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2010年10月

池の露秋2010

Ike2010roshu

Ike2009oct

今回の台風は、過ぎ去ったもカラリと晴れず、結局午前中も
霧雨〜小雨が振っている時間がほとんどでした。
何やら今夜からまた雨になるとの事。
定点撮影は太陽がちょこっと顔を出したワンチャンスのシャッターでしたが、
既に午後二時を回っていたので家の影が池に掛かってしまっています。
その分画面の右上側が直射日光で白とびしてしまいました(笑)

下に昨年の写真を並べてみます。
くらべると、急に寒くなったとはいえ、今年はまだ水生植物が元気です。
スイレンがやたら殖えてしまっていますが、他にも
コウホネもハリイも昨年とはだいぶ様子が異なり、まだ繁茂しています。
池の中ではゼニタナゴが産卵期のピークを過ぎたあたりで、
まだ婚姻色の鮮やかなオスやお腹を膨らませたメスの姿を
少しだけ見ることが出来ます。

急に寒くなったせいか、アオマツムシをはじめコオロギ系の鳴く虫は
昨年よりぜんぜん少ないですね。カマキリも成虫を見かけるのと同じくらい
今年は早々と卵嚢を目にしています。
先週4日程続いた12月並みの低温のせいか、
ブッドレアの残り花に来ていたチョウたちと、トンボが
ほとんど姿を消してしまいました。
死んでしまったのではなく、
どこかでじっと活動の機会を待っているのかもしれません。

ちょっと寂しいのが秋の野草の開花がとても少なかった事。
枯れてしまった訳ではないのですが、9月まで続いた猛暑で
すっかりコンディションを崩してしまいました。
いくつかの紅葉(黄葉)する樹木も、
暑さに耐えきれず青いまま早々に葉を落としてしまいましたので
紅葉の時期に彩りのハーモニーに参加できなくなってしまいました。
まだ青々と見える樹木も、今年はバラバラと少しずつ落葉を始めています。
9月の終わり頃からこうした現象が見られました。

しかし昨年の写真にくらべ、池の左で赤い実をつけているガマズミの葉は
まだまだ緑色。昨年はこの時点でだいぶ赤味を帯びて来ていました。
秋の深まりを告げるオオアオイトトンボの集団産卵もまだのようですし、
ひょっとすると、もう一度くらい秋の気温が戻るのかもしれませんね。

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23年目のこんにちは

台風14号が来てしまいました。上陸こそしませんでしたが
今日は未明からずうっと雨で、風は14:30頃から吹き始めましたが
本当に強く吹いたのは16:00前からです。
雨は今やんでいます。台風自体は沖合を北上しながら遠ざかっていますが
前線が刺激されていたりもともと寒気が上空を覆っていたりしていますから
まだ明日いっぱいまでは雨・風とも油断は出来ないみたいです。

数日前に書いた通り、温室では秋のランが咲き始めていますが、
それとは別に非常〜〜〜に新鮮な初開花もありました。
写真の花、パフィオペディラム・チャーレスウォーシィがそれ。
(=Paphiopedilum charlesworthii)
このラン、購入記録を見ると1987年6月となっています。
何度も書きますが今回が初開花。
実に、栽培23年目にして、ようやく花が咲きました!

いや、別に調子が悪いという感じではありませんでした。
この間に株分けも何度かしていますし、病気になった事もありません。
でも、なぜか花が付かなかったのです。
きっと何か、微妙な開花条件が足りなかったのでしょうね。
ヒトの話を聞いても、そんなに栽培が難しいとか
咲かないとかいう種類ではないみたいなのですが・・・

このチャーレスウォーシィの持ち味は、なんと言っても丸く広い
ピンク色のドーサル(上顎片)です。
この部分は遺伝的に強く受け継がれるため、
整形花とよばれるタイプの親としては極めて重要な血を持つ原種とされます。
つまり、この原種から多くの優秀な交配品種が生まれている訳です。

残念ながら我が家の個体はそれほど色が濃くない個体でしたが、
やっと咲いてくれましたから、やはり嬉しいですね。
これを買った時って、まだ社会人一年目でしたっけ。
夏の一時金を持って小田急線に乗り、喜多見駅で降りててくてく歩き、
O場蘭園まで行って買った株でしたー(笑)
かみさんよりずっと長い付き合いなのに、
今まで一度も咲いてくれなかったんですよー!

この株程ではないのですが、入手して15年以上経っているのに
まだ咲いていないパフィオが2株あるんです。
エスキロレイってヤツとストネイってヤツなんですけどね。
困ったもんだ・・・

この度やっと咲いたチャーレスウォーシィ、
まだ開花して数日しか経っていませんが、
次に咲くのは一体いつになるのだろうと早くも気になっています(笑)
このペースだと・・・ウワッ!!私70じゃん(爆)

Paphcharlesworthii

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極細ペンでアニメ風タッチ2

お天気は今日も予報ほど良くなかったですねえ。
明日から台風でしょ〜・・・定点撮影が出来ていないのにー・・・
もうこの週末で月が変わってしまうではないかーっ(笑;)

ともあれ話題は昨日の続きです。いくらネタが無いからって、
何でこんな話にしてしまったのかとやや後悔しつつ・・・

さて、Photoshopの様なソフトを使ってデジタル着彩する場合、
墨入れの際に注意する事がひとつ。
基本的に選択範囲を塗りつぶしていくので、線の終点をきちんと閉じる事。
線がくっついて閉じていないとそこから選択範囲が流出し、
任意の範囲を選べません。

スキャンはモノクロの線画モードを選びます。
今回の原画はハガキより少し大きい位のものなので、200%しました。
解像度は400dpi。巨大にして使う場合等を除き、だいたい300〜
400dpiあれば充分です。

Neko_linestudy

上の画像、左は原画をスキャンしたままの状態、右は線やバランスを
Photoshop上で修正してあります。
このキャラ、案外頭が大きいかったのです。
ここまで来たらステッキツールでポンポンと範囲を選択してペンキツールで
色を流し込んでいきます。

Neko_coloring

一通り色が入ったら、だんだん細かい部分の仕上げです。
線画の時点で線で囲んでいないけど、色を変えたい部分ってありますよね。
例えば目。こういう所は普通に選ぶと周囲と同じ肌色になりますから、
選択範囲は生かしたままで必要な部分だけ鉛筆ツールで白く塗りつぶします。
逆に線で囲まれているけれど線を殺したい所は色を入れた後で線を選択し、
内か外のどちらかの色で塗りつぶします。

肌、髪、服など、同じ色であってもシャドウとハイライト・・・つまり
陰影がありますが、これは上と同様、入れたベース色の範囲を選んだまま
シャドウ、ハイライトを鉛筆(筆)ツールやブラシで加えます。

基本的にはこれで仕上がりまで行けますが、
髪の陰影などは面倒なので別のレイヤーを用意し、そちらに
ペンツールで塗りたい範囲をパスにし、これを選択範囲にして塗りつぶし、
元のレイヤーで他の部分を選んだまま別レイーヤーに移動し、
余分な所をカットすると効率よく出来ます。

Neko_musume

そうそうキャラクターの話ですが、これ、にゃんとネコ娘なんですよ!
あの「ゲゲゲの鬼太郎」のネコ娘のアニメ最新版です。
いやー信じられませんでした。一反木綿や子なき爺など
他のキャラクターはさほど変わっていなかったのですが、
このネコ娘の変わり様は・・・いいのか!?(笑)
まあ、放送的には大好評だったらしいですが。

ネコ娘といえば私の記憶にある姿はなんだか岸田劉生の麗子像が
くわっと目をひんむいたような印象だったのですが
(どちらに対しても大変失礼な表現ですね。すみません:笑)
最新作では随分ヒロイン風になっちゃったんですね。手足も長いし・・・
まあ、これを見てる子供たちの体型も変わりましたしねー・・・
そう言えば鬼太郎も以前よりは頭の比率がだいぶ小さくなったかな。
でも、今回のネコ娘も猫の本性を現すときは
あの形相になるようなので安心しました。
ちなみに鬼太郎は今回で5回目のアニメ放送だそうです。

それにしても、ドラえもんやちびまる子ちゃんも同様ですが、
なんで真似して描くと似てないんだろう・・・
いくら頑張ってもどこかが違う!
ほんとはもっと、メリハリの効いた可愛い顔してました(笑)

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極細ペンでアニメ風タッチ1

Gel_ink_ball

今日もまたまた冬が居座りましたね。
最低/最高気温は6℃/9.5℃・・・ほんまかいな!?10月ですよぉ!!
しかもぶ厚い雲に覆われた雨模様で暗い暗い・・・
これじゃあ庭の写真も栽培植物もな〜んも撮影できません。
どうやら明日少し晴れ間が出て、以降はまた荒れそうですから
ネイチャーにも飼育栽培にも関係のない話題ですが、
いつか紹介したかったこの一品を・・・!

その品は写真のゲルインクボールペンです。
100均のお店、ダ○ソーで取り扱っている商品なのですが、
メーカーはサンスター文具株式会社となっています。
当然ながら100円で買えるのですが、ブリスターパックを見ての通り
2本入りです。つまり1本50円!(外税ですけどね)

この50円のペンがすごいのです。
パッケージに書いてある通り、本当になめらかで細い!!
0.3ミリとうたっていますが、他に売られている0.3ミリは
描いた線が案外ぼてっと太ったりしますが、これはきっちり極細です。
0.3かどうかは使う紙にもよるのですが、丸ペンよりも僅かに太いものの
Gペンで細描きした線よりは細いです。
しかもボールペンなので太さが一定で、
やせほそりしません(まあ、見方を変えれば欠点でもあるのですが)。
そうですね・・・ちょっとロットリングに似ているかもしれません。
これが1本50円なのですから、ほんとにコストパフォーマンス抜群!

これで一度乾いたら上から水彩絵の具を引いても滲まない・・・
なあんてことになれば実に素晴らしいのですが、
水性インクですからさすがにそこまで上手い具合には参りません。
でも、描いた線画をスキャンしてパソコンで着彩、という手法には
極めて有効です。

せっかくなのでちょっと簡単な落書きにこのペンで墨入れし、
デジタル環境に取り込んで色を付けてみたいと思います。
下のように薄く鉛筆で描いた下絵をこのペンでなぞっていきます。
インクの出がなめらかなので薄く鉛筆で描いた上からでも
スムーズにインクがのって行きます。

で、お前は一体何を描いとんじゃという話ですが、
これ、昨日ネットで調べものをしていて偶然見つけたアニメキャラです。
私は知らなかったのですが、皆さんはお分かりになりますか?
知ってる人は何を今さら・・・という感じですが、
知らないと「え”ええっ、これがあの!?」と驚いてしまいます。
っていうか、私はかなり驚きました(笑)
(もっともこれヘタクソであまり似てないので・・・わからんかも)

とかなんとか言っているうちに、墨入れは10分程で終了。
細い線なのですぐに乾くのですが、ベタ部もあるので10分程おいてから
消しゴムを掛け、鉛筆の線をきれいに消します。
明日はこの続き、スキャンしてPhotoshopで着彩です。

Lining

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秋のラン続々

Spatho_lobbii2010

寒かったですねー今朝は!6.5℃でしたよ。
で、日中は晴れたのに13.5℃止まり!!
これじゃ12月の温かい日・・・より寒いかも。

温室の暖房も動き始めました。
今年こそは暖房費節約の為の防寒工事を!と思っていたのですが、
間に合いませんでしたー(笑;)

その温室では、秋から初冬に掛けて開花する種類のランが
順繰り開花に向かっています。
トップバッターは胡蝶蘭にちょい似の地生ラン、
スパソグロティス・ロビィ(Spathoglottis lobbii)です。
我が家では昨年初開花だったのですが、今年はバルブも充実し、
昨年より花茎の本数、花茎1本あたりの輪数ともにぐっと増えました。
このところ秋を通り越して冬みたいな陽気が続いていましたから
この花の明るい黄色を見るとなんだかホッとします。

「せっかくだから玄関に飾ろう」と鉢を持ち上げたら、
蕾の分岐の付け根に変なこぶが?・・・
おやおや、よく見るとちっちゃい宇宙人みたいなのがくっ付いています。

Tobiirotsunozemi

体長3ミリ強といったところでしょうか?
どうやらトビイロツノゼミのようですね。
この時期に近所を散歩していると
ハギやメマツヨイグサ等の茎で見かける事がありますが、
こんなところで見かけるとはめずらしい・・・
家の中で迷子になっては大変なので、ランは後日飾る事にしました(笑)

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曇天につき待人来らず

北海道の方は雪が降ったみたいですね。
天気予報の際の雲の画像を見てたまげました。
大陸から見事に筋状の雲が吹き出しています。
これ、何も言われなければ1〜2月の画像かと思う程、見事な冬型です。
冬は例年並みか、あるいは寒くなるらしいですね。
それにしてもいきなりの早すぎる冬型でした。

今日もまた曇天のもと、花は咲けども虫は一向にやってこない・・・
という状況の花がちょっと寂しげでした。
写真はようやく開いたハバヤマボクチの花。
今年はたった一株だけが開花。しかし背丈は180センチにも達しました。
花を見上げて撮るのは久し振りです。

私、この大型アザミが大好きで、開花を今か今かと待っていました。
ちょっとごっつい萼筒のトゲトゲ、全体を覆う白い毛、
そして黒みがかった赤紫のシックな花。このバランスがたまりません。
一見地味かもしれませんが、
あらためて見るとじつにゴージャスな雰囲気の花だと思うのです。
でも、いくら立派に咲いてもこのお天気と気温では
誰も受粉に来てくれない様ですね。まあ、こんな日もありますって(笑)

だいぶ以前にも書きましたが、
じつは近隣の雑木林にも少数のハバヤマボクチが自生しているのですが、
今にも消えそうな感じなので、種子を採取して燻蒸殺菌した土で作った苗を
昨年自生地の雑木林に植え付けました。
夏に見た感じだと、早ければ生育のよい数株が今年咲きそうなサイズでした。
最近そこへ出掛けていなかったのですが、
そろそろ咲いているかもしれません。
近日中にちょっと覗いてみることにしましょう。

Habayamabokuchi2010

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残念!今日はボウズ

相変わらずの曇り空、気温の方は最低が13℃、最高が20℃でした。
なんだかパッとしないお天気が続いて10月下旬らしくないですね。
と思ったら、寒気の流入で冬型の気圧配置になり、
明日からは気温の方がぐっと下がるようです。

まあ、そうなれば晴れる事は晴れるのでしょうけど
うっかりすると風邪を引いてしまいそうです。
みなさん気を付けましょう(笑)

どんよりなお空のもと、やって来たカワセミさんですが、
今日は5回トライして1回も魚を捕る事が出来ませんでした。
私が水中を覗いたときもそうなのですが、やはり曇りだとよく見えません。
これまでのところ、晴天の方が魚が捕れた所を多く目撃しているので、
カワセミも曇天だと魚を確認しづらいのかな〜と思います。

今日の撮影個体は若い個体ではありません。
よく来る2羽のうちではキャリアが長い方の個体です。
それでも今日はボウズでした。ざんね〜ん!
明日は晴れ間も出そうだから、またおいでー(笑)

Kawasemi101025

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植替え・・・間に合わず!

思ったより早くお天気が崩れましたね。
雨の降り出しは午後4:30頃、夜になって本降りです。
日中も暗い曇天でしたので
なんとなーくテンションの上がらない日曜日でした(笑)

写真はただ今開花中の原種シクラメン、
ヘデリフォリウム(C.hederifolium)です。
今年は10月の初め頃から散発的に咲き出し、
もう少しでピークとなりそうです。
猛暑の夏をよく休眠状態で耐え抜いてくれました。
でも、いつもはもっといっせいに咲くんですよ。
今年は小さい蕾をまだまだいっぱい付けているので、
ピーク後もぽつぽつ咲き続けそうです。
早く咲いた花は受粉するとぜんまいみたいに
花茎がくるくると巻いて結実します。
写真のバックの方でそういうヤツが2本ばかりぼやけて写っていますね。

そんな訳で今年の秋は予想より早く花芽が動き出してしまい、
やろうと思っていた植え替えをすっかりしそびれてしまいました。
じつはこの株の球根は、すでに直径約10センチ程に達していて、
今植えてある4号相当の鉢(直径約12センチ)に、
ギリギリで収まっています。
球根と鉢のへりとの僅かな隙間には、実生で出て来た小さな球根もあり、
鉢の中はもう限界状態なんです。
しかも、大きな球根は中心の一カ所以外に、周囲の6カ所から
芽が出ていて、これで葉っぱが出て来たらもっさもさになってしまいます。

こういう場合、球根を切り割った方がいいんでしょうかね。
ジャガイモみたいに・・・(笑;)
地上部がコンパクトなシクラメンなのに、球根がこんなに大きくなるなんて、
ちょっと想像できませんでした。
来年活動が終わって葉が黄色くなったら鉢から出して、
一番大きい球根はロックガーデンにでも植えようかと思っています。
この花がロックガーデンで咲いたら、
それはそれで結構かっこいい様な気がします(笑)

Chederifolium2010

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やっぱり道端が好き

今日は晴れましたが、やはり風が冷たかった・・・
朝なんか放射冷却で9℃まで冷え込みました。
先月の26日にお天気の神様の手違いで8.5℃の日がありましたが、
それ以来の本格的な冷え込みとなりました。
今夜も既に10℃まで下がっていますから(23:05現在)
明日の朝はまた数字を更新するかもしれません。

写真の猫じゃらしはムラサキエノコロといいます。
いくつかあるエノコログサの型のひとつで、
小柄なタイプですが、その名の通り穂が見事な赤紫に染まります。
その色に引っ張られる様に茎の先の方と葉先も強く紅がさし、
まるでベニチガヤの向こうを張るようなその姿は
イネ科の雑草の中ではなかなか目立つ色彩です。

数年前、県北部を散策していてこれを見つけ、
我が家で栽培を繰り返しても同じ色が現れるかが知りたくて
持ち帰った種子で栽培を続けています。
結果、特徴の赤紫色は損なわれる事がないのを確認していますが
この草、鉢で栽培しても今ひとつ上手にできません。
伸びすぎたり穂が未熟でちんちくりんになったりして、
なかなか野生のときの自然なフォームになってくれないのです。

ところがそこは元来道端の雑草のこと。
鉢からこぼれた種子が砂利舗装のスロープの傍らで小群落を作り
見事に野生の姿を現しました。
鉢で肥料をやったり他の草の芽生えを抜き取ったりして優遇しても
ちっとも「らしく」ならないくせに、ほっぽっておいた自力の生育株は
県北部で見た、あの日あの時の姿のまま風に揺れています。

あくまで人の手に媚びないその姿勢には
可愛らしい姿には少々不釣り合いな「野生の強情さ」を感じてしまいます。
でも、そういうところがまたたまらなく好きなのですよね・・・(笑)

Murasakienokoro2010

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君はどこで育つのか?

今日はここ数日のうちではやや明るい空でしたけど
なんだか吹いて来る北東の風がハッとするような冷たさでした。
まるで紅葉が終わって木の葉がパラパラと落ちる頃の様な空気でしたが、
暑さとの長い戦いの後ですから余計にそう感じたのかもしれませんね。

奄美大島、やっぱり大変な被害が出てしまいました。
被害に遭われた方、遠くで安否を気遣っている方々にお見舞い申し上げます。
TVでコメントしている何人かの専門家の方が「地形が急峻だから・・・」と
おっしゃっておられましたが、そんなのはここ100年以上も変わらぬ事。
むしろ雨の降り方がただただ尋常では無かったに過ぎません。
地形やインフラを問題にするより、もっとそういうレベルを超えた現実が
私たちの国にも迫っているようです。900hPa以下の台風が、
今度はこちらに来る事だってあるかもしれませんよね。

さて、今年は当地もぎくしゃくした気象が続いていますが、
それでも秋は何となく深まりを見せ、
例の黄色い花がそこら中に咲き乱れています。
花粉アレルギーの原因になるとか言われたこの花、セイタカアワダチソウも
基本的に虫媒花ですから、実際のところそういう問題は無さそうです。
草はらの在来植物の多様性には甚だ有害と言わざるを得ませんが
私たちへの直接の健康被害は無さそうですね。
そしてもうひとつ、花の絶対数が減るこの時期、チョウやハチ、ハナアブなど
花が頼りの昆虫たちにとっては今や有難い存在になっています。

写真は近所で撮影したヒメアカタテハ。
これもキタテハなどと並んでセイタカアワダチソウでは常連のタテハです。
我が家の庭にも数匹が秋から春まで見られますが、
じつはこのチョウの幼虫を見た事がありません。
ヒメアカタテハの食草はハハコグサ。
確かヨモギも食べたんじゃなかったかな?
どちらも庭に生えていますが、見つからないのですよ、幼虫が・・・

ハハコグサもヨモギも近所の空き地や道端にたくさんありますから、
そういうところで育っているのだろうとも思うのですが、
不思議な事に蛹は庭でも見つけているんです。

きっと幼虫に出会っていないだけなのでしょうね。
産卵シーンを目撃できれば、そこから生長を追い続ける事ができるはず。
いつかきっと見つけてやろうと思いつつ、
このチョウが産卵する時期になると、
いっせいに活気づく庭のあれこれに目を奪われるので、
いつもけむにまかれてしまいます(笑)

Himeakatateha0810

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秋の夜長の訪問者

なんだか結局毎日ぐずつき気味で、お外に出られません。
秋の長雨というにはちょっと遅めですが、
今年は季節が遅めに進行しているのでこれもそのひとつなのでしょうね。
今日も庭の写真が撮れずにいたのでどうしようかと思っていたのですが、
昨日も今日も仕事部屋の窓ガラスに同じ訪問者がやってきました。

それが写真のオオカマキリ、
仕事部屋の照明が電灯色の蛍光灯なので、色がちょっと妙ちくりんですが、
立派なサイズの・・・これはオスのようですね。
日中は窓の周りには見当たらなかったのですが、
二日続けて現れているので、近くに潜んでいたのでしょう。

カマキリは秋の深まりとともに家の周りでも草はらでも
やたら目に付くようになる昆虫ですが、
特に夜、コンビになどに行くと、
明るい窓の周りに何匹も張り付いていたりします。
でも、灯りに来ているのかどうか・・・ちょっと疑っています。

昆虫としてはカマキリに近縁のバッタやコオロギのいくつかの種類や
ツユムシ、アオマツムシ、スズムシ、クダマキモドキ、クビキリギスなどが
灯りに寄って来るのは間違いない様です。
実際に灯りの周りをパタパタ飛んでいるところを見ていますし・・・
でも、カマキリでは見た事がないんです。
なのに夜の灯りの場所にはよくいる・・・

彼等は灯りにエサの昆虫が集まる事を知っているのではないでしょうか?
アマガエルやヤモリがそうであるように。
窓のオオカマキリもさっき見たときは食事中でした。
ハマキガの仲間を捕らえていたようですが、獲物が小さかったので
5分程度で食べ切ってしまいました。あれでは満腹にはほど遠いでしょう。
でも残念ながら、今日は他に昆虫は来ていないですね。

気温が低くなるこの時期はエサの昆虫との出会いも
徐々に減って来ると思います。
走光性の強い虫たちがこぞって集まる灯火で待ち伏せするのは
彼等にとっては非常に効率の良い狩りになるのでしょう。
メスに出会うチャンスもあるのかもしれませんね。

Kamakiri_on_window

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あんこ玉ポータブル

奄美大島がえらい事です!これ以上被害が広がらないといいのですが・・・
あの巨大台風13号の影響みたいですね。
ここへきてまだ観測史上初の・・・という記録が出てしまいました。
今年だけなのか、序章であるのか、心配なところです。

今日の写真はいただきもののお菓子の話題です。
「あんこ玉」!
あんこ玉といえば、いろんなお店が作っていますが、
やはり有名どころであの芋羊羹でお馴染みの「舟和」でしょうか。
見た目も華やかでボリュームたっぷり。
深みのある味わいで、ぽいぽい口に放り込むお菓子ではありませんが
御遣いモノに選べる逸品の中では愛嬌のあるお菓子という印象があります。

これとは別に、もちょっと小粒でリーズナブルなあんこ玉もありますね。
ちっこいのが紙箱に行儀良く並んだ「植田のあんこ玉」は
比較的よく知られた定番ではないでしょうか。
でも、もっとスナック感覚というか、
ちょいと携帯してパクパクつまめるかわいいあんこ玉をいただきました。
いつもコメントをくれるカブト小僧さんの所から届いたものです。

携帯タイプだけあって一粒一粒が割としっかりしているのですが、
しっかりときな粉でくるまれた中には
甘さをおさえたぽっくりしたあんこが入っています。
甘くないので結構数が食べられますね。
なるほど、アウトドアでも街歩きでもちょっとバッグにしのばせるのに
ちょうどいいお菓子です。
それだけで食べたらむせそうかな?とも思ったのですが、
一粒が小さいので大丈夫ですね。

同封されていたかぶと小僧さんのお父さん(=かぶと親父さん)のお手紙には
子供の頃駄菓子屋で一個5円で売られていて、
アタリが出ると大玉がもらえたというエピソードが書かれていましたが、
どうやら今でもこのシステムは一部に残っているようで、
一粒の単価は10円前後らしいです。

それにしてもこの写真を撮影している間に
開封した方の袋を見たら残量が半分以下に減っていました!(笑)
どうやら家族にも食べやすい味だった様です。
開封しなければ結構日保ちがするお菓子なので、
未開封の分はアウトドア用に確保しておく事にします(それまでは隠す!)

かぶと親子さんには、何を隠そう
以前舟和の立派なあんこ玉も御馳走になっているのですよー(笑)
いつも美味しいものを有り難うございます〜!!
ここでお礼を言うのも失礼ですが、ご馳走様でしたー!

Ankodama_mini

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宝くじを仕込みました

Zokukankouhai

じつはですね、今日、とっておきの宝くじを仕込みました。
といってもこれから仕込むのは私じゃあないのですが・・・

写真の植物の先っぽに、そのお宝はある・・・かも知れません。
この植物は今年の5月28日の記事で紹介した、
北米産アツモリソウのシプリペディウム・ケンタッキーエンセです。
(=Cypripedium kentackyense)
葉が部分的に傷んではいるものの、とっても元気。
今年の記録的な猛暑にも負けず、本当に良く頑張ってくれました。
しかも、見ての通り、よく太った実まで付けているんです。
これだけでも体力を使ったでしょうに、さらに株元には
ちゃんと来年の花芽も育ちました。

で、宝くじに話を戻すと、この実の中に入っている(かもしれない)種子が
今、私をとってもわくわくさせてくれているのです。
じつは人工交配をやってみたんですよ。しかも前代未聞の交配です。
何を隠そうこの実のお父さん(花粉親)は
フラグミペディウム・ベッセエ(=Phragmipedium besseae)!!
この交配はまだ誰もやった事がないんじゃないかと思います。
というか、そもそもシプリペディウムとフラグミペディウムの属間交配自体、
ほとんど例が無いと思います。
それほど、ある意味非常に無謀で馬鹿げた実験でもあります。

以前から書いている様に私はスリッパーオーキッド全体のファンなのですが、
この仲間の属と亜属、種の分化には興味があります。
その類縁関係を知る手がかりのひとつとして、
ちょっと石を投げてみたというところでしょうか。
そしてもうひとつ、原種をこよなく愛するぐりおですが、
栽培が出来ない(極度に難しいも含め)植物には、
姿が似た代替品があればそれはとても良いことだと考えています。

たとえば四季咲きコマクサ。
高山植物のコマクサは誰でも手軽に栽培できるものではありませんが、
コマクサの形態を良く残しつつ非常に丈夫な
交配種の四季咲きコマクサのようなものは「ありかな・・・」と思うのです。
それが、アツモリソウでもできたら素晴らしいなと思っていました。
そうすればアツモリソウのニーズのすべては無理でも一部分はカバーでき、
なおかつ自生地での盗掘等の被害も軽減できないだろうか・・・と
それじゃアツモリソウの価値が下がるというご意見もあるかもしれませんが、
原種として、野生ランとしての価値は別に損なわれないと思います。

しかしまあ、宝くじ・・・と表現したように、
限りなく不可能に近い目標であるとも思います。
まず第一関門が結実するか、第二関門が発芽するか、第三関門が咲くか、
そして第四関門がそれが良い花であるか、ですが
第二関門と第四関門が何しろ高いハードルだと思います。
第一関門はこのたび無事にクリアしましたが、じつはここまで来るのにも
それなりに年数は掛かりました。
両親の交配のコンディションにベストな
開花日数のタイミングが難しかったです。
しかし、ようやくコツが分かりました。

次の関門に進むには、高度な無菌播種技術が必要です。
そこで、旧知の友人である茨城町のM蘭園さんに
播種委託先を探して貰うことにしました。
今日、らん展への出店で筑波実験植物園に来ている彼に種子を委ねました。
だめもとですが、やっぱりわくわくしちゃいます。どうなるかなあ・・・

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また遊んでしまった(笑)

秋らしい一日でしたね。本来こんな感じでしょうね、今頃は。
最低/最高気温は12.5℃/20.5℃。うん、こんなもんでしょう。
でも東シナ海の方ですんごい台風がフィリピンに向かってますね。
885hPa!?冗談じゃあありません。
中心付近の最大瞬間風速は90メートルだそうで・・・絶句です。
被害がでない訳はないという感じの数字ですが、どうか出ませんように(祈)

また性懲りも無くやってしまいました。脱け殻展足。
子供が飼っている3匹のザリガニはすでに成体になっていますが、
甲殻類っちゅうのはそれでも不定期に脱皮します。
たいていは脱皮後脱け殻を食べてしまうので
放置しておくと脱け殻は数日でなくなってしまうのですが、
今回は満腹だったのか食べたい気分でなかったのか分かりませんが
丸一日たっても手つかずでした。
それじゃあせっかくだから・・・と取り出して展足した次第です。

前回のもの(7月13日掲載)は、ただ平らな板に展足したら、
斜めから見た時になんだかベターっとした感じになってしまったので、
今回は胴体の下にたたんだティッシュで台をかませ、
尻尾の角度が自然に見える様にひと工夫。
こんなもんいくら精進しても一文にもならないんですが、
こういうところで引かないのが私の性分ってもんでして・・・(笑)

ところでこのザリガニ、青く見えるでしょう。
これは別に脱け殻だからとか写りの具合とかって訳じゃなくて
実際にこんな色なんです。
ちょっと暗い室内で飼育しているせいもあるのかもしれないのですが、
一番いばりんぼの1匹だけが見慣れた赤系の色合いで、
あとの2匹は青っぽいんです。

この体色には、相対的な強弱関係を反映しているのかも知れません。
この個体は左のはさみが小さいでしょ。
これはナンバー1と一戦交えた時に失ったものが、
脱皮を繰り返す度に少しずつ回復して来たものです。

その一戦まではこの個体がナンバー1でしたが、左手を失い最下位に転落。
しかし一昨日、今度はナンバー2がナンバー1に襲われ致命的な深手を負うと
一気に畳み掛けてとどめを刺したのがこの個体。
こういう場合死んだ個体は即御馳走になってしまいます。
ナンバー2の遺体を好きなだけ食べたこの個体は
少し赤味のある体色に変化して来ました。(やな世界だな〜:汗)

前回掲載した現ナンバー1の個体の脱け殻は
まだ成体になる直前の「亜成体」だったので
生きている本体の色と脱け殻の色がかなり違っていましたが、
成体になると脱け殻も厚みのあるしっかりとしたものになっているので、
生きている状態の色がそこそこ残る様です。
まだまだ小さな左のはさみは、あと何回脱皮したら右と揃うでしょうか。
それまで喧嘩しなきゃいいんですけどねー。
・・・っていうか、もうザリガニ飼育いい加減にしない?(と言いたい)

Nukegarahyohon

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マイ秋桜 -サクラタデ-

今日は友人が三郷市で開いている個展に出掛けました。
植物画を中心とした展示でしたが、本業は三代続く蒔絵職人なので
そちらの素晴らしい作品も見ることが出来ました。
その様子をアップしたかったのですが、
なぜか全てのデジカメが同時にバッテリー切れ!
残念ながら撮影は諦め、久し振りの再開に積もる話で盛り上がりました。

さて、そんな訳で写真は池の花。
世間一般で秋桜と書けばコスモスですが、
個人的には秋の桜はやはりこのサクラタデ。
小さな花なので派手さ華やかさには欠けますが、ほんのりと上品な桜色です。

サクラタデは池の浅棚部分に植えてあるのですが、
大変旺盛な植物ですので
放って置くと陸上にも池の中央にも匍匐枝を伸ばし、
そこら一面に広がってしまいます。
加えて背もやや高くなるため、夏の時期は葉が鬱陶しくて
ついバンバンと刈り取ってしまいます。
でも毎年秋にこの花が咲くと
「あ〜・・・もうちょっと残しておけば良かったかなあ」と後悔する次第。

少し透明感があり、濃くはないけど冴えたピンク色。
そして一輪一輪の形も、小さいながら整形の5弁花で
やはり秋の桜というならこの花かなー・・・と思います。
惜しむらくは、あと少しだけ花が大きかったら・・・
これでもタデの中では、大きい方なんですけどねー(笑)

Sakuratade1010

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枯れ葉モード -キタテハ-

今日もまた外に出ると日射しにちょっと汗ばんでしまう陽気でした。
とはいえ季節は少しずつ確実に進んでいるようで、
庭のガマズミの実が深い赤に染まって来ています。

この時期、成虫で越冬する昆虫たちは
越冬対策を施した姿で登場しはじめます。
掲載の写真は去る11日に筑波山に登った際に
いくつかの昆虫や植物の写真を撮影した中の一枚です。
チョウの名前はキタテハ。撮影地は筑波山の御幸ヶ原ですが、
平地でもごく普通に見られる秋の定番チョウですね。

キタテハの場合、夏型にくらべこの時期登場する秋型は
翅のへりのギザギザがいっそう尖って、
バットマン風のシルエットになります。
これは枯れ葉の中に紛れて越冬する際に、周囲の枯れ葉に溶け込むデザインで
翅を閉じると枯れ葉調の色と模様を持った翅の裏面が、
このギザギザとあいまってチョウがいるとは気付きにくくなります。

冗談みたいな話ですが、
子供の頃はこれはぼろぼろになったのだと思って
その哀れな姿に秋の深まりを感じるという、
大きな誤解をしていました(笑)
でもある日図鑑で真実を知ってからはこの翅の形が
かっこ良く思える様になりました。
このように秋型で翅のギザギザが大きくなるタテハチョウは
他にも何種類かいますが、
中でもシータテハというヤツが極めつけにギザギザしています。
キタテハはその次くらいにギザギザの枯れ葉モードです。

翅の表はオレンジ色ですが、多少個体差があるらしく
新しい個体なのにもっと色が薄くでくすんだようなものも見られます。
写真の個体は標準的な色合いでしょうか。
後翅の青い点がとても洒落たアクセントになっていますね。
越冬の際はこの姿でじっとしていますが、
温かい日にはひらひらと舞い飛ぶこともあり、眠りは浅い方みたいです。
落ち葉の季節にまた会えると嬉しいなあ・・・

Kitatehatsukuba

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企画展にいこう3

50th_chikei

先週の土曜日・・・10月9日にオープンした
ミュージアムパーク茨城県自然博物館の第50回企画展、
「筑波山 -ブナとガマと岩と-」を本日やっと見ることが出来ました。
今回の企画展ではほんの少しだけ展示に関わっているので、
早く見たいと気になっていたのですが、ようやく叶いました。

企画展がらみの用件で伺ったのですが、訪問先が植物研究室だったので
ちょうど在室だったO先生がマンツーマンで企画展ガイドツアーを
して下さいました。(なんって贅沢なんだ〜!)

上の写真は20メートル毎の等高線で組み上げた筑波山の地形モデル。
筑波山って、見る方向でかなり表情が変わる山なのですが、
どの地点から見るとどんな風なのかを知ることが出来ます。
下は筑波山の四季の自然をジオラマを中心に展示したコーナーです。
ジオラマには筑波山の林床の空気を感じますぞ!
ちなみに壁面のフォトコラージュパネルはぐりおデザインですー(笑)

50th_shiki

続きますは筑波山の成り立ち・・・地学のコーナーです。
筑波山はその成り立ちから複雑な岩石組成を持っています。
また、大岩が山腹のいたるところにあり、山道の奇岩群として
ユニークな名前が付けられ、親しまれています。
下の写真の展示はこれらの奇岩を一同に見る事が出来る面白い展示です。

50th_kigan

50th_doubutsu

動物のコーナーでは、H先生ご自慢のハナバチの標本展示がお見事。
個人的には、筑波山を基準産地とする陸産貝類の標本に興味津々でした。

50th_shokubutsu

植物のコーナーの目玉は、博物館が中心となって行われた
3ヶ年に渡るブナの毎木調査の報告展示です。
毎木調査って言うのは、木の戸籍調査のようなもの、筑波山に自生している
ブナの1本1本を調べ上げ、データ化する大変な調査です。
その結果から、筑波山に遺存する貴重なブナについて、
いくつかの新たな素顔が浮かび上がりました。詳しくは展示で・・・!
ちなみに、当ブログリンクのmushizuki氏も、このブナ調査のメンバーです。

そうそう、筑波山と言えば・・・ということで、
ちゃんといましたよ。ガマ君も(笑)
生体展示としては、このガマ(アズマヒキガエル)の他に
筑波山周辺の水域で見られる魚の水槽もありました。

50th_gama

茨城県自然博物館の企画展で筑波山をテーマにするのは
これが初めてではありません。
しかし、今回は地学・動物・植物の3つの研究室が
それぞれトピックを持って展示を構成しているので
ハデさはありませんが見応えは充分でした。
これを見て知見を深めてから筑波山に登ると、
また違った筑波山の奥深さを実感できるかもしれませんね。

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コシオガマの保存

曇りでもなく晴れでもなく、暑くはないが寒くもない・・・
ちょうどいいっていうより、中途半端って感じの一日でした(笑)
庭の草花もオミナエシ、ホトトギス類、ハギ、ヒガンバナなど
秋の前半種の開花がそろそろ終わり、
それに続く中盤種が見頃を迎えています。

写真の花はコシオガマ、これも我が家の庭では秋の二次走者で
今月下旬まで咲き続けそうです。ご多分に漏れず今年はちょい遅めですね。
シオガマギクの仲間は可愛らしい花を咲かせる種が多いのですが、
大半は高山植物なので、関東地方の平地で簡単に栽培することが出来ません。
そんな中唯一平野部に見られるのがこのコシオガマですが、
(属はシオガマギク類とは異なります)
これはこれで栽培しようとすると結構気難しいらしいですね。

コシオガマは半寄生植物と言われていますが、
いまだに半寄生の実体をこの目で確かめることは出来ていません。
ただ、人工的な栽培がなかな上手くいかないことと
半寄生であることは、何か関係がありそうですね。
我が家は幸い元々この植物が生えていた環境だったため、
一切管理をしなくても毎年この花を見ることが出来ます。
逆にいじらない方が上手く行きそうな気がします。

一昨年の10月7日、このブログで紹介した時は
そこそこ日当りの良いノシバの中から生えていたのですが、
毎年ちょっとずつずれて生えていて、
これが意外なことに日陰方向に移動しています。
他の自生地を見ると割と日当りに生えている様なんですが・・・

この植物で心配なのは一年草だというところです。
昨年も一昨年も、せっかく実った朔果を虫に食べられ、
わずかな量の種子しかとれませんでした。
今年はどうなんでしょう・・・
来年こそ地下の半寄生の現場に迫る為にも、一部の茎にネットを掛けて
種子をたくさん確保した方がいいかな〜と思っています。

Koshiogama1010

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西から来たマイマイ

今日は夕方に一時雨って予報だったので、洗濯は控えたのですが
賭けには負けてしまいました(笑)
相変わらず気温が高めですね。最低/最高は18℃/23.5℃でした。
夕方以降いいペースで下がっていますから、
最低気温はこの後更新するかもしれませんね。

さてさて、今日の写真は現在飼育中のカタツムリ君。
大きいのと小さいのと2種類が仲良くキュウリにかじりついていますが
大きい方がニシキマイマイ、小さい方がコウダカシロマイマイといいます。
どちらも本州西部に分布するカタツムリで、
このブログに時々コメントを下さる
くわでんさんが送って下さったものです。

どちらも今年の春に2個体ずついただいたのですが、
残念なことにコウダカシロマイマイは
動きが鈍い方の1匹が夏のはじめに死んでしまいました。
残った一匹はとても元気なのですが、ひとりぼっちは何とも可哀想です。

ニシキマイマイは濃いめの殻色がゴージャスな大型のカタツムリで、
我が家にやって来た時は殻径30ミリ足らずでしたが
半年の間に片方はちょうど38ミリに達し成貝になり、
もう一匹も現在殻径40ミリに達しました。
写真は殻径40ミリの方の個体です。こんなに大きいのにまだ殻口ができず、
どうも大人になるのがイヤみたいです(笑)

もちろん普段は種類ごとに別のケースで飼育していますが、
今はお掃除の最中なので一緒にいます。
ところで日本ではこれまで800種前後の陸産貝類が見つかっていますが、
移動能力が極端に低いこの手の生物は地理的な変化が大きく、
その半分以上の種はごく限られた地域でしか見る事が出来ません。
いわゆる「広域分布種」の方が少数派なんです。
だから今回紹介した二種類も、茨城県にいたのではまずお目にかかれません。
それをくわでんさんのご厚意でこうして飼育しながら観察できる訳で、
あらためて考えてみると大変なことです。

我が家にはこの他にも、以前紹介したクリイロマルテンスギセルという
中部・東海から紀伊半島にかけて分布するカタツムリがいて、
これらの「遠方マイマイ」はどれもおろそかな管理はできませんから、
逆に今まで飼育していたヒタチマイマイなどは飼育をやめ、
庭でお付き合いすることにしました。
ヒタチマイマイ、ミスジマイマイ、ヒダリマキマイマイ、ニッポンマイマイ、
ウスカワマイマイなどはもともと庭に住み着いているので、
飼育せずともご機嫌を伺うことが可能です。
このところ雨が多いので、彼等と対面する機会も増えています。

Maimai_from_kuwaden

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大御堂の大椎

今日はすっごく暗い曇天で、いつ雨が落ちて来るかと行った様相でしたが、
雫が当たったのは昼前のほんの一時だけでした。
時々カッと照る日射しがまぶしかったりして、あれ〜初夏っぽいなー・・・
なんて思ってしまいました。湿度もちょっと高かったですしね。

写真は先日筑波山に出掛けた際の下山の一コマ。
これ、筑波山神社の脇にある古刹「大御堂」のとても大きな椎の木です。
幹の・・・下の方なんかすごいでしょ!絶対神様宿ってますよね〜(笑)
大御堂には他にもこんな椎の木が何本かあるんです。
お隣の筑波山神社の境内にもすっごい照葉樹が何本もあるのですが、
こういう場所って、特別な結界とかがありそうですよねー。
私はそっちのレーダーが鈍いので雰囲気しか感じられませんけどね(笑)

この周囲はまとまった集落ですから、家もたくさん人もたくさんなのですが、
こういう森林環境があるせいなのでしょう。とても獣が多いのですよ。
私が実際に見たのはイノシシ、タヌキ、ハクビシンの3種類だけなのですが
夜にはムササビも見る事が出来る様ですね。見てみたいなあ・・・

この木がある「大御堂」というお寺は、由緒ある古刹なのですが
お隣の筑波山神社があまりにも有名なため、
森を共有するお隣さんなのにもかかわらず、あまり知られていないようです。
ケーブルカーの「宮脇駅」を神社と反対の方に下りると、
大御堂に下る小さな坂道に出ます。やや急な傾斜に木を遣いながら
6〜7分ゆっくりと進んだ所にこの椎の木が現れます。
根元に立って対峙しているだけで、
何ともいえない不思議な気持ちになります。
途方もない年月、いろいろな事象を受け止めて来たであろうその姿には
不動不朽の風格を感じずにはいられません。

Oojiioomidou

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御幸ヶ原の賑わい

Asagimadara3101011

ちょっと暑い位の好天でしたね。
気持ちいい空気に誘われ、午後から筑波山に登って来ました。
朝から素晴らしいお天気でしたので
こりゃまともに行ったら車をとめるところも無いだろうと判断し、
当地から見ると裏側にあたる桜川市側からアプローチしました。

二つの山頂の間に広がる御幸ヶ原に着いてみると、
「やっぱり・・・」の大賑わいでした。
御幸ヶ原も今日は風がほとんどない穏やかな晴天で、
お花畑もチョウの賑わいでした。
先週はあまり目にしなかった御幸ヶ原名物のアサギマダラも
今日はひらひらと優雅に舞う姿が見られました。
個体数もこの時期としてはまあまあで
一度に視界に入った最高数は7個体でした。

望遠レンズを持って行かなかったので小さいですが、
写真のカットがその様子。このカットには3個体写っています。
もうだいぶ角度が浅くなった午後の光は
アサギマダラの舞うお花畑のあたりに細かな明暗を作り出しているので
その中で舞うアサギマダラも翅の表情が豊かでした。
時々、下の写真のように逆こうのスポットライトを通過するとき
翅の透かし彫りが光って浮かび上がり、なかなか幻想的・・・

Asagimadara101011mini

でも賑わう人のほとんどは、
すぐ傍らのアサギマダラの賑わいに気付かないようで、
カメラを構える私に「何を撮っているのですか?」と訪ねて初めて
この大きく優雅なチョウに気付き、感嘆の声をあげます。
せっかくここまで登って来てこれを見ないのはちょっと勿体ないなあ・・・

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筑波山の自然展

今日は午前中までごく弱い雨が残った為、
予定していた筑波山登山が出来ませんでした。
予報通りだったら、朝から出掛けてお昼過ぎに下山して、
つくば市内で予定していた所用を済ませる一日だったのですが、残念。
午後から晴れましたが、予定の所用を済ませることしか出来ませんでした。
雲の切れ間から差し込む日射しが、
山頂からだときっと幻想的に見えたことでしょう。

出来れば登りたかった理由はもうひとつ、写真のイベント
「筑波山の自然展」というミニ展示企画です。
これはNPO法人のつくば環境フォーラムが
茨城県自然博物館の協力を得て、ちょうど昨日から始まった企画展
「筑波山 -ブナとガマと岩と-」のタイアップ企画として模様された
筑波山の自然をテーマにしたミニミニ展示です。
会場は筑波山ケーブルカーの「筑波山頂駅」の駅舎2階です。

筑波山の自然をいろいろな切り口で紹介したパネルと
博物館の提供による標本や剥製が展示されていますが、
希望者には展示ガイドが付いて、筑波山の自然をやさしく解説してくれます。
また、ここを起点に概ね1時間前後で自然研究路を回るガイドツアーも実施。
ガイドや解説を担当するのは、上記のNPOが開催する
「筑波山自然インストラクター講座」の卒業生である
筑波山自然インストラクターのみなさんです。

ぐりおはこの講座の講師を部分的に担当した他、写真展示パネルの制作や
写真に写っている展示の案内看板、のぼりをデザインしました。
この展示期間は明日までですが、明日はお天気が良さそうなので
きっと来場者・ガイドツアー参加者も多いことでしょう。
皆さんも急遽「筑波山にでも出掛けてみるか!」ということがあったら、
是非お立ち寄りくださいね!

Tsukubasan_shizenten

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生憎の雨天、でも着工!!

Blog101009zumen

昨日まであんなにお天気が良かったのにぃ・・・
しかも予報より雨の降り出しが早いじゃあありませんかー!
まったく意地悪な空模様です。

・・・というのも、じつはこの夏から新しい学校ビオトープ設計の仕事が
スタートしておりまして、今日はその着工日だったのです。
今回ビオトープを作る学校は私が住んでいる牛久市のすぐお隣、
竜ヶ崎市の小学校です。
そもそも私が住んでいる所は牛久市でも最も龍ケ崎市よりの地区なので
車で向かえば10分ちょっとで行ける距離の学校です。
今はまだ学校名は伏せておきますが、近々制作工程なども含め
紹介できると思います。

今回のビオトープづくりにあたってはいくつかの基本方針がありますが、
そのひとつが「学校ぐるみで進めるビオトープづくり」。
学校ぐるみとは教職員や児童生徒はもちろん、
保護者や地域のコミュニティの核となっている方・・・例えば
公民館の館長さんや子供育成会の会長さん等も絡めての学校ぐるみです。

今日はそんな皆さんが一堂に会しての工事初日ですから、
出来ればお天気には恵まれたかったんですよね〜・・・
でも、雨の中やっちゃいました(笑)
大きく分けて5工程を予定していたのですが、そのうちの
着工したらどうしてもここまでは・・・という
3工程目まで進めることが出来ました。
残念ながらお昼から雨足が強まってしまったので、
午後に行うつもりだった残り2工程はまた後日です。

午後からの雨量はまとまったものになっているので、
きっと池に水が溜まってしまうことでしょう(別に差し支えはありませんが)
きっと晴れたらすぐに、トンボの産卵が見られることでしょうね(笑)
今回のビオトープは、「学校菜園」という既存の施設を流用して作ります。
しっかりとしたコンクリート製の長方形の入れ物の中に
池を入れ子式に設ける作りです。
行った作業はアルカリ防止のブルーシートの敷設、池の形のトレース、
園路の基盤ならびに池の輪郭を構成する土のうの積み上げです。

作業が分かりやすくなる様に作業用の図面を作りました。
下の一枚目がグリッド区画を引いて池の形をトレースし、
一番高く土のうを積み上げる部分を示した作業図面。
二枚目がそれよりも徐々に低く土のうを積むなだらかな池の岸辺を作る
作業図面です。

校長先生以下教職員のみなさん、保護者の皆さん、関係団体の方
そして頑張り屋さんの子供たち・・・
みなさん、降りしきる雨なんかそっちのけで
ガンガン作業を進めて下さり、あっという間に時間が経ちました。
作業のあとはPTAのみなさんが温かいカレーや飲み物を作って下さったので
体育館で楽しく食事もできました。

今回のビオトープ、総面積はさほど大きくないのですが、
池の規模とつくりはなかなかのものになりそうです。
今後の進捗が楽しみになって来ました!

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アカタテハの赤

今日もいいお天気でした。最低/最高気温は16℃/23.5℃。
予報では一日曇りとのことでしたが、朝方雲が多かった以外は
概ね晴れ、クルマに乗っている時は窓を開けても少々暑い位でした。

写真は昨日に引き続き筑波山でのカットから・・・
この時期平地でも山地でもよく目にするチョウ、アカタテハです。

筑波山は「双峰」と呼ばれる様に、男体山、女体山と頂上が2つあり、
その間には「御幸が原」という少しばかりの平坦な部分があります。
筑波山神社脇の登山口から出発したケーブルカーの到着駅がここにあり、
観光的にはここが「プレ頂上」の扱い(笑)、お土産屋さんも並んでます。

この御幸が原の周辺部にはちょっとしたお花畑があり、
上昇気流に乗って舞い上がって来たチョウたちの遊び場になっています。
この季節だとトネアザミ、ノコンギク、シロヨメナ、ツクバトリカブトなど
可愛らしい野草が沢山の花を咲かせています。
本当はちょっとしたヒヨドリバナの群落もあり、
アサギマダラが頼りにしてそこに集まるのですが、
何とあろうことか刈られてしまいました。
彼等が長旅の疲れを癒す重要なポイントなのに・・・

で、昨日この場所で一番目立っていたのが
おそらく羽化して間もないであろうこのピカピカのアカタテハでした。
アカタテハという名前が付いていますが、翅のほとんどは地味な焦茶色で
赤と呼べる部分の面積は限られています。
しかしこの部分が相対的にとても目立つので、
やはり「アカタテハ」でいいのでしょうね。

ところがこの赤色、写真に撮るとなかなか出ないんですよー。
まあ、ヘタと言われればそれまでなんですけど(笑)
まっ赤という訳じゃなくて、朱色でもない・・・オレンジでもありません。
朱色にちょっとだけ肌色を混ぜて、サーモンっぽい感じに振った色、かな?
ちょっと蛍光っぽい、ある意味まっ赤よりビビッドに見える色です。
子供の頃からアカタテハのこの色が大好きでした。
だから毎年新鮮な個体のアカタテハに出会うと、
岩手に住んでいた頃に初めて見た時の記憶が鮮明に甦ります。
場所や時間も含めて鮮明に・・・
その時は、やはりちょうど前後して出会った
クジャクチョウと同じ位きれいだと思いました。

どうも私は子供の頃から、自然の中で見つけた色や模様のインパクトに
強く反応する人間だったみたいなんですよね〜・・・
この年になってもまだずーっと引きずってる性質です(笑)

Akatatehatsukuba

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猛暑に打ち勝った「大」

なんと大沢啓二が亡くなったそうで・・・享年78歳とのこと。
10日の朝にはまた「喝」と「あっぱれ」が聞けると思っていたのに・・・
大好きなおやじさんだったのでショックです。
私の父もそうでしたが、病名の違いこそあれ
80を目前にして亡くなる男性って本当に多いですね。
心よりご冥福をお祈りします・・・

今日は筑波山に登りましたので、筑波山の花便りです。
この時期の湿った岩場を彩るダイモンジソウ。
筑波山では数カ所に群生が見られますが、一番目に付くのは
女体山の山頂から少し下った山道脇にある岩場。
今日のカットもそこで撮影しました。

ここはいつも大きな岩肌の露出部全体に水が滲み出していて、
夏場はイワタバコ、秋はダイモンジソウの名所なのですが
何しろ山頂直下の場所ですから今年の雨不足の時はさすがに乾いてしまい、
イワタバコは大打撃!
ダイモンジソウも咲いているかどうか心配だったのですが、
どうにか可愛い花が見られました。
でも開花している株数は極端に少なく、花茎の本数も花の輪数も少なめ。
まあ、株そのものは残っているので、これからしっかり降水があれば
来年はまた盛り返してくれるでしょう。

猛暑に打ち勝った精一杯の大の字・・・
小さいけれど誇らしげでした。

Daimonjisoutsukuba

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我が家も開花

今日も最高気温は24℃まで上がり、予報より2℃ばかり暑くなりました。
しかし空気がカラリとしているため気持ちの良い秋晴れです。
でも、今が盛りのキンモクセイの匂いは、
雨が降り出しそうな空気の時の方が強く漂って来ますね。

先月末に筑波山で開花しているものを掲載したキバナアキギリですが、
我が家の庭の株も咲いていました。
やや暑がりの植物ですが、今年の猛暑をよく乗り切ってくれました。
今年は花が見られないのではないかと、覚悟していたのですが。
筑波山で撮影した個体と較べると、黄色が濃いですね。
・・・っていうか、あっちが薄かったのかもしれません。
カナリアイエローっていうのでしょうか。
昔総武線の各駅停車がこんな色でしたっけね(笑)

ハチを良く呼ぶ花で、花筒を積んで付け根を吸うと、
園芸種のサルビア同様、甘い蜜が舌をくすぐります。
でも、その割に結実率は今ひとつなんですよねー・・・
マックスで4つの種子が出来るのですが、実際に4つ結実する例は僅かです。
たいていは2つで、時々3つというのもあります。

我が家の庭はまだちょっと湿り気が足りないので、
キバナアキギリが元気良く殖えるには一層の努力が必要みたいです。
これはほかの多くの野草にも言えることなので
風の向きや高木の枝の張り方を考えて、地面のでこぼこを調整し、
今後も微気象を作り出す環境を改良しなければなりません。
もっとも今年の夏みたいな雨不足では、
もはやなす術がありませんけどね・・・(笑)

Kibanaakigiri_niwa

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やっと撮影!

今日は少し暑さを感じたでしょうか。
当地の最高気温は24℃に達し、アブラゼミがあちこちで鳴いていました。
最低気温の方は一日の終わりに出た17.5℃。朝より0.5℃低かったです。
明日はもうちょっと涼しくなりそうです。

さてこの花、ヤマジノホトトギスといいます。
茨城県だと、ちょっとした山間に出掛ければ
道端で割合よく見かける野草です。まさに「山路の杜鵑」。

我が家の庭にもあるのですが、この花、毎年撮影しそびれていました。
一株に沢山の花を咲かせる植物なのですが、一輪の寿命は短く
「いちばんいい時」をいっつも逃していたのです。
毎年咲き始めるのには気が付くんですけれど
輪数が咲きそろう頃にはどういう訳かうっかり忘れちゃって(笑)

まあ、確かに地味な花ではあるんですけどね・・・
結局今年も見頃は過ぎ、もう数輪しか残っていない状態でしたが
とりあえずシャッターは押しました。これで一歩前進です(笑)

この花案外丈夫で、こぼれ種からの実生でも株を殖すため
じんわりと勢力を拡大しつつあります。
地味ながらもやることはちゃんとやってますね(追笑)

Yamajinohototogisu

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ハギのお客さん

シトシト雨が降りましたが、気温はそれほど低くなかったので
ちょっと雨がやんだ時間帯には、昆虫の動きも見られました。

ついに盛りを過ぎて勢いを失ったハギの花にも
いろいろな昆虫の活発な動きが見られ、見ていて飽きない状態でした。
花が終わって結実に向かうヤマハギのの花序には、
沢山のアブラムシがついて吸汁しているので、このアブラムシをエサとする
アリマキジゴク(クサカゲロウの幼虫)やヒラタアブの幼虫、
そしてなんと言っても目立つのがテントウムシの仲間です。

ひと枝に2〜3匹、という感じで
テントウムシ(ナミテントウ)が付いている他、
ヒメカメノコテントウも見られました。
写真のテントウムシもその中のひとつ、一見ナミテントウに見えますが
当地では希少種のダンダラテントウです。
ナミテントウにも二つ星や四つ星など、黒地の個体が多くいるので
パッと見にはそれと紛らわしいのですが、さやばねの肩の部分に入る
赤いくさび形の紋様は、ナミテントウにはまず存在しません。

ダンダラテントウにもナミテントウと同様、
赤い部分の面積が大きい型が存在するのですが、
それは西日本ではまれ見られるものの、東日本ではお目にかかれない様です。
っていうかそもそもダンダラテントウ自体が南方系のテントウムシなので
関東では個体数が少なくこの黒いタイプでも見つけると
「いた!!」と心が躍ります。
沖縄では普通種で、こっちではまず見られない
赤い面積が半分以上を占めるような個体が優占しているようです。

でも、ダンダラテントウはここ数年毎年庭で見かけています。
しかも、段々見る回数が増えて来ました。
今回なんか、撮影した個体以外に同じハギにもう2匹付いていましたよ。
ひょっとすると、これも北上昆虫の一種なのかも知れません。

咲き残ったハギの花には、ツバメシジミやウラナミシジミ、
キチョウ等のチョウも盛んに訪れていました。
それを狙うハナグモやカナヘビも枝のあちこちに潜んでいて、
一株のハギは庭の小さな命のつながりが見て取れる
オアシスの様な場所になっていました。

Dandaratentou_1010

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窮屈そうに開花(笑)

昨日も今日もお天気はまずまずで、出掛けたりは出来ませんでしたが、
朝夕に少し庭の草取りをすることが出来ました。
我が家の庭では毎年何種類かの強雑草との戦いが繰り広げられるのですが
この時期手強いのがメヒシバ、セイタカアワダチソウ、ススキ、
オオアレチノギク、クワクサ、そしてミズヒキです。

ミズヒキが雑草?と思われる方もいるかもしれませんが、
あれは殖え出すと非常に手強いです。
そしてこの時期に何が何でも抜き取らねばならないのが
メヒシバとクワクサ。この2種類もちょっと油断すると大量のタネを落とし
翌年どうしようもなくなってしまいます。
タネが熟す稲がラストチャンス。頑張らねば・・・

写真はゲンゴロウの90センチ飼育水槽に入れてあるホテイアオイの花。
蓋の網を突き抜けて開花しています。
じつは水位を水槽の半分程にして飼育しているため、
今までは水槽内の空間で普通に開花していたのですが、
この間の雨続きで水槽の水位が上昇してしまったのです。
スリムな蕾の状態だと難なく網の穴を抜けられるのでこうなるのですが、
大きめの花がこうして開花しているのをみるのは、何とも妙なものです。
花はきれいなのですが、何だか息苦しくなって来ました(笑)

Hoteiaoi_suisou

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メスも無事に・・・

いい感じに晴れてくれました。
庭の残り少ない花に、色々なチョウがやってきていました。
ツマグロヒョウモン、メスグロヒョウモン、キタテハ、イチモンジセセリ、
キチョウ、スジグロシロチョウ、ツバメシジミ、ルリシジミ、
ウラナミシジミ、アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ・・・

花に来ていた訳ではありませんが、
ウラギンシジミとムラサキシジミも多く見られました。
特に今年はムラサキシジミが多い様です。

昨日オスを紹介したメスグロヒョウモンですが、
今日は2個体のメスがブッドレアに姿を見せてくれました。
メスグロの名の通り、昨日紹介したオスとは全く違う体色ですが、
これでも同じチョウです。

オスと一緒に姿を見せてくれなかったので
すっかり気を揉んでしまいましたが、これでひと安心。
ブッドレアで休息と食事を済ませたら、
どうぞ産卵もこちらでなさって下さい。
上等のスミレ数種を各所に用意しております(笑)

Mesuguromesu_1010

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何とか無事に・・・

今日はちょっとだけアブラゼミの声を聞いて暑さの記憶が甦りましたが、
実際の最高気温は23℃と、程よい・・・の範疇でした。

庭や玄関前にはまだ咲き続けているブッドレアが何本かあるのですが、
今日は沢山のツマグロヒョウモンがやって来ました。
活動後期にあたるためその殆どがメスでしたが、まだ少しオスも見られます。
ツマグロヒョウモンはこの時期に羽化する個体もいるので
ピカピカのメスも混じっています。

ツマグロヒョウモンではないヒョウモンも4個体見つけました。
写真のチョウ、メスグロヒョウモンです。
名前の通りの姿ですから、写真の個体はオスということになります。
他の3個体もすべてオスでした。

メスグロヒョウモンはツマグロヒョウモンと異なり、
今頃羽化する個体はまずいません。
すべて夏の初めに羽化し、短い活動のあと暑さをやり過ごすため
「夏眠」をするチョウです。ですから今頃いるヤツは当然ボロボロ(笑)
それでも姿を見せてくれてホッとしました。
この夏の異常な猛暑を乗り切れるのか心配でしたから・・・

それにしても黒い姿をしたメスがまったく見当たりません。
どこかで産卵に専念しているのでしょうか?ちょっと気がかりです。
加えて、当地で見られるもう一種類のヒョウモン、ミドリヒョウモンは
全く姿を見せてくれていません。
3種の中では最も高標高にも分布しているヒョウモンなので、
その分猛暑も一番こたえた種類だと思います。
無事に夏を乗り切ってくれているといいのですが・・・

Mesuguro_1010

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