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母さんが徹夜をして

Harabiro_sanran1

昨日の夕方5時過ぎ、庭のラティスのついたてにハラビロカマキリを発見。
よく見るとちょうど産卵を始めたところした。
地上1.4メートルほどの位置ですから、
樹上性種のハラビロにしては低い位置での産卵と言えるかもしれません。
カマキリの卵は卵嚢の中に配列状態で納まっているので
産卵とはすなわち卵嚢づくりでもあります。

カマキリの卵嚢はかさかさしたものですが、産卵時はムース状で
メスはこれを分泌しながら器用に左右に尾端を振って、
合間に規則的に卵を産み並べてはまたムースでとじる動作を繰り返し
種ごとに概ね決まった形・大きさの卵嚢に仕上げます。
かなり根気と正確さを必要とする作業ですが、
一体どの位の時間を要するのでしょう。
深夜、就寝前に覗いてみると約半分まで卵嚢ができたところでした。
夜になって気温がスーッと下がり、
昨日の最低気温は一日の最後に出た14.5℃でした。

そして今朝、朝7時半に様子を見たところ、何とまだ作業中。
しかし、もうフィニッシュラインが見えたところでした。
そして、下の写真が8時32分の撮影。
まさに卵嚢が今仕上がり、尾端が離れた直後のカットです。
いやいや、お疲れさまでした。一晩掛かってしまいましたね。
気温が低くてペースが落ちたのかもしれません。
まあ何にせよ、大変な徹夜仕事でした。

一息ついているお母さんのお腹をヨコから見てみると、
思った程ぺしゃんこって感じでもありませんでした。
そういえば以前子どもが飼育していたオオカマキリは
卵嚢を2つ産み(作り)ました。
ハラビロカマキリも、これっきりの産卵とは限らないのかもしれません。
それにしてもお母さん。ひと仕事終えて余裕なのか、
今度はちゃんとカメラ目線でした(笑)

Harabiro_sanran2

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コメント

ぐりお先生、こんにちは。

カマキリの産卵の季節なんですね。

以前、ご子息が飼われていたカマキリちゃんの産卵の際、触りたかったけど触れなかった、触らしてもらえなかったという記事を書かれた気がします。

今回、気兼ねなく(笑)、目的を達せられたのでしょうか?

ちょっと気になったのでコメントさせてもらいました。

投稿: mari | 2011年10月26日 (水) 23時04分

mariさんこんばんは!
触っちゃった〜(笑)
ハラビロカマキリは、オオカマキリよりも完成時の卵嚢はかっちり固いのですが、
しぼりたてのムースのきめもオオカマキリより細かくて重い感じでしたー。
見た目と触り心地がですねー・・・ちょとへんな例えですが
アケビの割れた実の中身の触感に似てました(笑)わかります?

固くなる化学的なしくみが気になるところです。
水分の蒸発乾燥にとる硬化なのか、酸化みたいな反応なのか・・・
これはちょっと確かめようがないのですけどね(笑)

投稿: ぐりお | 2011年10月27日 (木) 00時51分

こっちにも失礼します。
9月3日の雪入山昆虫観察会の時ですが(曇り時々豪雨)センター前で雨宿りしていた時に、特大のカマキリが出たんです。講師のK先生が大きな声で「〇ちゃん、何だこれ!?」と驚いてました。K先生がわからないものを僕に聞かれても困るのですが…(汗)。そのカマキリは形や特徴はハラビロカマキリ、サイズはオオカマキリ以上。10センチ以上あったと思います。結局超大型のハラビロカマキリと言うことになったのですが、そんなサイズのものがいるんですね。
ゴジラのように放射能を浴びて大型化したのかもと言っている人がいました(笑)。

投稿: かぶと小僧 | 2011年10月27日 (木) 20時38分

家の庭にもあちこちに カマキリの卵があります~。
カマキリの種類が色々あることを mixiの虫コミュで
知りました。 昆虫の世界って 奥が深いですね。(^_^)v

投稿: シム☆彡 | 2011年10月27日 (木) 21時15分

かぶと小僧さん!それ、見たかったなーっ・・・
通常日本の昆虫は四季による成長時間の制約が大きいので、
いくら成長条件がよくても、極端にサイズが大きくなるってことは
ありえないんですよー。まあ、バッタ目やカマキリ目は状況に応じて
脱皮の回数が変わったりするから、普通の昆虫よりは可能性がありそうですが。
う〜ん、それにしても見たかったな〜・・・

放射能ってのはどうかと思いますが、まじめな話、
世代交代が早い昆虫などの生物は、
放射性物質の影響を見極めるよい指標になるかもしれません。
野生生物・・・特に昆虫や土壌生物の変化については、
みんなで注意深く見て行く必要があると思います。

投稿: ぐりお | 2011年10月27日 (木) 22時56分

シム☆彡さんこんばんは!
今朝、当地は最低気温が4.5℃まで下がりました!さぶかったばい〜
カマキリは身近に見られる種類だけでも
オオカマキリ、カマキリ、コカマキリ、ハラビロカマキリの4種類がいます。
これは シム☆彡さんの地方でも一緒じゃないかな〜・・・
ほかにヒメカマキリ、ヒナカマキリなんていうミニな種類や
芦原が好きなウスバカマキリなんてのもいますよ。
面白いのはそれぞれ作る卵嚢のデザインが違うってこと。だから
覚えれば卵嚢だけでも種類がわかりますよ〜

ちなみに、カマキリの卵嚢はよく鳥に食べられます。
きっと冬場の貴重なタンパク源なんでしょうね。

投稿: ぐりお | 2011年10月27日 (木) 23時02分

どもでーす。
カマキリの産卵って初めて見ました。
ずいぶん時間がかかるんですね。
来年はそこからわらわらと子カマキリがでてくるんだぁ。
是非その画像もお願いね。(笑)

投稿: こー | 2011年10月28日 (金) 06時28分

こーさんどもです!
この人は随分掛かってましたけど、オオカマキリなんかは
数時間で終わっちゃいましたよ。
オオカマキリの卵嚢って棒寒天みたいにカサカサだけど、
このハラビロカマキリの卵嚢って結構コチコチに硬いんですよ。
それが関係あるのかなあ・・・
子カマキリがわらわら・・・そういえば、それもオオカマキリやコカマキリでは
見た事あるけど、ハラビロは今までみたことなかったです。
よ〜し、来春は撮影だ!忘れなかったら・・・(笑)

投稿: ぐりお | 2011年10月29日 (土) 00時35分

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