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ゲゲゲのゲッ

なんか台風が・・・来るとか来ないとか。
なんでもいいよ。とりあえず降ってくれれば(笑)

ところでみなさま、見ておられます?連ドラの「ゲゲゲの女房」。
私、だいたい7〜8割はチェックしてます。けっこう面白いと思いますです。
もともと水木しげるファンでしたから、
彼の事はちょっこし(←劇中で頻発する話題のいい回し)
知っていたのですが、
周囲の人間模様はあまり知らなかったので、興味深く見てます。

子供の頃から妖怪は好きでしたねー。
まあ、当時はショッカーの怪人や宇宙怪獣とそれほど変わらぬ存在でしたが、
でも、水木先生の点描画の迫力というか説得力は子供心にも
「いや〜すごいな!」と・・・
だから、コミックとしても楽しませてもらいましたが、
妖怪の画集はもう宝物でした。もっとも画集は高いので、
学生時代には躊躇しながら購入しました。

写真の本は今でもよく開きます。
上の小さい方はずっと欲しいと思いつつ買いそびれていたのですが、
何と結婚してみたら相方が持っていました(笑)
じつは好きだったそうで、
事前に言うとマイナスイメージになりかねないので
避けるともなく触れなかったとの事。アハハ、こりゃお互い様(追笑)

大きい方は私が十代の頃に出たもので、頑張ってすぐに買いました。
妖怪の収録数はそれほど多くないのですが、横開きの仕様と装丁が魅力。
下はその中身です。
気配を描いた・・・とでもいうのか、これがいいんですよ。実にいい!
カラーページもあるのですが、私はモノクロが好きです。

この本、社会人になってしばらくは開く事も無かったのですが、
ここ数年で、しばしば持ち出しています。
面白い事に、地域振興や産品開発関係の仕事をする時に
役に立つ事があるんです。

妖怪って、そもそも暮らしと深い関わりがあるので、
いろんな地域の行事や風習の中に思いがけず生きている事があるんです。
ごくたまにですが、地域集落の年配の方に昔の事を取材していると
妖怪の話題が飛び出す事があって、そんな時は
「あ、妖怪が生きてる!」「出会った!」って感じるのです。

以前見たドキュメンタリーのインタビュー、そして今回のドラマの劇中でも
信じるからいる。見えないけどいる・・・そして
だれも信じなくなったら消えてしまう。という水木先生の話が登場しますが
まさにその通りなんだな。と・・・実感。

妖怪は今やどれもレッドデータものですが、
彼等は人間の暮らしと自然界のはざまに見え隠れする
水先案内人のようなものではないでしょうか?
自然への畏敬の象徴かもしれません。
彼等と共存することこそが、持続可能な共生型社会の実現なのかも・・・
国際生物多様性年の今年、日本がホスト国となってCOP10が開かれますが、
日本らしい生物多様性の象徴として妖怪を復興したいものです。
・・・どうでしょ?!(笑)

Yokaijiten

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コメント

この人の功績は、なんといってもそれぞれ口伝で実体を伴わなかった妖怪にイメージを与えたということですね。でも僕はそこに罪もあると思っていて、ほぼだれもがあの妖怪はこれ、という姿かたちを水木さんの絵で固定させてしまったということ。
水木さんにしてみれば「そりゃ言いがかりよ」なことなんですが、怪異とか物の怪とかは、形のないほうが怖くて良い、ということを感じています。夜の山道だとか誰もいない裏路地は、水木妖怪が出てくると絶対に怖くなくなる。
と、言いながら、僕は油すましと土ころびをまねして描くと、どういうことか「小山田いく」になっちまいます。

投稿: 雷蔵 | 2010年9月 9日 (木) 11時00分

雷蔵さんどもです!
そうですね。功罪あるかもしれません。
でも、それはいつの時代で具現化されたかという違いこそあれ、
風神雷神や仏像、龍や人魚なんかも同様ではないですかね。

私が水木さんの絵を気に入っているのは、
妖怪の姿がそこに描かれていなかったとしても、
充分に気配を察する事が出来る背景描写です。
実際に「鬼太郎」の原画にもそういうコマがふんだんに挿入されています。
彼は日本中を回って聞き書きとともに妖怪の記録をしているから、
そういう意味でもやっぱり勝ちがあると思います。
単なるマンガキャラだけだとそこで終わってしまいますけどね。

雷蔵さん、小山田いくのファンですか?
私もかなり読みましたが、私は弟さんの方がお気に入りです。
まあ、お二人とも根っこは同じ感じがしますが(笑)
「軽井沢シンドローム」って、「すくらっぷぶっく」のシニア版ですよね(追笑)

投稿: ぐりお | 2010年9月 9日 (木) 20時04分

実際、絵の中に込められている情念のようなものはひしひしと伝わってきますよね。あの画風は、水木さんでなければ描き出せない。
マンガの世界はなんというか、七割くらいは洋風のタッチで確立されていると思うのです。水木さんの世界は日本の物の怪の世界を和のタッチで立ち上げているからこそ、怖さと奥行きがあって、暗闇の中に何かいそうな雰囲気を持っていると思います。
脱線しますが、この妖怪のパターンを打ち破ろうとした作品はいくつもあるけれど、打ち破れていない。秀作なのは「忍者戦隊カクレンジャー」に登場してきた妖怪怪人のデザインです。もろにパンクの世界。あきれてしまうほどに独特のデザインです。

小山田・たがみ兄弟、ともに読んでます。
ただ本当に好きなのは限られていて、兄さんのほうはウッド・ノーまで。おこちゃんのほうは、本当に絞ると精霊紀行の「蒼く淡いもの」までかな(って、そこまで行ったらあと二本じゃないか)。あのシリーズはリアルタイムで雑誌掲載を読んでいたので、その後の軽井沢~にはびっくりしました。が、なんだかんだで蔵書はコンプリートされているんですよね。

投稿: 雷蔵 | 2010年9月 9日 (木) 23時06分

雷蔵さん、いわゆる本物の「たがみ通」でいらっしゃいますね(笑)
私はその頃のも好きですが、メジャーになってからのノリノリの作品も
たのしめるなあって思っています。
「化石の記憶」とか「なあばすぶれいくだうん」は好きですね。
とくになあばす・・・は、描写の面でも謎解きの面でも、
あれがなかったら「名探偵コナン」は生まれなかったのでは、と感じています。

いくさんはちょっと説教臭くてモロ押しつけっぽいのがな〜・・・
と、言いつつ結構読んでいる・・・(笑)
「五百羅漢」という作品が、気になったまま読めずにいます。
雷蔵さんどこかで読める所知りません?

投稿: ぐりお | 2010年9月 9日 (木) 23時46分

おお、まるぼしの「五百羅漢」・・・と思われていましたが、2006年に単行本が出ているんですね。Yahoo!コミックでも読めるらしいし、ググってみたら「fukkan.com―小山田いく選集」というやつで手に入るらしいですよ。でも4年前ならまだ神保町あたりの書店にあるのかな。

なぁばすぶれいくだうんは、第一話(だったかな)が良いんです。
なぜかというと、エスクードが出てくる(そこかい)
化石の記憶と滅日は、誰か活字で小説として表現しても面白いんじゃないかと思います。
実は80年代後半のRVブームというのは、たがみ氏が発端だったのではないかと思っています。軽井沢~に出てくるMB仕様のJ3は、確か新谷かおるさんが腰痛で乗れなくなったということで、たがみ氏に譲ったものという前後談があります。
前後というのは、そのエピソードが、軽井沢連載開始の後に、スピリッツ誌上で企画対談として掲載されているためで、譲ったのが早いのか第一話執筆のほうが早かったのかは曖昧なんです。
その後、都会で四区を乗り回す若者が増えたことは、けっこうリンクしているような気がします。

投稿: 雷蔵 | 2010年9月10日 (金) 00時31分

おおっ!雷蔵さん「五百羅漢」の情報有り難うございます。
そっかー・・・単行本になっていたんですねえ。ちょっとあたってみます。

私もですね、化石の記憶をちらっと立ち読みしてレジに動いたのは
CR-X(バラC)が出て来たからです(あんたもかい:爆!)

RVブームに新説登場!?確かにあの当時軽井沢や清里が
一種群を抜いた人気スポットだったし、大学生なんかが
都内からあのあたりへ日帰りやお泊まりのデートに出掛けるのは
トレンドでしたし、無関係ではないかもしれませんね。

そうでしたよねー。当時クルマ文化を牽引していたのは
ちょっと無理のきく若者でしたっけね。

投稿: ぐりお | 2010年9月10日 (金) 09時45分

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