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2012年9月

池の初秋2012

Ike2012shoshu

またうっかり定点撮影を掲載しそびれている事に気付き、
月末ギリギリの臨時更新です(笑)

思えば昨年の今頃は、季節の進み方が早くて、
もう霜が降りるかどうかなんて冷え込みもあったぐらいですが、
今年はつい2週間前まで連日の30℃超えでしたから、
まさにやっと初秋といった感じですね。

池ではまだコウホネの花が咲いていますが
同時にサワギキョウや先日からはサクラタデの花も加わり、秋の様相です。
やっと下がって来た池の水温に反応して、先週あたりから
ゼニタナゴの繁殖が始まった様です。
時折体を翻す際に見えるオスの婚姻色の紅色に加え、
尾びれよりも長い産卵管をたなびかせて泳ぐメスの姿も見え隠れしています。

ただ、今年は春に浮出した稚魚の成長が遅く、
繁殖に参加する当歳魚がほとんどいません。
・・・というか、当歳魚はまだほとんどが2センチ程度の体長で
例年のペースに当てはめるならまだ7月頃のサイズです。
多少魚の管理を変えた部分もあるのですが、
それだけで説明がつく成長の遅さではなく、
どうしたことかとあれこれ考えてみたのですが、
これはおそらく個体数が池のキャパシティに達したのではないかと思います。
今後の展開に付いていろいろと考えるタイミングかも知れませんね。
池のゼニタナゴを琵琶湖博物館から譲り受けた霞ケ浦市民協会の方でも、
今、新たに池を掘って新たなゼニタナゴの繁殖環境づくりの計画が
進行しています。早ければ来年には、
ゼニタナゴたちにとっての新天地が完成するかもしれません。

今年は池の夏の除草作業をサボりました。
だって、連日殺人的な暑さだったのですもん(笑)
9月になれば・・・なんて思っていたのですが、その9月も殆どの日が
30度を超える真夏日でした。
でも、やっと外に出ようかという気温になりつつあるので
来月の定点画像では、
水生植物がもうちょっとサッパリしているかもしれませんよ(笑)

今(23:55)、外は台風17号の暴風雨に見舞われています。
明日の朝には宮城県沖との予報ですから
これからの数時間が一番荒れるのだと思います。
どうかどうか我が家もみなさまのお住まいにも
被害がありませんように!・・・

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草牡丹

台風18号が遠ざかり、17号はまだ遠い・・・という訳で、
案外穏やかでプチ残暑な一日でした(笑)

写真はキンポウゲ科のクサボタン。
昨年の夏に入笠山に出掛けた時、山道の側溝の隙間に生えていた
ど根性な一株から一節もらって来て挿し木したものです。
この種がおそらく挿し木で簡単に殖せるであろうことは
茎の様子を見て想像がついたのですが、やはりあっけなく発根しました。
それにしてもたった1年で
高さ50センチの開花株にまでなるとは思いませんでした。

クサボタンとは「草牡丹」、すなはちボタンに似た草・・・という意味ですが
じつはこの植物、純粋な草本ではありませんし、
ボタンに似ているのは葉だけで、花は似ても似つかぬちっちゃなものです。
クサボタンは「半低木」あるいは「半木本」と呼ばれ、
茎の下の方が木質化し、冬も残ります。
そして前年の葉の付け根だった部分から新芽を伸ばし、新しい茎(枝?)が
成長するため、木本のように思えます。
しかしこれは不安定な性質で、寒い冬だと付け根まで枯れて
翌年は普通の多年草のように根元から新芽を出すし、
暖冬だったり条件が良かったりすると株の半分近くまで茎が残り、
翌年はまさに低木のような芽出しとなります。
・・・だから、半低木、半木本。珍しいですよね。

この植物の学名は、クレマチス・スタンス(=Clematis stans)。
そう、クサボタンはクレマチスの一種なんですよねー。
でも、つる性ではありません。すくっと自分の力で株立ちします。
花は小さいながらも4枚の顎片が外側にカールしていて、
ハンショウヅルやクレマチス・モンタナなどに通じるものがあります。
よく見るとなかなか可愛いです。
雌雄異株・・・とされていて、今回挿し木したものは雄花みたいです。
薄水色のベルは微かに甘い香りがしました。

Kusabotan1209_2

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その後のマルコ


台風18号の影響なのでしょうね。風がざわつく一日となりました。
日中は晴れたり曇ったりでしたが、気温は低め。朝晩は肌寒い位です。
18号の方はこのまま太平洋上を北上してやり過ごす事ができそうですが、
17号の方はこれからこちらに向かってきそう。
来週は要注意です。

写真はマルコガタノゲンゴロウ。
水槽内をあまりマメに掃除していないので、ちょっと懸濁物が多いですね。
画像が見づらくてすみません。
マルコは今年も繁殖し、ちゃんと世代をつなぐ事ができました。
今年繁殖した親個体たちもまだまだ健在なので、
このまま行くと来年は幼虫の数もぐっと多くなりそうです。

しかし、以前にもブログで書きましたが
このマルコガタノゲンゴロウは国内希少野生動物種に指定されたため
指定以前から飼育している私が飼育を継続することは問題ありませんが、
殖えた個体を譲渡する事は一切出来なくなってしまいました。
そうなると管理できないほど殖えてしまっても困るわけで、
自分の手に負える個体数の範囲で飼育を継続するしかありません。

もっとも、ゲンゴロウ類を幼虫から育てるのは
決して技術的に難しい事ではないのですが、
相当に骨が折れる作業ではあります。
少なくともクワガタやカブトムシを育てるのとは
作業量(=掛かる手間ひま)がまったく違います。
ですからそうそう飼育数を増やす訳にはいかないという側面もあるのです。

本当は公的な機関などと連携して、
生息地保護の役に立つ様な展開が図れれば理想的なんですけどねー。
こうして個人で飼育しているのが適切なのかどうか・・・
疑問を感じながらも、身動きがとれない状態でとりあえず飼育継続中です。

Maruko1209

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ぷんぷん!

すいません、今日はちょっと怒っています。
前回ヒガンバナをアップしましたが、今日そのヒガンバナの群植の中に
写真の様な黄色い花が一本だけ咲きました。

このヒガンバナは一昨年に球根をまとめ買いして植えたものですが、
当初からちょっと問題を感じていました。
ヒガンバナは学名でいうとリコリス・ラディアータを指します。
このリコリスは原産地の中国では普通に種子繁殖もしますが、
古く日本に入ったものはすべて3倍体で、決して種子を作り(作れ)ません。
ところが群植した中の3割ほどが立派な黒い種子を稔らせるのです。
ということは、これはいわゆる「ヒガンバナ」ではなくて、
中国から最近輸入したか、別種のリコリスである可能性が高いと言えます。
ビオトープ利用もあり得るので株のルーツも確かめて購入したのですが・・・

販売した大手種苗会社の●華園では、
株は国産ものの増殖で、京都周辺の株だと言っていたのですがねー・・・
そしたら今度は赤い中に混じって、黄色いのが咲いちゃいましたー(笑)
これはもうラディアータが3倍体かどうかとかいう問題ではなく、
黄花種のリコリス・オーレアかリコリス・シネンシス、
もしくはそれらの血が入った交配種のリコリスの混入ですね。

単に花色だけに注目して栽培しているのであれば
「あ、黄花が入ってた!ラッキー」という風にも思えるのでしょうが、
自分が指定した種であるかどうか疑わしかったり、
ラベル落ちの別種が入っているというのは非常に気持ちが悪いものです。

こういう商品違いは近年特に多くなったように感じます。
何も●華園に限らずやはり大手の●良園でも見られますし、
そもそもウェブでもカタログでも商品名の表示が不適切だったりしています。
買う側のほとんどの人はあんまり細かく気にしないのでしょうけど、
売る側はもっと植物学的に正しい商品管理をして欲しいなあ・・・
クレームの電話をしても、
こちらが言っている意味が理解してもらえないケースが多く、
「暖簾に腕押し感」が非常に強いというのが正直な印象。
プロなんだからもっとしっかりしてくれよー・・・ぷんぷん!

Lycoris_aurea1209

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雨降り日曜日

Higanbana_1209

一日中、雨が降りました。
このところやっと雨が降ってくれるようになりましたが、
それでも一日中降りっ放しというのは本当に久し振りです。
日記をひっくり返してみたら、なんと6月16日以来の事でした。
今年はキッチリ彼岸に合わせて開花した彼岸花も
雫をためてちょっと切なそうに咲いています。

それにしても気温が低い〜!
最低気温は17.5℃。最高気温に至っては21℃でした。
最低気温はまあ平年並み。むしろ今までが高過ぎです。
最高気温はビックリの低過ぎですが
北から雨雲が南下しているので仕方ありませんね。

今日は家族でスパリゾートハワイアンズに行って来ました。
今月末まで有効の優待券があったのですが、
これが今日の雨で子どもの部活動が急遽休みとなったため、使える事に・・・
雨天中止の連絡が入ってからやおら出掛けました。
この雨では出掛ける人も少ないだろうとタカを括っていたのですが、
スパリゾート激混み!(笑;)
まあ、基本室内施設ですから、雨関係ないですもんね。
肌寒い中でしたが、温泉には向いていたかな(笑)

ひと雨ごとに・・・と行きたい所ですが、
今年はやっぱりガクンと気温が下がって秋本番を迎える事になりそうです。
明日はまた20℃台後半の気温が戻ってきそうですが
あの酷暑の余韻はまだあるのでしょうか。
そろそろ、秋を楽しむモードに入ってもいいのかもしれませんね(笑)

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ハネナガイナゴ登場

なんか寒くないですか?
今23:30現在の外気温が21℃。
このままだと明日の朝には20℃を割り込むかもしれませんね。
ちなみに今日は最高気温も26.5℃でした。
人間の気温の感覚というのは極めて相対的なので、
こう急に気温が下がると「寒い」と思ってしまいますが、
これがこの時期の当たり前の気温なんですよねー。

そんな訳で今日の日中はセミの声をほとんど聞きませんでした。
今、外はコオロギの仲間が合唱していますが、
彼等も急に下がった気温に戸惑っているのか、
ちょっと声に勢いが無いような・・・(笑)

今年は庭に新しい直翅目が何種類か登場しています。
なかでも、「やっと来たね!」というのがクツワムシ。
近所では沢山鳴いている所があるのですが、どこも局所的で
クツワムシは環境のえり好みが激しいのかな・・・と思っていました。
ところが池とその周りを整備して8年目、やっとクツワムシのオスが2匹、
池の周りで鳴いてくれました。
きっとメスも来てくれているんじゃないかと期待してます。
はじめにガシャガシャガシャガシャガシャ・・・を聞いた時は
「ついに!!」と家族みんなで感激しましたが、
5分経った頃には「うるさいかも・・・」と思ってしまいました。
家族も無言だったので、多分同じ胸中だったかと(笑)

写真はハネナガイナゴです。
この種も近所にはいましたが、庭では今年初登場。
近い種類のコバネイナゴは何年も前から少数がいましたが、
私はやはり翅がスッと伸びやかなハネナガイナゴが好きです。
イナゴの仲間はイネ科の植物を良く食べますが、
写真の個体がとまっているのはキショウブの葉っぱです。
ちょっと齧ったりもしてるようですね。
顔はちょっとかわいいめの仮面ライダーですね。
潔くピンと張った触覚がカッコいいです。
これから庭に居場所を見つけて定着できるか、要観察・・・
オンブバッタにまけるなよ〜(笑)!

Hanenagainago

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芝生にニラの花

庭の一角に芝生がありますが、この芝生、
いわゆる高麗芝を植えた(貼った?)訳ではなく
野生のシバが勝手に生え広がって出来た芝生です。
ここにはいろんな雑草が入り込んでくるのですが、たまーに
由来がよく分からない植物が顔を出すこともあります。

写真のニラもそんな一種で、3年ほど前から毎年花を咲かせています。
かわいいし蜜源植物としてはなかなか優秀でもあるので
そのままにして様子を見ているのですが、
畑で栽培しているみたいにガッと増えることもなく、
こじんまりと、でも微増・・・みたいな感じで花茎の数が増えています。

スッと伸びた長めの花茎の先に
純白の小さな星が寄り集まるように咲く様子は
意匠の凝ったアクセサリーみたいですね。
いかにもアリウム属って印象です。
アリウム属はユリ科・・・だったのですが、
新しい分類だとネギ科なんですよね。
どうもこれにまだ馴染めなくって・・・(笑)

写真は朝に撮影したカット。
バックが黒いのは温室が芝生に影を落としているからです。
そういえば日射しもだいぶ浅い角度になりました。
花の中心部には蜜腺からあふれた蜜が光っています。
これからどんなお客さんが来るのでしょうね。

Nira1209

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中秋の夏雲


Tsumigumo_1209

このところやっと雨がちょこちょこ降ってくれるようになりました。
あまりまとまった量ではなく、ちょこちょこなんですけどね。
でも、助かっています。夕方の補助的な散水から開放されましたから・・・

空がご覧の通り。
もくもくと積み上がる雲がここかしこに・・・ここ数日、こんな感じです。
ですから雲の位置関係と風向きによって、カッと照ったまま
どしゃ降りが来たりしています。

輪郭がぽこぽこと丸くなる、本物の夏の入道雲とはちょっと違いますが、
この夏はこういう雲を見ていませんでしたから、
あっちでもこっちでも、その向こうからも
もくもくとわき上がって成長する雲が嬉しくて仕方ありません(笑)
過度に発達して雹や落雷・・・は、困っちゃいますけどね(追笑)

さて、雲と言えば、尖閣をめぐる動きがちょっと暗雲ですね。
連日中国国内のデモや、その一部が暴徒化している映像が流れていますが、
とにかく誰にしても人の命が失われる様な事にだけはならないで欲しいです。

個人的には、調べた範囲で日本のこれまでの対応も国有化も
別に問題ないはずなので、ヘンに気を回す必要は無いと思うのですが、
向こうがやっているからこっちも・・・みたいな
愚劣な攻撃行動の応酬だけは避けたいものです。
・・・と思っていたら、福岡の方でいたみたいですね。
中国の総領事館にモノ投げ込んだバカタレが・・・
こういうのが一番いけません。
日本国民全体の品格が、こういうバカな行動でおとしめられてしまいます。

津波でも震災でも秩序を守った国民なのですから、
歪んだ教育と無理な急成長で社会秩序に危うさを抱えている国の人たちとは、
モラルのレベルが違うって所を国際社会にきちんと示さなくてはいけません。
日本という国への誇りを示すのにもっともふさわしい行動は
しっかりと冷静に事の同行を見据えることです。
ちょびっとトンガった愛国思想を持った方々には、
早まった行動で日本の国益を損なう事だけは
どうか絶対にして欲しくないと思います。

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カワミドリ定着?


シソ科の野草、カワミドリが咲き始めました。
今年は秋の野草たちの開花がどうもやや早めです。
ヒガンバナもヤマジノホトトギスも例年より早く咲き出し、
異例の残暑とミスマッチな光景が庭のあちらこちらに見られます。

カワミドリは5年ほど前に突如庭に現れました。
植えた憶えが無い植物なので、どこかから種子を持って来てしまったか
何かの苗に混入していたかだと思うのですが、よく分かりません。
とりあえず近所にはない植物です。
処遇は一体どうしたものかと手をこまねいているうちに
この植物は毎年違う所に出現しています。
急に増えるのではなく、別の所に1〜2本・・・という感じ。
多年草ですが、元の株は2年ぐらいしかもたず、
別の場所に顔を出した実生があとを継いでいるようです。

カワミドリは茎葉の若々しい緑色と花の薄紫がきれいな取り合わせで、
ちょっと見にはハーブっぽいですね。
そこはシソ科らしく葉を揉むとやや柑橘系の香りもあります。
花にもやさしい香りがあって、蜜量は多い様ですよ。
ハチの仲間や小さなチョウがひっきりなしに訪花しています。

写真のハチはキンケハラナガツチバチだと思います。
そういえばハラナガツチバチの仲間も秋によく目立つ昆虫でした。
まだ連日30℃を超える暑さですが、
この一コマだけ見るともう充分秋ですね(笑)

シソ科の花は筒状の部分が長く、奥の蜜にありつくのがちょっと大変ですが、
このハチは行儀よく、ちゃんと花の正面から吻を突っ込んでいます。
これなら受粉もしてくれるでしょう。
マルハナバチの仲間等は筒の横腹に穴をあけて蜜だけ持っていくので
受粉の手助けにならず、花はさぞ迷惑じゃないかと思います。

初冬に枯れる花穂の中には大量の種子が出来、バラまかれるのですが、
ここから新しい株に育つのはやはりまた数本だけなのでしょう。
しかし、同じペースで株が微増するところを見ると、
「定着かな・・・」と感じさせます。
反対に急に増えて数年後に姿を消した種類も少なくありませんので・・・
庭は、カワミドリを残す事に決めた様です。

Kawamidorikinke

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ガンバレ徳さん

Toku_sanran01

今までカタツムリの産卵というのを幾度も見ていたのですが、
いっつも卵が出てくる瞬間というのを見逃していました。
いや、見た事はあるのですが、撮影できていませんでした。
しかしこの度やっとやっと、鹿児島県徳之島の特産種、
トクノシマヤマタカマイマイの産卵をカメラに収める事ができました。

カタツムリの卵は頭部のすぐ後の側面にある「生殖門」から産み出されます。
この生殖門、殻が右巻きの種類では右側面、
左巻きの種類では左側面にあります。
写真のトクノシマヤマタカマイマイは殻が右巻きの種類なので、
右側面に生殖門があるわけです。

生殖門は普段は閉じているのでその存在を見て取る事は出来ません。
しかし2匹のカタツムリが交尾(交接)している時と
産卵の瞬間にその存在が確認できます。
上の写真の左上のカットでは、
すでに卵が生殖門をこじ開けようとしているので
頭部のブロックからひだ状に分かれて見えますね。
そしてここからぐりっと勢いよく卵が現れました(右上カット)。

ここまでは力を振り絞るらしく出て来かたに勢いがあるのですが、
あとはゆるりとした惰性みたいな感じで、
下の4カットの最後まで約90秒ほどでした。
下のカットでは産むというより、出た卵を首をあげる事で
振り切るような動作ですね。

Toku_sanran02

一回の産卵行動には、4〜5時間から長いと一日半ほども掛かります。
当然長く掛かった時の方が産卵数も多くなります。
今回撮影した個体はこれが初産卵。撮影後3時間ほどで産卵が終了し、
全部で18個の卵を産みました。

トクノシマヤマタカマイマイのようなナンバンマイマイ科は
体にくらべてとても大きな卵を産みます。
その分産卵数はオナジマイマイ科にくらべ少ないのが普通ですが、
より難産な感じがします。
今回の撮影では最初の2カットが大変そうでしたが、
本当は殻の中から生殖門まで卵を送る事こそ苦しい作業なのかも知れません。
産卵が終わると伸ばした首を土に突っ込んだまま
暫くグッタリしていることもあり、
命を繋ぐ営みというのは、
命を削る営みでもあるのだとつくづく思います。
・・・がんばれ徳さん!(撮影時点で)あと9個。折り返し点だぞ〜!!

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G軍独走中

まだまだ暑いですね〜。
今日の当地の最高気温は33℃、最低気温は今のところ朝方の22℃ですが、
おそらく日付が変わるまでにこれが更新される事は無いと思います。
今年って一体いつから暑いんだっけと思い、データを振り返ってみると
7月上旬までは30℃を超える日は数日しかありません。
むしろ例年より気温がぐっと低めで、昆虫も植物も時期が遅れました。

しかし、それ以降は7月に多少上下動するものの連日30℃を越え、
お盆を過ぎてからは33℃以上の日が続きました。
今はそれより1〜2℃低いところを推移していますが、暑い!!(苦笑)
で、また雨が降らなくなりました。
今日から利根川水系の一部地域では10%の取水制限が始まりました。
当地もこの取水制限の対象区域に含まれています。

写真はどっかの球団と同じオレンジと黒がシンボルカラーの
ヨミウリヒョウモンことツマグロヒョウモンの幼虫です。
南方から当地に北上進出してきたこの昆虫、
寒かった昨冬を無事に越せたのか心配していたのですが、
その後の低温もあってかやはり成虫の登場は例年よりかなり遅め。
数も越冬後に羽化した第一化の成虫は少ないものでした。
しかしその子どもたちからは数を戻し、今、庭では
孫世代の幼虫が沢山見られます。

ツマグロヒョウモンの幼虫はスミレ類を食草としているのですが、
庭で今頃元気のいい葉をわさわさ付けているのは
ニョイスミレ、ケマルバスミレ、アリアケスミレの3種類です。
これらの株があるところには必ずツマグロヒョウモンがいて、
数日でスミレの姿が無くなってしまい、幼虫も別の株へと移動しています。

なにしろ幼虫の数が多いので、
どう考えてもスミレの方が足りない様な気がします。
まあ、スミレはこの時期坊主にされても
株が枯れてしまうことは無いと思うのですが、
幼虫の方は相当な数が淘汰されてしまうのでしょうね・・・
ここで生き残り蛹になれれば、今後の気温の推移にもよりますが
多分秋のうちにもう一度成虫になると思われます。
逞しいですよね・・・某球団同様独走態勢だ!
これではもともと当地にいたミドリヒョウモン、メスグロヒョウモンなどの
ヒョウモン類は、みんな負けてしまいそうです(笑;)

Tsumaguroyouchu120911

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ラスト一週間!

今日は筑波山で博物館の陸産貝類観察会と陸産貝類調査でした。
暑かったですけどね〜・・・下界よりは若干過ごしやすかったかな(笑)

さて、その博物館・・・ミュージアムパーク茨城県自然博物館ですが、
この夏の企画展「不思議いっぱい!貝たちの世界」が
あと一週間で終了します。
この企画展、ぐりおは陸産貝類の調査員、
そして企画展図録の解剖図制作で関わっていたので、
例によって「企画展に行こう!」という記事で紹介しようと思ったのですが
ついついアップしそびれてここまで来てしまいました。

というのもこの企画展、いつ行っても激混みで、写真が撮れませんでした。
一昨日博物館に行った時、ようやく展示室の様子が撮影できたので
遅ればせながらやっとブログにアップです。

Kaiten0102

今回の企画展は「貝」がテーマですが、貝を広義に捉えていて、
イカやタコも含めて紹介しています。
イカやタコは一見すると貝とはまったく違った形態をしていますが
じつは類縁性が高く、渦巻き状の殻を作る種類もいるのですよ。
そういった種類からダイオウイカのカラー拓本まで、
さまざまなイカやタコの仲間が紹介されています。

「海にすむ貝類」コーナーはシェルコレクター知野光雄氏の
素晴らしいコレクションを中心に、
非常に見応えのあるボリュームで紹介しています。
タカラガイが好きな私は希少なタカラガイがずらりと並んだケースの前で
時間を忘れて凝視してました(笑)
タカラガイの中には「何銘宝」と称される希少で美しい種類がありますが、
そういった種類も間近で見ることができます。きれいですよ〜。

Kaiten03


Kaiten0405

海の貝のお次は淡水にすむ貝類」と「陸にすむ貝類」。
こちらは陸産貝類の研究者でありコレクターの川名美佐男氏のコレクション。
特に川名氏のカタツムリのコレクションは
我が国のトップレベルとして知られています。
今回はその川名コレクションがかつてない規模で見られる展示です。
ぐりお的には100見以上の価値があるってなもんで、
これだけ目的にすでに4回足を運んでしまいました(笑)
下はその一部。なかなか見ることの出来ない希少種の標本です。

Maimai01

個人的に好きな種類もいろいろ出てました。
これまたほんの一部ですが・・・

Maimai02

「貝類と人とのかかわり」のコーナーも面白かったです。
食材としての貝類はもちろんのこと、その殻を素材として
道具に加工したり、装飾に利用したりといった
暮らしの中の貝や歴史の一コマに登場する貝に出会えます。
最後のコーナーでは貝殻アートが紹介されているのですが、
これがまた良かったですよ。
このコーナーを見ている人の顔をずっと観察していたのですが、
みんなハッピーな表情・・・
貝殻と人のクリエイティビティの調和ですね・・・この展示コーナーは
非常に評判がいいようです。
ただの工作展示じゃなくて、
作品としてケースにこぎれいに並べられているのがとても素敵でした。

Kaiten0607

もっと早く紹介したかったこの企画展、先述の通り
あと一週間で終わってしまいます。
行ってみようか迷っている人は是非何とか都合付けてご覧下さい。
間違いなく大満足されると思いますよ。

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4輪!

今朝はかなりひんやりとした空気に包まれ、気持ちがよかったですね。
それでも最低気温はきっかり20℃。
日中が30℃に達したとしても、
まあ、このくらいまで下がってくれれば
飼育栽培中の暑がりな動植物もかなりラクチンに過ごせます。

写真は約ひと月前の8月8日にアップした原種洋ランの
パフィオペディルム・ニベウム(Paphiopedilum niveum)です。
前回アップした際に、4輪同時開花するかどうかを話題にしましたが、
あの後一ヶ月の間、最初の1輪がロングランで頑張ってくれたので
ついに4輪開花が実現しました。
直径4〜5センチの小さな花ですが、それなりに豪華な気がします(笑)

しかし、この写真は昨日のもので、
本日はもう見る影もありません(泣)
じつは昨晩、1匹のセスジツユムシに食べられ、
4輪とも穴アキのボロボロにされてしまいました。
まだ茎の先端で咲いてはいますけど、非常に可哀想な姿です。
・・・昨日撮影しておいてよかった〜(笑)

セスジツユムシの食害はこれが初めてではなくて、
毎年9〜10月になると、その時咲いているランの花がやられます。
今回の様にパフィオペディルムの場合もあるし、
フラグミペディウムやカトレヤ、シンビジュームがやられることもあります。
やわらかくて美味しいんでしょうね。ランの花・・・
ある意味高級食材といえますね。・・・グルメなセスジツユムシです(笑)

Niveum_4rin

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レモンの雨傘


Koganekinukarakasa

ま〜た暑さが戻ってきましたねー(笑)
もうそろそろいい加減にして欲しいなあ・・・
ここへきてようやく少雨が話題になりはじめました。
水源地の貯水率が所によっては5%にまで落ち込んでいるとのこと。
当地だけではなく水源地の方もあんまり降っていなかったのですね。

しかし、庭はまだ湿っています。
昨日の夜にまた少しだけ降りましたので、
これで2日の雨の恩恵がもう少し伸びそうです。

雨で開く傘といえばキノコってのもありますね。
久々のお湿りが刺激になって、
山ではいろんなキノコが一斉に顔を出しているのかも知れませんね。
我が家では写真のキノコが目立っていました。

多分コガネキヌカラカサタケでいいと思うのですが・・・自信無し(笑)
こいつはどういう訳か温室の中で栽培している植物の鉢によく出てきます。
今回のものは大きめの鉢に植えた観葉植物のユリ科木本、
コンシンネの鉢土からひょっこり生えてきたものです。

どう見ても食欲はそそりませんが、とても美しいレモン色をしています。
光るキノコではありませんが、夕暮れの温室内で見ると
光っているように目立ちます。誰かを誘っているみたい・・・
私が昆虫のサイズで、今夕立ちが来たら、
この雨傘の下に入ってしまうかもしれません。
そしたら良い事か悪い事か、何かが起きそうな怪しい雨傘です(笑)

Koganekinu02

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へび仔ちゃん

昨日は待望の雨となりました。
大きなちぎれ雨雲が上空を通過する度にざーっと来る感じで、
まだまだ潤いが欲しいものの、とりあえず一息つける雨量でした。

さて、今日の写真はヘビの子どもです。
種類はヤマカガシ。
頭の後のきれいな黄色と体側の黒斑を繋ぐように流れる朱色が目印です。
この黄色と朱色は大きく成長するに従ってぼやけて薄くなるのですが、
無くなる事はありません。これがちょっとでも認識できたらヤマカガシです。

ヤマカガシはマムシを凌ぐ強力な毒を持っている事で知られています。
近頃この情報は自然観察会に参加する子どもたちでも知っていて、
ヤマカガシの名を聞いただけでビビる参加者も少なくありません。

でも、よほどへんてこりんな事象でない限り、
人がヤマカガシの毒にやられることはまずありません。
ヤマカガシの毒は攻撃毒ではなく、本人的には単なる消化液。
毒は口の一番奥・・・喉寄りの部位に後ろ向きに生えた歯から分泌されます。
だからこの毒に当たろうと思ったら、ヤマカガシの口から喉元めがけて
指を突っ込んで、えいっとばかりに引き抜こうとしなければなりません。
つまり、ちいと咬まれた程度では毒牙に触れないのです。
だからどうか皆様、ヤマカガシを過度に恐がらないでくださいね。

ところで写真のヤマカガシですが、
じつは庭水栓の水溜めに落ちてしまった所です。
カメラを構えているうちはあせってにょろにょろ動き回っていましたが、
やがてここと決めたコーナー部分で垂直に這い上がり、
縁から垂れ下がっていたフキの枯れ葉に巻き付いて見事脱出できました。

ヤマカガシと言えばカエルが大好物のヘビですが、
ちょうどこの時期、庭のあちこちに春生まれの小さなアカガエルたちが
ぴょこぴょこしているので、それを狙ってやってきたのでしょう。
庭ではアオダイショウ、シマヘビに続く第三のヘビです。
ヘビが増えて来ているのは、池の周りの生態系が
ちょっとずつ充実して来た証拠かなあと、ニンマリしているぐりおです(笑)

Yamakagashi_baby

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やってみ!(笑)

やっと雨が降りました!
大した雨量ではありませんが、日中に一回、夜に入ってからは
すでに数回、ちぎれ雲が通過する際にざっと落として行く感じです。
朝までにもうちょっとまとまった量になってくれると嬉しいんですが・・・
さて、今日はくだらない・・・でもぐりお的におすすめのネタを一発。

夏休みの間というと、昨年まではお昼に子どもを連れて
しょっちゅうファミレスやファーストフードに通っていました。
いや、良くないのは分かっているのですが、作る事から後片付けまでを
考えると、どうしてもお昼の1時間ではおさまりきれず、
時間的効率の面でつい外食で簡単に済ませてしまっていたのです。
これは確かにお手軽なのですが、夏休み明けの最初の参観日に
とんでもないしっぺ返しがありました。

私が子どもの教室に行くと、廊下でよそのお母さんたちが笑っています。
何だろうと思って覗いてみると、そこには「夏休み新聞」なるものが
クラス全員分貼り出されていて、
みなさんが笑っていたのはわが子の書いた新聞でした。
トップの見出しには「毎日外食!これでいいのか!?」とあり
夏休みの間、子どもと通った外食の日々が赤裸々に綴られていたのです(爆)
・・・そのあと他の保護者の方とは一切目を合わさず、
学級懇談会も出ずにこそこそと逃げ帰ったのは言うまでもありません(笑;)

今年はそんな事はありませんでした。
子どもが野球部に入部し、弁当持ちで練習の毎日だったためです。
それでも、お盆にくっつけて一週間余り部活も休みだったので
この間はちいとばかりまた外食しました。
一番人気はイタリアンカフェレストランの「サイゼリヤ」です。
値段の安さもさる事ながら、ここのドリンクバーで
「オリジナルドリンク」を開発するのが楽しいのです。
これまでのナンバーワンヒットはアイスティーをジンジャーエールで割った
「スパークリングジンジャーティー」だったのですが、
このブログで紹介する前に、
ドリンクバーからジンジャーエールが消えてしまいました(残念!)。

しかしこのたび、
それを凌ぐバカバカしくも美味しいドリンクの開発に成功しました。
その名も「スパークリングレモンティー」(またスパークリングかよ:笑)

レシピは簡単、コップに小さめの氷を2個入れます。「小さめ」がポイント。
次にアイスティーをコップに3分の一程度入れ、
最後にCCレモンを注ぎます。
この時きめ細かい泡がブワッと立ちますから、
その分を計算に入れて注ぐ必要があります。ビールを注ぐ感覚ですね。
下の画像をご覧下さい。ご覧の通り、見てくれはまさにビールそのものです。
味は・・・当然ながら弱炭酸のレモンティー。さっぱりで美味い!(笑)

しかし味以上に楽しいのがこれを注いだコップを見た周囲の反応。
この間なんかすれ違い様に見た男性が「エッ!?」みたいな顔をして
ドリンクバーのマシンの前でしばらく探していました。
多分ビールを探していたのだと思います。
子どもと二人でこれを飲んで「ぷはーっ」と言いながら
鼻の下に白い泡の髭を付けていると、
隣のテーブルの人も店の人も非常に不思議そうな顔をしていました。

甘さも炭酸も相殺されて薄くなるので、程よくサッパリしていて
おすすめです。興味のある方は是非トライしてみて下さい。
でも、泡が立ちすぎる事があるのでご注意を。そんなときは
「おっとっと」とその場で泡をジュジュッとすすってしまいましょう(笑)
お行儀悪いですけどねーっ(追笑)

Yattemi

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