« 寒い!ちょっとタンマ(笑) | トップページ | 今年のトリは難工事3 »

今年のトリは難工事2

Komachi_mizunuki

 

今日は北風がとても強く、一歩も外に出ませんでした〜。

たまたまデスクワークのみの予定だったのでそんな事も可能でしたが、

外のお仕事のみなさんはきっと大変な思いをされた事と思います。

それにしてもここ数年の年末寒波の強さって、スゴい!

低気圧の発達の仕方がハンパないですもんね。

きっと長中期的な気候変動の現れなのでしょうけど、

こういう極端な変動がこれ以上加速すると、

農業や漁業に甚大な影響が出るばかりでなく、

私たちも安心して暮らせなくなってしまいます。

でも、今回の選挙でもその辺に目が向いてる人って、いないなあ・・・

さて、前々回の記事の続きです。

水車用水の池をビオトープ化する工事ですが、初日の第一歩である

池の水抜き直後に、早速大問題が生じました。

上の写真が水抜き直後の状況です。

向かって向こう正面の穴が沢からの吸水口。手前が排水口です。

水は排水口に差し込まれた止水板を引き抜くだけで簡単に抜く事が出来ます。

排水終了までに要した時間はわずか5分余り。あっけないもんです(笑)

あ、もちろん排水前に池にいた生物は出来る限り回収避難してありますよ。

いたのはマツモムシ、コマツモムシ、ミズカマキリ、タイコウチ、

ヒメゲンゴロウ、ドジョウ、カワニナなど。

いかにもハイイロゲンゴロウが越冬しそうな環境だと思ったのですが、

これはまったく見つかりませんでした。

で、水を抜いたところで何が問題かと言うと、この大量の泥。

事前の情報では流入堆積物は殆ど砂で、それも2年前にさらっているので

まださほどの堆積状態にはなっていないだろうという事でしたが

いやいやこれは結構な厚さだと思います。

下の写真はとりあえず大きな植栽帯の島を置くところを

掘れるだけ掘ってみて、底の状況を確認している様子。

確かめてみると泥の厚さは20〜30センチもあり、

その下に水に運ばれたと思われる砂の層がやはり20センチ程度ありました。

つまり堆積物だけで40〜50センチもある訳で、

水深80センチのこの池のじつに半分以上が堆積物だったことになります。

しかもたった2年間での堆積・・・

これは今後の水管理の方法を考え直さないと、えらい事になってしまいます。

もうひとつ発生した大問題が池の断面構造。

じつは設計に当たってこの池の工事図面を探したのですが

どういう訳か池の詳細図だけが施設図面集から抜けていました。

一方でアプローチの手すりの詳細図面までしっかりあるのにな・・・(笑;)

仕方が無いので概略図を参考にしたのですが、

これが実際の池と大きく異なっていました。

上の写真では斜面に大玉石が埋め込まれたデザインが3段見えるでしょう。

入手した図面ではそもそもこの玉石が一切描かれていなかったのですが、

砂の層を掘り進むとこの玉石は6段あり、

しかも水平な底面にも並んでいる事が判明しました。

正確に言うとこの玉石はじつは人工石で、

3×3の9個が一枚の板に埋め込まれたユニット製品らしく、そのユニットが

斜面に上下2列、底面に1列分はめ込まれていたのです。

うっひゃ〜・・・大量の泥とでこぼこの底面構造。工事できないじゃん!!

どうすんの————————っ!!!          (つづく)

 

Komachi_teidei

|

« 寒い!ちょっとタンマ(笑) | トップページ | 今年のトリは難工事3 »

MY WORKS」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/487746/48276864

この記事へのトラックバック一覧です: 今年のトリは難工事2:

« 寒い!ちょっとタンマ(笑) | トップページ | 今年のトリは難工事3 »