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予測の範囲?

何だかまた暑さが戻って来つつありますね。
これが本来の気温なので仕方がありませんが、
体がどうにも付いて行きません。
でも、今年はまだ一回しかエアコンを使っていません。
その1回というのも、イラストを描く際に作品を汚さないようにするためで、
純粋に暑さをしのぐエアコン利用はまだです。
でも、あと数日で記録がついえそうな気もしています(笑)

見づらい写真で申し訳ありません。クモがハエを捕らえています。
クモの名は状況的に何とも分かりやすいハエトリグモの仲間です。
見た時は一瞬オオハエトリかと思ったのですが、
個体数が多い普通種のシラヒゲハエトリでした。
私、全く同じこの場所で、おそらく同じ個体であろうシラヒゲハエトリの
同じ様なシチュエーションを、前日にも撮影しています。
その時はただ食事中を見かけたので撮ったのですが、
今回のはハンティングから見ることができました。

この撮影の直前、この場所にはハエトリグモだけしかいませんでした。
ハエだけ・・・ではなくハエトリグモだけ、です。
ハエトリグモは枝の切り口が朽ちた左上の部分に潜み、
ヒョコンと顔だけ見せていました。
そして目の前にハエがとまってひと呼吸置いて、
ハエが前脚をスリスリし始めた瞬間に飛びかかり、見事にゲット!
前日にも同じ食事シーンを見ている事から、
このハエトリグモはハエがこの場所にとまりにくるのを予測して、
ここにスタンバイしていたのではないかと疑っています。

だってこの枝の下には、
昨日・今日と見たハエとは種類が違うキンバエの
おそらくはクモに食べられたであろう死体も落ちていたのですもの・・・
きっと、ここはどうしてもハエがとまりたくなるポイントなのでしょう。
このシラヒゲハエトリはそのことを知っているのではないでしょうか?

前々から、クモは昆虫を捕まえやすい場所をわかって
巣をはったり徘徊したりしているのか・・・
それとも当てずっぽうなのか・・・ということが気になっていました。
虫が好んで集まる花は咲くのが間近な頃になると
必ずハナグモやアズチグモが現れるし、
チョウやトンボは人が通る細道に沿って移動する事が多いというけれど、
朝早く出掛けるとそういう道は必ず顔にクモの巣が張り付いて来るし、
やっぱりそれぞれの種類がいわゆる「キモ」や「ツボ」を
心得ている様な気がするんです。

今回のハエトリグモの件が偶然なのか、経験による学習なのか、
はたまた遺伝的レベルの本能なのかはわかりませんが、
この個体がかなり良好な食餌状況なのは、
パンパンの腹部が物語っています(笑)

Shirahige1207

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