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ヘンリィ開花

5月に入りましたね。
爽やかな季節の到来ですが、今日は曇天な上に西寄りの暴風。散々でした。
暴風は昨日の夕方頃からずっと吹き続けていて、
合間にぱらっと通り雨が来たりもするのですが、ほんの僅かな雨量なので
風で蒸発する水分の方がずっと多く、水収支は大赤字です。

昨日から、唯一栽培している中国産のアツモリソウ
シプリペディウム・ヘンリィ(Cypripedium henryi)が咲き始めています。
よく「雲南緑花アツモリソウ」とか「中国緑花アツモリソウ」、
また単に「緑花アツモリソウ」の名で売られているものです。

今年は2本の花芽にそれぞれ3花ずつ開花しました。
先日の熱い暴風で苞葉の先端がちょっと茶枯れてしまいましたが、
まあキレイに咲いた方だと思います。
花は直径4センチあまりで、
左右にぐっと広がる側花弁に対し唇弁が小振りなので
割合スマートな印象の花型ですね。
唇弁の開口部の縁がギザギザなので、割れた卵の殻みたいに見えます。

その名の通り葉茎とさほど変わらないグリーンの花が持ち味ですが、
アツモリソウと言えば大体大きな花にハッキリした色の種類が多いので
その中にあっては何とも地味な存在。
でも、モノは考えようで、本来色付きの花なのに色素が抜けたいわゆる
「素心花」だと思えば、なんだか急に上品にも思えません?(笑)
とはいえ、まあ華やかさという点では
他種に一歩譲るアツモリソウということになりましょうか。

しかし、このヘンリィには抜きん出た長所があります。
他ならぬ平地、低地での栽培のし易さです。要するに強いんです。
おそらくエビネやウチョウランをキレイに咲かせる栽培技術があれば
関東以北なら継続栽培が普通に可能だと思います。
西日本でも結構行けると思うのですが、経験が無いので言及は控えます。
我が家においてはアメリカ産の数種類のアツモリソウと同様、
さほど苦労も無く元気に育ってくれています。

私は今のところ日本のシプリペディウム(アツモリソウ)を
栽培していないので、毎年このヘンリィが最初に咲くアツモリソウです。
これから6月に開花するシプリペディウム・レギナエまで
アツモリソウの花リレーが始まります。

Cyphenryi2011

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栽培と飼育」カテゴリの記事

コメント

どもでーす。
昨日、無事に到着しました。ありがとでしたぁ。

開花おめでとうございまーす。
こちらでも確か中国アツモリソウというのが
ホームセンター等々で見かけます。
緑のはあったかなぁ・・・・・・。
以前も書いたかもしれませんが、
前の職場の同僚で
ホテイアツモリソウを無菌培養して増やしてる方がいましたよ~。
詳しくは聞きませんでしたが、
発芽したての苗もバーナリゼーション必須らしいです。
私は置き場所がなかったし、育てる自信がなかったので
もらいませんでしたが、
「ちょーだい」
「いいよ」
って簡単に分けて下さるくらい増やしていたようですよ~。
ただ、頂いた人がきちんと年を通して
育てられてるかは?ですが。(笑)
ただ、地元で育ててた実生株なので
たぶん市販の株よりは育てやすいですよね。

投稿: こー | 2011年5月 2日 (月) 07時20分

こーさんどもです!
そういえば前に聞きましたっけね。元同僚氏のお話。
でもご自身でされているというのはスゴいですね。
私も欲しいわん♥

でも、実のところ
日本の種類はちょっと自信が無くて手を出していないんですよ。
実生苗のレブンやホテイはとても丈夫らしいですけどね。
次はやってみたい・・・と思いつついっつもまた来年状態っス(笑)

昨年の春の記事でも書きましたが、
やっぱホームセンターの中国種には手を出さない方がいいと思います。
あれ大抵根が足りない株ですから、上手い人が育てても
枯れてしまう事が多いみたいです。消耗品的に売られているんですよね。
だから安いんしょうね・・・罪だよなあ・・・
ちゃんと実生で生産された苗だと、とてもあの値段では出せないはずですもん。

今年の秋こそ国産種の実生苗にチャレンジしてみようかなー・・・

投稿: ぐりお | 2011年5月 2日 (月) 19時50分

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