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マスデは踊る

Msdsnowbird

今日は午後から曇りという予報だったのですが、
とりあえず晴天のまま暮れました。
でも、真っ暗になってしばらくした頃、バラバラッと大粒の通り雨が・・・
一瞬の事でしたから乾燥がどうにかなるような雨ではありませんでしたが
気分的にはちょっとしたアクセントになりました。

さて、寒中ながら、温室では毎度お馴染みの冬のランたちが咲き始めました。
今日の写真はそんな中からマスデバリアのスノー・バードです。
(=Masdevallia Snowbird)
その名の通り真っ白な花を咲かせる中型のマスデバリアで、
原種ではなく交配品種。
でも、じつはどういう交配なのかは知らずに栽培しています(笑)
原種マスデバリアの多くはアンデスなどの高地が原産なので
夏の暑さに非常に弱く、栽培が難しい種類がほとんどですが、
交配品種には丈夫なものが多くあり、
このスノーバードも夏の暑さをものともせず、よく育ちよく殖えます。

マスデバリアの特徴はなんと言ってもその花の形。
先が3つに割れた漏斗型の花は独特の雰囲気を持っています。
スノーバードでは割れた3つの先端がアンテナ状に細長く伸び、
花全体で見るとまるでバレエを踊っている様な姿に見えます。
右の花なんかポワント(バレエのつま先立ち)してるみたいに見えません?
ランの花って一般的に変わっている形のものが多いので
これも「やっぱランなのかな?」って雰囲気でそう思えますが、
他の多くのランとは一線を画した、何とも個性的な花型ですね。

でもこれ、じつは癒着した3枚の外花被片。いわば萼筒にあたります。
真の花の姿は漏斗型の奥の部分にちょこんとあって、
小さな3枚の内花被片(花びら)が仮雄蕊を取り囲む形で並んでいます。
下の写真がその部分のアップ。

Msdsnoubird_up

下の水平に見えるのがいわゆる唇弁ですが、
他の多くのランのようには目立ちません。
でもね、ここ、風や振動でペコペコ動くんですよ。
昆虫に対するサインなんでしょうけど、どういう効果があるんでしょう。
それとも昆虫が止まった時にシーソーの様に上下動して、
仮雄蕊の先についている花粉の塊を「ペタン」と虫にスタンプするのかな?
いずれにしても自然は不思議な形を生み出すものですよね・・・

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コメント

どもです。
マスデっていいですよね。
私も大好きなランの一つでーす。
うちには2種のマスデがあるんですが、
最初は6種くらいあったのかな。
でも生理障害を起こして枯れちゃった・・・・・。
それで現在は、その2種で落ち着いてまーす。

投稿: こー | 2011年1月27日 (木) 06時11分

こーさんどーも!
そうでしたよねー。こーさんとこにもマスデがありましたね。
こーさんの地方だと、こっちにくらべマスデ栽培には
ちょっとアドバンテージがあるかなあ(笑)
マスデバリア・コクシネアがさらっと栽培できたら
どんなにいいだろうって思うんですけどねー・・・
やっぱうちじゃ無理だろうなあ。

生理障害も起こすですか!?
う〜む、気温以外にもそんな障壁が・・・やはり手強いっすね(笑;)
うちのスノーバードは極めて強健!バーク単用で植えていますが
毎年倍になる勢いです。
でも、本当は原種が栽培してみたいんですよね〜・・・

投稿: ぐりお | 2011年1月27日 (木) 18時06分

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