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ぶんぶんくまさん

朝から暗ーい曇り空でしたが、夕方からは雨が降り始めました。
気温が低く少し肌寒い位です。

仕事の方もちょっとバタバタしていたので、
今日は少し前に撮影した画像をアップします。
写っているのはクマバチ。それもオスのクマバチです。

普段ハチの飛んでいる姿を撮影することは簡単ではありませんが、
春のクマバチのオスに関しては例外です。
彼等はここと決めた縄張りでホバリングしながら
通りかかるメスを待っているからです。
縄張りを守ろうとするためか、メスだと思って追いかけているのか
飛んで近づく昆虫には機敏に反応し、追いかけようとします。
このときのブンブンという羽音というのがとても軽快で、
小さな曲芸飛行機が飛び回る様です。

ホバリングの最中でも、メスの存在をしっかりと把握するためか
触角は「ピッ!」と立てていますね。
視覚にも頼っているらしく、メスよりちょっとだけ複眼が大きいんです。
それ以外の外見はメスと概ね同じですが、
毒針を持っていないため刺さないのは他のハチのオスと同様です。

ところで、クマバチって結構誤解されている気がします。
クマバチは気が荒い危険なハチだと思っている人が多いですね。
確かに毛深い黒と黄色の体や力強い羽音にちょっとビビらされるものの、
実際に人に向かって来る様な事はまずありません。
刺される事故はおそらくミツバチよりも少ないのではないでしょうか?

それともう一つ、大家族で暮らしていると誤解されがちですが
じつはクマバチは単独生活者。
蜜が多い花にはこぞって集まるハチなので、巣に帰るといかにも
女王がいて、沢山の働きバチがいて・・・というイメージが浮かびますが
戻った巣で育てる子どもは純粋に次世代のクマバチであって
従属的に巣を支える働きバチにはなりません。

こういう点があまり知られていないのは、刺される被害が少ない事も含め、
あまり人と直接的な接点がないことを反映しているのかもしれません。
でも、意外な性質のため果樹農家の方はちょっと迷惑しているかも・・・
じつはクマバチは花の蜜を集める際にあまり受粉しないのです。
花の付け根の脇に穴をあけて蜜だけかすめ取ってしまうためです。
これでは花も困っちゃいますよね(笑)

でもクマバチの方もちょっと困っている事があるんです。
それは、スズメバチの別名で「くまばち・くまんばち」というのがある事。
きっとスズメバチと誤認されて駆除対象にされるクマバチも
結構いるのではないかと思います。
まるっこくて毛むくじゃらなぶんぶんくまさん・・・
私は好きな虫ですけどね(笑)

Kumabachi_osu

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庭のphotoログ」カテゴリの記事

コメント

 こんばんは。
 当地もよく降ってますよ~。しかもかなり冷たい雨が。
昨日の気温は18度くらいだったんじゃないかな~。
寒かったです。これでまた魚の活性が鈍って不漁・・・(ーー;)
風評被害(?)もあってか、回遊魚の売れ行き芳しくありません。
その上海水温の変動による地魚の激減・・・。
 ところで、本日登場のクマンバチ。不肖くわでん大好きな蜂です。
幼稚園の頃、
♪クマンバチはおしゃれだね。太っちょの首に黄色いマフラーしてるんだよ・・・って歌を教わって以来、ほぼまったく無警戒に溺愛してます。
だって、ほれ、ほんとにむくむくで可愛いじゃないですか。
 アオスジアゲハもナンキンハゼに来てくれてますし、ナミアゲハも庭を訪れています。今年の夏は一体どーなるのかっ!?
心配しても仕方ないので、その年その年の気候に合わせて頑張って生き抜いてきてる生き物全員に最敬礼のくわでんでした。

投稿: くわでん | 2011年5月24日 (火) 01時50分

このハチはこちらでも飛び始めてまーす。
私が子供の頃、よく「くまんばち」っていってましたよ~。
でかかったので、近づいてくると結構怖かった思い出が。
このハチ、単独生活だったんですね。
しりませんでした。
てっきりどっかにでかい巣があるのかと思ってましたよ~。

投稿: こー | 2011年5月25日 (水) 06時54分

>くわでんさん
このところホントにやや肌寒いですよね。
やっぱ地魚って、獲れなくなってるんですかね。
こちらでもカサゴやメバル、イサキといった魚種が
欲しくても手に入り辛くなっています。価格も高いんですよねー。
どれも美味しいんだけどな・・・

クマンバチのその歌、知らないけど面白いですね。
メロディも知りたいけどどこかで聞けるのでしょうか。
くわでんボーカルの音源ぜひ送って下さい(笑)
今年の夏、やっぱ暑いって長期予報ですねー。はずれるといいな(笑)
昨年は最初は冷夏って云ってましたよね。はずれに期待!

>こーさん
こーさんが今住んでいるところでは、「くまんばち」は
スズメバチじゃなくてクマバチ?
何か東北の一部でスズメバチをくまんばちって呼ぶと
聞いた様な気がするのですが、ほかの地方でも同様のところがあるらしいです。
いったいどこらへんで、クマバチは大いなる誤解を受けているんでしょう?
それにしても、クマバチが単独生活者だとはじめて知ったときは
私も驚きました。いかにも大家族でいそうな雰囲気ありますよねー(笑)

投稿: ぐりお | 2011年5月26日 (木) 00時27分

私の周りではスズメバチはスズメバチって言ってますよん。
クマバチはクマンバチって言ってましたぁ。
こちらではね、クマバチに似てる
外来種のセイヨウオオマルハナバチが問題になってるのよ。
ハウスの中から絶対に逃げないと思ったんでしょうかね~。
バカだよね。あんなの輸入しちゃって逃げちゃって、
外で繁殖しちゃって増えてしまって。
山野草に被害がおよぶ結果になっちゃったんです。

投稿: こー | 2011年5月26日 (木) 21時08分

こーさんどもでーす!
その困ったハチは、こちらでも問題になっていますよ〜
特にニホンサクラソウの受粉に障害が出ているようで
ニホンサクラソウの遺伝的多様性が損なわれかねない状況みたい。

今、初夏の花粉症として問題になっているイネ科外来種も、
何とかグラスって名前でノリ面保護や牧草、代用芝などの目的で
人為的に入れられたものが多いですね。
安易に導入したツケは本当に大きいなあ・・・
でもなかなか懲りないんですよね。
魚や貝でもそういう事が多々起きています。困ったもんです(笑)

投稿: ぐりお | 2011年5月26日 (木) 22時53分

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