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ダークホース!

5日の火曜日にいきなりやって来た春が、ちょっと長居してます(笑)

私にしてみれば先週からの超ドタバタの最中にこの急変が起きた訳で、

軽く浦島太郎状態(笑)

しかも来たら数日でいなくなっちゃういつものパターンと違い、

これから数日間も居て下さるとのこと。

嬉しいけど、そのあとの寒の戻りが一段と辛くなりそう・・・

「にわか春」は庭にもいろんな変化をもたらしています。

今までぐずぐずと縮こまっていた春植物たちも急発進。

その中で一番最初に開花するのは何かなあと楽しみに見ていたんですが、

今年の一着はセツブンソウでも寒咲きアヤメでもなく

思いがけないダークホースでした。

それが写真の白い花、バイカオウレンです。

キンポウゲ科の多年草で、暗くて湿り気が多い林床を好む植物です。

オウレンの仲間は漢方で用いられる薬草として有名ですが、

その成分はベルベリンというアルカロイドで、根に多く含まれます。

キンポウゲ科のほとんどがアルカロイドを持っていて、

大抵はそれを「毒」と扱いますが、オウレンの仲間は「薬用」。

もっとも適量であれば、トリカブトのアコニチンも薬用しますよね。

話が脱線してしまいましたが、「黄蓮」として薬用されるのは

セリバオウレンやキクバオウレンで、

薬用成分の少ないバイカオウレンはあまり用いられない様です。

でも、花が地味な他のオウレンと異なり、

その名の通りウメのような形をしたバイカオウレンは

山野草として栽培されることが多い人気種です。

花の構造はセツブンソウとよく似ており、

白くて大きな花弁状のものは花弁ではなく、じつは萼片。

花弁は黄色く見える小さなスプーンみたいな部分で、

蜜腺が発達したいわゆる蜜弁になっています。

このあたりの構造はセツブンソウと一緒ですね。

花の形に注目すると「梅花黄蓮」ですが、

この植物にはゴカヨウオウレン(五加葉黄蓮)という別名もあり、

こちらは葉の形に注目した名前で五加とはウコギのことです。

五つに裂けた葉は、確かにウコギの葉にそっくりです。

私が栽培しているこの株は、真冬の間乾いた寒風にさらし過ぎて、

ちょっと可哀想なことをしてしまいました。

それでもけなげに咲いてくれたので、ごめんなさいを言って

今年は強い日射しや寒風に当てないように気を付けるつもりです。

それにしても一等賞、「よく頑張りました(笑)」

 

Baikaouren130307

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