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オオシオカラの産卵


Ooshiokara_sanran01

あ〜・・・暑いですよね(〜_〜;)
日中はともかく、ここ数日は夜も気温の下がり方が鈍く非常に辛いです。
ショウジョウトンボもお尻を直角に近い角度に立てて止まっています。
朝早くにはあんなにブッドレアに群がっていたチョウたちも
どこかの木陰で一休みしているのか、姿が見えません。

でも、そんな猛暑の中でも元気に活動するトンボがいました。
写真のトンボ、オオシオカラトンボです。
シオカラトンボにくらべオスはより青く、メスはより黄色い
色合いのハッキリしたトンボです。
シオカラトンボよりも少し早く出て少し早く姿を消すオオシオカラは、
今頃が産卵のピーク。そう、上の黄色いトンボは
産卵中のオオシオカラトンボのメスです。

場所は池からの排水路、水面をはうヒシモドキの間には
アオミドロが膜状に浮かんでいて、水面にふたをする格好になっています。
どうやらそこが気に入ったようで、乾いた羽音を立てながら
盛んに打水産卵を繰り返しています。
そしてそのもう少し上空にはもう一つの羽音・・・
濃いブルーに粉白を帯びた、立派なオスです。

オオシオカラトンボの産卵では、たいていメスの産卵行動を
オスが少し上空で見守っているのです。
下の写真がペアの様子です。
天敵に産卵中のメスが狙われるのを防ぐためなのか
他のオスにメスをとられないようにしているのかは不明ですが、
こういうシーンでなくてもオスは他のオスをしきりに追い回しますから
なんとなく後者の様な気がします。

アオミドロの隙間から静かに水底に沈む卵からは
来年の池を賑やかに飛び回る命が育つ事でしょう。
でも多分孵化したチビヤゴのほとんどは、待ち受けるイモリの幼体に
食べられてしまうのだと思います。
春に透明なカプセルの卵から泳ぎ出たばかりのイモリのベビーが
外で待ち受けるオオシオカラトンボの大きなヤゴに食べられるのと
ちょうど逆の関係になります。
お互いに食い合いながら数を適正化し、支え合っているのですよね。
みんなみんなそうなんですよねー・・・

Ooshiokara_sanran02

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コメント

ぐりお先生、こんにちは。

生きることは食べること。
そしてそれは他の生き物の命をいただくこと。

食べた命のお陰で生きている。

なので、「口に合わない」だの「おいしくない」だの言わないようにしなければ。

そしてその前に、そんなこと言わせない料理を作らなくては(笑)。

投稿: マリ | 2012年8月 4日 (土) 07時19分

マリさんの仰る通り!!
「いただきます」は
食べ物の命を「いただきます」
生産したり獲ったりと調達してくれた方の労を「いただきます」
調理してくれた方の思いを「いただきます」
当たり前過ぎてつい忘れてしまいがちですが、
生きる基本・・・とても大切な事ですね。

そしてこれも忘れがちですけど、こうして生きている事が
じつは当たり前ではない・・・有り難い事実であるという事。
考えてみれば偶然とも言うべき事象の連続で紡いだ時間でした。
今日も一日、色々な方のサポートや命を差し出してくれた食べ物で
今につながっている訳ですね。
一日の最後にマリさんのコメントを拝読できてよかったですよ。
これも偶然かな・・・つい忘れがちな感謝で締めくくる事が出来ました。

あ〜・・・でも晩ご飯のちらし寿司の錦糸卵は、
もうちょっと細いと良かったんだけどなあ(爆!)

投稿: ぐりお | 2012年8月 5日 (日) 00時16分

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