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企画展にいこう3

50th_chikei

先週の土曜日・・・10月9日にオープンした
ミュージアムパーク茨城県自然博物館の第50回企画展、
「筑波山 -ブナとガマと岩と-」を本日やっと見ることが出来ました。
今回の企画展ではほんの少しだけ展示に関わっているので、
早く見たいと気になっていたのですが、ようやく叶いました。

企画展がらみの用件で伺ったのですが、訪問先が植物研究室だったので
ちょうど在室だったO先生がマンツーマンで企画展ガイドツアーを
して下さいました。(なんって贅沢なんだ〜!)

上の写真は20メートル毎の等高線で組み上げた筑波山の地形モデル。
筑波山って、見る方向でかなり表情が変わる山なのですが、
どの地点から見るとどんな風なのかを知ることが出来ます。
下は筑波山の四季の自然をジオラマを中心に展示したコーナーです。
ジオラマには筑波山の林床の空気を感じますぞ!
ちなみに壁面のフォトコラージュパネルはぐりおデザインですー(笑)

50th_shiki

続きますは筑波山の成り立ち・・・地学のコーナーです。
筑波山はその成り立ちから複雑な岩石組成を持っています。
また、大岩が山腹のいたるところにあり、山道の奇岩群として
ユニークな名前が付けられ、親しまれています。
下の写真の展示はこれらの奇岩を一同に見る事が出来る面白い展示です。

50th_kigan

50th_doubutsu

動物のコーナーでは、H先生ご自慢のハナバチの標本展示がお見事。
個人的には、筑波山を基準産地とする陸産貝類の標本に興味津々でした。

50th_shokubutsu

植物のコーナーの目玉は、博物館が中心となって行われた
3ヶ年に渡るブナの毎木調査の報告展示です。
毎木調査って言うのは、木の戸籍調査のようなもの、筑波山に自生している
ブナの1本1本を調べ上げ、データ化する大変な調査です。
その結果から、筑波山に遺存する貴重なブナについて、
いくつかの新たな素顔が浮かび上がりました。詳しくは展示で・・・!
ちなみに、当ブログリンクのmushizuki氏も、このブナ調査のメンバーです。

そうそう、筑波山と言えば・・・ということで、
ちゃんといましたよ。ガマ君も(笑)
生体展示としては、このガマ(アズマヒキガエル)の他に
筑波山周辺の水域で見られる魚の水槽もありました。

50th_gama

茨城県自然博物館の企画展で筑波山をテーマにするのは
これが初めてではありません。
しかし、今回は地学・動物・植物の3つの研究室が
それぞれトピックを持って展示を構成しているので
ハデさはありませんが見応えは充分でした。
これを見て知見を深めてから筑波山に登ると、
また違った筑波山の奥深さを実感できるかもしれませんね。

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コメント

先生、こんにちは。いつもありがとうございます。
先生、この水槽の隣の標本箱に僕が採集して展翅したナガサキアゲハが展示してあります。H先生のおかげです。
招待券を頂いたので、小1の時の先生と小2の時の担任の先生に送りました。子供が未就学児で、まだ噴水ファンレベルなので、館内にも興味を持ってもらいたくて。僕もこれから何度も見直す機会があるので細かいところまでチェックして行きます。
うちのお父さんは生き物が苦手ですが、怖いもの見たさなんだそうです。触ることは絶対にできませんが、見るだけは好きみたいです。ただ犬はかなり怖がります。蛾は動けなくなります(笑)。
うちのワシヅカミアカネは網を持っていても手で捕まえますから、網の意味がありません。毒蛇の形と特徴だけは教えてるんですが、いたらそんなこと忘れて鷲掴みすると思いますよ。

投稿: かぶと小僧 | 2010年10月16日 (土) 10時18分

かぶと小僧さんこんばんは。
あれ?ナガサキアゲハはチェックしたけど、これじゃなくて
ヤリタナゴの泳いでる方の水槽のところじゃなかったですか?
北上蝶としてまとめられている中に入ってましたね〜(笑)

でも、気になったのが「増えているチョウ」ということで
ナガサキアゲハと一緒にモンキアゲハも並んでいたこと。
ナガサキとモンキはともに栽培種のミカン類を好みますよね。
私自身の認識では、ミカン類の栽培が盛んな筑波山麓では確かにモンキアゲハは
以前から目に付くチョウの一種でしたが、ここ数年ナガサキアゲハが入ってきてから
モンキアゲハが急に数を減らした様に感じていたのです。

きっとミカン類をめぐって競合した結果、
モンキがナガサキにやや押されたのだろうと感じていたので、
ともに「増えている」という扱いにはちょっと意外な印象を持ちました。
自分もきっちりとデータをおさえた上での印象ではなかったので
来年以降、特に注視してみたいと思っています。

ワシヅカミアカネさん。ちょっと心配〜!!(笑)
茨城はマムシ多いしなー・・・しゃれになりませぬ。
もっともそれだけ本能的な動作であれば、
マムシの姿を見たら本能的にてを出さないのかもしれませんが(笑;)
でも、気を付ける様にしてくださいね〜

こわいもの見たさは好きとは違いますが、もしかしたら苦手と嫌いもまた
微妙に違うものかもしれませんね。
嫌いは克服できそうにないけど、苦手というのは克服できることがあるかも・・・
お父上の体質改善も兼ねて、フィールドを親子で駆け巡って下さーい!

投稿: ぐりお | 2010年10月17日 (日) 00時36分

どもっす。
最近、花の開花画像がないのと、
サケ釣りシーズンで釣りばっかやってるので
ブログの方の更新が滞ってしまいました。(汗)
今年はどうしたわけか、釣りの神様が降臨しまくってるようで
もう4匹つりました。
私の釣ってる場所は、そんなに釣れる場所ではないのになぁ。
これも異常気象のせいだったりしてね。

一枚目の画像の地形モデル欲しいぃぃぃぃぃぃぃぃ。
もしかしてぐりおさんが作ったとか?(笑)
近場に駒ヶ岳ってあるんですが、
それは現在でも活動中の山なんです。
山の形は、とても変化に富んでるので、
駒ヶ岳の地形モデルを作ったらおもしろいだろうなぁ。
あっ、私は作らないで作ったのを頂きます。(爆)

投稿: こー | 2010年10月17日 (日) 11時09分

こーさんどもです。
そっかー、その後も釣れてるんだ・・・食べきれます?手伝うぅ??(笑)
でも、水温分布が違うとか、そういう影響ってひょっとしたら多少あるのかなー。
まあ、国際的な漁獲制限ができる前に、釣れる時はばんばん釣っちゃいましょう(笑)
スモークもいいよねえ・・・じゅる

地形モデルはぐりおじゃないっすよー(笑)
ふっふっふっ・・・でもね、
じつは今個人的に10メートル等高線の筑波山モデルを計画中です。
写真のは20メートル等高線のモデルなので、これより倍きめがこまかくなるっす。
近々制作に入る予定ですが、完成はいつになるかなー・・・
こういう作業って、楽しいんですよね〜。

投稿: ぐりお | 2010年10月17日 (日) 21時46分

先生、こんばんは。いつもありがとうございます。
間違えました。ナガサキアゲハはタナゴとドジョウの水槽の隣でした。
あのヒキガエルは、夏休みに生物調査で行った、筑波高原キャンプ場のそばで捕ったカエルです。
筑波山展では、今月中の日曜日午後だけだそうですが、ガマの油売りの口上を実演しています。本当に手を切ったので、驚きました。

昨日は企画展関連観察会で筑波山へ行って来ました。植物研究室からK先生、地学研究室からK先生が来られて、僕はつくば駅でH先生に乗せてもらってお手伝いに参加させてもらいました。筑波山があまりにも混んでいるのでビックリしました。ケーブルカーは臨時運転してました。前に企画課にいた人が来ていて、約3年ぶりに再会することができました。僕は20センチくらい背が伸びたので、驚いていました。その人は山ガールのかっこうをしてました。
虫はアサギマダラやタテハチョウ、アキアカネ、ナナフシなどが確認できました。ナツアカネは1個体だけでした。

投稿: かぶと小僧 | 2010年10月18日 (月) 17時33分

かぶと小僧さんこんばんは!
昨日はお疲れさまでした。最近土日ともなると
筑波山の混み方もほんとにすごいですよね〜。
ケーブルも10分間隔の運転になっていますよね。フル稼働です。

アサギマダラ、まだけっこう見られますねえ。
でも、御幸ケ原のヒヨドリバナが刈られてなくなったのは残念です。
アサギマダラもあれを頼りにしていたんですけどねー。

ところで、3年間で20センチ?ってことは、
2年前に会った私もビックリする伸長になっているんでしょうね。
男子は今からが一番伸びる時期ですからねー。どこまで伸びるかな〜(笑)
でも、運動してるから、筋力とのバランスがとれた
理想的な体型になりそうですね。

投稿: ぐりお | 2010年10月18日 (月) 19時29分

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