ひよべえと競争
庭の花たちが一度にわっと咲き始めたので、
もう毎日花の話題にしても追いつかないくらいです。
しばらくは花の記事がオンパレードになるかもしれません。
昆虫その他は当分おあずけかな〜(笑)
写真は庭に数本が自生しているヤマウグイスカグラの花。
たいてい2つコンビでぶら下がって咲く、スイカズラ科の低木です。
今年も沢山の花がつきましたが、そろそろ満開。
このピンクの星形は、葉が展開する前から咲き出すので
少し離れた場所からでもけっこう目立ちます。
広がり始めたばかりの初々しい葉は、フレッシュな黄緑色の縁を
赤紫がぼかしで彩る細やかなオシャレをしています。
葉が広がり切ってピンとする頃には消えてしまう縁取りです。
その頃になると、花のあとに結実した腋果が少し透き通った
美しい赤に熟します。この実は食べられるのですよ。
酸味がほとんど無くて、ちょっとだけ甘いです。
子どもの頃は面白半分、食い気半分でぱくついたものですが、
今になって思うのは、こういう果実って酸味が一緒にあって
初めて美味しいと感じる様な気がしますが、
これは子どもの頃と味覚が変わったからなのでしょうかね。
まあ、酸いも甘いも乗り越え・・・かな(笑)
しかし、この実がもっとも甘くなる日を見極め、
すかさず持ってくヤツがいます。・・・ヒヨドリひよべえ。
ヤマウグイスカグラを完熟のタイミングで食べるには、
ヤツとの競争に勝利せねばならないのです(笑;)
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