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オギにノギ無し

全国的に寒いこの12月ですが、
当地では14日以来ずっと最低気温がマイナス。
19日以降はずっと最高気温も一桁続きです。
茨城の名瀑袋田の滝も、この冬は久し振りに
暮れのうちから真っ白く凍っている姿が見られる様です。

寒いのは辛いのですが、
それでも今週に入ってから晴れてくれるのが不幸中の幸い。
寒い上に日中の日射しが無いと太陽光発電はさっぱりだし
洗濯物も乾かないし、温室の暖房が日中でも掛かりっ放しになるし・・・
個人的には最後のが一番キツいですね。
ここ数年灯油が高値のままですから、一日中暖房が稼働していたのでは
たまったもんじゃありません(笑)

さて、今日の写真はススキの枯れ穂です。
枯れ穂といっても、まだちゃんと種子がくっ付いていて
日射しを受けて光る毛が、遠くからでもよく目立っていました。

このススキ、池の奥の流れの畔に生えて来たまだ小さい株で、
今年やっとこさ穂が2本出ました。
穂を確認するまでは、ひょっとしたらオギじゃないかと思っていました。
ススキとオギはとてもよく似た植物ですが、
オギの穂の種子にはノギが無く、ススキの種子にはつんと1本あります。

ノギというのはイネ科植物の種子に見られる付属突起、
ほら、よくムギの穂につんつん並んでいるあれのことです。
イネの穂も品種によっては、よく見るとところどころに見られます。
5円玉に描かれた稲穂には、全ての種子にノギが出ていますね。
ノギが多く見られるほどイネの原種に近い傾向があるようなので
5円玉のイネは古い品種なのかな?

話をススキとオギも戻すと、とにかくノギが見られたらススキと判断。
写真の穂の種子にも、だいたいよれっとしたノギが見えますね。
ススキとオギの区別ポイントには他に、
ススキはまとまった株になりオギは短く匍匐した先に隣の茎が出る・・・
というのがあるんですが、これは群落状だとわかりにくい場合があります。
あと、オギの方がススキよりも湿った土壌を好む傾向があります。
よく湖畔や河畔では、水中から岸に向かい
マコモ→ヨシ→ヨシは岸に上陸し、やがてオギ→ススキという
住み分けが見られます。
まあ、とりあえず穂が見られる場合は
「オギにノギなし」と覚えておけばよく似た2種の見分けは大丈夫ですね。

Susuki_nogi

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