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2011年10月

池の露秋2011


Ike2011roshu

何かぱっとしない写真をアップしてしまいました(笑)
いや、ほんとにぱっとしないんですよね〜・・・風景が。
もはや夏は完全に余韻も感じさせていませんが、
絵的には秋も感じない・・・関東平野の10月です。

このアングルに写っていない範囲も含め、今年の10月はオミナエシもハギも
完全に終わってしまい、ノギク類しかお花が咲いていません。
そういえば去年の10月も、
池の畔にノギクを移植して増やそうと考えていたのですが、
結局移植していませんでした。
葉っぱが色付く苗に、もうひと賑わい欲しいところです。

これまで幾度か書いているように、今年は動植物の秋の訪れが
ちょっとちぐはぐになっています。
池のゼニタナゴは9月7日に産卵開始を確認しているのですが、
現時点でもまだお腹の膨らんだメスが残っています。
春の稚魚浮出も長期にわたりましたが、産卵もだらだら続いています。
秋の雨量の少なさも際立ちました。

池の水深がやや浅い状態が続いているのですが、その影響なのか
昨日の朝、池の中に立派なアオサギが立っていて驚きました。
向こうも驚いたようで、慌てて飛び立った後は再び現れていませんが
いくら何でもうちの池にアオサギはちょっと大き過ぎますね(笑)

下旬に入ってすぐに聞こえ始めたジョウビタキの「ヒッヒッ・・・」が
だいぶ頻繁に聞こえるようになりました。
虫の季節が終わりを告げ、鳥の訪問が楽しみな季節は間もなくです。

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ファイナルマッチ

今朝はこの秋一番の冷え込みだったところも多かったみたいですね。
当地は昨日の朝の方が冷え込んで4.5℃!今朝も寒くて6℃でした。
昨夜も今晩も星がスゴくきれいに瞬いていて・・・
それがまた一段と寒さを感じさせます。
まだ秋も満喫していないのに冬の星空を見上げた気分(笑)

写真は庭の品種バラ「アイスバーグ」に産卵するニホンチュウレンジ。
黒とオレンジのお洒落で小さなハチなんですが、
バラの害虫としてはあまりにも有名。
バラの愛好家の方々はみな、
このハチの名を聞くと目が吊り上がってしまいます。
我が家はビオトープをベースとした庭なので、
基本的に害虫駆除は行わないのですが、ビオトープゾーン以外に植えた
園芸植物につく害虫は駆除しています。

当然このニホンチュウレンジも駆除対象。
多少穴だらけになっちゃった位ならまあ大目に見るのですが
コイツの幼虫たちときたら、花芽のついた枝の葉を丸ボウズにしてしまうので
花がまともに咲かなくなってしまいます。
不思議な事に、我が家にはハマナスやヤエヤマノイバラなど
ちぃと位食べられてもへっちゃらな丈夫自慢の原種バラがたくさんあるのに、
コイツらはどういう訳か数少ない園芸品種のバラを好むんですよ。
園芸品種の方が美味しいのかな?

ともあれ、春から始まったニホンチュウレンジとの闘いも
このあたりが今年のファイナルマッチとなりそうです。
絶対に卵は産ませません。絶対にです(笑)
それでも来シーズンはまた戦うことになるんでしょうけどね・・・

Nihonchurenji_sanran

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母さんが徹夜をして

Harabiro_sanran1

昨日の夕方5時過ぎ、庭のラティスのついたてにハラビロカマキリを発見。
よく見るとちょうど産卵を始めたところした。
地上1.4メートルほどの位置ですから、
樹上性種のハラビロにしては低い位置での産卵と言えるかもしれません。
カマキリの卵は卵嚢の中に配列状態で納まっているので
産卵とはすなわち卵嚢づくりでもあります。

カマキリの卵嚢はかさかさしたものですが、産卵時はムース状で
メスはこれを分泌しながら器用に左右に尾端を振って、
合間に規則的に卵を産み並べてはまたムースでとじる動作を繰り返し
種ごとに概ね決まった形・大きさの卵嚢に仕上げます。
かなり根気と正確さを必要とする作業ですが、
一体どの位の時間を要するのでしょう。
深夜、就寝前に覗いてみると約半分まで卵嚢ができたところでした。
夜になって気温がスーッと下がり、
昨日の最低気温は一日の最後に出た14.5℃でした。

そして今朝、朝7時半に様子を見たところ、何とまだ作業中。
しかし、もうフィニッシュラインが見えたところでした。
そして、下の写真が8時32分の撮影。
まさに卵嚢が今仕上がり、尾端が離れた直後のカットです。
いやいや、お疲れさまでした。一晩掛かってしまいましたね。
気温が低くてペースが落ちたのかもしれません。
まあ何にせよ、大変な徹夜仕事でした。

一息ついているお母さんのお腹をヨコから見てみると、
思った程ぺしゃんこって感じでもありませんでした。
そういえば以前子どもが飼育していたオオカマキリは
卵嚢を2つ産み(作り)ました。
ハラビロカマキリも、これっきりの産卵とは限らないのかもしれません。
それにしてもお母さん。ひと仕事終えて余裕なのか、
今度はちゃんとカメラ目線でした(笑)

Harabiro_sanran2

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手賀沼に光明

先日、当地からほど近い千葉県の我孫子市に出掛けました。
我孫子市と言えば、手賀沼。利根川から派生したこの沼は
生活排水の流入により、かつて全国でも最悪レベルの水質と言われました。
今では流域市町村の下水道の整備が進んだ事もあり、
かつてのどうしようもない汚れ方からくらべれば、だいぶ良くなりました。
とはいえ、沈水植物のガシャモクが繁茂していた頃から見たら
まだまだ汚れています。

写真は手賀沼の北岸にある手賀沼公園の水辺風景です。
私自身は4年振りぐらいで訪れたのですが、
「前回来たときより水辺に活気があるなあ」と感じました。
ここでいう活気とは人間の活気ではなく、なんて言うか・・・
水辺が活きているとでもいうのか・・・目に見えて動植物の数が多いとか
そういうのとも違うんですけどね。まあ、いい感じでした(笑)
でも、水辺には人の賑わいも見られましたよ。

畔の手賀沼公園には直近の手賀沼の水質についての情報表示があって、
9月のCODの値は6mg/lとなっていました。
これは(この時期の手賀沼としては)なかなかいい数字です。
ちなみにCOD(=化学的酸素要求量)とはすごーく簡単に言うと
水に含まれる汚れをちゃらにするのに必要な酸素の量・・・要するに
「水の中の汚れの量」を一定の基準で数値化したものです。
ちなみに、コイやフナが「ああ、快適っす〜」って言いながら泳ぐ水では
CODの値は概ね4〜5mg/l、これがヤマメやイワナだと1〜2mg/l程度。
つまり、数値が少ない程相対的に水質は良い、という事になります。
飲料水の取水用源水(浄化前)の環境基準となるCODの値は3mg/lです。

じつはこの前日、仕事で霞ケ浦にも出掛けました。
こちらは相変わらず・・・
人も自然も寄り付けない巨大な水たまりでした。
みんなで水質を測る湖上セミナーだったのですが、パックテストの結果、
CODの値は8mg/l以上でした。「以上」というのは、
このとき使用したCODのテストパックは低濃度用なので、
8mg/lまでしか測れない・・・という事です。
霞ケ浦も昭和60年前後の最悪期からくらべれば少し良くなっているのですが
どうもこのところまた水質が怪しくなってきています。

しかしながら手賀沼と霞ケ浦の一番の違いは、
人と湖沼の距離感かな、なんて気もします。
水際まで自然に誘導される公園がある手賀沼に対して、
霞ケ浦にはそういう場所が少な過ぎます。
湖畔に公園があっても、堤防で湖と分断されているところが多いのです。
無機質で無愛想な湖岸が延々と続いている感じ・・・
日本第二の規模を誇る湖がこんなんでいいのかなあ〜と思ってしまいます。
手賀沼には、水質にも人の愛着にも、ちょっぴとした光明を感じました。

Teganuma1110


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基本は二年草 -ヤクシソウ-


Yakushisou1110

毎度お馴染みの秋の黄花、ヤクシソウです。
今年は庭での開花株数が多く、あちこちを輝く黄色で彩っています。
この植物は道を作ったり造成を行ったりするとよく生えて来る
パイオニア植物の一種ですが、別に去年から今年にかけ
庭を大きくいじったりはしていないので、
なんで増えたのかわかりません。が、とりあえず賑やかで結構(笑)

遠目で見ると70〜80センチの背丈に黄色い小花を鈴生りに咲かせ、
まるでノギクの仲間に見えます。
実際は、キク科ではあるけれどオニタビラコ属です。
確かに花の一輪に注目すると、そう見えますよね。

ヤクシソウはかつて「多年草」と書いてある図鑑が少なくなかったのですが、
最近は「二年草」でほぼ統一されているようです。
私自身が観察したところでも、基本的には二年草のスタイルに見えます。
でも、開花期の直前に草刈りされたりすると
しっかりとした越冬する脇芽を用意し、翌年また立派な姿に育つし、
春に発芽した株が未熟なサイズで秋に開花することも珍しくありません。
かなり融通の利くライフスタイルみたいですよ。
初夏のブタナよりも少し明るい黄色は、秋の野道を楽しくしてくれますね。

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ずっと曇りがち

今週は全国的に晴れた日が多かったようですが、
関東地方だけは例外で、ずっと雲がかかってしまい、
一日中キレイに晴れた日がありませんでした。
火曜日(18日)が一番良くて、でも午前中はやはり曇天でした。

かといって、雨が降るという訳でもないのですよ。
気温も低めで、当地では毎日予報よりも低い最高気温となっています。
何となく肌寒くて、そのくせ地面は案外乾いていて、
なんかいいとこ無しです(笑)

昨日も今日も日中は雲が広がりどんよりから薄日程度でしたが、
なぜか日没の頃にだけ低く広がる雲の切れ間から太陽が顔を出します。
なんか最後に申し訳程度のご機嫌伺いって感じ。
いますよね、こういう営業マンって・・・(笑)
しかし、雲のスクリーンがある分、低い位置から射した夕陽は
しばしの間、景色をバラ色に染めます。
写真は昨日のものですが、今日も同じ様な夕焼けが見られました。

明日からは西から雨がやってくるそうなので、結局一週間の間、
10月らしくもないどんよりで気温ぼ低い日が続く事になりそうです。
山の上から紅葉がはじまり、秋らしさが盛り上がる頃なのに・・・
なんかすご〜く損した気分。
まあ、夕暮れのバラ色劇場に免じて許すとしますか(笑)

Yuuyake111019

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明日はTake off

今日は午後から晴れましたが、空気が乾いてちょっと冷たかったですね。
いよいよ秋が本番になるというか・・・
ほんの僅かずつですが冬が忍び寄る気配を感じます。
動植物たちは私なんかよりずっと敏感にそれを感じ取ってますから、
産卵であったり、冬芽の準備であったりと
それぞれに段取り良く仕事を進めているようです。

今日は近隣の公園のチャノキの生け垣で
脱皮下ばかりのカメムシを見つけました。クサギカメムシです。
クサギカメムシは灰茶と焦げ茶の細かいだんだら模様が特徴の
かなり地味なカメムシですが、この地味な色合いは緑の失せた冬場に
天敵から身を隠すには、実に好都合のファッションです。

ところが、脱皮直後はまだ本来の体色が表れず、
ちょっと神秘的な白っぽい色をしています。これは目立つ・・・
セミなんかもそうですよね。
羽化直後の色は、緑がかった不思議な白です。
だからセミは一番コワい天敵・・・鳥が活動しない時間帯に羽化します。

このカメムシは日中堂々・・・一応葉っぱの裏ではありますが(笑)
しかし、この数時間を無事に乗り切れば、翅(はね)という
今までに無い移動手段を手にすることができます。
明日は幼虫時代を過ごしたこの場所を離れ、越冬場所を選ぶのか
はたまたおいしいクサギの枝を探すのか・・・
生まれて初めてのTake offが待っています。

Kusagikamemushi_uka

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Thank you日光!

Soba_nikkou

今日は最高気温が26.5℃に達しました。
例年10月にこういう事は数回ありますし、
特に今年は天候の振れ方が極端ですから驚きはしませんでしたが
体がついていきませんって(笑;)

さて、本日は久々に食べ物の話題。
先日、当ブログにコメントを下さるくわでんさんからおそばが届きました。
その名も「至高そば 日光」。
・・・すごいですね。至高という言葉は、なかなか使えません。
パッケージを見ての通り、生そばではありません。乾麺のおそばです。
このおそばを造っている会社の社長さんが
くわでんさんのお知り合いだそうで、
蕎麦好きの私が今回試食を依頼されました。有り難い事です(笑)

さてどういう風にいただこうかと思案しましたが、
やはりここは季節感あふれるキノコ汁を付け汁にすることにしました。
きのこは山採りで・・・といきたいところですが、
出掛ける時間が無く、今年は放射性物質の事もあるのでやむなく栽培もの。
でも、出汁のベース用に味が良く出るオオヒラタケとシイタケを使いました。

オオヒラタケとシイタケは一度冷凍したものを軽く素焼きします。
この方が出汁がしっかりとれます。
あらかじめ和風だしの素を加えて用意した鍋にシイタケは薄くスライス、
オオヒラタケは手で割いて入れ、加熱。弱火〜中火でゆっくりと温度を上げ
80℃に達する前に一度火を止め、味を整えて具を入れて再加熱。
具には前の2種類のキノコを素焼きしないものと、マイタケ、ナメコも少々。
鶏のもも肉と、とろろに使うヤマトイモも三角切りにして入れます。
ヤマトイモから適度にとろみが出て、芋自体はホックリと煮え上がり、
こうするとおそばに付け汁が絡んでいい感じになるんです。

おそばはたっぷりのお湯で茹で上げます。湯はなるべく多い方がいいです。
麺類好き一家の我が家では、中サイズのパスタポットを使用しています。
パスタポットはちょっと高価な鍋ですがお持ちでない方には絶対おすすめ!
大事にすれば一生ものですから、あるととっても重宝しますよ。
熱のまわりも対流も均一になるので麺が素直に茹で上がるし、
構造上吹きこぼれの心配もありません。

おそばの茹で時間はパッケージの説明によれば5分とあります。
しかし多くの場合それより気持ち短めの方が良い事が多いので
4分半でつまんでみると・・・早過ぎました。ほぼ5分で良さそうです。
乾麺の性質上仕方が無いのですが、それにしても塩分が多め。
表書きによれば蕎麦粉9割との事ですのでこれは仕方無いのかもしれません。
このため茹で上げ後の冷水洗いとその後の水切りを
しっかりやらなくてはなりませんが、これを考慮すると
逆算で4分40秒前後ぐらいで上げた方がいいのかもしれません。

盛りつける際に気が付いたのですが、乾麺なのに香りが良いです。
さすがは蕎麦粉9割といったところでしょうか。
早速食べてみると・・・うん、これも乾麺にしては予想外の風味でした。
しかも乾麺にありがちな「プツっ」という不自然な歯切れ感もありません。
くどい様ですがあくまでも乾麺のおそばですから、
生そばと同じ土俵でくらべる事は出来ません。
しかし、乾麺としては最上級といって間違いなさそうです。

夕飯でいただいたので、炊き込みご飯も一緒です。
焼き鳥も添えてきのこ&鶏尽くし。ただし炊き込みご飯は
味がかぶり過ぎないように家人の配慮で鶏肉ではなく焼豚にごま油
で風味付けし、プチ中華風。おそばの味を引き立ててくれました。

今回は3人前で2袋(1袋200グラム入)使用。ちょうどいい量でした。
予想以上の蕎麦の風味を堪能でき、手軽に秋の食卓を楽しめました。
今度は自分で取り寄せてみようと思います。
くわでんさんご馳走様でした。そして、Thank you 日光!

●でも、看板表記の「そば粉九割」はともかく「そば湯も美味い」の方は
 ちょっと・・・しょっぱいのよ〜(笑)美味いんですけどねー。

Kinokosoba_nikkou

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my秋桜2011

Sakuratade_up2011

昨年も同じ秋桜というタイトルで記事を書いたのですが、
我が家で言う秋桜とはコスモスではなく写真の花、サクラタデのことです。
小さな小さな花ですが、キレイなんですよね〜。
ほんのりという表現でちょうどピッタリのピンク色だと思います。
この花はアップで見ると本当に上品で可愛らしい・・・

昨年は夏から初秋に掛けて大剪定してしまい
少ない花を見ながら後悔したので、
今年はなるべく切らずに咲かせられるだけ咲かせてみました。

下の写真が群れ咲いている様子。これでひと株分なんですが
う〜ん・・・園芸的にはもうちょっと花の密度が欲しいところ。
でもまあ、控えめに咲いている姿に気付いた人だけが
「わぁー・・・」って言ってくれるのが野の花の醍醐味でしょうから
きっとこれぐらいがいいんですよね(笑)

今年は花数が多いので、まだしばらく楽しめそうです。
七五三の女の子が、かんざし代わりに髪に飾ったら
きっとよく似合う筈です。

Sakuratade1011

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この紫に悪意なし

3年前から実生で育てていたトリカブトが、今年はよく咲きました。
初花は昨年だったのですが、昨年の花はやっと咲いたという感じで
色がごく薄くて花型も不整形なものでしたけど
今年は高さ130センチほどに伸びて、
多いものでは70個前後の蕾がついています。

種子は近くの雑木林の株からもらいました。
30粒播いて、発芽は17本。思ったより出ましたね。
とある観察会でこのトリカブトをツクバトリカブトと紹介されたのですが、
どうも違うみたい・・・葉の切れ込みは深いのですが
裂片の先が丸味を帯びていて、
根生葉などはむしろフウロソウの仲間に見えるくらいなので、
筑波山の御幸ケ原などにあるツクバトリカブトとは異なる種のようです。
とりあえず自分の見立てではヤマトリカブトでいいように思うのですが,
トリカブトの仲間の識別は難しいんですよね〜(笑)

トリカブト類には例外なく猛毒のアコニチンが含まれています。
一般にはトリカブト=猛毒というイメージが定着していますよね。
でも、私にはどうしてもトリカブトの花が毒々しいとは映りません。
むしろ気品めいたものを感じます。
写真の花はトリカブトとしては紫色が薄い方ですが、
やや高山に見られるもっと濃色のトリカブトも、
やはりあまり毒々しい印象には映らないんですよね〜・・・

熱帯のウマノスズクサ科とかサトイモ科の毒草には
いかにもって感じの悪意に満ちた花を咲かせるヤツがあるじゃないですか。
トリカブトにはああいうアクが感じられないんですよね。
まあ、何の悪気もなさそうで毒気を持ってるというのも
かえってコワい部分はありますが、私はそういうものに
惹かれちゃうところがあるようです(そういえば女性の好みも!?:笑)

3年間栽培してみて、この種類が好きな環境がだいたい分かりました。
でも、分かるまでに17本の苗は6本になってしまいましたが・・・

どれだけ晴れが続いても、充分に湿り気がある場所じゃないとダメ。
それから、同じ高さの草と競合するなら少し日照が強い場所でもいいのに
周りに低い草しかない場合は 落葉樹の完全な木陰がいいみたいです。

トリカブトの花は好んで虫が訪れます。
きっと沢山受粉してまた種子がとれると思うので、
今度は親株の周囲に播いて群落化を狙ってみましょうか(笑)

Yamatorikabuto1011

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多摩ZOO!

Tamazoo1

昨夜から気温が高めで、今日の最高気温は23℃。
昼間はツクツクボウシが聞かれ、夕方には驚いた事にヒグラシが鳴きました。
夕方以降少し冷え込み、今日の最低気温は一日の最後に出そうです。
今(23:30)の外気温は16℃、朝はこれより高かった様です。

昨日、久し振りに多摩動物公園に出掛けました。
本当に随分久し振りの事です。多分ほぼ20年振りじゃないでしょうか。
多摩動物公園は大好きな動物園なのですが、
子どもが生まれてからはもちろん、結婚してからも初めてです。
昔は年に3〜4回ぐらいのペースで行っていました。

多摩動物公園はその名の通り多摩丘陵の一角になる訳ですが、
丘陵地の雑木林を利用して作られているので、
自然な地形や雑木林の樹木が多く、とても気持ちの良いところです。
敷地が広大なので混んでいてもそれほど窮屈さがなく、
心無しか動物たちものびのびとして見えるんですよね。

上の写真は左上から時計回りに
すっとぼけた顔が味わい深いシロフクロウ、
ほとんど尻しか見せてくらなかったのですが、
最後にチラッとこっちを向いてくれたアフリカゾウ、
上野のジャイアントパンダと人気の双璧を成す多摩名物のコアラ、
そして私が最も愛するネコ科動物のサーバルキャットです。
今回は顔シリーズってことで、あまり全身のカットは撮影しませんでした。

下の写真はやはり左上から時計回りに
正面から見ると意外に真面目そうな顔のキリン、
サタンの様な角とどこかうつろな目がアンバランスなヒマラヤタール、
もう気絶しそうに愛くるしいレッサーパンダ、
何気に高いトコ目線でこっちを見下す小癪なダチョウです。

Tamazoo2

昨日はそれほど暑くも寒くもないと感じたのですが、
その割にダレた奴らが多かったです(笑)特にカンガルー系!(追笑)
トラも覇気がなかったな〜・・・
寝そべったまま後脚でお腹を掻いて大あくび。
やっと起きたと思ったら、下の写真の通り思いっきりノビです(笑)
いくら図体がデカくても、やるこたあまるっきり猫ですね。

Tamazoo_toranobi

でも、家族全員楽しめました。本当に楽しかったです。
久し振りの多摩動物公園は、
変わったところも変わらないところもありましたが、
やっぱり好きな動物園でした。
心残りは、時間の関係で自慢の昆虫園に寄れなかった事。
まあ無理すれば見れたんですけど、しませんでした。
また、ゆっくり行こうと思っています。

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思い出アカネ

先月の下旬から、
埼玉県を流れる小さな河川の植物相を調査しているのですが、
植物を調べていると、当然ながらそこにすんでいる昆虫たちにも出会います。
同じ関東平野ですから、そのほとんどは
茨城県南部の平野部で見かける種類と似通っていますが、
茨城では(まだ、もしくはもう)見かける事が無い種類もいました。

そのひとつが、タテハチョウ科のアカボシゴマダラ。
ゴマダラチョウの近縁種ですが、もともとは奄美諸島に産するチョウです。
関東南西部のあちらこちらから確認、そして定着が報告されているチョウで、
中間地帯をすっ飛ばしたその唐突な生息拡大の陰には
マニアの人為的な放蝶と、それを後押しする都市温暖化が関係しているとか。
私もついに河川のエノキで発生している実物を見ることになりましたが、
噂通りゴマダラチョウにくらべ随分フワフワと飛ぶ蝶でした。
もともと同域に生息する毒蝶のリュウキュウアサギマダラに擬態していると
言われていますが、後翅の「赤星」と地色の黒がはばたきでシャッフルされ、
むしろふつうのアサギマダラとそっくりの翅色に見えました。
そのうち茨城にも来るのでしょうか・・・

そして、少年時代を過ごした岩手県にたくさんいて、
秋になると決まって遊び相手だった
大好きな赤トンボを久し振りに見ることが出来ました。
それが写真のトンボ、ミヤマアカネ。
翅のはじっこよりも少し内側に褐色の帯があるのが特徴です。
このトンボ、どちらかと言うと東北なんかにも多く見られ、
山地を背負ったような里山に発生する赤トンボですが
埼玉県のこんな平地に普通にいるのに、
茨城県の南部ではとんと見かけません。
茨城県の北部では10年程前までは見られましたが、
どういう訳か、最近はすっかり見なくなりました。

それにしても懐かしい!
この翅の色帯が大好きで、子どもの頃何匹も何匹も捕まえては放しました。
当時住んでいた地域では一番まっ赤に染まる赤トンボで、
オスだと秋の深まりとともに、写真よりももっともっと・・・
それこそ鼻先から脚までまっ赤になります。
翅の「縁紋(えんもん)」もピンクでキレイでしょ。
いいなあ・・・埼玉にはこんなにいるんだあ・・・
うちの方にも広がって来てくれないかなあ、なんて思いながら
久し振りの再会に気持ちが弾みました。

Miyamaakane

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あなたのiは永遠ですか

Dearsj

アップルの元CEO、スティーブ・ジョブズ氏の訃報が伝えられました。
私は本日、早朝出発の調査業務だったので、
帰宅後にこのニュースを知りました。
私のマックはインターネットのブラウザを立ち上げると
デフォルトでアップル社のトップページが開くのですが、今日の帰宅後
ネットを開けるといきなり出て来たのが上の画像でした。

本来なら昨日発表された新型iPhoneがトップに登場するはずだったので、
「なんだこりゃ!?」と思ったのですが、名前の下の数字を見て
次の瞬間にはビジュアルの意図が判明しました。
これまた何ともアップルらしいアプローチですが、
とりあえず一通りの情報が欲しくてすぐにヤフーのトップに飛びました。
ヘッドラインにそのニュースはありましたが、特にトップという事でもなく
ちょっと意外な程こじんまりと載っていました。

スティーブ・ジョブズ氏は単にアップルの創立者というだけでなく、
一度退いた後、やや迷走しつつあったアップルを
再び強いアイデンティティを持ったメーカーへと復活させた人物です。
ソフト・ハードを問わずアップルの製品で「i」で始まるラインナップが
全て彼の手によるものです。
iPhone、iPod、iPad、iMac、iTunes、iLife・・・
みなさんもいくつかはご存知だったり
あるいはお持ちだったりするかもしれませんね。

私は自分が特にマック信者という意識ではなかったのですが、
私が企画・編集デザインの現場で使えるパソコンは
かつてはマックしかあり得ませんでしたから
さほど積極的に選択した訳でもなく、身近なパソコンはずっとマックでした。
でも、実際のところ自分で意識していたよりも、
ずっとずっとマック信者だったようです。

彼の訃報は意外な程ショックでしたし、
アップル製品の今後も本気で心配になってしまいました。
だって、アップル製品の魅力って、技術以前にアイデンティティですし、
それはまさに彼の情熱や人間性の賜物だったはずですから・・・

アップルの製品には独自技術が無く、
いいとこ取りの組み合わせだという批判がしばしば聞かれます。
しかし、それは一見ハードウェアを売っているように見えて
じつはユーザーの・・・ちょっと大げさに言うと人生を豊かなものにする
アイデアを売っていたからだと思えてなりません。

不思議な事ですが、昨日久し振りに会った友人のmushizuki氏と
スティーブ・ジョブズ氏を失ったアップルが
その後どうなるのだろうという話をしたばかりです。
HONDAもパナソニックも、カリスマを失ってからは「イズム」が
消失したという感は否めませんし、SONYも色褪せて来た帰来を感じます。
これらの企業を単純に引き合いに出す程それぞれの背景は同じではないし
ましてやアップルはまた大きく体質が異なる企業ですから
一緒くたにはできませんが、「i」の理念が
しっかりと受け継がれている事を願わずにはいられません。

振り返ってみればスティーブ・ジョブズ氏は自らの体調をよく理解し、
相応の段取りを踏んで社内の人材育成を行って来た気配が伺えます。
今回の新型iPhoneのプロモーションを見ると、その辺の安心感を
アップルなりに伝えようとしているようにも見えます。
スティーブ・ジョブズ氏の情熱から生まれた製品の数々には
随分とお世話になりました。やはりただの道具ではないので
つい愛してしまうのだと思います。
彼の「i」が永遠に生き続ける事を願うとともに、
ユーザーの一人として心から感謝し、冥福を祈りたいと思います。

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研修の一日

今朝の冷え込みにはびっくらこきましたです(笑)
最低気温9.5℃!
何と10月初旬にして10℃を割り込んでしまいました。
明日は最低気温は今日みたいに低くはならないようですが
今度は最高気温が上がらない寒い一日だとか・・・
みなさま体調崩さぬように用心しましょうね。

今日は環境カウンセラーの研修で、一日都内でした。
じつは東京都内は久し振りです。
あれ、ひょっとしたら今年は春以来じゃないかな・・・
といっても、都会のあれこれを体験する様な事は殆ど無く、ほぼ一日
研修を受けたオリンピック記念青少年総合センターに缶詰めでした(笑)
電車の中以外に東京を実感したのは、
休憩中にロビーから見るビル群の景色ぐらいでした。

都会の風景は無機的だと思っていたのですが、
あらためて見るとそうでもない様な気がして来ました。
ちょっとづつですが建物の新陳代謝があって、細部が変化しています。
取り壊しや新築ばかりでなく、外装リフォームや外構・歩道の整備、
屋上庭園の新設など、それぞれの単位で行われている更新が
全体的な景観の印象を変えている感じです。
もしかしたら、震災を受けての節電なども関係しているのかも知れませんね。
まるで、菌類が菌糸を伸ばしながら
全体的な形状をシフトしているみたいです。
街も森や川と同じように
ある意味生き物なのかな〜・・・なんて考えてしまいました。

逆に私たちの体の細胞内の変化も、都市みたいなものなのかも知れませんね。
ものを分解したり集めたり、組み立てたり排除したり・・・
その結果大きくなったり活動をやめて消えてしまったり・・・

なんて妄想みたいな事を考えていてふと気が付いたら、
最初の講義が半分以上終わってました。
・・・ダメじゃん!(爆)

Eckenshu111004

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未亡人(?)の産卵

Nishikimaimai_sanran

10月に入って朝晩がぐっと冷え込むようになりました。
それまでかろうじて続いていたツクツクボウシの声も
さすがりピタリと静まってしまいました。
それでも昨日は最高気温が23℃まで行きましたが
今日の最高気温は19.5℃。最低気温は夜になってから出ていて、
23:00現在で14.5℃。あと一時間でもう少し下がるかな・・・

今日は飼育中のカタツムリさんの話題です。
我が家で飼育中のカタツムリ、
キセルガイ系は毎年初夏よりも秋の方がよく繁殖します。
でかギセル代表のクリイロマルテンスギセルも
ちっちゃギセル代表のヒメギセルも良いペースで現在産卵中。
幼貝の誕生が楽しみです。

ふつうの丸い殻をしたカタツムリは、秋より初夏の方がよく産卵するのですが
当ブログに時々コメントくださる
くわでんさんのところからやってきたニシキマイマイが、
このところよく底床のバークチップに潜っています。
いかにも産卵風の行動ですが、
こやつはよくこういった「ふり」をするので、騙されてはいけません。
しかし、今回はたまに与える好物メニューの
「スライスキュウリのテトラフィントッピング」に見向きもせずに
潜ったままなので、さすがにちょいと心配になって
飼育ケースをケースを下から覗いてみました。
そしたら、下の画像の通りです。見事に産卵してました。

このニシキマイマイは2匹のペアでいただいたものなのですが、
片方は去る5月に急死してしまいました。
それまでの間2匹の交接は確認していなかったのですが、
未亡人になって5ヶ月というタイミングでの産卵となりました。

もちろん無精卵の可能性も高いと思いますが、
ひょっとしたら死んだ相方と交接した結晶の誕生・・・かもしれません。
カタツムリが交接の際に相手から受け取った精子は
一年以上有効だという話もありますので、充分あり得る話です。
さてさて、期待を持ってどうなるか見守る事にいたしましょう・・・(笑)

Nishikimaimai_egg1110

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