?
今年みたいに全体的に気温が高くても見られる現象ですから
朝晩の気温が低いから・・・ではなさそうですね。
飛び方も気持ち緩やかなので、飛んでいるカットも撮影できました。
(でも背景が今ひとつなので今回は掲載無し:笑)

それにしても、この複眼の色はすごいなあ・・・
スポーツサングラスみたいですよねー。

Oniyanma100914

| | コメント (2) | トラックバック (0)

チョウジタデじゃなかった

Chojitade_hana

今日は午後一番で牛久沼の畔、三日月橋のたもとにある
うしく観光あやめ園に出掛けました。
あ、あやめといっても勿論あるのはハナショウブです。

ここはミニ水田や休耕田の様な管理の浅い水辺もあるため、
いろいろな水生植物が見られる(はず)なので
学校ビオトープに移植する種苗を分けてもらうためです。
いやー暑かった〜!滝汗ものでした(笑)
光線がキツくて、こりゃあ33〜34℃はいってるんじゃないかと
半バテしながら思っていたのですが、我が家のデータでは32℃でした。
気温というより、湿度がすごかったですね。
夕方になって多少気温が下がっても、ムシムシ感がしつこく残りました。

ただ、午後9時少し前から雷が鳴り出し、
しばらくするとどしゃ降りが来ました。
本当なら梅雨の終わりから夏場に掛けてしばしば起きる気象現象ですが
今年はここまで来てようやくこのパターンです。
雨と雷は小一時間で峠を越えましたが、これで気温がぐっと下がりました。

さて、あやめ園に話を戻すと、肝心の水生植物は大型の強いものが殆どで、
新築ビオトープの立ち上げに欲しかった
小振りな種類の水生植物は見られませんでした。

「今、一面にチョウジタデが咲いてるよ」との事前情報があり、
チョウジタデって、一面に咲くなんて表現する程大きな花だっけ?
なんて思っていたら、
確かに一角に緑の中に広がって咲く鮮やかな黄色い花が目に付きました。
でもよく見ると花弁が4枚で花も直径2センチ前後と大きく
もっとずっと小さくて5弁花のチョウジタデとは違う様です。
「これが帰化植物のヒレタゴボウ?・・・」
帰宅後調べてみるとやはりそうでした。

ヒレタゴボウは別名アメリカミズキンバイといい、
ミズキンバイやチョウジタデと同じアカバナ科チョウジタデ属の植物です。
原産は北アメリカ。チョウジタデと同様一年草で、
しっかりした種子を沢山つけるため、一度定着すると爆発的に増える様です。

下の写真、なんだかわかります?
一見食べ残したそうめんを捨てたもののようですが(笑)
これがヒレタゴボウの呼吸根。中は空気が入っていて
水かさが増すとフロート状に浮かびます。
近縁種のチョウジタデやミズキンバイも同じ様な呼吸根をつくります。
ミズキンバイの栽培をはじめた頃、まだこの呼吸根を知らずにいたので、
初めて見た時は水中から生える種類の不思議なキノコかと思いました。
こうして今見ても何とも唐突な印象です(笑)

ヒレタゴボウ・・・明るい色のかわいい花ではありますが、
素性と爆発的な繁殖力を知ってしまった以上、
ちょっとビオトープには持ち込めませんね。

Chojitade_ne100913

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シフォンの舞姫

20100912/シフォンの舞姫
今日は最低/最高気温がそれぞれ21.5℃/29℃。
さすがに一時期程ではありませんが、これでも残暑としては高めですね。
庭を見渡すとキチョウとツマグロヒョウモンがやたら目立ちます。
午前中にクマゼミがハンノキで鳴いていたのですが、
枝が混んだ中にいるので残念ながら撮影は出来ませんでした。

夕方、タラノキの下葉にキアゲハが止まっていました。
今さっき羽化しましたという感じのピカピカ個体です。
そういえば、少し前にすぐ脇のノダケに大きな幼虫が2匹いましたっけ。
ストロボを焚いたので明るい部分の色がややすっ飛んでしまいましたが
モザイク画のような鱗粉の配列による模様はよく見えます。
やっぱりアゲハの仲間って、体が大きいだけあって
鱗粉の一枚一枚も大きい様ですね。
見慣れたチョウではありますが、あらためてよく見ると美しい色合いですね。
特に黒地に青と朱赤のアクセントカラーが、白黒の模様を際立たせています。

しかし、この鱗粉というのは
羽化の際にその一枚一枚も広がるのでしょうか?だって・・・
そうじゃないとあの狭苦しい蛹の翅の部分に収まらないでしょう?
それとも、トランプのカードを
ずらして重ねたみたいになっているのでしょうか?実に不思議です。

このシフォンのドレスも舞う度にほんの少しずつ
鱗粉が脱落していくのでしょうね。
きれいなうちに、素敵なお相手に巡り会えるといいですね(笑)

Kiageha_ukachokugo


| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゼロvsムスタング


Zerop51

暑さが戻って来ましたねー。32℃まで達しました。
夕方以降もムシムシしていて、気温以上に暑苦しく感じます。

さて、今日の写真ですが、いきなり飛行機です。
しかも第二次大戦中の日米の傑作機対決!
三菱の零戦とノースアメリカン社のP-51ムスタングです。
え?ラジコンじゃないっすよ(笑)
こうしてみると妙におもちゃっぽく見えますがちゃんと本物です。
生憎の薄曇りの空なので、機体の色が出ない上に
撮影がへたくそなのでちょっと見辛いカットです。

これは確か今から10数年前、近くの龍ケ崎飛行場で行われた
航空イベントのシーン。
機体は両方ともアメリカから運んで来たものだったと記憶しています。
ムスタングはなかなかのコンディションだったのですが、
零戦は結構ガタが来た感じで、あまり無理は出来ないという様な事を
会場のアナウンスで言っていました。
確かエンジンもオリジナルではなくて、グラマンかなにかのものに
換装されていたんじゃなかったかなー・・・
しかし見ての通り、なかなかの勇姿でした。

私、飛行機は特別詳しくないのですが、
友人に何人か狂ってるヤツがいるので、時々こういうイベントに誘われます。
たいていは基地祭で今時のジェット戦闘機を見るのですが、
たまーにレシプロ機の飛行に出くわす事もあります。
この時のイベントはキムタクが出演する映画のからみだったと思います。
レシプロ機の飛行ってジェット機よりも狭い空域で展開できるので、
人の呼吸に合うスピード感っていうか、見ていて心地いいですね。

それに私の世代は戦争や戦後の混乱こそ知らないものの
マンガのヒーローであったりプラモデルであったりと、
さまざまな形で戦争の残像に触れる機会がありました。
だからこういう飛行機が飛ぶ姿には特別の興奮を感じたりもします。
隼、鍾馗、飛燕、疾風、月光・・・私も友人も男の子なら零戦に限らず、
みんなこうした飛行機の名前を知っていました。
こういうのって、私よりいくつ下の人たちまで伝わっているのでしょうね。
多分今の小学生で零戦を知っている子供なんて、一割もいないんだろうなー。

まあ、こういう兵器をスターダムに押し上げるというのも
見方によっては褒められたことじゃないんでしょうけど、
ある意味戦争という史実の伝承ではありますよね。

じつは最近少しずつ昔の写真を整理していて、
これも大量のポジフィルムの山の中から発見されました。
他にも思いがけない被写体がいろいろ見つかるので、
時々スキャンしてデジタルアーカイブしています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

甲羅干し日和

やはり、昨日の夜から今朝に掛けて気温は一段と下がりました。
朝の最低気温は17.5℃でした。最高気温は28℃。
まあ、普通の残暑ってこんなもんですよね。
今までがあまりにおかしかった・・・
ただ、今までの猛暑に体が一生懸命対応しようとしていたのか、
この普通の残暑にうまく体温のコントロールがリンクしません。
どーもほてったり足だけ冷えたりとぎくしゃくしています(笑)

写真は午前中の池での一コマ。シマゲンゴロウの甲羅干しです。
ゲンゴロウ類の甲羅干しは、普段は真夏でも見られる光景なのですが
この夏は暑過ぎてできなかったみたいです。
このくらいの気温&日射しがちょうどいいあんばいなのでしょう。
つかまっているのは先日の台風で倒れてしまった、
本来池の畔に立っている筈のサワギキョウの茎です。

甲羅干しからそのままどこかへ飛んで行ってしまうことも多いのですが、
このシマゲンゴロウは一時間程でポチャンと池の中に戻って行きました。
池には数匹のシマゲンゴロウが住み着いているようですが、
会いたくてこちらから探してもなかなか見つかりません。
でも、時折思いがけずふっと姿を見せてくれます。
なんとか数が増えて欲しい昆虫のひとつです。

Shimagen100910

| | コメント (0) | トラックバック (0)

世界は潤った!

台風9号は雨を連れて来ました。
被害が出た地域もありましたから喜んでばかりもいられませんが、
とりあえず、あの灼熱の渇きは一掃されました。
台風の場合行ったあとの風が心配でしたが、
こちらは洗濯物が多少早く乾くくらいのもので、
せっかくの雨の潤いを台無しにする程ではありませんでした。

朝、庭をひと回りすると、潤いを知るに分かりやすい生き物が
あちらこちらで活動していました。
その代表格はなんと言ってもやはりカタツムリです。
写真はヒタチマイマイ。
今日は2個体見かけましたが、どちらも地面の上でした。

ヒタチマイマイは本来樹上性のカタツムリで、
少々の夏眠をするにあたっては樹上に張り付いたままなのですが、
さすがに今年の猛暑と乾燥では、地上に降りて冬眠の時と同じ様に
過ごすしかなかったのでしょう。
じっと我慢の日々が続いていたのでしょうから、
お腹もペコペコなのではないでしょうか?
やっと潤った地面にひと安心の活動開始でした。

ほかに、ミスジマイマイ、ヒダリマキマイマイ、ニッポンマイマイも
ちゃんと動き回っているのが確認できました。
一生を通しての移動範囲が限られた彼等にとっては、まさに
「世界は潤った!!」という感じなのでしょうね。よかったね(笑)

Hitachi100909

| | コメント (2) | トラックバック (0)

雨だ!懐かしいぞ(笑

台風9号のおかげで雨が・・・やっと雨が!!
渇き切ったそこらじゅうが、いっぺんに濡れて・・・
雨ってこんなもんでしたよねー、なんかもう懐かしいワ(爆)

前回降ったのが8月12日。この時は台風4号の影響によるものでしたが、
実際に降った量はわずかで、お湿りというにも物足りない程度でした。
時間を掛けてまとまった量が降ったのは7月9日が最後でしたから・・・
うひゃっ!まる二ヶ月!?
こりゃほんっっっとに久し振りの「ちゃんとした雨」でしたね。

ま、今日みたいな降り方だと降った量の7〜8割は
表流で失われてしまうのですが、
それでも地面はだいぶ潤ったことでしょう。
あ〜嬉しい!神奈川など被害が出た地域の方には申し訳ないんですが、
本当に嬉しいです。
何しろ毎日合計1〜2時間は散水にとられていましたから・・・
それが今後数日間無いだけでも素晴らしい事です(笑)
でも、部分的にホースで水を撒くのと全体に一度に雨が降るのでは
根本的に違うんですよね。
散水はいくらじっくりやったつもりでも、実際は打ち水程度の効果と
さほど変わらないのではないでしょうか。

きっと動植物の中にも、今日の雨で命がつながったものも多いことでしょう。
できれば、これをきっかけに猛暑もどうにかなるともっと嬉しいのですが、
こちらは明日からまたやって来そうです。

Ame100908

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ゲゲゲのゲッ

なんか台風が・・・来るとか来ないとか。
なんでもいいよ。とりあえず降ってくれれば(笑)

ところでみなさま、見ておられます?連ドラの「ゲゲゲの女房」。
私、だいたい7〜8割はチェックしてます。けっこう面白いと思いますです。
もともと水木しげるファンでしたから、
彼の事はちょっこし(←劇中で頻発する話題のいい回し)
知っていたのですが、
周囲の人間模様はあまり知らなかったので、興味深く見てます。

子供の頃から妖怪は好きでしたねー。
まあ、当時はショッカーの怪人や宇宙怪獣とそれほど変わらぬ存在でしたが、
でも、水木先生の点描画の迫力というか説得力は子供心にも
「いや〜すごいな!」と・・・
だから、コミックとしても楽しませてもらいましたが、
妖怪の画集はもう宝物でした。もっとも画集は高いので、
学生時代には躊躇しながら購入しました。

写真の本は今でもよく開きます。
上の小さい方はずっと欲しいと思いつつ買いそびれていたのですが、
何と結婚してみたら相方が持っていました(笑)
じつは好きだったそうで、
事前に言うとマイナスイメージになりかねないので
避けるともなく触れなかったとの事。アハハ、こりゃお互い様(追笑)

大きい方は私が十代の頃に出たもので、頑張ってすぐに買いました。
妖怪の収録数はそれほど多くないのですが、横開きの仕様と装丁が魅力。
下はその中身です。
気配を描いた・・・とでもいうのか、これがいいんですよ。実にいい!
カラーページもあるのですが、私はモノクロが好きです。

この本、社会人になってしばらくは開く事も無かったのですが、
ここ数年で、しばしば持ち出しています。
面白い事に、地域振興や産品開発関係の仕事をする時に
役に立つ事があるんです。

妖怪って、そもそも暮らしと深い関わりがあるので、
いろんな地域の行事や風習の中に思いがけず生きている事があるんです。
ごくたまにですが、地域集落の年配の方に昔の事を取材していると
妖怪の話題が飛び出す事があって、そんな時は
「あ、妖怪が生きてる!」「出会った!」って感じるのです。

以前見たドキュメンタリーのインタビュー、そして今回のドラマの劇中でも
信じるからいる。見えないけどいる・・・そして
だれも信じなくなったら消えてしまう。という水木先生の話が登場しますが
まさにその通りなんだな。と・・・実感。

妖怪は今やどれもレッドデータものですが、
彼等は人間の暮らしと自然界のはざまに見え隠れする
水先案内人のようなものではないでしょうか?
自然への畏敬の象徴かもしれません。
彼等と共存することこそが、持続可能な共生型社会の実現なのかも・・・
国際生物多様性年の今年、日本がホスト国となってCOP10が開かれますが、
日本らしい生物多様性の象徴として妖怪を復興したいものです。
・・・どうでしょ?!(笑)

Yokaijiten

| | コメント (6) | トラックバック (0)

オニバスは元気いっぱい

今日は35.5℃に達しました。その時刻、地デジのデータ放送で
牛久市の現在気温を確認したのですが、32.9℃でした。
データ放送の記録とくらべると、
大抵年間と押して我が家の方が1〜1.5℃低いのですが、
たまにこんな事もあります。

午前中、クマゼミが庭で鳴きました。
今年になって初めて庭に現れた種ですが、今日が2度目の登場です。
午前中の短い時間でしたが、しゃわしゃわとやかましく鳴いてました。

写真はオニバス。
この手の水生植物は栄養たっぷりの環境と日照、そして暑さが大好きです。
そのせいか今年はご機嫌が良くて、
なんだか例年より葉が大きくて厚みもあるみたいです。

花はまだ咲いていませんが、今年はいっぱいタネがとれそうです。
オニバスは一年草なので、普通のハスがレンコンを残す様な事はしません。
秋に葉が枯れたあとには黒いかんしゃく玉(←死語?)みたいな
タネしか残らないのです。
開く花の他に閉鎖花もつけるのでタネは思いのほかたくさん出来ますが
翌春に発芽するのはその一部だけで、残りは年をずらして
ぱらぱらと発芽して来ます。面白い生き残り戦略ですよね。

●昨日の記事がなぜかアップされていなかったようです。
 時々あるんですよね〜。
 今回は出掛けていたため、発見も遅れてしまいました。
 内容についてアップしたからとお話しした方には大変失礼しました。

Onibasu100906

| | コメント (0) | トラックバック (0)

参った・・・らしいです

記録的猛暑はまだまだ出口が見えないみたいですが、
連動してつらいのが、何度も書いている通りこの雨不足。
とうとう庭の樹木に被害が出始めました。
それも、昨日から今日に掛けて一気に出ました。
参った!もう我慢の限界・・・ということだったのでしょうね。
可哀想に・・・

写真はそのひとつ、エンコウカエデです。
毎年美しい紅葉〜黄葉を見せてくれるこの木も、
一日でばらっと葉を落としました。
写真だけ見るとまるで晩秋か初冬のカットみたいですが、
これが今日の夕方の撮影です。
朝にはまだどの葉も緑色味が残っていたのですが、
日中の熱と光線でこんな古びたいろに変色してしまいました。
葉を落とした木の本体の方は、細い枝も脱水している様子はないので
完全に枯れたのでは無いかもしれませんが、かなりのダメージです。

他にはエゴノキが同じ様に葉を落としました。
ヤマザクラも、毎年落葉が早い木ではあるのですが、
今年は例年より早く葉が散り始め、もう半分以下になっています。
幹、枝も含めて完全に枯れたのがウスノキ。
透明がかったルビーレッドの実をつけるツツジ科の低木で
10センチ程の大きさから40センチにまで育っていたのですが
まったく残念。

とにかく未経験の連続的な高温ですから、
これからまだまだ何が起こるかわかりません。
これ以上の被害が出なければいいのですが・・・

Enkoukaede1009

| | コメント (0) | トラックバック (0)

福島南部灯火回り

今日は(って正確にはすでに昨日ですが)夏休み中から子供と約束していた
福島県南部の某灯火回りルートに出掛けて来ました。
何しろ灯火回りですから
夕方から出発し、帰宅したのはつい今しがた(午前1時35分)です。
あ〜疲れた!でも、夏休み中に連れて行くという約束が
なかなか果たせなかったので、ひとつ肩の荷が降りました(笑)

夏休みのラストは私の仕事もバタバタしていたのですが
なんと言っても月の出の時刻と月齢が悪くて、行ってもダメそうなので
夏休みが終わってしまうのですが一週間引き延ばしました。
今年は晴れっぱなしですから、雲が期待できず、
月が空にある日の灯火回りはまずダメだと思います。

灯火回りのお目当てはゲンゴロウ(ナミゲン)です。
そろそろ新成虫が出て来る頃だと思って出掛けたのですが、
まだちょっと早かったみたいです。
それでもピカピカの成虫を2匹拾いました。
子供はそれだけでも満足した様ですが、
他にシマゲンゴロウもたくさんいたし、
子供が灯火で虫を探しているのに気が付いた親切な方から
クワガタを貰ったりしてご機嫌でした。

私が一番感動したのは久し振りに見た天の川。
シーイングが良くてかなりはっきり見えました。
あと、どこの灯火にも立派なヤママユガが来ていて
ちょっぴり秋を感じました。

秋と言えば、名月に七草・・・写真は庭のヤマハギです。
もう満開ですね。一緒に飾ろうと思っていたオミナエシはもう盛りを過ぎて
ちょぼちょぼしか咲いていません。
これも一緒に飾りたかったススキは、まだ穂が出ていません。
ヤマハギの風情ある乱れた枝振りも、猛暑の日射しの下では
なんだか暑苦しく見えてしまいます。
咲いている本人も辛いんだろうな・・・
ほんと、雨は一体いつになったら降ってくれるんでしょうかね(苦笑)

Yamahagi1009


| | コメント (2) | トラックバック (0)

きのこ庵♥

今日は一日中パソコンの前から離れられず、トイレ以外で席を立ったのは
写真のカップ麺にお湯を入れる時ぐらいのものでした(笑;)
じつはお昼を食べてる暇も無い状態だったんですが、
午後3時頃、さすがにお腹が空いて・・・

ってな訳でブログネタがこんな写真になってしまいました。
これ、サッポロ一番の「きのこ庵」というシリーズなのですが、
お気に入りなんですよー(笑)
写真の「きのこそば-わさび風味-」は季節限定版ですが、
通常のラインナップだと
「なめこそば」と「まいたけうどん」の2種類があります。

どれも美味しいと思うのですが、初めて食べた時に驚いたのがそばの味。
ちゃんと鼻に抜けるそばの風味を感じられるんです。
まあ、あくまでもカップ麺として・・・という話ですが、
へええ、結構行けるじゃん!と思い、それ以来見かけると購入し
時々こそこそ食べてます(笑)

ただカップが小さいので、量はかなり少なめ。
おやつか食事のときの汁物がわりってところでしょうか。
熱湯3分の商品ですが、ポイントは2分40秒で食べ始める事。
3分だと、早食いでも後半ちょっと麺が柔らかくなってしまうので・・・
あと、温かいおそばですから、ネギがあったら極薄の輪切りにして
熱湯を注ぐ前にカップに少々入れるといい具合です。

じつはこれ、近くのディスカウントストアで安いんです(笑)
100円以下は当たり前ですが、どちらかというと
「50円+アルファ」で買えるのが嬉しい!
いつもある訳じゃないので、
「今日はあった!」という時はついつい大人買いです(爆)

Kinokoan


| | コメント (2) | トラックバック (0)

ジョロウグモは秋間近?

今日もやっぱり34℃!衰えない暑さです。
午後から会議のため坂東市の自然博物館に出掛けたのですが、
博物館近くの菅生沼南端にかかる橋の温度表示は38℃でした(笑;)
そういえば県西部はこのところ夏の気温上昇が著しく、
この夏も時々最高気温が話題になっていました。
距離にすると我が牛久市から30〜40km程度しか
離れていないのですけどね。

写真は出掛ける前に渇き切った庭で撮影したカットです。
ジョロウグモのメスです。体調はもう24ミリに達していました。
お尻の糸イボの赤色も徐々に目立って来ていますね。

今、庭のあちこちにちょうどこれくらいのメスが網を張っていて、
先週あたり脱皮のシーンがしばしば見られました。
そしてメスの脱皮の直後にオスが交接行動をする事があります。
メスにくらべて体が小さく、力も弱いオス(笑)は、
脱皮直後で体の自由が利かないメスと安全に交接を行うため
あえてメスの脱皮を待ってこの行動に出る様です。

しかし、メスが産卵を行うのは大体11月の半ばを過ぎてから。
今頃メスに渡した精子って、それまで有効なんでしょうかね。
でも、先週は交接行動も複数目撃しました。

今回撮影したジョロウグモは捕らえたエサを摂食中ですが、
捕まったのはどうやらチャタテムシの一種のようです。
画像をクリックすると大きくなるので、特徴の長い触角を確認できます。
ジョロウグモのメスの食欲は極めて旺盛で、
秋が深まるまでのあと少しの間に、
体は2まわりも3まわりも大きくなります。
厳しい残暑の中、「天高くクモ肥ゆる秋」はちょびっとずつ進んでいます。

Jorougumo100902

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今後の雲行き

今日はすっごく忙しくて、食事とトイレ以外
パソコンの前を離れる事が出来ませんでした。
ブログも日付が変わったあとで書いてます。

ちょいとヘビーな画像データを沢山貼付ける仕事なので、
こまめに保存しないと油断できません。
エラーでフリーズでもされたらエラい事ですので(笑)

そんな訳で写真も仕事部屋から見上げた空のカットです。
もうちょっと何か面白い空模様だったら良かったのですが、
ほんっとなんちゅう事無い空を撮ってしまいました・・・
ここ一週間程は、決まってこんな空です。
晴れて暑いのですが、雲は多いんです。
でも、輪郭がもやっとした雲ばかりで、雨が落ちて来そうな感じは
これっぽっちもありゃあしませんです(笑)

朝は一面の曇天なんですよね。
だいたい9時前後から晴れ始め、あとは概ね夕方まで晴れ。
夕方の早い時間にもう一度雲が多くなります。
少し怪しい雲行きになってくれればいいのですが、
どういう訳かすごーく安定してるんですよねー。困っちゃう・・・

空以外の雲行きも、あまりに代わり映えしなくて心配です。
円高、株価、しぼんだ雇用、物価下落・・・
あ、政権周辺に限り、雷雲が・・・(笑)

Kumoyuki


| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »