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草牡丹

台風18号が遠ざかり、17号はまだ遠い・・・という訳で、
案外穏やかでプチ残暑な一日でした(笑)

写真はキンポウゲ科のクサボタン。
昨年の夏に入笠山に出掛けた時、山道の側溝の隙間に生えていた
ど根性な一株から一節もらって来て挿し木したものです。
この種がおそらく挿し木で簡単に殖せるであろうことは
茎の様子を見て想像がついたのですが、やはりあっけなく発根しました。
それにしてもたった1年で
高さ50センチの開花株にまでなるとは思いませんでした。

クサボタンとは「草牡丹」、すなはちボタンに似た草・・・という意味ですが
じつはこの植物、純粋な草本ではありませんし、
ボタンに似ているのは葉だけで、花は似ても似つかぬちっちゃなものです。
クサボタンは「半低木」あるいは「半木本」と呼ばれ、
茎の下の方が木質化し、冬も残ります。
そして前年の葉の付け根だった部分から新芽を伸ばし、新しい茎(枝?)が
成長するため、木本のように思えます。
しかしこれは不安定な性質で、寒い冬だと付け根まで枯れて
翌年は普通の多年草のように根元から新芽を出すし、
暖冬だったり条件が良かったりすると株の半分近くまで茎が残り、
翌年はまさに低木のような芽出しとなります。
・・・だから、半低木、半木本。珍しいですよね。

この植物の学名は、クレマチス・スタンス(=Clematis stans)。
そう、クサボタンはクレマチスの一種なんですよねー。
でも、つる性ではありません。すくっと自分の力で株立ちします。
花は小さいながらも4枚の顎片が外側にカールしていて、
ハンショウヅルやクレマチス・モンタナなどに通じるものがあります。
よく見るとなかなか可愛いです。
雌雄異株・・・とされていて、今回挿し木したものは雄花みたいです。
薄水色のベルは微かに甘い香りがしました。

Kusabotan1209_2

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