« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »

2011年12月

池の霜冬2011

Ike2011soutou_2

もう3つ寝るとお正月ですね。
年賀状と買い物はほぼ終わりましたが、
片付け&大掃除はやはり遅れ気味・・・
明日からはまた冬型が強まるとのことですから、
特に外の事は今日中に済ませておきたかったのですが
穏やかな冬晴れを活かしきれませんでした。

池の水面も毎日凍っています。
先週キレイに落ち葉を掻き出したのですが、ここ数日来の北風で
またいっぱい池の中に枯れ葉が舞い落ちてしまいました。

昨年は12月28日に定点撮影の記事を書いたのですが、その際
「この冬初めて池の全面に氷が貼りました。」と書いていました。
今年はもう普通に毎日全面氷結していますから、
12月に寒波が来た昨年と比較しても
やはり今年の12月は寒いと言えそうです。

野鳥のレストランは今年も明日オープンの予定です。
頻繁に姿を見せるようになったシメやアオジが
だいぶお待ちかねのようですから・・・

| | コメント (4) | トラックバック (0)

オギにノギ無し

全国的に寒いこの12月ですが、
当地では14日以来ずっと最低気温がマイナス。
19日以降はずっと最高気温も一桁続きです。
茨城の名瀑袋田の滝も、この冬は久し振りに
暮れのうちから真っ白く凍っている姿が見られる様です。

寒いのは辛いのですが、
それでも今週に入ってから晴れてくれるのが不幸中の幸い。
寒い上に日中の日射しが無いと太陽光発電はさっぱりだし
洗濯物も乾かないし、温室の暖房が日中でも掛かりっ放しになるし・・・
個人的には最後のが一番キツいですね。
ここ数年灯油が高値のままですから、一日中暖房が稼働していたのでは
たまったもんじゃありません(笑)

さて、今日の写真はススキの枯れ穂です。
枯れ穂といっても、まだちゃんと種子がくっ付いていて
日射しを受けて光る毛が、遠くからでもよく目立っていました。

このススキ、池の奥の流れの畔に生えて来たまだ小さい株で、
今年やっとこさ穂が2本出ました。
穂を確認するまでは、ひょっとしたらオギじゃないかと思っていました。
ススキとオギはとてもよく似た植物ですが、
オギの穂の種子にはノギが無く、ススキの種子にはつんと1本あります。

ノギというのはイネ科植物の種子に見られる付属突起、
ほら、よくムギの穂につんつん並んでいるあれのことです。
イネの穂も品種によっては、よく見るとところどころに見られます。
5円玉に描かれた稲穂には、全ての種子にノギが出ていますね。
ノギが多く見られるほどイネの原種に近い傾向があるようなので
5円玉のイネは古い品種なのかな?

話をススキとオギも戻すと、とにかくノギが見られたらススキと判断。
写真の穂の種子にも、だいたいよれっとしたノギが見えますね。
ススキとオギの区別ポイントには他に、
ススキはまとまった株になりオギは短く匍匐した先に隣の茎が出る・・・
というのがあるんですが、これは群落状だとわかりにくい場合があります。
あと、オギの方がススキよりも湿った土壌を好む傾向があります。
よく湖畔や河畔では、水中から岸に向かい
マコモ→ヨシ→ヨシは岸に上陸し、やがてオギ→ススキという
住み分けが見られます。
まあ、とりあえず穂が見られる場合は
「オギにノギなし」と覚えておけばよく似た2種の見分けは大丈夫ですね。

Susuki_nogi

| | コメント (0) | トラックバック (0)

こう見えても

メリークリスマス・・・でございます。
我が家は今年から「ついにサンタから親に委任状が来た」ということで、
子どもの夢がひとつ消えました(笑)
まあ、もう6年生ですから(追笑)
今まで半信半疑ながらも信じていた方が不思議ですよね。
親としてはあと何年持続するか確かめたい気持ちもあったのですが、
サンタ来訪の演出も少々しんどくなってまいりまして・・・

そんな訳で近所の「トイザ●ス」で
ついにWiiなるゲーム機を買う事になっちゃいました。
子どもはこれまでも自分だけでDSってヤツを使っていたのですが、
今回のWiiは多少なりとも親も巻き込んだ使用状況が考えられます。
私はデジゲーには非常に強い抵抗を感じているのですが
ファミリー向けのゲームを
お正月に楽しむのもちょっといいかなっ・・・てところまで
譲歩(子どもによる洗脳)が進みました。
で、やってみたら卓球のゲームにあっさりハマってしまった(笑)

じつは私にもひとつだけWiiでやってみたいゲームがあるんです。
それは2009年版のF1の公式ゲーム。
なぜ2009年かというと、Wiiにはそれしかないからです。
2010年版も2011年版も、PS3とXboxにしか無くなってしまったんですよ。
なんでなのでしょうねー。詳しい方がいたら教えて下さい。
でもってその2009年版、何とプレミアついてるのねっ!驚きました〜。

さて、写真の方は可愛い昆虫。
これはもう皆様にもお馴染みのフォルムですね(笑)
そうそう!ゴキさんの幼虫です。でもこれ、家の中には入って来ません。
モリチャバネゴキブリという森林性のゴキブリです。
我が家の庭に、これが増えて来ました。
樹が成長して、落ち葉が増えたからだと思います。
もうコオロギもオオアオイトトンボも姿を消して
昆虫に関しては静まり返ってしまった庭ですが、
モリチャバネゴキブリの幼虫はあちこちでちょこちょこ動く姿が見られます。

このゴキブリ、こう見えても大事な役割を果たしています。
落ち葉を食べる第一次分解者としての功績が大きいんです。
彼等がかさのある落ち葉をどんどん食べて分解し、
もっと小さな土壌生物やバクテリアにバトンを渡すことで
庭の表土が豊かな土壌に生まれ変わってゆきます。
ちょうどダンゴムシと同じような位置にいる生物です。
そう考えると、愛しい様な可愛い様な・・・そんな気がしません?
・・・って、しないかやっぱ(爆)

Moricha_yochu1112

| | コメント (2) | トラックバック (0)

冬芽拝見 -ブナ-

昨日は冬至でしたね。
冬至は最も日が短いと言われますが、夕暮れに関して言うと
じつは最も早いのが12月7日前後で、
この時期になるとその頃からちょっとだけ日が延びています。
ちなみに当地では12月7日の日没が16:23ですが、
今日12月23日は16:28分と、わずか5分ですが日が延びました。
このあとしばらくは2日に1分のペースで日が延びます。

でも、相変わらず寒いですよね。
今日は北西の風が強かったので余計に寒さがこたえました。
天気図も真冬の様相で、北海道と日本海側は雪が大変ですね。
26日の月曜日あたりまでこのお天気が続く様です。
皆様体調にも事故や怪我にもご注意を!

さて、冬になると思い出したように始める冬芽拝見、
今年はブナからスタートです。
ブナ科にはクヌギやコナラ、カシ類、カシワにクリと
いろんな種類がありますが、こうした樹々の冬芽は
砲弾型だったり米粒型だったりと、あまりスリムなイメージがありません。
でも、科の名前にもなっている代表種のブナは、写真の様な
実にスリムな冬芽を持っています。

もっともこれは花のついていない葉芽の場合のみで、
花芽はふっくらとしていて他のブナ科と共通のイメージです。
ただ、ブナは大きく育たないとなかなか花芽をつけませんから、
我が家の様に苗から育てた木がやっと背丈を上回った程度では
こうしたスリムな冬芽しか見ることができません。

ブナは冬芽の外の守りを固める鱗片(芽鱗=がりん)に艶があります。
これが陽を受けると樺細工に使うサクラの樹皮みたいな
少し金属めいた輝きを放ち、なかなかきれいです。
春になって芽が膨らみ出すと芽鱗も徐々に間延びしてばらけ、
やがてはらはらと脱落します。
目ならぬ芽から鱗が落ちるってヤツでしょうか(笑)
早くそんな季節になって欲しいけど・・・まだまだですよねえ(追笑)

Buna_fuyume

| | コメント (0) | トラックバック (0)

庭にも絵筆

毎度書きますけど、ほんと寒いですね。
今日なんか晴れの予報がはずれて日中ほぼずっと曇天でした。
お日様の後押しがないと、窓辺の観葉植物も寒そうです。

さて、おかげさまで筑波山の土壌断面図も
なんとか様になるところまで着彩でき、
校正出力を会議に出す事が出来ました。
やっと絵筆から解放されて一息つけました。
そんなわけでお昼に庭に出る余裕も取り戻せました。

一面落ち葉に覆われた庭は、
このところの寒さで最後まで頑張って咲いていたヒキオコシの花も終わり、
花の気配が消えてしまいました。
でも、コウヤボウキの「実」が咲いていました。
花が無事受粉して結実が進み、
あと少しでキク科らしい綿毛を開くところです。

イラストと格闘していた直後のせいか、絵筆に見えてしまいます(笑)
でも、昨日は広い面積を一色で塗る部分が無かったので、
こういうタイプの筆は使いませんでしたけどね。
切りそろえた様な毛先がかわいいです。
寒い庭ですが、なんだかあったかい印象のキャラクターですね。

Kouyabouki_hanago

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あせあせっ!

Mttsukuba_dojo_ill

うおおぉーっ、寒いっすね!
この先明後日以外は軒並み平年以下の気温で推移するとか・・・
まずい!それはまずい!!大掃除がきっとはかどらないに違いない(笑)
あ、でも年賀状が予想外にはかどるかも。

今、すごく焦りつつ絵筆を握っています。
じつは明日の会議に提出する資料の挿絵を描いているのですが、
これが思ったより大変で・・・いや、大変さは思った程度なんですが、
日中予定外の作業がいろいろ発生し、ここに掛ける時間がとれなかった・・・

これ、筑波山のてっぺん(ブナ帯)の土壌断面図なんですが、

枯れ葉を一枚一枚着彩していたら、
にわかに気が狂いそうになってきました(笑)
なんか無性に体中かゆい気がする・・・もちろん気のせいなんですが(追笑)
まあでも、土壌基盤のハンレイ岩以外は
ラフ出しできる程度には色が入りました。
あと2時間ぐらいかなあ・・・
いくら思いっきりラフレベルの手抜き着彩でも、
一通りの部分に色が入っていないとね。
しかし4時間ぐらいは寝たいから、頑張らねば・・・あせあせっ!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

寒波到来

今日は寒中みたいな寒さでした。
朝は-4.5℃まで下がってこの冬一番の冷え込み。
日中も晴れても日射しが北風に負け、最高気温は7℃止まりでした。
本当は窓掃除をしようかと思ったのですが、やめちゃいました(笑)

庭も一面茶色い落ち葉に覆われましたが、
唯一最後に残ったモミジが池の畔に最後の彩りを添えています。
このモミジ、例年は真っ赤っかになるんですが、
今年は黄色から濃いオレンジのグラデーションを見せてくれました。
まっ赤も素晴らしいですが、個人的にはこっちの色が好みかな・・・

前にも書きましたが、今年は紅葉、黄葉がいつもと違っていました。
黄色くなるヤツが赤くなったり、
赤くなるはずが黄色くなってすぐに落ちたり・・・
そういえば、エノキやケヤキでも普通に落葉せず、
完全に茶枯れて乾いた葉がいつまでも
落ちずに沢山付いたままの姿も目立つように思います。
木の生理がちょっとぎくしゃくしたのかもしれないと感じています。

今年の気候の特徴と言えば、なんと言っても気温の変動パターン。
平年並みよりも高い期間と低い期間が交互にやってきて、
まん中が抜けていたというか、波がカーブじゃなくて
歯車の縁みたいな感じでしょうか。春からずっとそうでしたね。
思えば体が付いて行かず辛かった・・・

12月の今でもまだその兆候を感じますが、
ここへ来てぐぐっと寒い方に振れている気がします。
これはここ数年の傾向みたい・・・12月の冷え込みが思いのほか強くて、
年明けがむしろやや肩すかしな小寒・大寒なのですが、
春になる前にまた低温が続く・・・ってパターン。
この冬もそういう経過をたどるのでしょうか?

寒いのは大の苦手ですが、やっぱり寒い時はきっちり寒くて、
そこからしっかりと春に向かって歩みが進むのがいいですねえ。

Niwamomiji111215

| | コメント (2) | トラックバック (0)

玄関で蛹化


Tsumaguro_youka1112

今日の日射しは少し温かさを感じました。
最高気温は14℃。予報の15℃には届きませんでしたが、
久し振りの高い数字です。
ちょっと一息つけましたけど、今夜からは今まで以上に寒くなる様ですね。

さて、すっかり昆虫も見かけなくなった今日この頃ですが、
唯一家の周りで見かけると言えば
スミレの葉っぱを食べ尽くしては移動するツマグロヒョウモンの幼虫。
もともと南方系ゆえか、きちんとした越冬形態を持たないこのチョウは
いろんなサイズの幼虫が寒さに耐えながらなんとなくまだ活動しています。
しかし、動きが鈍くなってしまっているので、
その辺の地面に無造作にいて、うっかりすると踏んづけちゃいそう(笑)

先日、そのうちの一匹が、玄関ドアの脇で動かなくなりました。
まさかこんなところで蛹に?と思ったらそのまさかでした。
この前の日曜日(12/11)に逆さにぶら下がった前蛹になり、
翌日するりと脱皮して蛹に・・・
脱皮したての蛹は初めて見たのですが、赤っぽいのですね。
玄関の腰壁が黒いので、すごく目立ちました。
寒かったのでちゃんと変態できるのか心配でしたが、
翌日には見慣れた蛹になり、ひと安心。
上の写真がまだ蛹への脱皮の途中状態、下が今日撮影した蛹です。

しかしこれから大掃除もするし、
ひょっとすると壁の塗装もするかもしれないので
これはちょっと厄介かも・・・
だいたいここは日当りがよいので、日中と夜間の温度差が激しく
蛹が越冬するのにはあまりふさわしいとも思えません。
越冬に不慣れなツマグロヒョウモンならではの
実に素人臭い蛹化と言えそうです(笑)

どうしても・・・の時はそっとはがして棒にくっつけ、
北側の軒下にでも置いてやるとしましょう。

Tsumaguro_sanagi1112

| | コメント (0) | トラックバック (0)

くりまるベビー2

Kurimarubaby1214

ちょっと体調が今ひとつなので、必要以外の外出を避けています。
まだひいてる訳じゃないのですけど、
な〜んか風邪ひきそうな気がして・・・(笑)

おかげで画像ネタがなく、
また手元のカタツムリを撮影してしまいました。
写真は先月(11月)7日にもアップした、クリイロマルテンスギセルの幼貝。
前回はこ〜んな↓感じでした。

Kurimarubaby1107

何しろ本当に孵化直後だったので、思わずベビーとタイトルをつけましたが、
今や幼貝ではあっても「ベビー」って雰囲気じゃあないですね。
あれからわずか1ヶ月ちょっとなんですが・・・

孵化した時点で殻は2.5巻きぐらいなのですが、
もう8巻きまで成長しています。
それほどいろんなキセルガイを飼育してみた訳ではありませんが、
これまでに経験した範囲で言うと、キセルガイの仲間は
丸い殻をもったヒタチマイマイやミスジマイマイとくらべると
遥かに成長が早いです。
でも、キセルガイの方がふつうのカタツムリよりも
長寿であると言われています。

そういえば我が家のクリイロマルテンスギセルも、
最初にもらった2匹の種親の片方がまだ生きています。
もらったのは2005年の6月でしたから、
約一年で成貝になるまでを加算すると、
少なくとも7年は生きていることになりますね。こりゃ確かに長寿かも。

今回の子どもたちは、産まれたての色が薄黄色だったので、
やや褐色系の赤紫になると予想したのですが、それは当たった様です。
もっと赤紫が強烈に出るタイプは、
ベビーの時にちょっとピンクが掛かります。
おやおや、でも中に1匹だけ、銀灰色の殻をした個体が見えますね。
う〜ん、こういうのは初めてだなあ・・・どうなるか楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

見ました月食!

Gesshoku111210

皆様、昨夜の皆既月食はご覧になりましたでしょうか?
今回の月食は極めて珍しく、観察しやすい月食でした。
なぜかというと・・・

まず日本のかなり広い範囲で皆既状態が観測できる事。
そしてまずまずお天気が良かった事。
さらに時間帯が深夜や早朝のへんてこりんな時間ではなく、
皆既となるのが午後11時からの40分ぐらいの間である事。
さらにさらに、ちょうど土曜日の夜である事。

3つ目、4つ目のポイントが重なっているのって、大きいですよね!
ちょっと夜更かしすればほぼ全行程見ることができます。
明日が日曜日・・・ってことになると、親子で頑張れるチャンスもね。
夜空がくれたちょっと早めのクリスマスプレゼントかもです。
我が家も家族全員で楽しみました。

もっとも当地では、
はじめのうちしわがよったみたいな変な雲が次々と押し寄せて来て
ぼんやりとしか見えませんでしたが・・・
クリアになったのは午後11時少し前からです。
そのころはもうだいぶ月が欠けていて、右下が僅かに輝いている状態でした。
しかし、それからしばらくの「暗く赤い月」は見事に見えましたから
まあよしとしたいと思います。

月食の間は、月の割合近くにあるオリオン大星雲や
プレアデス星団(すばる星)も一緒に楽しむ事が出来ました。
写真は午後10時55分頃から、何となく5〜7分間隔で撮影したものです。
昔見たいに時計とにらめっこして
きっちり間隔で撮影する根性はありませんでした(笑)
広角レンズで周囲の星と一緒の星野写真も撮影したかったのですが、
最近のカメラはお利口過ぎてそういうのが上手くいきません。
機械式シャッターで自在に写せるOM-1が懐かしく思えた一瞬でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

植えっ放し

今日は水戸で初雪の発表がありましたが、
当地でも朝のうちわずかにみぞれが降りました。
寒かったですよね〜!
最高気温は6℃でしたが、
正確に言うと温度計の水銀柱はそれより僅かに低く5.7℃位でした。
最低気温は今しがた、一日の最後に記録した0℃です。
明日の朝は氷点下必至ですね。

もともと血圧が超低い私はこういう日が大の苦手。
もうテンション下がりまくりです(笑)
しかし午後3時前になってようやく日射しの気配が見えたので
温室を覗きに行きました。
温室の中は日射しさえあれば、気温だけでなく湿度も充分で
少しの間冬を忘れる事が出来、非常に救われるのでした。

数日振りに温室のドアを開けると、
いきなり写真のランのカナリアイエローが目に飛び込んで来ました。
毎年秋の終わりから咲き始める「冬告げラン」の
スパソグロティス・ロビィ(Spathoglottis lobbii)です。
今年はどういう訳か咲き始めるのがだいぶ遅れました。
先日見た時にも既に数輪咲き始めていたのですが、
今日の時点でここまで咲きそろっているとは想像していなかったので
パアッと気持ちが明るくなりました。やっぱりいいもんですね(笑)

じつはこれ、すべて同じひと鉢から上がった花なんです。
一対何輪あるだろうかと数えてみたのですが、
80輪まで数えたところで分からなくなってやめました(笑)
昨年の3倍近く咲いています。
スパソグロティス・ロビィ(Spathoglottis lobbii)は
確かによく殖えるランです。
それを植えっぱなしにしていたのでこんなになってしまったのです。
鉢の表面には来年の球根が既にびっしり出来ていて
もはや表土が見えなくなっています。今度こそ植え替えないと大変です。

本当は昨年も「欲しい」という知人に分ける約束だったのですが、
うっかり忘れて植えっ放しにしてしまったのです。
初夏にその知人が訪ねて来た時に、
「ぐりさん、これくれるって言ってたよね」と言われるまで
そんなことはす〜っかり忘れていました(ゴメンナサイ!!)
気付いた時には既に今年の芽も根も伸びていたので、
謝ってもう一年我慢してもらう事にしました。
今度は植え替え必須の状況ですから、
きっと忘れずに分けてあげられると思います。

Spatho_lobbii2011

| | コメント (0) | トラックバック (0)

最後の一匹

秋遅くまで頑張っている庭の小さな生き物たちも、
さすがにもう殆どが姿を消してまいました。
割合最近までアオマツムシやオオアオイトトンボが見られたのですが
霜が降り始めると厳しいですね。

庭のあちこちに大きく網を張っていたジョロウグモも
写真の個体が多分最後の一匹。
この個体は木の枝が高密度で広がっている下に網を張っていたので
寒さの影響をあまり受けなかったのかもしれません。
お腹の膨らみ方を見ると産卵もまだのようです。

この時期になるとジョロウグモの生存を脅かすのは
直接の寒さだけでなく、エサの昆虫が激減という事もありますね。
写真の網にも小さなアブラムシが沢山引っ掛かっていましたが、
この大きさのジョロウグモには捕食対象にならないみたいです。

気になるのはやはり産卵のタイミング。
見ていると例年、最後に残っている方のジョロウグモは
しばしば膨らんだお腹のまま、産卵せずに死んでしまう事があります。
ひょっとすると、オスと交接していないのでしょうか?

ひとつの網に複数のオスがいることもあるので、
きっとオスの方が個体数自体は多いのだと思うのですが
人間みたいに「出会いが無いままここまで来てしまいました。」
なんて事もあるのでしょうか?
そもそも網を張るクモのオスはいつ頃どんな風にして、
メスの網に移動してくるのでしょう。

毎年不思議に思うのですよねー・・・

Jorougumo1112

| | コメント (0) | トラックバック (0)

紅葉に降霜

ちょっと不在にしていました。
一日遅れの更新、日付は5日の刊行にしちゃいますが(笑)

寒くなって来ましたが、まだ本格的な寒さではありません。
が、かなり辛い・・・やはり、なんだなんだ言っても
今年の冬の入りは温かい方だったという事なのでしょうね。

ここへ来てやっと降霜がはっきりと見られるようになってきました。
車のフロントガラスが真っ白に凍ったのは今日で3回目です。
ゆっくりと歩んでいた庭の紅葉も旧にスピードアップしましたが、
そこへ強く降霜したものですから、写真の様になりました。
コナラの幼樹です。

毎年ドングリが落ちて芽生えてくるので、
気が付いたらそこら中クヌギとコナラの幼樹だらけになっていました。
こういう芽生えは根元からパツンと切ってしまいますが、
それでも枯れてしまったりはしません。
また新しい茎を伸ばし、大きい樹が枯れた時の予備軍として生き残ります。
でもたまに切り残した幼樹があると、こんな風に紅葉します。
大きい樹になると、黄色くはなってもなかなかまっ赤にはなりません。
うっかり切りそびれただけなんですが、早起きしてきれいなものを見れて
ちょっとだけ得した気分です(笑)

Kouyoukousou


| | コメント (0) | トラックバック (0)

できちゃったよ


Gozenyamadamu

昨日にくらべると随分温かい雨でしたが、
こうドンヨリでは気分はあまり温かくありません。
洗濯もののうず高い山を見ると、さらに滅入ってしまいます
(我が家は主にぐりおが洗濯担当なんです:笑)
12月に洗濯できずに困る事って珍しいですよね。

こんな日の記事はせめて画像だけでも爽やかに・・・
ってことでも無いのですよ、これが。
まあ、たしかにきれいな風景ではあるのですがね(笑;)

これは先日陸貝調査に出掛けた時のカットで、
「御前山ダム」という人工湖の風景です。
以前からこのブログをご覧になっている皆様にはご記憶かもしれませんが、
以前数回、「ここはダムの底になってしまうんです・・・」と紹介した
相川という渓流が流れるとっても素敵な場所だったところ。
とうとう水没してしまいました。

このダム、本当に必要なのか実に疑問です。
那珂川流域の農業用水の安定確保との事ですが、
そもそも那珂川って川は比較的水量が安定している川で、
霞ケ浦の水質をよくするためにパイプでつないで
霞ケ浦に水を分けてやろうって位の川なんです。
しかも、それはもっと下流での話ですから、ここに農業用水確保の
ダムなんて必要なのかどうか・・・

だいたい、流域の農家人口は減少傾向だし、
例の減反政策で水田耕作面積だって国策として減らされてるんですよ。
ハッキリ言って工事のための工事であったとしか言い様がありません。
実際、何度も見直しの話が出たんですけどね〜・・・

この水の底には、花色の濃い山桜が沢山生えていて
春の錦の美しさと言ったら・・・
まあ、その代わりと言わんばかりにソメイヨシノが列植されましたけど。
ヒガシカワトンボが大量に発生するポイントも、
カジカが手ですくえる小さな流れも、カタクリ、アズマイチゲ、
キクザキイチゲ、イチリンソウ、ニリンソウ、ヤマエンゴサクが
お揃いでびっしりと咲く土手も、
ゲンゴロウが越冬する氾濫池も、ウラクロシジミが発生するマンサクも、
黒化型のニッポンマイマイが多く見られる露頭も、
みんなみ〜んな水没してしまいました。

まあ、これ作った人にはそんなこたあほとんどどーでも良いんでしょうけど、
途方も無い歳月を経て存続して来た独自の生態系が
いるかどーかもよく分からんダムに埋まってしまいました。

この写真を撮ったとき、隣にいた観光客は
「きれいね〜」を連発していました。
別にその人には何の罪も無い訳ですが、こうして何事も無かったように
デリートされてしまった自然の存在など、
知らなければはじめから無かったのと何ら変わらないという事実に
無性に腹が立ち、口惜しい気持ちになりました。
こんな事、実際そこらじゅうで行われているんですけどね・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

保育中です

Daisen_baby01

あー寒いっ!
昨日は春が来たみたいな温かさでしたから、よけいに寒さがしみます。
ピーンとした寒さじゃなくってしんしんとする湿った寒さですね。
なんだか明日も同じ様なお天気だとか・・・いやん(笑)

こんな感じですからカメラを持って外に出る事もせず、
一日中パソコンとにらめっこでもんもんちくちく仕事してました。
てなわけでブログはまたまたカタツムリネタ。
写真のちびっちゃいカタツムリたち、じつは10月2日の記事で
卵を紹介した「ダイセンニシキマイマイ」のベビーです。

親貝は10月から11月にかけて都合3回産卵しましたが、
最初の卵はほぼ無精卵(ほぼ・・・とはなぜか3匹だけ孵化したので)。
そして2回目と3回目の卵は約1ヶ月後にベビーラッシュを迎えました。

生まれてしばらくの間は小さな容器でまとめて管理しています。
何しろ70匹以上もいますから、とても少数飼育などできません。
容器の掃除・・・もとても難しいので、
実質、飼育環境をセッティングした新しい容器にお引っ越しとなります。
上の画像の右が今まで入っていた容器。
食べ残しやフンでだいぶ汚れてしまっています。たった2日でこの有様。
左がようやく引っ越しが済んだ新しい容器です。

新しいケースには折り畳んだキッチンペーパーを敷いて湿らせ、
嗜好性を見るために数種類のエサを置いてからベビーを移すのですが、
といっても僅か数ミリのやわな体ですから、手で持つ事はもちろん
ピンセットでつまむ事も不可能です。
移動には毛先が短めの筆を濡らして、
それにくっ付けて1匹ずつやさしく移すしかありません。
これがけ〜っこう大変!めちゃめちゃ神経遣います(笑)

しかもこのベビーたちが小さな体からは考えられないようなスピードで
動き回るんです。ひょっとしたら成貝より早いんじゃないかな〜・・・
とにかくこっちはまだ必死で移動中だっちゅうのに
先に移したヤツがもう容器の外へ・・・お願い、少しじっとしてて!!
ほとんど保育園の保育士さん状態です(笑)

いままでいろいろな野菜をエサとして与えましたが、
全く食べなかったものはありませんでした。
カッターナイフで削ったカトルボーン(イカの甲)も
よく齧っているようです。
今のところよく食べる分はちゃんと成長にも反映されているらしく、
生まれた時より殻もひと回り大きくなりました。

親貝を送って下さったくわでんさんによれば
幼貝の生育には特に暗い環境が必要との事。
もともとあまり明るい場所では管理していませんが、
この貝に限っては飼育容器をさらに段ボールのシェードで覆った
真っ暗に近い環境で管理しています。
これでうまく育ってくれるといいのですが・・・

Daisen_baby02

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »