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ナガサキアゲハのロードキル

今日は期待した程のお天気にはなりませんでした。
まとまった雨の後なので、空気がクリアになると思っていたのですが・・・
じつは今日は仕事で筑波山に登りました。
良好なシーイングを期待してカメラも一式担いで上がったのですが、
期待は裏切られてしまいましたー(笑)

写真は下山した時に筑波山神社の大鳥居の下で拾ったナガサキアゲハです。
道路の上でぺたんと突っ伏してこと切れていました。
クルマにはねられた、いわゆるロードキル個体というやつです。
もうボロボロの個体な上、
翅の表にはくっきりとタイヤの跡まで付いているのですが
サンプルとして持ち帰り、展翅しました。

ナガサキアゲハとしては小振りなオスでした。
アスファルトにへばりついていた時は、前翅の付け根に
ナガサキアゲハの証拠である赤い三角紋が見当たらなかったので
「おや?」と思ったのですが、翅の裏側を見るとしっかり小さな赤紋があり
ナガサキアゲハであることがわかります。

しかしここ数年で、このチョウは本当に普通に見られる様になりました。
筑波山麓は食樹であるミカンの栽培が多いので特に見かけるように思います。
常識的に考えると、すくなくともミカン類においては
このチョウが割り込んだ分、他のアゲハが数を減らしていると思います。

ミカンにつくアゲハチョウ類のうち
アゲハやクロアゲハ、オナガアゲハなどはサンショウやイヌザンショウ、
カラスザンショウ、キハダなども食樹として利用するので
まともにかち合って個体数の大きな変動は避けられるかもしれませんが
同じ様に栽培種のミカン類を好むモンキアゲハはどうでしょう?
結構まともにナガサキアゲハと競合するような気がします。
データをとった訳ではないのでハッキリとは言えませんが、
モンキアゲハは数を減らしているのではないでしょうか。
う〜ん、そういえば今年はあまりモンキアゲハを見ていませんね。
たまたまかもしれませんが・・・

Nagasaki_roadkill

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コメント

どもです。
車にひかれた個体のことは、ロードキルっていうんですね。
車で走ってると、よく蝶などいろいろな虫がぶつかってくるんですが、
いつももう少し高く飛んでたら、ぶつからないのになぁって思ってました。
1~2メートルの高さを飛ぶ虫って多いのかな。
なんででしょうね。

投稿: こー | 2010年9月30日 (木) 06時35分

こーさんどもでーす。
ロードキルって言葉は耳にする機会としては
ほ乳類や野鳥を対象に使われているケースで多いと思います。
勿論昆虫でもは虫類でも路上での交通事故死はロードキルです。

昆虫って、種類によって飛ぶ高さの範囲がいろいろですよね。
こないだF1の中継見ていたら、コーナーのスローモーション時に
マシンの直前を「パタパタパタ・・・」と横切るバッタがすごく良く写っていて
バッタの飛び方のお勉強ができるぐらいわかりました(笑)
あれはベルギーGPだったかな・・・
国際映像で、世界的に有名になったバッタだと思います(追笑)

一般論になちゃいますが、植物に用がある昆虫が多いので
高さ的に植物のちょい上を移動するのが都合がいいのと
体の大きさや飛翔力の問題で0〜5メートルの範囲に絞られるんでしょうね。
でもほとんどの昆虫はおっしゃるように
2〜3メートル以下の範囲で飛翔移動することが多いですね。

投稿: ぐりお | 2010年9月30日 (木) 19時16分

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