« 立冬過ぎて・・・ | トップページ | 手負いのイタチっち »

ハンターの風格

少し前の記事でキショウブの葉に止まるツチイナゴを紹介しましたが、

このキショウブの群落は

じっと見ているとじつに色々な生き物に出会えます。

キショウブは大株になると葉が1メートル近く伸び、

かなり高さ的なボリュームのある群落となりますが、

株同士をつなぐ地下茎が太く長いので

根元付近では株と株に5〜8センチほどの間隔ができます。

その間には木漏れ日のように光が差し込むのでハイゴケが繁茂し、

アップで見ると小さいながらも林下のような空間になっています。

場所は排水路内ですからハイゴケのすぐ下はヒタヒタの水。

しかし体重の軽い小さな生き物たちにとっては年中潤った緑の絨毯です。

今日は一匹のまだ小さなカナヘビがここを通りました。

いろいろな生き物が行き交う場所ですから、エサの確保には最適ですね。

このカナヘビはまだ体長7センチほどしかありません。

7センチと言ってもカナヘビの場合その6割以上が尻尾ですから

胴体はせいぜい3センチちょい・・・ジュニアサイズといったところです。

でも、カメラのファインダー越しに見たその面構えには

幼体特有のあどけなさは感じませんでした。

用心深く移動しながら周囲の気配をさぐるその表情は、

もう立派なハンターの風格です。

カナヘビにしてみれば越冬を前にしたこの時期、

エネルギーをしっかりと蓄え、体もちょっとでも大きくしたいところです。

効率よく獲物を捕らえるには、なかなかいい猟場選択でした。

それにしても、良い顔してるなあ・・・!

 

Kanahebi1211

|

« 立冬過ぎて・・・ | トップページ | 手負いのイタチっち »

庭のphotoログ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/47807794

この記事へのトラックバック一覧です: ハンターの風格:

« 立冬過ぎて・・・ | トップページ | 手負いのイタチっち »