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2012年7月

池の潤夏2012


Ike2012junka

今日、いよいよ月が変わってしまうということで
慌ててこの記事を書き始めてから気が付いたのですが、
じつは毎月掲載している筈の定点撮影を、先月は掲載しそびれていました。
写真は撮っていたんですけどね〜・・・うっかりです(笑)
そしたらなんと!昨年の6月も掲載してなかったみたいです(追笑)
なんだか落ち着きが無くなってますね〜(笑;)
6〜7月っていうのはそういう時期なんでしょうか?

さて、そんな7月ですが、「潤夏」というにはあまりに乾ききっております。
一昨日も書きましたけど、何しろ7月12日以降全く降っていませんので・・・
この先もしばらくはお湿りが期待できそうもないので庭の水撒きが大変。
写真も日射しの強さがコントラストを強調し、暑苦しいですねー(笑)

クリックして拡大しないとわかりにくいかもしれませんが、
例年と少し違っている傾向として
水温が上がっても池の透明度が落ちない・・・という事があります。
多分6月の半ばに池の底面積の半分程度で泥さらいをしたからだと思います。
どうやらこれには功罪があって、水質は向上したものの
栄養が乏しくなる分藻類の発生が抑制され、
なんだか今年産まれたゼニタナゴやモツゴの稚魚たちの成長が
いまひとつ遅く感じられます。

遅いと言えば植物の開花も昆虫の出現も、
春の低温以来すべて遅れがちでしたが、
ここへ来てようやく一通りのものが出て来た感じです。
むしろオミナエシやヤマハギの開花が幾分早めで、
樹液にはクロカナブンが登場し、エンマコオロギの幼虫たちも
だいぶ大きく育っていますから、ちょっと気が早いことを言えば
ひっそりと、かつ着々と進んでいる秋の準備が垣間見えます。
ひょっとしたら、もうしばらく猛暑が続いたところで
意外にあっさりと夏が背中を見せるのかもしれません。
夏は今。もっと楽しまないといけませんね(笑)

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ハブタエギセルの繁殖

我慢できない暑さ・・・というのは、気温だけでは決まらないですよね。
一昨日の当地は最高気温が36℃に達しましたが、
体感的にはその前日の34.5℃の方がずっと辛く感じました。
湿度が高かったからでしょう。
今日はここまでの最高が33.5℃ですが、午前中はやはり蒸し暑く、
午後からはムシムシはすれど南風が吹き始めた分、少し楽になりました。
しかし、毎年の事ながらまた雨が降らなくなりました。
当地で最後に雨らしい雨が降ったのは今月12日のことで、
それ以来ほぼ降水量はゼロ。地面が白く乾いてひび割れ始めています。
そろそろ一度潤ってくれないと、命あるものみな辛そうにしています。

さて、今日はその乾くと人一倍辛いでんでん虫のお話。
昨年から筑波山塊の特産種である、
ハブタエギセルというキセルガイを飼育しています。
キセルガイの仲間には沢山の種類がいるのですが、
ハブタエギセルは筑波山とその周辺部の
やや標高が高いところに局地分布する珍しいキセルガイ。
レモンイエローから薄いオリーブ色まで個体差がありますが、
概ね黄色っぽい色の殻を持っています。
殻の表面には成長脈と螺状脈がクロスしてできる絹目状の微細な凹凸があり、
それゆえシルクの様な独特の光沢を持っています。
ハブタエの名はこれを織物の一種の羽二重織に見立てた命名です。

山地性特有の気難しい面がありますが、可愛いご当地種なので
なんとか手元で殖してみたいと始めた飼育チャレンジ、
昨年じっくり飼育観察してみて概ね飼育条件がわかって来たので、
今年は繁殖セッティングを試してみました。
おっかなびっくりだったのですが、産卵は拍子抜けするほどあっさり成功。
生まれた稚貝も順調に生育しています。
6月後半から産卵数もぐっと増え、
はじめは飼育用土に潜って産卵していたのに、
やがて物陰に産卵するようになり、
最近では用土表面に無造作に産む事も少なくありません。

写真の中央あたりに見える楕円形のものが卵です。
親貝のサイズにくらべ随分大きな卵ですね。
今まで飼育した他のキセルガイもみな体に対して大きな卵を産みましたが、
ハブタエギセルは一段と大きく感じます。
これを1回の産卵でたった1個だけ産みます。
卵の長径は2.5ミリ前後、親の殻と同じ様な薄黄色をしています。
卵のすぐ上にいるのが生後25日ほどの稚貝。
成長スピードはかなり早いです。
右上の幼貝は孵化から45日ほど経過していますが、
あと2巻き・・・1ヶ月足らずで成貝になりそうです。
世間の荒波(?)をあまたくぐり抜けた野外育ちの親貝はキズが多く、
自慢の殻皮もかすれ気味になってしまっていますが、
ケース育ちの次世代はピカピカの美しい成貝に育ちそう。楽しみです(笑)

Habutae120727

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5年目のヤマユリ

我が家の庭をビオトープとして成長させるにあたっては、
段階に応じたいくつかの目標が常にあるのですが、
庭に100本のヤマユリを・・・というのが4年前からのひとつの目標でした。
その目標に向けて4年前、ヤマユリの種子を播いて、
沢山の苗を育て、2年前から庭の各所に植え込んで育てています。

昨年からその苗がポツポツと花を咲かせるようになっているのですが、
今年は順調に芽を伸ばし始めて50〜60センチまで伸びたところで
突然バッタリと倒れてしまう・・・という現象が頻発しました。
倒れた茎の根元から10センチ前後の高さのところに
ポロポロとした虫のフンが溢れ出るようにくっ付いていたので
昆虫による食害が原因である事は明らかです。

おそらく、シンクイムシと呼ばれるメイガの仲間の幼虫だと思います。
コオニユリやタカサゴユリ等、
庭にある他の原種ユリはこの被害に遭わないのですが、
ヤマユリだけがどうも好まれているらしく、まさに狙い撃ち状態。
おそらく30本近くがやられてしまいました。
大した量を食べる訳でもないこの虫は根元付近がお気に入りらしく、
どうせなら茎の先端の方を食べてくれれば良いのに
食べ残した部分も含め倒れて全体が枯れるだけ・・・無駄が多いぞ(怒!)

ユリは立派な栄養茎を地下に持っているので、
上が無くなっても翌年までぐらいなら成長がやや後戻りした小さい状態で
また出て来てくれるのですが、
来年も同じ株がやられたらさすがにもうダメでしょうね。
ビオトープに薬は撒けないので、
この蛾の襲来に負けないだけの株数を用意しなくてはなりません。
今年はまた補強の実生をせねば・・・

それでも、まとまって無事に咲いてくれた場所もあります。
写真は樹液が豊富な♯6クヌギのまわり。20輪近く咲きました。
アップの花の奥の方にも、咲いている姿がボンヤリ写っています。
ここはユリの花の匂いもすごいです。
芳香ですが、リラックスを通り過ぎてちょっとボウーッとします(笑)
西洋等にエピソードが多い、森の中で幻覚を見る様な現象って、
案外こういうものに起因してるんじゃないですかね。
だけど、うっとりしすぎると花粉で服を汚してしまうので要注意。
洗濯しても落ちないんですよね〜、これが(追笑;)

Yamayuri1207

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しなる翅


Jakou_mesu_hisho

だいたい一日1℃のペースで最高気温が上昇中!
今日は当地で今月17日以来となる今年最高タイの33.5℃に達しました。
夜も寝苦しくなりそう・・・

写真はブッドレアにやって来たジャコウアゲハのメス。
今月13日の記事でオスの画像を掲載しましたが、
翅が黒いオスにくらべると、メスの方が特徴的な色をしています。
私は観察会の時この色を「カフェオレのような・・・」と説明しています。
ちなみに子ども向けの場合は「コーヒー牛乳のような・・・」です(笑)

写真はちょうど羽ばたきの「打ち降ろした」状態から
「打ち揚げる」状態に転換する瞬間を写しているのですが、
翅が見事にしなっているのがわかりますね。
チョウの翅はみなよくしなります。
翅が大きなアゲハチョウの仲間だとわかりやすですね。

翅がしなるのは動作時の空気抵抗を減らすためで、
チョウは翼面積が大きいですから、このしなりがないと
胴体の方が上下してしまい、安定して飛べません。
翅をしならせているのは傘の骨みたいな「翅脈」ですが、
この翅脈が強過ぎてはしなりは発生せず、弱いと折れてしまいます。
ということは、チョウはそれぞれがみな、筋力と翼面積に応じた
もっとも最適な強度の翅脈を持っているということになる訳で、
そこだけに着目してもなかなかすごいものだなと思います。

そして特に前翅に関しては、しなるだけではなく
しなり効果をより高めるため、上下動に「ねじり」を加えています。
このねじり効果を活かす事で急上昇や急降下も可能となります。
前翅の付け根に主な翅脈が集まっていますけど、
ここにこぶ状の複雑な形状が見られますね。
どうやらここには翅を上下する強大な筋肉の他に、
ねじりをコントロールするサブ筋肉が存在する様です。

羽ばたきの度にしなるチョウの翅は美しく優雅なものですが、
そこにはチョウ独自の飛行術支えるテクノロジーがあるのですね!
もしかしたらチョウの翅脈の強度を意識して団扇を作ってみたら、
すごく使い心地が良い団扇ができるかもしれません(笑)

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予測の範囲?

何だかまた暑さが戻って来つつありますね。
これが本来の気温なので仕方がありませんが、
体がどうにも付いて行きません。
でも、今年はまだ一回しかエアコンを使っていません。
その1回というのも、イラストを描く際に作品を汚さないようにするためで、
純粋に暑さをしのぐエアコン利用はまだです。
でも、あと数日で記録がついえそうな気もしています(笑)

見づらい写真で申し訳ありません。クモがハエを捕らえています。
クモの名は状況的に何とも分かりやすいハエトリグモの仲間です。
見た時は一瞬オオハエトリかと思ったのですが、
個体数が多い普通種のシラヒゲハエトリでした。
私、全く同じこの場所で、おそらく同じ個体であろうシラヒゲハエトリの
同じ様なシチュエーションを、前日にも撮影しています。
その時はただ食事中を見かけたので撮ったのですが、
今回のはハンティングから見ることができました。

この撮影の直前、この場所にはハエトリグモだけしかいませんでした。
ハエだけ・・・ではなくハエトリグモだけ、です。
ハエトリグモは枝の切り口が朽ちた左上の部分に潜み、
ヒョコンと顔だけ見せていました。
そして目の前にハエがとまってひと呼吸置いて、
ハエが前脚をスリスリし始めた瞬間に飛びかかり、見事にゲット!
前日にも同じ食事シーンを見ている事から、
このハエトリグモはハエがこの場所にとまりにくるのを予測して、
ここにスタンバイしていたのではないかと疑っています。

だってこの枝の下には、
昨日・今日と見たハエとは種類が違うキンバエの
おそらくはクモに食べられたであろう死体も落ちていたのですもの・・・
きっと、ここはどうしてもハエがとまりたくなるポイントなのでしょう。
このシラヒゲハエトリはそのことを知っているのではないでしょうか?

前々から、クモは昆虫を捕まえやすい場所をわかって
巣をはったり徘徊したりしているのか・・・
それとも当てずっぽうなのか・・・ということが気になっていました。
虫が好んで集まる花は咲くのが間近な頃になると
必ずハナグモやアズチグモが現れるし、
チョウやトンボは人が通る細道に沿って移動する事が多いというけれど、
朝早く出掛けるとそういう道は必ず顔にクモの巣が張り付いて来るし、
やっぱりそれぞれの種類がいわゆる「キモ」や「ツボ」を
心得ている様な気がするんです。

今回のハエトリグモの件が偶然なのか、経験による学習なのか、
はたまた遺伝的レベルの本能なのかはわかりませんが、
この個体がかなり良好な食餌状況なのは、
パンパンの腹部が物語っています(笑)

Shirahige1207

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ハチャイロトンボ

昨日の午後から北の寒気が入り込み始め、信じられない肌寒さです。
今日は筑波山麓の「筑波ふれあいの里」で恒例の
「昆虫ナイトウォッチング」の講師です。
でも、この低温と曇天ではちょっと虫たちの活動も鈍くなりそう・・・

そんなこんなで今年の夏休み期間中も、
いろいろな観察会を担当するため、
筑波山麓に足しげくか様事になりそうです。
じつは昨日もイベントの下見で「筑波ふれあいの里」でした。
もう家に帰らんで泊まっていたい気分(笑)

しかし、昨日はちょっと空いた時間にやっと叶った出来事が・・・
それは写真のトンボ、ミヤマカワトンボが撮れた事です。
まあ、とくに素晴らしいカットって訳じゃあないですけどね。

このトンボ、ちょこちょこ見かけるのですが、
いっつも間が悪くて撮影できていませんでした。
沢や渓流に暮らすトンボなのですが、
あまり明るいところに出て来てくれないので
なおさら撮影の機会が得にくい種類でした。
かといってそう珍しいというものでもないので、
わざわざこれ目的に撮影に出掛ける事も無く、
いつか撮ろうと思いつつ、10年位経っちゃったかもしれません(笑)

このトンボ、とてもスリムですが小さくはありません。
赤トンボ類よりはずっと大きいのですよ。
ちょうど里山の川沿いや薄暗い雑木林で見かける
ハグロトンボによく似ています。
ハグロじゃなくてハチャイロ(羽茶色)なところが決定的に違います。
写真の個体はオスで、メスはもうちょっと薄い羽色をしています。
個人的にはメスの飴色の羽がとても好きでして、
当然次の目標はメスの撮影という事になります。
でも、晴れた日に光を浴びて腹部のメタリックグリーンが輝いているオスも
あらためて撮影してみたいかな。
まあなんにせよ、長年の胸のつかえがやっととれたような撮影でした(笑)

Miyamakawatonbo

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やもっさん

今・・・23:55分、めちゃめちゃ涼しいです。
うっかり窓を開けて寝ようものなら、風邪をひいてしまいそう・・・
東風が涼しいんです。この風邪は午後から出て来たもので、
午前中は31℃に達していました。
最低気温は今出ている20℃ということになりそうです。
このままだと明日の朝は10℃台になるかもしれないですね。

今日は一日ドタバタしていて、殆ど仕事部屋を出ずに過ごしました。
ですからブログネタも無いなあと思っていたのですが、
つい今しがたの事、気配を感じて窓に目をやると
あらら、10センチ近くありそうな立派なやもっさんが・・・(笑)

仕事部屋の灯りに寄って来る昆虫たちがお目当てですね。
時々、サササッと動いては昆虫にパクついています。
しかしいつ見てもこの手が可愛い・・・
ヤツデの葉っぱみたいな形です。
この向きからでは分からないのですが、
タテにスリットの入ったワニ目もたまりません。

かつて昔ながらの農村家屋が減少する中で、このヤモリも生息数を減らし
あちこちの地域版レッドデータにも登場することがありましたが、
近年外断熱構造の住宅が増加するのとともに増加傾向が見られる様です。
外断熱構造の二重の壁面構造が、
ヤモリの生活スタイルに合っていたのかもしれませんね。
我が家でも年を経るごとに頻繁に見かけるようになってきました。
もっともヤモリは農村地域でこそ数を減らしていましたが、
東京都や大阪府の様な都会では案外沢山生息していました。

ヤモリは外来種ではないか?という説が
ちょいとばかり一般的になりつつあります。
多くのは虫類が生息数を減らしている今の日本の中で
最近増えているのでは?と言われているのが
ヤモリとグリーンアノールと石垣島のグリーンイグアナ・・・
後の2種類は言わずと知れた外来種のは虫類ですが、
ヤモリまで外来種という事になると、今日本で増えているは虫類は
み〜んな外来種という事になってしまいます。
やもっさん、あんたは本当に外来種なのか?
私に真偽のほどは分かりませんが、とりあえず好きな生物ではあります。

Yamori1207

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梅雨明け猛暑夏クヌギ!

梅雨明けの発表がありました。
カッと照りつける太陽がドヤ顔に見えます(笑)
気温もあちこちで35℃オーバーを記録した様ですね。
茨城県内だと、内陸部の古河で38.1℃、他に笠間、大子、水戸、鉾田、
下館で軒並み35℃を超えました。鉾田以外はやはり内陸部です。
当地は33.5℃でした。

さ〜て、いよいよ昆虫の季節到来!
写真の庭クヌギ♯6も幹の5カ所から樹液をしたたらせ、
集まる昆虫たちの期待に応えています。

撮影したのは今朝9時頃です。
沢山のカナブンにまじって、立派なカブトムシがいますね。
この時間にカブトムシが見られるようになると、夏本番です。
本来夜行性の強いカブトムシですが、徐々に数が増えて来ると
日が昇って明るくなっても根元や枝先で隠れる事をせず
陣取りに余念が無い個体が現れ始めます。

夜はちょうどカナブンとカブトムシの数が逆転した形で、
そこにノコギリクワガタとコクワガタ、ミヤマカミキリも加わります。
昼間やって来るヒカゲチョウの仲間に変わって、ヤガの仲間も沢山。
あちこち蚊に刺されるのを我慢すれば、これは何時見ても楽しい光景です。

6kunugi120717

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その後も健闘中

2009年末から乗り続けている愛車、スズキエスクード2.4XG。
ガソリンも高値安定が長く続いているのでなるべく使用を控えているものの、
もうちょっとで走行距離も2万キロに達します。

無理の無い程度のエコドライブも相変わらず続けていますが、
驚いた事に、いまでもごくたまに平均燃費の数字が伸びています。
現在のメーター読み燃費は11.8km/L。これ、完全に期待以上の数字です。
実際に入れた燃料の総量を走行距離で割ると
わずかにですが燃費計を上回る11.88km/Lです。

前回この話題を掲載したのは2010年の6月16日で、
この時は11.1km/Lでした。
で、その時にも書いたのですが、
この車のカタログ燃費は11.0km/Lなんです。
すげーっ!3年乗ってもトータル燃費でカタログよりよく走ってる!!

でもたまに数字がガクッと落ちる時があります。
それは・・・ディーラーに点検に出した時です。
まあアイドリングし続けて検査する項目や調整作業もあるので
仕方ないのですが、こういう時はついついしゃかりきになって
元の数字に戻そうと余計に走ってしまいます(エコじゃねえ〜:爆)

もうちょっといくかな〜・・・
12kmに達したらすごいんですけどね〜。
そしたら写真に撮って、スズキの本社に送りつけちゃおう(笑)

Escudo120712

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ブッドレアのお祭り

Buddorea1207

ここ数日、強い南西の風が昼夜を問わず吹き続けています。
九州の大雨がエラい事ですね。
もともと豪雨は決して少ない地域ではないのですが
それでもすでに死者数が20人とは、
いかに想定以上・経験以上の豪雨であったのかを
物語っているように思われます。
これ以上の人的被害が内容に祈りますが、今後まだ相当な雨量が
予想されていますから土砂崩れ等の被害は避けられないかもしれません。
避難も辛いことでしょうが、
せめて生命の危険だけは回避して欲しいと思います。

当地は風が吹きつけるも蒸し暑く、気まぐれなどしゃ降りが夜中に
急襲しますが、トータルの雨量は全く大した事はありません。
鉢植えの植物等見ていると、時々降る雨で潤うよりも
随時吹き続ける風で蒸発する量の方がまさっている感じです。

写真は玄関前のブッドレアにやって来るチョウたちです。
数日前の午前9時過ぎ、ワッとチョウたちで賑わいました。
どういう条件の時にそうなるのかまだつかみ切れていないのですが、
時々種類も数もものすごく多い、
ブッドレアがお祭り状態になる時ってあるんですよね〜。
でも、それは午後には起きません。必ず午前中。
また、気温が30℃を越える様な暑さの時には見られないようです。
お天気は・・・薄曇りだったこともあるし、
ぴかぴかの晴天だった時もありました。

今回のカットの場合はそれ程の大フィーバーって訳ではありませんでしたが
そこそこ「チョウだらけ感」はありました。
嫌いな人が見たら軽く引いちゃうかもしれません(笑)
写真左上からアゲハ(ナミアゲハ)、キマダラセセリ、
チョウじゃ無いけどウメエダシャク、そしてジャコウアゲハ(オス)。
ジャコウアゲハなメスも庭にヒラヒラしているのですが、
食草のウマノスズクサの周辺からあまり離れようとしません。
産卵の事で頭が一杯なのかも知れませんね。

ブッドレアには他にダイミョウセセリ、イチモンジセセリ、
メスグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、キタテハが来ていました。


ブッドレアには他にダイミョウセセリ、イチモンジセセリ、
メスグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、キタテハが来ていました。

いつもはブッドレアではあまり見かけないのですが、
この日は低木の白い花でお馴染みのコアオハナムグリや
ベニカミキリ(写真下)も来ていました。
やはり今年は白い花のピークと成虫の活動期が
うまく重ならなかったのかもしれません。

ブッドレアはまだまだ蕾があるし、切り戻して返り咲きもしますから
しばらくはチョウたちを楽しめそうです。

Buddorea_benikamikiri

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飛び交う赤と青

昨日今日と続けて30℃超え。
そろそろ暑さも本格的ですね。
昨日の夕方は今年初めてのヒグラシの声を聞きました。

今日は暑くて湿度も高かったですが、
南西の風が昼前から強く吹き始め、日付が変わろうかという今になっても
ガサガサと木の枝を大きく揺らしています。

この位風が強いと昆虫たちも行動を控え気味ですが、
トンボたちは相変わらず元気でした。
写真はお昼に外に出た際のカット。玄関脇の排水路に陣取っている
ショウジョウトンボ(手前の赤)とオオシオカラトンボ(奥の青)です。
どちらも色味のハッキリした種類なので、
こうして並ぶと対比が面白いですね。

オオシオカラトンボの方がショウジョウトンボより少し大柄なのですが、
ショウジョウトンボも向こう気の強いトンボなので、
概ね対等にポジションを確保している様です。
この両者は夏の間中、池と排水路を賑やかに飛び回ります。

Redblue

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戻しちゃダメよ(笑)

Nisehakusanichige

先月、実家の母が新潟を旅した際に
地元の人から栽培品のハクサンイチゲを分けてもらったと言って
得意そうに持って来ました。
その方の話では何でも最近数が急激に減っているので、
露地栽培で増やして山に戻すのだとの事。奇特なお話であります。

ハクサンイチゲのハクサンとは日本百名山のあの「白山」のことで、
イチゲとは「一華」・・・アネモネ類であることを指します。
つまり、ハクサンイチゲは典型的な白山のお花畑にある様な高山植物であり、
いきなり持って来られても関東平野の真っ平らなところで
絶対にうまく作れる筈などない・・・というシロモノ。

なんで持って来ちゃったのと母を責めたものの今さらどうしようもなく、
せめてもの最善の処置と思われる
「素焼鉢腰水風冷栽培法(ぐりおいいかげん命名)」で栽培しています。
でも、こんなことしても7〜8月の暑さは到底越えられまい・・・
と悲観的な目で眺めていたのですが、このところの本格的な暑さにも
へばる様子が無く、「案外丈夫なものなのか?」なんて思っていました。
でも今日あらためて良く見てみると、うん?この葉っぱの裂片、
がさっとし触り心地、細くて固い葉柄と花柄・・・
これは本当にハクサンイチゲなのか???

複数の資料を対比して確信しました。
「これ、アネモネ・シルベストリスじゃん!」
そうそう、うちにもあります。シルベストリス(笑)
花はハクサンイチゲの栽培代用品と言っても良いほど似た印象ですが
これなら丈夫なはずです。
むしろ素焼鉢腰水風冷栽培法(ぐりおいいかげん命名)で
丁重に扱っているのが、滑稽な位です。なんだよ〜・・・(笑)
まあ、こいつなら枯らさないで済むでしょうからよかったよかった。

いや待てよ、分けて下さったその方は、
本当にハクサンイチゲだと思い込んでいて、
こいつを山に植えるんでしょうか?
おいちょっと待った!そりゃまずいよ!!
侵略的外来植物がまた1種増えちゃうよっ!!!
お〜い、だれか気付いて教えてあげてくださ〜い(汗)

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気長なノカンゾウ


Nokanzou_up

七夕なのに前年な空模様。時節柄仕方が無い事ですが、
毎年不合理を感じてしまいます。
もともとは旧暦行事だったのですものね。
この日に星空が望めるのは、統計的には10年に2回足らずらしいですね。
まあ、だからこそ望めた年はラッキーですが。

今日はミュージアムパーク茨城県自然博物館の
第55回企画展オープニングセレモニーに出掛けました。
久し振りに多くの皆さんに再開でき、
もう少しゆっくり楽しみたかったのですが、
午後から所用があったため急ぎ足で博物館をあとにしました。残念!
しかし、今回の企画展もなかなか見応えアリです!
内容についてはまたあらためて紹介させていただこうと思います。

さて、今日の花はちょうど梅雨のさなかに開花を迎える
日本のヘメロカリス、ノカンゾウです。
撮影場所は先日湧き水の話題を紹介した小池城址公園。
ここの雑木林の中には
何カ所かにノカンゾウのまとまった群落が点在しています。
元来林縁や道端、土手などで多く見かけるノカンゾウが
雑木林内にまとまっているというのはちょっと意外な印象もありますが
この森ではパッチ状のまとまった群落があるのです。

でも、暗い林下ですからほとんど開花はしません。
明るめの環境が好きな植物なので当然なのですが、
暗い環境では開花できない分、一生懸命株数を増やす方に
エネルギーを費やすので、結果的に見事な円形の群落に発達する訳です。
多年草(宿根草)の多くは、種子繁殖と栄養増殖の両刀使いですが、
植物種によってそのどちらに重きを置くかは異なります。
カワラナデシコのように株の寿命が数年と比較的短いため、
栄養増殖は見込めないものの
実生発芽による飛び火的発生が多く見られる種もあれば、
エビネの様に実生発芽は宝くじみたいな低い確率でも
根茎がしっかりと長年残る種類もあります。

ノカンゾウはやや栄養増殖寄りに見えますが、
実生の発芽率もさほど悪くない植物です。
しかし花を咲かせられなければ当然種子による繁殖は見込めないので、
芳しくない環境下ではひたすら栄養増殖に頼っている様です。
ところが、こうして暗い環境に耐えている雑木林のノカンゾウ群落に
やがてスポットが当たる瞬間がやって来ます。
雑木林の伐採による萌芽更新です。
健全に人の手が入っている雑木林では、エリアを区切って
一定の期間で萌芽更新のための伐採が行われます。
この時、それまで暗い林下で耐え忍んでいたノカンゾウ群落に
本来の明るい生育環境がもたらされる訳です。

一般に雑木林の萌芽更新は15年から20年の間隔で行われます。
その間、ノカンゾウはじっと栄養増殖で貧弱ながらも株数を殖し、
人の手が入る瞬間を待ち続ける・・・
なんとも気長な姿勢ですが、これが雑木林という環境で
彼等が人と共存するために見いだした「折り合い」なのでしょう。

小池城址の森を手入れして下さっているいばらき森林クラブの方と、
以前「この森の伐採の規模と順序はどうすべきか」
という話をした事があります。
その時は思いつかなかったのですが、
考えてみればノカンゾウのパッチの分布で
伐採規模の区画を考えればいいのかもしれません。
だって一つ一つのノカンゾウ群落が、いずれ必ず訪れる筈の
手入れの順番待ちをしているのですから。
それは長い年月にわたって昔の人がこの森をどう管理していたかを
教えてくれる、生きた指標のようなものなのかも知れませんね。

Nokanzou_gunraku

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おっと近所にいた!

昨日も今日も蒸し暑かったですね。
今日は行方市で学校ビオトープのお仕事だったのですが、
そこで今年初めてのニイニイゼミを聞きました。
ちょっとこもった感じの「ニ”ィーーーーーー・・・」を聞くと
蒸し暑さ倍増です(笑)

写真は先週末に近所の水路で撮影したカット。
模様つきのちょっと変わったアメンボでしょ。シマアメンボといいます。
私が子どもの事に読んだいくつかの本や図鑑には、
「渓流に住むアメンボ」みたいな紹介のされ方だったため
長くそのイメージを引きずっていたのですが、
実際はそこまで大したもんでもありません(笑)

でもかと言って、その辺のばっちい水路や小川では
まず見かける事はありませんですよ。
要は、渓流とは言わないまでもそこそこ速い流れがあって、
そこそこ水質も悪くなくて、
あまり広くない場所であれば何とか我慢できるけど、
条件がそれ以下だったりオープンでだだっ広い場所は
決して良しとしません・・・みたいなヤツです。

うちの近所は里山風情のあるですが、じつは水系環境はあまり芳しくないので
シマアメンボが近所にいるとは思っていませんでした。
これを見つけた時は、うちの近所にカワニナの生息地が残っていないかと
探しているところで、撮影したのは湧き水を水源とする谷津の水路です。
昔は田んぼをやっていたものの、耕作放棄され、
一面にガマとヨシが生えてしまいました。
それを地元NPOの皆さんが刈り払って水田を復活させたところ、
色々な生き物たちが戻って来つつあります。

以前・・・4〜5年前に覗いた時には
カワニナはいたけどシマアメンボは見ていません。
でも、今回は逆です。移動能力の高いシマアメンボはやって来ましたが、
残念ながらカワニナの方は、荒れた環境が改善される前に
姿を消してしまったようです。

それにしてもこの虫、撮影は楽じゃありませんでした。
流れが早い水面にいるため
常に動いて自分のポジションキープをしている上に
他の個体へのなわばりの主張にも余念が無いので、
じつに落ち着き無く動くんです。
20回近くシャッターを押して見られる程度に写ったのは、
このカットを入れてわずか4枚だけでした(笑)

Shimaamenbo

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湧き水とトンボ池

Koike_tonboike

まためっきり梅雨らしくなりました。
九州の方は大変なことになっていますね。
今日はそれが中国地方にまで広がったようで、浸水や土砂被害が心配です。

さて、前回の続きのお話をもう少し・・・
小池城址の雑木林が産み出したきれいな湧き水ですが、
その流れる先には休耕田が陸地化した湿っぽい草はらが広がっています。
いばらき森林クラブのみなさんが、ここに小さな「トンボ池」を掘りました。
上の写真の右手前が湧き水、よく見るとその流れる先の草はらに
丸い池が見えると思います。(女性が2人作業しているところです)
池のある草はらの下手にはまだ谷津田が残っているので、
いろいろな生き物たちの集まる場所になるのでは・・・ということです。

しかしこの谷津田、10年前はヘイケボタルが結構飛び交うほど
良好な場所だったのですが、現在は典型的な今時の田んぼ化しています。
見られる水生生物はほぼアメリカザリガニとウシガエルのみ。
数年前まではアズマヒキガエルやニホンアカガエルのオタマジャクシが
泳いでいたのですが、それさえめっきり見られなくなってしまいました。

隣接する田んぼがそんな状況ですから、この小さなトンボ池に
トンボ(の幼虫=ヤゴ)などまったく見ることができません。
この池を占領しているのは大量のアメリカザリガニです。
先日の活動日には、駆除を兼ねて
池にどれほどザリガニがいるのか採ってみました。
約20分ほどの時間で大人3人が網を片手に奮闘し、
結果は下の写真をご覧の通り。生息数の半分も採れていないでしょうが
これだけでもザリガニ天国の実体が垣間見えますね(笑)

Tonboike_zarigani

アメリカザリガニというヤツは数百メートル程度であれば
平気で陸上を移動します。
だから採っても採ってもまたすぐに侵入して来るはず。
採れたザリガニを見ると成体はほとんどいないので、
常駐するのではなく、繁殖のために池に来ていることが考えられます。
しかし、ザリガニがいるのはほぼこの池までで、
それより上流の湧き水側では1匹しか見つかりませんでした。
その1匹はまずまずの大きさの個体でしたが、
脱皮直後のやわらかい体をしていました。
おそらく共食いされるのを避けるために移動したのでしょう。

近隣の他の場所でも同様ですが、ザリガニは湧水域ではほとんど見られず、
そこにはザリガニに代わってサワガニが登場します。
小池の場合新設された湧き水なのでサワガニがいないのですが、
湧き水の生態系を健全維持するためには、あえて近隣個体のサワガニを
移入するというのも一案かもしれません。
いない生物を持って来るには慎重過ぎるほどの慎重さが必要ですが、
検討の余地はありそうです。

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新しい湧き水

Koike_wakimizu120701

なんだかちょっと分かりにくいタイトルですね(笑)
実際のところそんまんまでして、今までなかったところに新しく誕生した
湧き水ポイントということです。

私自身が自分の自然観察ポイントのフィールドにしている近隣の雑木林、
「小池城址公園」の一角に、その湧き水はあります。
その場所は台地状の小池の雑木林が隣接する谷津田に向かう急斜面にあり、
小池城址のササ刈り整備をしている最中に見いだされました。
立ち入る事すら困難だった荒れ放題の小池の森を
いばらき森林クラブのみなさんがきれいに里山再生してくださる際の
副産物的発見だったのです。

もともとかなり湿っぽいところではあったのですが、
どうもこの辺にはしぼれ水のポイントがありそうだという事で
ササ刈りしたあとの斜面の一部を少し掘込んだところ、
見事に予想が的中し、きれいな水が湧き出して来たそうです。
「水辺」はそれまで小池にない要素でしたので、これは大きな発見です。
本日の水温はおよそ16℃。浅い水源なので飲料適とは行きませんでしたが
(まあ私らはフツーに飲んでますが・・・笑)
当視度100センチメートル以上の素晴らしい水源です。

しかし、新しく生まれた湧き水なので、当初は生き物がいませんでした。
整備して数年が経過し、変化を見ようと本日調べたところ、
かなりの数のオニヤンマのヤゴが見い出されました。
移動能力の高い彼等はたいてい真っ先に姿を見せます。
そして彼等が食べているであろうガガンボ類の幼虫も見つかりました。
ミズムシ(かゆい方じゃなくて節足動物の・・・水中ワラジムシみたいな)
も見つかりましたが、彼等は一体どうやって来たのか?
ひょっとすると水の見えない時代からいたのかもしれませんね。

湧き水が出来れば、それに応じた生態系も徐々に出来上がった訳ですが、
ここには湧き水に定番のサワガニがいません。
サワガニは湿った環境がつながっていればたとえ陸地伝いでも
数百メートル程度の移動能力は持っていますが、残念な事に
その範囲での生息地が周囲には無く、水系伝いの移動も
すぐ目の前の谷津田までアメリカザリガニに占領されているので
とても期待で来そうにありません。
また、5〜6年前までは目の前の谷津田と水路に
ヘイケボタルやカワニナが生息していたのですが、
これも現在は完全に姿を消してしまいました。

そこで、これ以上のエコアップを図るのため、
この湧き水に近隣の危機的な状況にある湧水性の生物を移入できないかと
検討した結果、まずはカワニナを少数放して
様子を見てみようという事になりました。
幸い我がさくら上池のカワニナは同じ小野川・乙戸川水系の個体なので、
これを試しに本日10個体だけ放しました。
今後追跡調査し、いけそうであれば追加導入する予定です。
果たして小池の谷に再びホタルが舞い飛ぶ日は来るのか?
今後の経過に期待です。

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