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ゼロvsムスタング


Zerop51

暑さが戻って来ましたねー。32℃まで達しました。
夕方以降もムシムシしていて、気温以上に暑苦しく感じます。

さて、今日の写真ですが、いきなり飛行機です。
しかも第二次大戦中の日米の傑作機対決!
三菱の零戦とノースアメリカン社のP-51ムスタングです。
え?ラジコンじゃないっすよ(笑)
こうしてみると妙におもちゃっぽく見えますがちゃんと本物です。
生憎の薄曇りの空なので、機体の色が出ない上に
撮影がへたくそなのでちょっと見辛いカットです。

これは確か今から10数年前、近くの龍ケ崎飛行場で行われた
航空イベントのシーン。
機体は両方ともアメリカから運んで来たものだったと記憶しています。
ムスタングはなかなかのコンディションだったのですが、
零戦は結構ガタが来た感じで、あまり無理は出来ないという様な事を
会場のアナウンスで言っていました。
確かエンジンもオリジナルではなくて、グラマンかなにかのものに
換装されていたんじゃなかったかなー・・・
しかし見ての通り、なかなかの勇姿でした。

私、飛行機は特別詳しくないのですが、
友人に何人か狂ってるヤツがいるので、時々こういうイベントに誘われます。
たいていは基地祭で今時のジェット戦闘機を見るのですが、
たまーにレシプロ機の飛行に出くわす事もあります。
この時のイベントはキムタクが出演する映画のからみだったと思います。
レシプロ機の飛行ってジェット機よりも狭い空域で展開できるので、
人の呼吸に合うスピード感っていうか、見ていて心地いいですね。

それに私の世代は戦争や戦後の混乱こそ知らないものの
マンガのヒーローであったりプラモデルであったりと、
さまざまな形で戦争の残像に触れる機会がありました。
だからこういう飛行機が飛ぶ姿には特別の興奮を感じたりもします。
隼、鍾馗、飛燕、疾風、月光・・・私も友人も男の子なら零戦に限らず、
みんなこうした飛行機の名前を知っていました。
こういうのって、私よりいくつ下の人たちまで伝わっているのでしょうね。
多分今の小学生で零戦を知っている子供なんて、一割もいないんだろうなー。

まあ、こういう兵器をスターダムに押し上げるというのも
見方によっては褒められたことじゃないんでしょうけど、
ある意味戦争という史実の伝承ではありますよね。

じつは最近少しずつ昔の写真を整理していて、
これも大量のポジフィルムの山の中から発見されました。
他にも思いがけない被写体がいろいろ見つかるので、
時々スキャンしてデジタルアーカイブしています。

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コメント

ちょうど、戦後の世代と戦争との接点について考察を始めたところでした。ぐりおさんは、小学生のころに自らゼロ戦やら戦車やらのマンガ絵を書いた経験はありませんか?(あればほぼ僕と同世代・・・って、一方的に決め付けるのか)
戦後15年くらいの世代だと、子供のころに目にしているマンガ雑誌では、けっこう戦記ものマンガが多く、ゼロ戦はやと、ゼロ戦レッドだとか紫電改のタカだのと、飛行服に飛行帽の主人公を焼き付けています。戦後そのものを描いているのは、少年ジャンプに掲載されていたはだしのゲンなどもありましたが、その後松本零士、新谷かおるのあたりで、太平洋戦争ものは途絶えていて、ゼロ戦とそのパイロットが主役という物語が成立しなくなりましたね。かわぐちかいじがジパングを描いたのが、かなり久しぶりの同ジャンル(しかし最後の最後でSFとして終わらせている)かもしれません。
これはマンガのジャンルに限定した、しかも全部の作品を掌握し切れていない状況なので、まだあるのかもしれませんが、沖縄が返還される以前の日本には、戦後を引きずる文化?がわりとたくさんあったなあと思い出しています。
戦記ものが壊滅した今日、それではマンガ雑誌は平和なのかというと、戦や殺し、モラルの崩壊といったジャンルは、それをやっつける正義か大儀という図式で、より巧妙に、ずっとえげつなく浸透しているように感じてます。
だからといって考察そのものには、反戦だとか戦争肯定だとかの思想論を持ち込むつもりはないんですけど。
戦闘機ゆえに敵地の制空権を奪い、敵を殲滅するための道具であることから逃れられないなか、ファントム無頼のような、破天荒ながら、ひとりの殺人も起きていない戦闘機マンガというのもありで、できることなら戦闘機という冠を外させ「航空機」という大雑把なくくりの中に置いといてあげたいのが本音ではあります。

今年の百里航空際では、第302飛行隊のF4が、インテークと垂直尾翼に赤色のだんだらを描いて飛んでいました。

投稿: 雷蔵 | 2010年9月12日 (日) 00時28分

雷蔵さん、小学校の頃、よく零戦描いてましたよ。
私は飛行機はそれほど得意じゃなかったのですが、
友達には上手なヤツが何人もいましてね・・・
でも、私も小6〜中学ぐらいはプラモデルで飛行機に親しみ、
ずいぶん絵も描きました。多分零戦や一式〜四式戦は、ヘタですが今でも
何も見ないで描けると思います。
そのくらい身近な憧れでしたね。
確か小6の時、当時住んでいた東久留米から近い空自の入間基地で
「航空宇宙ショー」をやったのを見に行きました。
四式戦「疾風」が飛んだのをよく憶えています。

かつて日本は限られた物資調達の状況下で、
おそろしく優秀な航空機を多数開発しましたよね。
どう控えめに見ても開発という点では世界のトップだったとしか思えません。
おっしゃるように、兵器という概念から解放してあのような素晴らしい
航空機を楽しめたらどんなに愉快だろうかと思います。
とりあえず戦うという事は置いておいて、
どれもみな「美しい飛行機」として見たいですねえ。

投稿: ぐりお | 2010年9月13日 (月) 00時44分

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